JPS58787B2 - 家具用ヒンジ - Google Patents

家具用ヒンジ

Info

Publication number
JPS58787B2
JPS58787B2 JP5838978A JP5838978A JPS58787B2 JP S58787 B2 JPS58787 B2 JP S58787B2 JP 5838978 A JP5838978 A JP 5838978A JP 5838978 A JP5838978 A JP 5838978A JP S58787 B2 JPS58787 B2 JP S58787B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
pivot
furniture
pivot member
elastic piece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP5838978A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54150549A (en
Inventor
小林賢三
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOBAYASHI SEISAKUSHO KK
Original Assignee
KOBAYASHI SEISAKUSHO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KOBAYASHI SEISAKUSHO KK filed Critical KOBAYASHI SEISAKUSHO KK
Priority to JP5838978A priority Critical patent/JPS58787B2/ja
Publication of JPS54150549A publication Critical patent/JPS54150549A/ja
Publication of JPS58787B2 publication Critical patent/JPS58787B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Hinges (AREA)
  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、たとえば洋服たんすその他の家具における扉
等を開閉自在に支持するための家具用ヒンジに関するも
のである。
従来の家具用ヒンジは、一対のプレートと枢軸の少なく
とも3つの部品からなり、両プレートを家具本体と扉の
枢支部にそれぞれビス止めし、両プレートを枢軸に連結
することによって、扉を開閉自在に支持しているのが通
例である。
この場合、部品点数が多く、ヒンジ等の取付作業が非常
に煩雑となり、これが家具のコストアップの要因の一つ
となっていた。
本発明は、このような事情に鑑み、部品点数を少なくし
、かつ、扉をワンタッチ操作で簡単に取付けることがで
きるようにし、大巾なコストダウンが可能な家具用ヒン
ジを得ることを目的とする。
本発明は、筒状ホルダーに設けた保持孔の奥部内面に奥
窄まりのテーパー状案内面を設け、後端に弾性片を一体
に突設した枢軸部材を該保持孔に進退自在に挿入すると
共に、弾性片をテーパー状案内面に摺動自在に当接させ
、弾性片の復元力によって枢軸部材の先端を保持孔より
弾性的に突出させて保持したことを特徴とする家具用ヒ
ンジである。
以下、本発明の実施例を図によって説明する。
第1図乃至第6図は基本実施列を示すもので、同図にお
いて、1は筒状ホルダー、2は枢軸部材である。
筒状ホルダー1はナイロン、塩化ビニルその他の適度の
弾性を有する合成樹脂により、一端が開口する保持孔1
1をもった有底節状に形成し、その周壁の奥端部をテー
パー状に形成することにより、保持孔11の奥部内面に
奥窄まりのテーパー状案内面12を形成し、該保持孔1
1の開口部において、開口部の口径をやゝ小さく絞るよ
うに内向きに突出する環状の抜は止め用突起13と、外
向きに突出する鍔状突起14を設けている。
一方、枢軸部材2は、前記ホルダー1と同質の適度の弾
性を有する合成樹脂により、弾丸状の先端枢軸部21と
、該枢軸部21の後端周辺部から後方に延びる複数個の
弾性片22と、該弾性片22に包囲された空間23の中
心部に位置する円錐状の突起24とを一体に形成してい
る。
各弾性片22の間にはV状の切欠25を形成し、各弾性
片22が内方に弾性変形する際に互いに干渉しないよう
にしている。
而して、第2図に示す如く、枢軸部材2をホルダー1の
保持孔11に進退自在に挿入し、弾性片22の遊端部を
テーパー状案内面12に摺動自在に当接させることによ
って、弾性片22の復元力とテーパー状案内面12の案
内作用により、先端枢軸部21を保持孔11より外方に
弾性的に突出させた状態で、該枢軸部材2をホルダー1
に保持させて家具用ヒンジを組立てる。
このとき、保持孔11の開口部に内向きに抜は止め用突
起13を突設しであるが、ホルダ−1全体を適度の弾性
を有する合成樹脂にて成形しであるので、枢軸部材2を
強く押し込むことによって、抜は止め用突起13をそれ
自身の弾性に抗して外方に拡開させながら保持孔2内に
簡単に挿入することができ、かつ、挿入後は抜は止め用
突起13が直ちに元の絞り姿勢に復元して枢軸部材2の
抜は止めをなすことができる。
上記の如く構成した家具用ヒンジば、たとえば第3図乃
至第6図に示すように家具における扉3の枢支部Aに設
けられるもので、扉4の枢支部Aの上下両側に取付孔3
1を設け、この取付孔31に当該ヒンジのホルダー1を
