JPS5880400A - 皮革の製造方法 - Google Patents
皮革の製造方法Info
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- JPS5880400A JPS5880400A JP17842281A JP17842281A JPS5880400A JP S5880400 A JPS5880400 A JP S5880400A JP 17842281 A JP17842281 A JP 17842281A JP 17842281 A JP17842281 A JP 17842281A JP S5880400 A JPS5880400 A JP S5880400A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は靴甲革用、貸物用、ベルト用或いは衣料用革の
性能を向上する方法に関し、更に詳しくはこれの革の揉
し工程中に、部分アシル化ア々ノシリコンあるいは完全
アシル化アミノシリコンからなるシリコン系皮革処理剤
にて処理することにより、柔軟性、豊満性、弾性、伸縮
性、触感等の性能にすぐれた革を与えることのできる皮
革の製造方法に関するものである。
性能を向上する方法に関し、更に詳しくはこれの革の揉
し工程中に、部分アシル化ア々ノシリコンあるいは完全
アシル化アミノシリコンからなるシリコン系皮革処理剤
にて処理することにより、柔軟性、豊満性、弾性、伸縮
性、触感等の性能にすぐれた革を与えることのできる皮
革の製造方法に関するものである。
靴甲革用、袋物用、ベルト用或いは衣料用革の性能を向
上する試みは古くから行われているが、最近特に豊満性
、弾性、伸縮性、触感等の性能を更に向上することが強
く望まれている。これらの革の揉しは主としてクロム繰
しで行なわれ、また一部アルデヒド類、明パンあるいは
ジルコニウム塩の単独又はクロム揉しとの併用により行
なわれている。しかしながらこれらの揉し方法により揉
された革はいづれも空疎で偏平な革しか得られず、これ
を改善するため古くは天然タンニン、合成タンニン類に
よる再揉しに始まり、尿素樹脂、メラζン樹脂の充填や
、最近ではアクリル系樹脂を革の繊維組織中に沈着させ
る轡の方法が行なわれてきている。またシリコン系の樹
脂又はオイルを単独で又は他の油剤やワックス等と混合
して革に施し、革の光沢や柔軟性、触感或いは撥水性を
付与する事も行われている。しかしこれらの方法によつ
ては伸縮性と充実性、柔軟性と弾性などの性能を同時に
満足させることが困難であり、いづれも充分な方法では
なかった。
上する試みは古くから行われているが、最近特に豊満性
、弾性、伸縮性、触感等の性能を更に向上することが強
く望まれている。これらの革の揉しは主としてクロム繰
しで行なわれ、また一部アルデヒド類、明パンあるいは
ジルコニウム塩の単独又はクロム揉しとの併用により行
なわれている。しかしながらこれらの揉し方法により揉
された革はいづれも空疎で偏平な革しか得られず、これ
を改善するため古くは天然タンニン、合成タンニン類に
よる再揉しに始まり、尿素樹脂、メラζン樹脂の充填や
、最近ではアクリル系樹脂を革の繊維組織中に沈着させ
る轡の方法が行なわれてきている。またシリコン系の樹
脂又はオイルを単独で又は他の油剤やワックス等と混合
して革に施し、革の光沢や柔軟性、触感或いは撥水性を
付与する事も行われている。しかしこれらの方法によつ
ては伸縮性と充実性、柔軟性と弾性などの性能を同時に
満足させることが困難であり、いづれも充分な方法では
なかった。
本発明者等は甲革用、袋物用、ベルト用、衣料用革に対
し厳近特に要望されている豊満性、柔軟性、伸縮性、触
感等すべてを満足させる高品質の皮革を製造する方法に
関し檀々検討した結果本発明に到達したものである。従
って本発明は上記の種々の特性を満足しうるところの皮
革の製造方法を提供する。
し厳近特に要望されている豊満性、柔軟性、伸縮性、触
