JP2001205173A - タンブラー式スプレーコーティング方法 - Google Patents
タンブラー式スプレーコーティング方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 リレー鉄芯等の小物部品である被コーティン
グ物の表面に、フッ素系樹脂を配合してなるコーティン
グ剤を、タンブラー式スプレーコーティング方法によっ
てコーティングする場合に、密着性が良好なコーティン
グ皮膜を形成できるコーティング方法を提供する。 【解決手段】 第1コーティング剤を用いて、第1スプ
レーコート層を形成した後、第2コーティング剤を用い
て、第2スプレーコート層を形成して前記コーティング
皮膜を形成する方法であって、第1コーティング剤中の
フッ素系樹脂の、バインダー機能を有する樹脂に対する
含有重量割合を、第2コーティング剤中のフッ素系樹脂
の、バインダー機能を有する樹脂に対する含有重量割合
よりも少なくしていることを特徴とするタンブラー式ス
プレーコーティング方法。
グ物の表面に、フッ素系樹脂を配合してなるコーティン
グ剤を、タンブラー式スプレーコーティング方法によっ
てコーティングする場合に、密着性が良好なコーティン
グ皮膜を形成できるコーティング方法を提供する。 【解決手段】 第1コーティング剤を用いて、第1スプ
レーコート層を形成した後、第2コーティング剤を用い
て、第2スプレーコート層を形成して前記コーティング
皮膜を形成する方法であって、第1コーティング剤中の
フッ素系樹脂の、バインダー機能を有する樹脂に対する
含有重量割合を、第2コーティング剤中のフッ素系樹脂
の、バインダー機能を有する樹脂に対する含有重量割合
よりも少なくしていることを特徴とするタンブラー式ス
プレーコーティング方法。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属部品(リレー
鉄芯等)、成型部品、無機材料からなる部品などの被コ
ーティング物の表面に、タンブラー式スプレーコーティ
ング方法にて、バインダー機能を有する樹脂と、非粘着
性樹脂であるフッ素系樹脂とを含有しているコーティン
グ剤をコーティングするタンブラー式スプレーコーティ
ング方法に関する。
鉄芯等)、成型部品、無機材料からなる部品などの被コ
ーティング物の表面に、タンブラー式スプレーコーティ
ング方法にて、バインダー機能を有する樹脂と、非粘着
性樹脂であるフッ素系樹脂とを含有しているコーティン
グ剤をコーティングするタンブラー式スプレーコーティ
ング方法に関する。
【0002】
【従来の技術】被コーティング物がリレー鉄芯などの小
物部品である場合、効率的にその全面にコーティング
(塗装)を施すのに、タンブラー式スプレーコーティン
グ方法が有用である。このタンブラー式スプレーコーテ
ィング方法は、図1に示すように、網籠状の筒体である
バレル60の中に、多数の被コーティング物1(小物部
品等)を入れておいて、バレル60中の被コーティング
物1が攪拌されるように、バレル60を回転させなが
ら、被コーティング物1の全表面に満遍なくコーティン
グ剤が付着するように、噴霧器61から適量のコーティ
ング剤をスプレーすることにより、筒体中の小物部品を
一度にコーティングしてしまうコーティング方法であ
る。そして、コーティング剤中に溶剤を含む場合には、
図1に示すように、熱風をバレル60中に供給して、被
コーティング物1の表面に付着させたコーテーング剤中
の溶剤を除去することができる。
物部品である場合、効率的にその全面にコーティング
(塗装)を施すのに、タンブラー式スプレーコーティン
グ方法が有用である。このタンブラー式スプレーコーテ
ィング方法は、図1に示すように、網籠状の筒体である
バレル60の中に、多数の被コーティング物1(小物部
品等)を入れておいて、バレル60中の被コーティング
物1が攪拌されるように、バレル60を回転させなが
ら、被コーティング物1の全表面に満遍なくコーティン
グ剤が付着するように、噴霧器61から適量のコーティ
ング剤をスプレーすることにより、筒体中の小物部品を
一度にコーティングしてしまうコーティング方法であ
る。そして、コーティング剤中に溶剤を含む場合には、
図1に示すように、熱風をバレル60中に供給して、被
コーティング物1の表面に付着させたコーテーング剤中
の溶剤を除去することができる。
【0003】そして、コーティング皮膜に対し、潤滑性
や非粘着性を要求される場合には、コーティング剤とし
て、溶剤に溶解したバインダー機能を有する樹脂と密着
性を阻害する機能を有する樹脂(非粘着性樹脂)とを配
合したコーティング剤を使用することがある。このバイ
ンダー機能を有する樹脂としては絶縁性、耐熱性、耐磨
耗性に優れるポリアミドイミド樹脂が例示でき、一方、
