JPS5882777A - プリンタにおけるオ−トシ−トフイ−ダ−駆動装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、プリンタにおけるオートシートフィーダー駆
動装置に関するものである。

近年、プリンタにおいては紙のセットを容易にするため
、着脱自在なカセット方式を採用しているものがある。

この場合、カセットからプラテンへ向けての紙の給紙は
フィードローラにより行なうものであるが、このフィー
ドローラの駆動のために、従来は、このカセット部にモ
ータ、クラッチ勢を設けて、フィードローラの回転制御
を行なっているものでｔｂす、コストが高く、かつ、大
型化し易いものである。また、たとえば特開昭５４−９
九０９号公報に示されるように、とのモータを本体側の
プラテン等の駆動にも兼用させたものがあるが、この方
式ではオートシートフィーダーとしての汎用性に欠ける
。

一方、印字済みの紙を排紙させる排紙ローラの駆動は本
体側のプラテンからの駆動力をベルト、プーリ、あるい
はギヤ等を用いて取るのが一般的である。これは、プラ
テンの回転時に排出四−ラも同様に回転させる必要があ
るからである。とζろが、このためにはあらかじめ本体
側のプラテンに排紙ローラ駆動用のギヤ等を取付けてお
かなければならないものである。また、ギヤ等により伝
達する場合、それぞれの機種によりプラテン径が異なっ
ていることから、排紙ローラの周速をプラテンの周速に
合わせるためにはギヤ比を各機種ごとく変えなければな
らないものである。

本発明は、このような点に鑑みなされたもので、簡単で
安価にして汎用性に優れたプリンタにおけるオートシー
トフィーダー駆動装置を得ることを目的とするものでお
る。

本発明は、フィードローラと排紙ローラとを１つのパル
スモータにより回転させるものであるが、この際それぞ
れの伝達系に一方向クラッチを設けて、パルスモータの
一方向の回転によりフィードローラのみ回転させ、他方
向の回転により排紙ローラのみ回転させることにより、
簡単で安価なオートシートフィーダーとすることができ
るように構成したものである。

本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

まず、本体（１）内には図示しないモータにより回転駆
動されるプラテン（２）が設けられ、このプラテン（２
）に対して圧力ローラ（３）、ガイド板（４）等が設け
られている。このガイド板（４）の近傍には給紙された
紙の先端を検出するフォトセンサー（５）が設けられて
いる。

そして、本体（１）上部に着脱自在に装着されるオート
シートフィーダーの側板（６）により所定位置に着脱自
在に支持されるカセット（７）が設けられている。この
カセット（７）内には記録紙が所定枚数収納されている
ものであり、図示しない押上げ機構等を有し、一番上の
紙に接してこれをプラテン（２）Ｋ向けて給紙させるフ
ィードローラ（８）が設けられている。このフィードロ
ーラ（８）、ガイド板（４）間にはガイド板（９）が設
けられている。そして、プラテン（２）においてハンマ
ー等により印字済みの紙を排紙方向にガイドするガイド
板αＱが設けられ、さらに排紙ローラαやと従動ローラ
（６）とが対で設けられている。

しかして、前記側板（６）には１つのパルスモータ（至
）が取付けられている。そして、前記フィードローラ（
８）は側板（６）間に軸受ａ４を介して回転自在に支持
された軸（至）上に一方向りラッチα・を介して取付け
られており、この軸（至）の一端にはブー１７　Ｑカが
固定され、ベルト［相］によりモータ軸（至）上のプー
リ（ホ）と連結されて、その駆動伝達系が構成されてい
る。

一方、排紙ローラαやと従動ローラ（２）も側板（６）
に軸受（ハ）に）を介して回転自在に支持された軸■（
財）に取付けられている。そして、前記軸（至）の他端
には一方向クラッチ（ト）とは逆方向で作用する一方向
クラッチ（ホ）を介してプーリ（７）が取付けられ、ベ
ルト（ロ）により軸（財）上に設けられたプーリ＠に連
結されている。すなわち、排紙ローラα■の伝達系はフ
ィードクーラ（８）の伝達系を共用しつつ一方向クラッ
チ（ハ）、プーリに）、ベルト（財）、プーリに）、軸
四によシ構成されている。