感等すべてを満足させる高品質の皮革を製造する方法に
関し檀々検討した結果本発明に到達したものである。従
って本発明は上記の種々の特性を満足しうるところの皮
革の製造方法を提供する。
即ち、本発明は、皮革をその揉し工程の間、或いは染色
加脂工程の末期に、１分子中に平均で少なくとも２個の
１級及び／又は２級のアミノ基を含有するオルガノポリ
シロキサンと該アミノ基と反応性を有する有機酸無水物
又は有機酸塩化物とを反応させて得られる、該アミノ基
の１部あるいは全部がアシル化されたオルガノポリシロ
キサンを主成分とするアシル化アミノシリコン系皮革処
理剤にて処理することを特徴とする皮革の製造方法を提
供するものである。
加脂工程の末期に、１分子中に平均で少なくとも２個の
１級及び／又は２級のアミノ基を含有するオルガノポリ
シロキサンと該アミノ基と反応性を有する有機酸無水物
又は有機酸塩化物とを反応させて得られる、該アミノ基
の１部あるいは全部がアシル化されたオルガノポリシロ
キサンを主成分とするアシル化アミノシリコン系皮革処
理剤にて処理することを特徴とする皮革の製造方法を提
供するものである。
本発明に使用するアシル化アミンシリコンは、アミノシ
リコンを有機酸無水物あるいは有機酸りｐリドと反応せ
しめて得られ、その際にアミノ基とアシル化剤との比率
を変えることで部分アシル化物あるいは完全アシル化物
が生成する。この時のアシル化反応は公知の方法に従っ
て行なうことができるが、使用するアミノシリコンは１
級及び／又は２級のアミノ基を１分子中に平均で少くと
も２個含有する亀ので、粘度は１０〜１０万ｃｓｔ（２
５℃）のものが必要である。
リコンを有機酸無水物あるいは有機酸りｐリドと反応せ
しめて得られ、その際にアミノ基とアシル化剤との比率
を変えることで部分アシル化物あるいは完全アシル化物
が生成する。この時のアシル化反応は公知の方法に従っ
て行なうことができるが、使用するアミノシリコンは１
級及び／又は２級のアミノ基を１分子中に平均で少くと
も２個含有する亀ので、粘度は１０〜１０万ｃｓｔ（２
５℃）のものが必要である。
アシル化剤としては、Ｃ１〜８の直鎖状アルキルを有す
る脂肪酸の無水物又は酸クロリドがあり、好ましくは０
１〜５のアルキルを有するものが曳い。
る脂肪酸の無水物又は酸クロリドがあり、好ましくは０
１〜５のアルキルを有するものが曳い。
本発明のアシル化アミノシリコン系皮革処理剤を皮革に
適用する場合は、有機溶剤に溶解した溶液として適用す
るか、あるいは乳化剤を用いて工！ルジ■ンにして適用
するのがよいが、一般には工ｉルジ璽ンが用いられる。
適用する場合は、有機溶剤に溶解した溶液として適用す
るか、あるいは乳化剤を用いて工！ルジ■ンにして適用
するのがよいが、一般には工ｉルジ璽ンが用いられる。
上記有機溶剤としては石油系溶剤、トリクロルエチレン
、パークロルエチレン、トリク四ルエタンなどの塩累化
炭化水素類があり、他にイングロペノール、メチルエチ
ルケトン、酢酸エチル、トルエンなどの有機溶剤も使用
出来る。咳アシル化アミンシリコンをエマルジ冒ン化す
る際１吏用する乳化剤としては組合せ使用し九場合の、
痣合ＨＬＢが１１〜１４の範囲にあるものであればよい
。
、パークロルエチレン、トリク四ルエタンなどの塩累化
炭化水素類があり、他にイングロペノール、メチルエチ
ルケトン、酢酸エチル、トルエンなどの有機溶剤も使用
出来る。咳アシル化アミンシリコンをエマルジ冒ン化す
る際１吏用する乳化剤としては組合せ使用し九場合の、
痣合ＨＬＢが１１〜１４の範囲にあるものであればよい
。
本発明において皮革とは各檜補乳動物あるいは爬央類の
皮（毛皮も含む）をいう。
皮（毛皮も含む）をいう。
本発明の実楕は適用する皮革あ一種類にょシ若干異なる
が、まず毛皮類においては主として行なわれるホルマリ
ン、明パン等による揉し工程の末期に、浴のｐＨを五〇
〜＆０にして、本発明のアシル化アミノシリコン系皮革
処理剤をα５〜５ ｆ／ｌ（有効成分換算値、以下同様
）の濃度で加え、革の繊維組織内部に吸着させる。次い
