JPS5876266A - プラスチツク成形品の静電塗装用導電性プライマ− - Google Patents
プラスチツク成形品の静電塗装用導電性プライマ−Info
- Publication number
- JPS5876266A JPS5876266A JP56175959A JP17595981A JPS5876266A JP S5876266 A JPS5876266 A JP S5876266A JP 56175959 A JP56175959 A JP 56175959A JP 17595981 A JP17595981 A JP 17595981A JP S5876266 A JPS5876266 A JP S5876266A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductive
- electrostatic coating
- conductive primer
- coating
- primer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はポリオレフィン系樹脂を除くプラスチック成形
品に静電塗装を施す場合の塗装下地剤としての導電性プ
ライマーに関する。
品に静電塗装を施す場合の塗装下地剤としての導電性プ
ライマーに関する。
一般に塗膜品質の安定性を確保し、塗料のロスを少なく
すべく静電塗装が行なわれている。
すべく静電塗装が行なわれている。
斯る静電塗装は電極と被塗装物との間に高電圧を印加し
てこれらの間にコロナ放電を発生させ、塗料粒子を静電
吸引力によって被塗装物表面に付着せしめるようにした
ものであり、このため。
てこれらの間にコロナ放電を発生させ、塗料粒子を静電
吸引力によって被塗装物表面に付着せしめるようにした
ものであり、このため。
被塗装物がプラスチック等の電気の不良導体である場合
には表面の固有抵抗値１０１４〜１０１９Ωであるので
塗装が困難である。
には表面の固有抵抗値１０１４〜１０１９Ωであるので
塗装が困難である。
したがって、プラスチック成形品に静電塗装を施すには
従来にあっては成形品表面にカチオン系界面活性剤を塗
布するようにしている。即ちカチオンによる空気中の水
分の吸着でプラスチック表面に導電性の吸湿膜を形成し
、この膜を利用して静電塗装を行なうようにしている。
従来にあっては成形品表面にカチオン系界面活性剤を塗
布するようにしている。即ちカチオンによる空気中の水
分の吸着でプラスチック表面に導電性の吸湿膜を形成し
、この膜を利用して静電塗装を行なうようにしている。
しかしながら、カチオン系界面活性剤を塗布しても表面
固有抵抗値はｌｏ９Ω程度と犬を＜１．またカチオンに
よる吸湿膜の表面に塗膜が形成されると空気中の水分の
吸着はなくなるので、水分による導電性膜を形成するこ
とはできず、静電による重ね塗りができないこととなる
。そのためメタリック色、キャンデー色の如き２コーｊ
・タイプの静電塗装が不可能である。更にカチオン系界
面活性剤は水の導電性によって導電膜を形成するもので
あるから、空気中の湿度の影響を受け、湿度６０％以下
になると著しく導電性が低くなる。そして、塗膜と被塗
装物との間にカチオン系界面活性剤の溜り部などがある
と、塗膜と被塗装物との間に水分が吸着されて入り込み
、塗膜の膨潤、剥離を招く結果となる。
固有抵抗値はｌｏ９Ω程度と犬を＜１．またカチオンに
よる吸湿膜の表面に塗膜が形成されると空気中の水分の
吸着はなくなるので、水分による導電性膜を形成するこ
とはできず、静電による重ね塗りができないこととなる
。そのためメタリック色、キャンデー色の如き２コーｊ
・タイプの静電塗装が不可能である。更にカチオン系界
面活性剤は水の導電性によって導電膜を形成するもので
あるから、空気中の湿度の影響を受け、湿度６０％以下
になると著しく導電性が低くなる。そして、塗膜と被塗
装物との間にカチオン系界面活性剤の溜り部などがある
と、塗膜と被塗装物との間に水分が吸着されて入り込み
、塗膜の膨潤、剥離を招く結果となる。
本発明者等は上述の如き従来の問題点に鑑み、これを有
効に解決すべ（本発明を成したものであり、その目的と
する処は、ポリオレフィン系樹脂を除くプラスチック成
形品に２回以上の静電塗装を施すことを可能とし、もっ
てメタリック色、キャンデー色などの塗装を可能とした
導電性プライマーを提供するにある。
効に解決すべ（本発明を成したものであり、その目的と
する処は、ポリオレフィン系樹脂を除くプラスチック成
