JPS58143867A - プラスチツク成形品の塗装方法 - Google Patents

プラスチツク成形品の塗装方法

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Publication number
JPS58143867A
JPS58143867A JP2553582A JP2553582A JPS58143867A JP S58143867 A JPS58143867 A JP S58143867A JP 2553582 A JP2553582 A JP 2553582A JP 2553582 A JP2553582 A JP 2553582A JP S58143867 A JPS58143867 A JP S58143867A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating
conductive primer
plastic body
dried
plastic
Prior art date
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Pending
Application number
JP2553582A
Other languages
English (en)
Inventor
Masamitsu Kobayashi
小林 政光
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2553582A priority Critical patent/JPS58143867A/ja
Publication of JPS58143867A publication Critical patent/JPS58143867A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はプラスチック成形品の塗装方法のうち、特に塗
装下地剤として導電性プライマーを用いることで、プラ
スチック成形品の被塗装面に創口も重ねて静電塗装を行
なえるようにした塗装方法に関する。
一般に鋼板表面などに塗装を施す場合には、塗料粒子を
静電吸引力によって帯電した鋼板表面に付着させるよう
にした静電塗装による場合が多い。
斯る静電塗装は塗膜品質の安定性が良く、塗料のロスも
少なく且つ塗装作業も容易であるという利点があるため
、プラスチック成形品の塗装にも応用できることが切望
されている。
しかしながら、プラスチックは電気の不良導体であり、
その表面固有抵抗値は1014〜10′9Ωにも達する
ため、静電塗装を行々うに適さない。このため従来から
種々の提案が女されている。
例えば、プラスチック素材中に導電性物質を予め添加し
ておくことでプラスチック成形品の被塗装面の導電性を
向上せしめるようにしたものがある。しかしながら、斯
る方法による場合にはプラスチック自体の物性が低下す
る不利がある。
また、カチオン系界面活性剤をプラスチック成形品の表
面に塗布し、カチオンによって空気中の水分全吸着して
、被塗装面に導電性の吸湿膜を形成し、この吸湿膜を利
用して静電塗装を行なうようにした方法がある。しかし
ながら、カチオン系界面活性剤を塗布しても表面固有抵
抗値は109Ω程度と大きく、更にいったん吸湿膜の」
二に塗膜を形成してしまうと、空気中の水分を吸着する
ことができなくなシ、重ねて静電塗装を行なうことがで
きなくなる。この結果キャンデー色等の如き2コートタ
イプの塗装を施すことができない。
そして更に、カチオン系界面活性剤は極めて吸湿性に富
むため、塗布時に活性剤の溜り部外とがあると、塗膜の
ピンホールから水分を吸収17、これによって塗膜が膨
潤し、剥離の原因となる。寸だカチオン系界面活性剤は
空気中の水分を吸着するものであるだめ、空気の湿度に
よって吸湿膜の形成が左右される等の問題もある。
本発明者は上述の如き従来の問題点に鑑みこれを有効に
解決すべく本発明を成したものであり、その目的とする
処は、塗装下地剤として導電性プライマーを用いること
で、何回も重ねてプラスチック成形品の表面に静電塗装
を施すことを可能とし、もって塗装色に対する要望の多
様化、塗膜品質の向上更にはコストダウンをも図れるプ
ラスチック成形品の塗装方法を提供するにある。
斯る目的を達成すべく本発明は、プラスチック成形品の
被塗装面を脱脂し、次いで該被塗装面を乾燥ぜしめた後
導電性プライマーを塗布し、更にこの導電性プライマー
の表面に静電塗装を施すようにしたことを要旨としてい
る。
以下に本発明の好適な実施例を添伺図面に基いて詳述す
る。
先ず前処理工程1において、プラスチック成形品を脱脂
液に浸漬する力・、或いは脱脂液をグラスチック成形品
の被塗装面にスプンーする。次いで上記プラスチック成
形品を乾燥工程2に送り、被塗装面の水切り乾燥を行な
う。そして導電性プライマーの塗布工程6において、プ
ラスチックの特性に対応した導電性プライマーを7・ン
ドスプレーガン又はロボットによる自動塗装若しくは専
用機によって被塗装面に塗布する。この後、導電性プラ
イマーの表面に静電塗装による下塗り4及び静電塗装に
よる上塗5を行ない、最後に乾燥6せしめて塗装を完了
する。
面上記塗装順序はこれに限られず例えば図中の破線イ 
o、ハで示す如く、いったん乾燥6した後、再び」二塗
り5、下塗り4或いは前処理工程1に戻すようにしても
よい。
次に上記導電性プライマーの具体的な製造方法をプラス
チックの種類毎に挙げて説明する。
先ずポリオレフィン系樹脂からプラスチック成形品がな
っている場合に、この成形品の表面に塗布する導電性プ