で、常法に従い仕上げ処理する。
が、まず毛皮類においては主として行なわれるホルマリ
ン、明パン等による揉し工程の末期に、浴のｐＨを五〇
〜＆０にして、本発明のアシル化アミノシリコン系皮革
処理剤をα５〜５ ｆ／ｌ（有効成分換算値、以下同様
）の濃度で加え、革の繊維組織内部に吸着させる。次い
で、常法に従い仕上げ処理する。
甲革用、袋物用、ベルト用、銀付衣料革等の場合には、
クロム揉しを終了後、妥すればスプリッティング、シェ
ービング等の工程’ｆｃ−ｍｕ、充分水洗し、ドシムに
入れ、ｐＨを５〜５に調整し、シェービング重量を基準
に本発明のアシル化アンノシリコン系皮革処理剤をＣＬ
５〜５ζ加え、革憤維組織中に吸着させた後、１．ｏ〜
１．５この重炭酸ソーダを徐々に添加していき、革の全
断面におけるｐＨをａＯ〜瓜５に調整する。その後は通
常通り染色加脂仕上げを行なう。
クロム揉しを終了後、妥すればスプリッティング、シェ
ービング等の工程’ｆｃ−ｍｕ、充分水洗し、ドシムに
入れ、ｐＨを５〜５に調整し、シェービング重量を基準
に本発明のアシル化アンノシリコン系皮革処理剤をＣＬ
５〜５ζ加え、革憤維組織中に吸着させた後、１．ｏ〜
１．５この重炭酸ソーダを徐々に添加していき、革の全
断面におけるｐＨをａＯ〜瓜５に調整する。その後は通
常通り染色加脂仕上げを行なう。
スェード革の如く特にケバ面の光沢を要求される場合は
、常法により染色加脂を行ない、引続き同浴にて、或い
は５０〜６ｏ′ｃＫ保った新浴にてシェービング重量基
準にて本発明のアシル化アミノシリコン系皮革処理剤を
（Ｌ５〜５〜添加し、吸着させた後、水洗乾燥し、仕上
げを行なう。
、常法により染色加脂を行ない、引続き同浴にて、或い
は５０〜６ｏ′ｃＫ保った新浴にてシェービング重量基
準にて本発明のアシル化アミノシリコン系皮革処理剤を
（Ｌ５〜５〜添加し、吸着させた後、水洗乾燥し、仕上
げを行なう。
上記の如く本発明の方法により得られる皮革層は従来通
シ処理した皮に比べて、風合、触感、豊満性、光沢にす
ぐれ、かつ伸縮性、充実性、柔軟性、弾性にもすぐれて
おシ、調和のとれ丸性能を示シティる。ま九最終工程で
のアイロン処理ニよる銀面の平滑状、型の深持性にもす
ぐれており、従来にない高品質の皮革が得られる。
シ処理した皮に比べて、風合、触感、豊満性、光沢にす
ぐれ、かつ伸縮性、充実性、柔軟性、弾性にもすぐれて
おシ、調和のとれ丸性能を示シティる。ま九最終工程で
のアイロン処理ニよる銀面の平滑状、型の深持性にもす
ぐれており、従来にない高品質の皮革が得られる。
本発明によシ得られるアシル化アミノシリコ／系皮革処
理剤によるすぐれた効果がめかなる機構によるものかは
明らかではないが、アシル化ア々ノシリコン中のアミノ
基あるいはアシド基が皮革贋白中のペプチド基との何ら
かの化学的作用により親和性を有し、吸着して、シリコ
ン特有のすぐれた柔軟性、伸縮性、光沢等の特性を撥揮
するものと考えられる。
理剤によるすぐれた効果がめかなる機構によるものかは
明らかではないが、アシル化ア々ノシリコン中のアミノ
基あるいはアシド基が皮革贋白中のペプチド基との何ら
かの化学的作用により親和性を有し、吸着して、シリコ
ン特有のすぐれた柔軟性、伸縮性、光沢等の特性を撥揮
するものと考えられる。
以下に例をもって本発明を説明するが、本発明はこの例
に限定されるものではない。尚例中の部及び鴫は重量部
及び重量ζを表わす。
に限定されるものではない。尚例中の部及び鴫は重量部
及び重量ζを表わす。
製造例１
２５℃における粘度が２０００ ｃｍ−１，アミノ当量
４０００のアミノシリコン２００部及び無水酢酸６部を
反応容器に仕込み、チッソガス中にて昇温し、１００〜
１１０℃の温度で約１時間反応させた０反応終了後冷却
し、ノニルフェノール系非イオン活性剤であるサンモー
ルＴＩ、（日華化学製）１１部、サンモールＮＰコンク
（日華化学製）２７部、サンモールＮ１１７０Ｆ（日華
化学製）１０部、及び水７５０部を加えて乳化させ安定