形品に２回以上の静電塗装を施すことを可能とし、もっ
てメタリック色、キャンデー色などの塗装を可能とした
導電性プライマーを提供するにある。
斯る目的を達成すべ（本発明は、セルロース誘導体を含
むアルキッド樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂などの
密着性を有する媒体中に粒径１０μｍ以下の導電性粒子
を１ｗｔ％以上の割合で添加するとともに、夫々の導電
性粒子が媒体中で連続状態を保つ程度まで練り合せるこ
とで導電性プライマーを構成したことをその要旨とする
。
むアルキッド樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂などの
密着性を有する媒体中に粒径１０μｍ以下の導電性粒子
を１ｗｔ％以上の割合で添加するとともに、夫々の導電
性粒子が媒体中で連続状態を保つ程度まで練り合せるこ
とで導電性プライマーを構成したことをその要旨とする
。
以下に本発明の好適一実施例を添付図面とともに詳述す
る。
る。
先ず本発明に係る導電性プライマーの製法の一例を以下
に示す。
に示す。
最初にアマニ油変性型のアルキッド樹脂（油長７０〜８
０％、酸化ｔｏ以下、水酸基価２０〜３ｏ）８５ｍ ト
キシレン５０部に１０ｔｔｍ以下のカーボン微粒子（黒
鉛）１５部を加え、インペラ一式の攪拌機を用いて約５
分間混合する。次いでこの混合したものをロールミル（
３本ロール型）に３回繰返してかげることで適切な分散
棟台状態とする。そしてコノ分散練合物にニトロセルロ
ース（Ｒ８１／４型）溶液〔ニトロセルロース／（イソ
プロピ〃アルコール・ブチルセルロースーエ≠ルセルロ
ース）２２５７７５３１２５部を添加し、充分に均質な
系となるまで約１０分間インプラ一式の攪拌機で攪拌す
ることで目的物たる導電性プライマーを得る。
０％、酸化ｔｏ以下、水酸基価２０〜３ｏ）８５ｍ ト
キシレン５０部に１０ｔｔｍ以下のカーボン微粒子（黒
鉛）１５部を加え、インペラ一式の攪拌機を用いて約５
分間混合する。次いでこの混合したものをロールミル（
３本ロール型）に３回繰返してかげることで適切な分散
棟台状態とする。そしてコノ分散練合物にニトロセルロ
ース（Ｒ８１／４型）溶液〔ニトロセルロース／（イソ
プロピ〃アルコール・ブチルセルロースーエ≠ルセルロ
ース）２２５７７５３１２５部を添加し、充分に均質な
系となるまで約１０分間インプラ一式の攪拌機で攪拌す
ることで目的物たる導電性プライマーを得る。
この導電性プライマーは第１図に示す如くアルキッド樹
脂、ニトロセルロース及び溶剤からなる密着性を有する
媒体１内にカーボン粒子２・・・が互いに連結して網目
状に分散している。その結果ブライマー３自体が導電性
を有することとなる。
脂、ニトロセルロース及び溶剤からなる密着性を有する
媒体１内にカーボン粒子２・・・が互いに連結して網目
状に分散している。その結果ブライマー３自体が導電性
を有することとなる。
次に上記導電性プライマー３を用いて静電塗装を施す具
体例を第２図に基づいて説明する。
体例を第２図に基づいて説明する。
先ず第２図Ａに示す如く、プラスチック成形品４０表面
に導電性プライマー３を塗布し、これを静電塗装機にか
ける。このとき塗料としてアルミ片を含むものを送り込
むと、−正に帯電した導電性プライマー３の表面に負に
帯電した塗料粒子が付着し、第２図Ｂに−示す如く、導
電性プライマー３０表面にアルミ片を含む塗装膜５が形
成され、更にこの塗装膜５の表面にクリヤー膜６を同じ
く静電塗装によって形成し、乾燥する。この場合、導電
性プライマー３の表面は塗装膜５によって覆われている
が、然程導電性は低下しないので、クリヤー膜６の形成
を静電塗装によって行なうことが−７と透明クリヤー８
を静電塗装によって重ね塗りし、所謂フレークトーンの
塗装が完成する。
に導電性プライマー３を塗布し、これを静電塗装機にか
ける。このとき塗料としてアルミ片を含むものを送り込
むと、−正に帯電した導電性プライマー３の表面に負に
帯電した塗料粒子が付着し、第２図Ｂに−示す如く、導
電性プライマー３０表面にアルミ片を含む塗装膜５が形
成され、更にこの塗装膜５の表面にクリヤー膜６を同じ
く静電塗装によって形成し、乾燥する。この場合、導電
性プライマー３の表面は塗装膜５によって覆われている
が、然程導電性は低下しないので、クリヤー膜６の形成
を静電塗装によって行なうことが−７と透明クリヤー８
を静電塗装によって重ね塗りし、所謂フレークトーンの