このような構成において、パルスモータ（２）が第１図
中で時計方向に回転すると、一方向クラッチ（２）が軸
（至）にかみフィードローラ（８）が回転するように設
定されている。そこで、カセット（７）から０紙の給紙
時にはパルスモータ（至）を時計方向に回転させること
により行なわれる。そして、フィードローラ（８）の時
計方向の回転により送り出された紙はガイド板（９）　
（４）にガイドされてプラテン（２）に向かう。

このとき、紙の先端通過がフォトセンサー（５）　Ｋよ
り検出され、パルスモータ（至）の残りの駆動パルス数
が修正される。これは、カセット（７）からの紙のフィ
ード量がフィードローラ（８）の周囲の回転量より最大
ｌＯチ位少なくなるまで種々の条件によりバラツクため
に１その修正を駆動終了間際に行なうためである。この
ようにパルスモータ（至）、したがって、軸（至）が時
計方向に回転しているときには、一方向クラッチ（ホ）
がかみ合わず空回りし、プーリに）以下排紙ローラαυ
に駆動力が伝達されず、排紙ローラαカ、従動ローラ（
ロ）は回転しない。

一方、印字済みの記録紙を排紙でせる際には、パルスモ
ータ（２）を逆方向、すなわち、第１図において反時計
方向に回転させる。これにより、軸（至）が反時計方向
に回転し、一方向クラッチａ→はかみ合わずフィードロ
ーラ（８）は回転しない。しかし、一方向クラッチに）
は軸（至）にかみ、プーリ（２）が反時計方向に回転し
、ベルト（転）、グーＩＪ　Ｈを介して排紙ｐ−ラ（１
１が反時計方向に回転して排紙動作を行なうことになる
。この場合、パルスモータ（至）の駆動はプラテン（２
）駆動用のモータの動きに合わせ、かつ、プラテン（２
）による排出スピードと排紙ローラαυの周速とを同じ
にする必要があるが、従来のように何種類ものギヤ等を
用意しておき取換える等の必要がなく、パルスモータ（
２）駆動のためのソフトウェアの変更で対処できるもの
である。したがって、本実施例によれば、オートシート
フィーダー側単独で構成されており、本体（１）側のプ
ラテン（２）に排紙ローラαｐ駆動用のギヤ等を取付け
ておく必要がなく、どんな機種にも取付けることができ
る汎用性に優れたものとなる。

本発明は、上述したようにフィードローラと排紙ローラ
とを回転駆動させる１つのパルスモータを設け、それぞ
れの伝達系に一方向クラッチを介在させることにより、
パルスモータの一方向ノ回転ではフィードローラを駆動
させ、他方向Ｑ回転では排紙ローラを駆動させるように
したので、それぞれのローラの動作に支障を与えること
なくオートシートフィーダーにおいて簡単かつ安価に構
成でき、本体側のプラテンの駆動系等と関係しないので
、どんな機種にも取付けることができ、その汎用性を高
めることができるものである。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図は概略側
面図、第２図はその駆動伝達系の水平断面図である。 ７・・・カセット、８・・・フィードローラ、１１・・
・排紙ローラ、１３・・・パルスモータ、１６・・・一
方向クラッチ、２５・・・一方向クラッチ 出　願　人　　　株式会社リコー

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. カセットから紙を給紙するフィードローラと、印字済み
   の紙を排紙する排紙ローラと、これらのフィードローラ
   と排紙ローラとを回転駆動させる１つのパルスモータと
   を設け、このパルスモータの回転方向に応じてそれぞれ
   フィードローラと排紙ローラとの一方のみを回転駆動さ
   せる一方向クラッチをそれぞれの伝達系に設けたことを
   特徴とするプリンタにおけるオートシートフィーダー駆
   動装置。