な二！ルジ冒ンを得た（生成物人とする、アシル化率７
０％）。
４０００のアミノシリコン２００部及び無水酢酸６部を
反応容器に仕込み、チッソガス中にて昇温し、１００〜
１１０℃の温度で約１時間反応させた０反応終了後冷却
し、ノニルフェノール系非イオン活性剤であるサンモー
ルＴＩ、（日華化学製）１１部、サンモールＮＰコンク
（日華化学製）２７部、サンモールＮ１１７０Ｆ（日華
化学製）１０部、及び水７５０部を加えて乳化させ安定
な二！ルジ冒ンを得た（生成物人とする、アシル化率７
０％）。
製造例２
２５℃における粘度が２０００ ｃｓｔ、アミノ当量４
０００のアミノシリコン２００部及び無水酢酸８部を反
応容器に仕込み、製造例１と同様に反応させ、次いで乳
化して安定なエマルジ璽ンを得九（生成物Ｂとする、ア
シル化率１００９４）。
０００のアミノシリコン２００部及び無水酢酸８部を反
応容器に仕込み、製造例１と同様に反応させ、次いで乳
化して安定なエマルジ璽ンを得九（生成物Ｂとする、ア
シル化率１００９４）。
製造例５
２５℃における粘度が３万ｃｓｔ、アミノ当量４００
ＱＣ）アミノシリコン２００部及び無水酢酸１３部を度
広容器に仕込み、製造例１と同様にして反応させ、その
後同様に乳化して安定な二ｉルジ冒ンを得九（生成物Ｃ
とする、アシル化率７０％）。
ＱＣ）アミノシリコン２００部及び無水酢酸１３部を度
広容器に仕込み、製造例１と同様にして反応させ、その
後同様に乳化して安定な二ｉルジ冒ンを得九（生成物Ｃ
とする、アシル化率７０％）。
実施例１
り四人化合物により常法をもって揉され、シェービング
によりｔ２ｍの厚さに調整された牛革を、シェービング
重量で１１用意し、木製ドラム中にて３０分間水洗し、
次いでシェービング電歇を基準として水２００こと本発
明生成物Ａ２％にて６０分間処理し、同浴に重炭酸ナト
リウム１％を添加して更に９０分間処理し、革のｐＨを
６に調整する０次に流水にて３０分間水洗し、ドラム中
の水を抜く、そこに約５０℃となるように加温された水
２００％４と酸性染料であるクロムレザーファーストブ
ラックＴＵ（１４１輪）（バイエル社製）を１％加えて
４０分間処理し、更に蟻酸を１５％株加し、２０分間回
転処理し染色する。
によりｔ２ｍの厚さに調整された牛革を、シェービング
重量で１１用意し、木製ドラム中にて３０分間水洗し、
次いでシェービング電歇を基準として水２００こと本発
明生成物Ａ２％にて６０分間処理し、同浴に重炭酸ナト
リウム１％を添加して更に９０分間処理し、革のｐＨを
６に調整する０次に流水にて３０分間水洗し、ドラム中
の水を抜く、そこに約５０℃となるように加温された水
２００％４と酸性染料であるクロムレザーファーストブ
ラックＴＵ（１４１輪）（バイエル社製）を１％加えて
４０分間処理し、更に蟻酸を１５％株加し、２０分間回
転処理し染色する。
次いで同浴に脱ロウマッコウ鯨油亜硫酸酸化物を２％添
加して４０分間処理し、後流水にてＳ０分水洗する。こ
れを吊るし干しして乾燥後、パイプレージｌンステー千
ングに処す。
加して４０分間処理し、後流水にてＳ０分水洗する。こ
れを吊るし干しして乾燥後、パイプレージｌンステー千
ングに処す。
この様にして得られ九本は通常の皮に比べて柔軟性、充
実性、豊満性、弾力性、表面のなめらかさ、きめの細か
さ、触感等に於て著しく改善された。ｔた、１５０℃、
１００気圧にて押された模様型は本発明処理剤にて処理
したものに於て明らかに型の保持性において有効性を示
した。更に、もみしぼりに於ても艮好な結果を示した。
実性、豊満性、弾力性、表面のなめらかさ、きめの細か
さ、触感等に於て著しく改善された。ｔた、１５０℃、
１００気圧にて押された模様型は本発明処理剤にて処理
したものに於て明らかに型の保持性において有効性を示
した。更に、もみしぼりに於ても艮好な結果を示した。
実施例２
クロム化合物によシ常法により揉され、シェービングを
施こされたボート革７枚（全重量２．２Ｋｐ）を用意し
、木製ドラム中にて流水で４０分間水洗する。次にシェ