圧入して取付けることにより、該扉4の枢支部Aの上下
両端に枢軸部材2の先端枢軸部21を突出させ、一方、
家具本体4の天板41または中間棚板の下面と、中間棚
板42または底板の上面の前記枢支部に相当する箇所に
保合孔43を設ける。
而して、前記枢軸部21を保合孔43に係合させること
により、扉4を開閉自在に取付ける。
このとき、枢軸部21が弾性的に突出しており、かつ、
その先端を弾丸状に形成しであるので、扉3を持ってそ
の取付位置に押し込むだけでよい。
これによって、枢軸部21が家具本体4に当って一旦押
し込まれると共に、弾性片22が案内面12に沿って後
退しながら弾性変形し、然る後、扉3が所定位置まで押
し込まれると、弾性片22の復元力と案内面12の案内
作用によって枢軸部材2が進出し、その先端枢軸部21
が元の突出姿勢に復帰して前記係合孔43に自動的に係
合し、扉3を開閉自在に取付けることができる。
なお、第3の取付は後は、扉3は枢軸部材2を中心に回
転可能となり、かつ、扉3の端面と天板41および中間
棚板42の間にホルダー1の先端の鍔状突起14が介在
され、扉3と家具本体との接触面積を極力小さくして扉
3をスムーズに開閉することができる。
ところ゛で、上記実施例では、枢軸部材2の先端枢軸部
21を弾丸状に形成しているが、第7図および第8図に
示すように、枢軸部材2の先端枢軸部21′を円柱状に
形成してもよい。
第1図乃至第6図に示すように先端枢軸部21を弾丸状
に形成すれば、扉3をその取付は時とは逆に強く引抜く
ことによって取外すことができ、第7図および第8図に
示すように先端枢軸部21′を円柱状に形成すれば、そ
の取付は時に手指等によってこの枢軸部21′を押し込
んだ状態で扉3を嵌め込み、該枢軸部21′を保合孔4
3に係合させることによって、扉3が不測に外れること
を防止でき、扉3の取付姿勢を確実に保持できることに
なる。
このほか、枢軸部材2に一体に設ける弾性片22の数お
よび形状は図例に特定されるものではなく、任意に決定
し得るものであり、突起24は省略しても差支えない。
また、ホルダー1は2ツ割可能に構成してもよいし、ホ
ルダ一本体と取付用ベース板によって分解可能に構成し
てもよい。
保持孔11は貫通孔でもよく、抜は止め用突起13およ
び鍔状突起14は省略してもよい。
鍔状突起14を大きく突出させてこれを取付片となし、
扉等にビス止め等にて取付けるようにしてもよい。
さらに、本発明に係る家具用ヒンジを扉側に取付ける場
合に限らず、家具本体側に取付けるようにしてもよい。
この場合には扉側に枢軸部材の保合孔を設ければよい。
以上説明した如く本本発明によるときは家具本体と扉の
枢支部において、いずれか一方に当該家具用ヒンジを取
付け、そのホルダーから突出した先端枢軸部を他方に設
けた保合孔に係合させるだけで、該扉を開閉自在に支持
することができるので、扉の取付けが頗る簡単であり、
家具の組立て作業能率を大巾に向上できる。
しかも、先端枢軸部を係合孔に係合した後は、弾性片の
復元力とホルダー内に設けた案内面の案内作用によって
その保合姿勢を確保でき、扉を安定よく支持できる。
また、枢軸部材の先端枢軸部を弾性的に突出させる手段
として、枢軸部材と一体に設けた弾性片の復元力をホル
ダーに設けた案内面による案内作用を利用しているので
、コイルばね等を別途に内蔵する必要はなく、従って、
ホルダーと枢軸部材の2つの部品で構成でき、部品点数
が少なく、構造が簡単で製作も容易であり、大巾なコス
トダウンが可能である等の実用性に富む種々の効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本実施列を示す分解斜視図、第2図
はその組立て状態を示す縦断面図、第3図はその使用例
を示す家具の部分正面図、第4図はその扉の取付方法を
示す横断面図、第5図は扉取付は前における第4図のV
−V線断面図、第6図は扉取付は後における第4図VI
−VI線相当断面図、第7図は別の実施例を示す縦断面
図、第8図はその使用状態を示す縦断面図である。 1・・・・・・ホルダー、2・・・・・・枢軸部材、1
1・・・・・・保持孔、12・・・・・・テーパー状案
内面、21・・・・・・先端枢軸部、22・・・・・・
弾性片。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 筒状ホルダーに設けた保持孔の奥部内面に奥窄まり
    のテーパー状案内面を設け、後端に弾性片を一体に突設
    した枢軸部材を該保持孔に進退自在に挿入すると共に、
    弾性片をテーパー状案内面に摺動自在に当接させ、弾性
    片の復元力によって枢軸部材の先端を保持孔より弾性的
    に突出させて保持したことを特徴とする家具用ヒンジ。
JP5838978A 1978-05-16 1978-05-16 家具用ヒンジ Expired JPS58787B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5838978A JPS58787B2 (ja) 1978-05-16 1978-05-16 家具用ヒンジ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5838978A JPS58787B2 (ja) 1978-05-16 1978-05-16 家具用ヒンジ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54150549A JPS54150549A (en) 1979-11-26
JPS58787B2 true JPS58787B2 (ja) 1983-01-07