塗装が完成する。
尚、上述した導電性プライマーの製法は単なる一例に過
ぎず、アルキッド樹脂の代り・にア′７は樹脂、エポキ
シ樹脂を用いたもの或いはこれらを混合したものでもよ
（、またカーボン粒子の代りに酸化スズ、酸化亜鉛或い
は酸化チタン等を添加したものでもよく、更にニトロセ
ルロースの代すニセルロースアセテートプチレート、セ
ルロールアセテート等のセルロース誘導体を用いた場合
でありでも導電極を有するプライマーを得ることができ
る。またインペラ一式攪拌機に、Ｌる攪拌時間も上記し
たものに限らず、要は媒体中に介在する導電性物質の粒
子の連結状態が破壊されない程度のものであればよい。
ぎず、アルキッド樹脂の代り・にア′７は樹脂、エポキ
シ樹脂を用いたもの或いはこれらを混合したものでもよ
（、またカーボン粒子の代りに酸化スズ、酸化亜鉛或い
は酸化チタン等を添加したものでもよく、更にニトロセ
ルロースの代すニセルロースアセテートプチレート、セ
ルロールアセテート等のセルロース誘導体を用いた場合
でありでも導電極を有するプライマーを得ることができ
る。またインペラ一式攪拌機に、Ｌる攪拌時間も上記し
たものに限らず、要は媒体中に介在する導電性物質の粒
子の連結状態が破壊されない程度のものであればよい。
ただし、媒体中の導電性物質があまり少なくなると十分
な導電性を得ることができないので、導電性物質の割合
は１ｗｔ％以上であることが好ましい。また導電性物質
の粒径があまり大きくなると。
な導電性を得ることができないので、導電性物質の割合
は１ｗｔ％以上であることが好ましい。また導電性物質
の粒径があまり大きくなると。
網目状の連結状態を保てた（なるので粒径は１０μｍ以
下であることが望ましい。
下であることが望ましい。
次表に従来のカチオン系界面活性剤を用いた静電塗装と
１本発明の導電性プライマーを用いた静電塗装とを比較
したものを挙げ、本発明の有効性を更に明確にする。
１本発明の導電性プライマーを用いた静電塗装とを比較
したものを挙げ、本発明の有効性を更に明確にする。
以上の説明及び〔表〕から明らかな如く、本癲明によれ
ば、アルキッド樹脂、アクリル樹脂或いはエポキシ樹脂
等を溶解した密着性を有する媒体中に粒径１０μｍ以下
の導電性粒子を１ｗｔ％以上の割合で添加するとともに
、これを夫々の導電性粒子が媒体中で連続状態を保つ程
度まで練り合せることでプラスチック成形品に静電塗装
を施す際のプライマーを構成するようにしたので、プラ
イマー自体に導電性を付与することができ、且つカチオ
ン系界面活性剤と異なり、プライマー表面に塗膜を形成
しても、プライマーの導電性は低下することがなく、静
電塗装による重ね塗りを行なうことができ、従来プラス
チック成形品に対しては不可能とされてきたメタリック
色、キャンデー色等の塗装を施すことができ、また通常
の一回塗りの場合に用いても、塗膜の密着性を同士し、
塗着効率をも飛躍的に高めることかで９トー汀つブース
風速ダウンによる空調費の削減をも達成し得る等多大の
利点を有する。
ば、アルキッド樹脂、アクリル樹脂或いはエポキシ樹脂
等を溶解した密着性を有する媒体中に粒径１０μｍ以下
の導電性粒子を１ｗｔ％以上の割合で添加するとともに
、これを夫々の導電性粒子が媒体中で連続状態を保つ程
度まで練り合せることでプラスチック成形品に静電塗装
を施す際のプライマーを構成するようにしたので、プラ
イマー自体に導電性を付与することができ、且つカチオ
ン系界面活性剤と異なり、プライマー表面に塗膜を形成
しても、プライマーの導電性は低下することがなく、静
電塗装による重ね塗りを行なうことができ、従来プラス
チック成形品に対しては不可能とされてきたメタリック
色、キャンデー色等の塗装を施すことができ、また通常
の一回塗りの場合に用いても、塗膜の密着性を同士し、
塗着効率をも飛躍的に高めることかで９トー汀つブース
風速ダウンによる空調費の削減をも達成し得る等多大の
利点を有する。
°図面は本発明の好適一実施例を示すものであり、第１
図は本発明に係゛る導電性プライ＝−の拡大図、第２図
Ａ乃至Ｃは同導電性プライマーをフレークトーンの静電
塗装に用いた場合の塗装工程を示す側面図である。 尚、図面中１は密着性を有する媒体、２は導電性物質の
粒子、３は導電性プライマー、４はプラスチック成形品
である。 特許出願人 本田技研工業株式会社 代理 人冊士 下 １）容一部 同 大橋邦彦 ３２
図は本発明に係゛る導電性プライ＝−の拡大図、第２図
Ａ乃至Ｃは同導電性プライマーをフレークトーンの静電