ービング重量基準の２００％の水と蟻酸を適量加えて革
の断面のｐＨを最低値で約４とし、更に４０分間処理す
る。
施こされたボート革７枚（全重量２．２Ｋｐ）を用意し
、木製ドラム中にて流水で４０分間水洗する。次にシェ
ービング重量基準の２００％の水と蟻酸を適量加えて革
の断面のｐＨを最低値で約４とし、更に４０分間処理す
る。
次いで水２００％と本発明生成物８２ことを添加して６
０分間処理し、そこに重炭酸ナトリウム１％を添加して
更に１００分間処理して革の全断面のｐＨを約６に調整
した後、流水にてＳ０分間水洗する。
０分間処理し、そこに重炭酸ナトリウム１％を添加して
更に１００分間処理して革の全断面のｐＨを約６に調整
した後、流水にてＳ０分間水洗する。
次にドラム中の水を抜き、そこに約５０℃となる様に加
温された水４００％と１：２型含金酸性染料のイノデル
ムダークブラウンＲエキストラ（７ランプ譚−ル社製）
を２％、均染剤である、ＪＬ＆−ボンＷ８（日華化学Ｒ
）をα５に添加して６０分間九通し、同浴に蟻酸を（１
５％添加し、更に２０分間処理して染色する。
温された水４００％と１：２型含金酸性染料のイノデル
ムダークブラウンＲエキストラ（７ランプ譚−ル社製）
を２％、均染剤である、ＪＬ＆−ボンＷ８（日華化学Ｒ
）をα５に添加して６０分間九通し、同浴に蟻酸を（１
５％添加し、更に２０分間処理して染色する。
次に精製魚油の硫酸化物２％、脱ロウマツコク鯨油亜硫
酸化油１％及び合成中性油（ＲＮオイル、泰光油層社Ｉ
Ｉ）をａ５ζ添加し、５０分処理後、流水にて２０分間
水洗する。その後常法通り仕上げる。この儂にして得ら
れた革は、通常の革に比べて柔軟性、充実性、◆温性、
弾力性、表面のなめらかさ、きめの細かさ、触感等にお
いて明らかにすぐれている。
酸化油１％及び合成中性油（ＲＮオイル、泰光油層社Ｉ
Ｉ）をａ５ζ添加し、５０分処理後、流水にて２０分間
水洗する。その後常法通り仕上げる。この儂にして得ら
れた革は、通常の革に比べて柔軟性、充実性、◆温性、
弾力性、表面のなめらかさ、きめの細かさ、触感等にお
いて明らかにすぐれている。
シープ革を上記と同様に中和工程まで行ない、植物タン
ニン及び合成タンニンにて軽く再揉後、常法通り加脂、
乾燥し九草においても、通常加工のシープ革に比べて品
質がすぐれていた。
ニン及び合成タンニンにて軽く再揉後、常法通り加脂、
乾燥し九草においても、通常加工のシープ革に比べて品
質がすぐれていた。
実施例Ｓ
クロム化合物にて常法通ｂｙされ、約α７１１１の厚さ
にシェービングされ、パフィングを施こされ九豚スェー
ド用革２００枚を用意し、木製ドラムにて常法によ妙中
和、染色、加脂を施こした後、同浴又は新浴にてシェー
ビングｉｔ基準として本発明生成物Ｃを２．５〜加え、
１０〜２０分処理し、常法通り仕上げる。
にシェービングされ、パフィングを施こされ九豚スェー
ド用革２００枚を用意し、木製ドラムにて常法によ妙中
和、染色、加脂を施こした後、同浴又は新浴にてシェー
ビングｉｔ基準として本発明生成物Ｃを２．５〜加え、
１０〜２０分処理し、常法通り仕上げる。
この様にして得た豚スェード革は通常の革に比べて、特
にスェード面の毛シャ、革の柔軟性、豊満性、スェード
面、銀大のきめの細かさ、なめらかさ等に於て著しく品
質がすぐれていた。
にスェード面の毛シャ、革の柔軟性、豊満性、スェード
面、銀大のきめの細かさ、なめらかさ等に於て著しく品
質がすぐれていた。
また、豚スェード用革につき実施例１と同様に中和前に
本発明生成物０２％にて処理し、通常の方法で仕上げた
革も前記１と同様のすぐれた性能を示した。
本発明生成物０２％にて処理し、通常の方法で仕上げた
革も前記１と同様のすぐれた性能を示した。
実施例４
クロム化合物にて揉されたベビーラムの毛皮の黒色両面
染めの場合、まず軍部の染色のため木製パドル中に毛皮
重量の２０倍の浴をとり、４０℃に調整し、加脂剤とし
て脱ロウｉツコウ曽油亜硫酸化油１ ｆ／を及びアンモ