ライマーの製造例は以下の如きものがある。
アマニ油変性型のアルキッド樹脂(油長70〜80%、
酸価10以下、水酸基価20〜30)85部とキシレン
50部に5μm以下のカーボン微粒子(黒鉛)15部を
加え、インペラ一式の攪拌機を用いて5分間程度混合す
る。次いでこの混合したものをロールミル(3本ロール
型)に3回繰返してかけることで適切なる分散練合状態
とする。
そしてこの分散練合物に塩素化ポリプロピレン樹脂〔塩
素化ポリプロピレン樹脂/(トルエン・キシレン)−2
0//8o〕500部を添加し、充分に均質な系となる
までインペラ一式攪拌機によって約30分間攪拌し、第
2図に示す如き、塩素化ポリプロピレン樹脂とアルキッ
ド樹脂とからなる媒体7内にカーボン粒子8・・・が網
目状に互いに連結して分散し7た導電性プライマーを得
る。
尚上記は単なる一例であり、アルキッド樹脂の代りにア
クリル樹脂、エポキシ樹脂を用いたもの或いはこれらを
混合したものでもよく、カーボン粒子の代シに酸化スズ
、酸化亜鉛或いは酸化チタン等を用いてもよい。そして
導電性粒子の掻音1071m以下とした場合でも所望の
導電性を得ることができ、更に粒子の重量割合は媒体に
対し、1wt%以上であることが好捷しいことが実験の
結果判明した。
捷だ、プラスチック成形品がポリオレフィン系以外の樹
脂からなっている場合に用いる導電性プライマーの製造
例は以下の如きものがある。
アマニ油変性型のアルキッド樹脂(油長70〜80%、
酸価10以下、水酸基価20〜30)85部とキシレン
50部に10μm以下のカーボン微粒子(黒鉛)15部
を加え、インペラ一式の攪拌機を用いて約5分間混合し
、次いでこの混合物をロールミル(3本ロール型)に3
回程繰り返してかけることで適切な分散練合状態とする
。そしてこの分散練合物にニトロセルロース(11,S
 l/4型) 溶W Cニトロセルロース/(イソプ「
Iビルアルコール・ブチルセルロース・エチルセルロー
ス)==2!′//75) 125部を添加j〜、充分
に均質な系となるまでインペラ一式攪拌機で約10分間
攪拌し、前記した如く媒体Z内にカーボン粒子8・・・
が網目状に互いに連結して分散した導電性プライマーを
得る。
尚−に記は一例に過きす、前記同様の変更例が考エラレ
ル他、二l・ロセルロースの代りにセルロースアセテー
トブチレート、セルロースアセテ−]・等のセルロース
誘導体を用いたものでもよい。
このように導電性プライマーは媒体Z内で互いに導電性
粒子8・・・が連結した状態にあるので、その表面固有
抵抗値は105〜80程度となり、導電性プライマーを
塗布しまたプラスチック成形品は鋼板と同様な静電塗装
を施すことができる。
以上の説明で明らかな如く本発明によれば、プラスチッ
ク成形品の被塗装面を脱脂し、次いで乾燥せしめた後、
該被塗装面にプラスチックの特性に対応した導電、性ゾ
ライマーを塗布し、この導電性ブライマー表面に塗装を
静電塗装により塗布するようにしたので、プラスチック
成形品に対して何回も静電塗装によって重ね塗りを行な
うことがテキ、その結果メタリックにクリヤー、シルバ
ーにカラークリヤー、或いはソリッドにソリッドを重ね
る如き塗装が可能となり、もって塗装色に対する要望の
多様化に対応でき、しかも塗膜の密着性を向−1−シ得
るとともに塗装コストヲ低くすることもできる等多大の
利点を発揮する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の好適一実施例を示すものであり、第1図
は本発明方法の工程を示すブロック図、第2図は導電性
プライマーの拡大図である。 尚、図面中1は前処理工程、2il′li乾燥工程、6
は導電性プライマーの塗布工程、4,5は静電塗装工程
である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. プラスチック成形品の被塗装面の脱脂を行なう前処理行
    程と、この前処理工程が済んだ被塗装面を乾燥する工程
    と、乾燥した被塗装面に導電性プライマーを塗布する工
    程と、被塗装面に形成された導電性プライマーの層の表
    面に静電塗装を行なう工程とからなるプラスチック成形
    品の塗装方法。
JP2553582A 1982-02-19 1982-02-19 プラスチツク成形品の塗装方法 Pending JPS58143867A (ja)

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JPS58143867A true JPS58143867A (ja) 1983-08-26

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ID=12168703

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006041661A3 (en) * 2004-10-08 2007-04-19 Mattel Inc Paint process for toys

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS507635A (ja) * 1973-05-25 1975-01-27
JPS53134843A (en) * 1977-04-30 1978-11-24 Nat Jutaku Kenzai Electrostatic coating method

Patent Citations (2)

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