塗装に用いた場合の塗装工程を示す側面図である。 尚、図面中１は密着性を有する媒体、２は導電性物質の
粒子、３は導電性プライマー、４はプラスチック成形品
である。 特許出願人 本田技研工業株式会社 代理 人冊士 下 １）容一部 同 大橋邦彦 ３２
Claims (1)
- 密着性を有する媒体中に、粒径１０μｍ以下の導電性粒
子を１ｗｔ％以上の割合でもって、互いの粒子が連続性
を持った状態で介在せしめたことを特徴とするポリオレ
フィン系樹脂を除くプラスチック成形品の静電塗装用導
電性プライマ０
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56175959A JPS5876266A (ja) | 1981-11-02 | 1981-11-02 | プラスチツク成形品の静電塗装用導電性プライマ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56175959A JPS5876266A (ja) | 1981-11-02 | 1981-11-02 | プラスチツク成形品の静電塗装用導電性プライマ− |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5876266A true JPS5876266A (ja) | 1983-05-09 |
Family
ID=16005244
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56175959A Pending JPS5876266A (ja) | 1981-11-02 | 1981-11-02 | プラスチツク成形品の静電塗装用導電性プライマ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5876266A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6337172A (ja) * | 1986-07-31 | 1988-02-17 | Toyota Auto Body Co Ltd | 静電塗装用防錆塗料 |
| JP2002326051A (ja) * | 2001-05-07 | 2002-11-12 | Nippon Yushi Basf Coatings Kk | Ａｂｓ素材の塗装方法 |
| JP2003201439A (ja) * | 2002-01-09 | 2003-07-18 | Kansai Paint Co Ltd | ポリオレフィン用導電性水性塗料 |
| US7288217B2 (en) | 2002-07-23 | 2007-10-30 | Otsuka Chemical Co., Ltd. | Electroconductive compound in flake form and electroconductive composition |
-
1981
- 1981-11-02 JP JP56175959A patent/JPS5876266A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6337172A (ja) * | 1986-07-31 | 1988-02-17 | Toyota Auto Body Co Ltd | 静電塗装用防錆塗料 |
| JP2002326051A (ja) * | 2001-05-07 | 2002-11-12 | Nippon Yushi Basf Coatings Kk | Ａｂｓ素材の塗装方法 |
| JP4691617B2 (ja) * | 2001-05-07 | 2011-06-01 | Ｂａｓｆコーティングスジャパン株式会社 | Ａｂｓ素材の塗装方法 |
| JP2003201439A (ja) * | 2002-01-09 | 2003-07-18 | Kansai Paint Co Ltd | ポリオレフィン用導電性水性塗料 |
| US7288217B2 (en) | 2002-07-23 | 2007-10-30 | Otsuka Chemical Co., Ltd. | Electroconductive compound in flake form and electroconductive composition |
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