ニア水１ ｔ／ｌを加え、Ｓ０分間処理する。次に同浴
に軍部染色用酸性染料であるコリアジッドブラックＢ（
フランコロール社製）２ ｆ／ｌを添加して６０分間処
理し、更に同浴に１−／ｌの蟻酸を加えて６０分間染色
する。後水洗、脱水、乾燥する０次いで毛を染色するた
め咳毛皮乾燥重量の！ＩＯ倍の水をとり、６０℃に調整
し、同浴に毛部染用酸性染料セラアシッドブラックＲＢ
（チバガイギー社製）を６ ｆ／Ｊ！加え、６０分間処
理する。更に蟻酸を２−／を加え、４０分間処理する。
染めの場合、まず軍部の染色のため木製パドル中に毛皮
重量の２０倍の浴をとり、４０℃に調整し、加脂剤とし
て脱ロウｉツコウ曽油亜硫酸化油１ ｆ／を及びアンモ
ニア水１ ｔ／ｌを加え、Ｓ０分間処理する。次に同浴
に軍部染色用酸性染料であるコリアジッドブラックＢ（
フランコロール社製）２ ｆ／ｌを添加して６０分間処
理し、更に同浴に１−／ｌの蟻酸を加えて６０分間染色
する。後水洗、脱水、乾燥する０次いで毛を染色するた
め咳毛皮乾燥重量の！ＩＯ倍の水をとり、６０℃に調整
し、同浴に毛部染用酸性染料セラアシッドブラックＲＢ
（チバガイギー社製）を６ ｆ／Ｊ！加え、６０分間処
理する。更に蟻酸を２−／を加え、４０分間処理する。
その後６０分水洗する。
次に毛皮重量のＳ０倍の水をとり、４０℃に調整後、加
脂剤としてドレッシングオイル８Ｔ（春光油脂社製）を
６ ｆ／を及びドレッシングオイルＰＲ（泰光油−脂社
製）を４ ｆｉｔ加え、６０分間処理する。同浴にα７
−／Ｌの蟻酸を加え、５０分間処理する０次に咳毛皮の
５０倍の水をとり、本発明生成物人を２ ｆ／１．添加
して６０分間処理し、更に＠酸を１１７ ｄ／ Ｌ加え
てＳ０分間処理し、次いで水洗、脱水、乾燥を行なう。
脂剤としてドレッシングオイル８Ｔ（春光油脂社製）を
６ ｆ／を及びドレッシングオイルＰＲ（泰光油−脂社
製）を４ ｆｉｔ加え、６０分間処理する。同浴にα７
−／Ｌの蟻酸を加え、５０分間処理する０次に咳毛皮の
５０倍の水をとり、本発明生成物人を２ ｆ／１．添加
して６０分間処理し、更に＠酸を１１７ ｄ／ Ｌ加え
てＳ０分間処理し、次いで水洗、脱水、乾燥を行なう。
これを帯電防止剤及びツヤ出し用シリプンを水に１１１
１鱗したものを混合し九オガ屑中に入れてドラムにて回
転処理をする。
１鱗したものを混合し九オガ屑中に入れてドラムにて回
転処理をする。
このようＫして得た毛皮は通常の加工によった毛皮より
も染料の脱落、毛皮の織合を改咎し、更に伸縮性、柔軟
性、毛すパキ、光沢、色の深み等を著しく改善して、視
覚的、感覚的にも上品な毛皮となり、以後の加工も容易
ならしめるものである。
も染料の脱落、毛皮の織合を改咎し、更に伸縮性、柔軟
性、毛すパキ、光沢、色の深み等を著しく改善して、視
覚的、感覚的にも上品な毛皮となり、以後の加工も容易
ならしめるものである。
実施例５
常法によ〉水清、裏打ち、洗浄を施こしたミンクの毛皮
を用意し、同毛皮重量の！ＩＯ倍の水を木製パドルにと
り、約ｓＯ℃とし、食塩を５００／ｌ。
を用意し、同毛皮重量の！ＩＯ倍の水を木製パドルにと
り、約ｓＯ℃とし、食塩を５００／ｌ。
ヒドロキシ酢酸（７０％）を１Ｏ−／ｌＳ及び蟻酸を５
−／を添加し、４６時間処理後、脱水する。
−／を添加し、４６時間処理後、脱水する。
次に毛皮重量の５０倍の水を２８〜３０℃にてパドルに
とシ、５０ｆ／ｌの食塩、５０ｆ／Ａのカリ明パン及び
２ｔの本発明生成物Ａを加えて２４時間処理する。その
後、適竜の重炭酸ソーダにて浴をｐＨ＆７〜＆ｉｌＫｍ
ｌ！し、更に３時間処理する。−跳馬かけ放置後乾燥し
、常法通９ドラム中にてオガ屑処理を施こす。
とシ、５０ｆ／ｌの食塩、５０ｆ／Ａのカリ明パン及び
２ｔの本発明生成物Ａを加えて２４時間処理する。その
後、適竜の重炭酸ソーダにて浴をｐＨ＆７〜＆ｉｌＫｍ
ｌ！し、更に３時間処理する。−跳馬かけ放置後乾燥し
、常法通９ドラム中にてオガ屑処理を施こす。
この様にして得たミンク毛皮は特徴ある伸縮性と上品な
光沢を増し、よシ一層高級品としての価値を高める。