Family

ID=13082979

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5838978A Expired JPS58787B2 (ja) 1978-05-16 1978-05-16 家具用ヒンジ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58787B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0627855Y2 (ja) * 1988-03-29 1994-07-27 株式会社ニフコ 部材の枢支構造
JPH0612821U (ja) * 1992-07-17 1994-02-18 株式会社芋谷工業 ヒンジ用のピン

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54150549A (en) 1979-11-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4133142A (en) Latch
US3044630A (en) Hinge pin hook
US7103939B2 (en) Pin-less damper assembly for an assist grip handle
US3098686A (en) Drawer pull
US20050081328A1 (en) Wire management grommet with non-captive closure member and sleeve
US8637780B2 (en) Portal and method for storing cables for electronic devices
US20200214408A1 (en) Terminal holder and terminal case
JPH0622606U (ja) 家具等における部材の連結装置
US5290080A (en) Pooper scooper
EP1228721B1 (en) Ouick-on shelf support for furniture and the like
JPS58787B2 (ja) 家具用ヒンジ
JP2756762B2 (ja) パイプ連結構造
US4330692A (en) Telephone attachment for supporting a book or the like above the telephone
US4119199A (en) Weapon safety receptacle
KR102133329B1 (ko) 가구용 손잡이
JP2523346Y2 (ja) 配線支持具
US4125282A (en) Turnbutton latch
JPH0221106B2 (ja)
JP7412956B2 (ja) 天板付き家具
JPH0624532Y2 (ja) 家具の摘み装置
JP3233004U (ja) 取付具
JPS626813Y2 (ja)
JPH0523401Y2 (ja)
KR100469309B1 (ko) 화장용 브러시기구
JPH0535013Y2 (ja)