光沢を増し、よシ一層高級品としての価値を高める。
性能試験例
実施例１にて処理した牛革及び実施例３の如く処理した
豚スェード革について、その性能を比較する丸め剛軟度
を測定した。測定方法は、ｒ −ｒ Ｂ −Ｌ−１０９
４Ａ法（４５” カンチレバー法）及びＪＩＢ−Ｌ−
１０？４０法（クラーク法）Ｋよった。その結果を表１
に示した。
豚スェード革について、その性能を比較する丸め剛軟度
を測定した。測定方法は、ｒ −ｒ Ｂ −Ｌ−１０９
４Ａ法（４５” カンチレバー法）及びＪＩＢ−Ｌ−
１０？４０法（クラーク法）Ｋよった。その結果を表１
に示した。
表 １
（単位 ｗ）
以上の如く、本発明の方法によれば、牛革の様に厚くて
硬い革も非常に柔軟になり豚革に近い値まで低下し、ま
た豚革の様な柔い革も更に柔軟性を向上する事がわかる
。
硬い革も非常に柔軟になり豚革に近い値まで低下し、ま
た豚革の様な柔い革も更に柔軟性を向上する事がわかる
。
特許出願人
日華化学工業株式会社
清水ケ建カル株式会社
特許出願代理人
弁理士 青 木 朗
弁理士 酉 舘 和 之
弁理士宴田維夫
弁理士 山 口 昭 之
手続補正書（ｇ幻
昭和５６年１２月γ日
特許庁長官 島 １）番 樹 殿
１、事件の表示
昭和５６年特許願第１７８４２２号
２、発明の名称
皮革の製造方法
３、補正をする者
事件との関係 特許出願人
名称 日華化学工業株式会社−
名称 清水ケイカル株式会社
を代理人
住所 〒１０５東京都港区虎ノ門−丁目８番１０号靜光
虎ノ門ピル電話（５０４）０７２１６、補正Ｏ内容 （１）明細書第５頁、１行目、「イソグロペノール」と
あるをｒイソデロノ母ノール」に補正する。
虎ノ門ピル電話（５０４）０７２１６、補正Ｏ内容 （１）明細書第５頁、１行目、「イソグロペノール」と
あるをｒイソデロノ母ノール」に補正する。
（２） 明細書落６頁、１８行目、「平滑状」とある
をｒ平滑性」に補正する。
をｒ平滑性」に補正する。
（３）明細書第９頁、２０行目、「もみしぼシ」とある
をｒもみしぼｊに補正する。
をｒもみしぼｊに補正する。
Claims (1)
- ｔ 皮革の製造において、皮革を、その揉し工程の間或
いは染色加８「工程の末期に、１分子中に平均で少なく
と％２個の１級及び／又は２級のアミノ基を、含有する
オルガノポリシロキサンと該アミノ基と反応性を有する
有機酸無水物又は有機酸塩化物とを反応せしめて得られ
る、核ア電ノ基の１ｇあるいは全部がアシル化されたオ
ルガノポリシロキサンを主成分とするアシル化アミノシ
リゴン系皮革処理剤にて処理することを％僧とする皮革
の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17842281A JPS5923760B2 (ja) | 1981-11-09 | 1981-11-09 | 皮革の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17842281A JPS5923760B2 (ja) | 1981-11-09 | 1981-11-09 | 皮革の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5880400A true JPS5880400A (ja) | 1983-05-14 |
| JPS5923760B2 JPS5923760B2 (ja) | 1984-06-04 |
Family
ID=16048219
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17842281A Expired JPS5923760B2 (ja) | 1981-11-09 | 1981-11-09 | 皮革の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5923760B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6018600A (ja) * | 1983-07-12 | 1985-01-30 | ミクロ工業株式会社 | 毛皮の毛づや出し剤組成物 |
| WO2009105963A1 (en) * | 2008-02-26 | 2009-09-03 | Rhodia-Hengchang (Zhangjiagang) Specialty Chemical Co., Ltd. | Poly hydroxyl alkyl phosphine-organic silicon tanning agent, its preparation and application in fur tanning |
| CN101965411A (zh) * | 2008-02-26 | 2011-02-02 | 罗地亚-恒昌（张家港）精细化工有限公司 | 基于循环多羟基烷基膦及其衍生物的皮革鞣制方法 |
| KR102494810B1 (ko) * | 2021-11-29 | 2023-02-06 | 이상윤 | 방수성 및 내스크래치성을 가지는 스프레이용 친환경 천연가죽 방수제 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02116757U (ja) * | 1989-03-07 | 1990-09-19 |
-
1981
- 1981-11-09 JP JP17842281A patent/JPS5923760B2/ja not_active Expired
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6018600A (ja) * | 1983-07-12 | 1985-01-30 | ミクロ工業株式会社 | 毛皮の毛づや出し剤組成物 |
| JPS6214200B2 (ja) * | 1983-07-12 | 1987-04-01 | Mikuro Kogyo Kk | |
| WO2009105963A1 (en) * | 2008-02-26 | 2009-09-03 | Rhodia-Hengchang (Zhangjiagang) Specialty Chemical Co., Ltd. | Poly hydroxyl alkyl phosphine-organic silicon tanning agent, its preparation and application in fur tanning |
| CN101965412A (zh) * | 2008-02-26 | 2011-02-02 | 罗地亚-恒昌（张家港）精细化工有限公司 | 多羟基烷基膦-有机硅鞣剂及其制备和在毛皮鞣制中的应用 |
| CN101965411A (zh) * | 2008-02-26 | 2011-02-02 | 罗地亚-恒昌（张家港）精细化工有限公司 | 基于循环多羟基烷基膦及其衍生物的皮革鞣制方法 |
| AU2009218972B2 (en) * | 2008-02-26 | 2013-06-13 | Rhodia-Hengchang (Zhangjiagang) Specialty Chemical Co., Ltd. | Poly hydroxyl alkyl phosphine-organic silicon tanning agent, its preparation and application in fur tanning |
| KR102494810B1 (ko) * | 2021-11-29 | 2023-02-06 | 이상윤 | 방수성 및 내스크래치성을 가지는 스프레이용 친환경 천연가죽 방수제 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5923760B2 (ja) | 1984-06-04 |
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