非粘着性樹脂としては潤滑性や非粘着性を付与できるP
TFE(4フッ化エチレン樹脂)、FEP(テトラフル
オロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体)等
のフッ素系樹脂が知られている。そして、バインダー機
能を有する樹脂としてポリアミドイミド樹脂を使用する
場合には、ポリアミドイミド樹脂を溶解する溶剤として
はNMP(N−メチル−2−ピロリドン)又はDMF
(ジメチルホルムアミド)を使用することができる。
や非粘着性を要求される場合には、コーティング剤とし
て、溶剤に溶解したバインダー機能を有する樹脂と密着
性を阻害する機能を有する樹脂(非粘着性樹脂)とを配
合したコーティング剤を使用することがある。このバイ
ンダー機能を有する樹脂としては絶縁性、耐熱性、耐磨
耗性に優れるポリアミドイミド樹脂が例示でき、一方、
非粘着性樹脂としては潤滑性や非粘着性を付与できるP
TFE(4フッ化エチレン樹脂)、FEP(テトラフル
オロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体)等
のフッ素系樹脂が知られている。そして、バインダー機
能を有する樹脂としてポリアミドイミド樹脂を使用する
場合には、ポリアミドイミド樹脂を溶解する溶剤として
はNMP(N−メチル−2−ピロリドン)又はDMF
(ジメチルホルムアミド)を使用することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のよう
な、回転駆動されるバレルに収容されている被コーティ
ング物に、溶剤に溶解したバインダー機能を有する樹脂
と非粘着性樹脂であるフッ素系樹脂とを配合したコーテ
ィング剤をスプレーして、被コーティング物の表面にコ
ーティング皮膜を形成するタンブラー式スプレーコーテ
ィング方法では、非粘着性樹脂であるフッ素系樹脂を配
合したコーティング剤を使用することから、得られるコ
ーティング皮膜と被コーティング物の密着性が不充分で
あり、これを改善する技術の開発が求められている。
な、回転駆動されるバレルに収容されている被コーティ
ング物に、溶剤に溶解したバインダー機能を有する樹脂
と非粘着性樹脂であるフッ素系樹脂とを配合したコーテ
ィング剤をスプレーして、被コーティング物の表面にコ
ーティング皮膜を形成するタンブラー式スプレーコーテ
ィング方法では、非粘着性樹脂であるフッ素系樹脂を配
合したコーティング剤を使用することから、得られるコ
ーティング皮膜と被コーティング物の密着性が不充分で
あり、これを改善する技術の開発が求められている。
【0005】本発明は、上記の事情に鑑みて成されたも
ので、その目的とする所は、リレー鉄芯等の小物部品で
ある被コーティング物の表面に、非粘着性樹脂であるフ
ッ素系樹脂を配合してなるコーティング剤を、タンブラ
ー式スプレーコーティング方法によってコーティングす
る場合に、密着性が良好なコーティング皮膜を形成でき
るコーティング方法を提供することにある。
ので、その目的とする所は、リレー鉄芯等の小物部品で
ある被コーティング物の表面に、非粘着性樹脂であるフ
ッ素系樹脂を配合してなるコーティング剤を、タンブラ
ー式スプレーコーティング方法によってコーティングす
る場合に、密着性が良好なコーティング皮膜を形成でき
るコーティング方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明のタ
ンブラー式スプレーコーティング方法は、回転駆動され
るバレルに収容されている被コーティング物に、溶剤に
溶解したバインダー機能を有する樹脂とフッ素系樹脂と
を配合したコーティング剤をスプレーして、被コーティ
ング物の表面にコーティング皮膜を形成するタンブラー
式スプレーコーティング方法において、第1コーティン
グ剤を用いて、第1スプレーコート層を形成した後、第
2コーティング剤を用いて、第2スプレーコート層を形
成して前記コーティング皮膜を形成する方法であって、
第1コーティング剤及び第2コーティング剤は、溶剤に
溶解したバインダー機能を有する樹脂を含有すると共
に、第1コーティング剤中のフッ素系樹脂の、バインダ
ー機能を有する樹脂に対する含有重量割合を、第2コー
ティング剤中のフッ素系樹脂の、バインダー機能を有す
る樹脂に対する含有重量割合よりも少なくしていること
を特徴とするタンブラー式スプレーコーティング方法で
ある。
ンブラー式スプレーコーティング方法は、回転駆動され
るバレルに収容されている被コーティング物に、溶剤に
溶解したバインダー機能を有する樹脂とフッ素系樹脂と
を配合したコーティング剤をスプレーして、被コーティ
ング物の表面にコーティング皮膜を形成するタンブラー
式スプレーコーティング方法において、第1コーティン
グ剤を用いて、第1スプレーコート層を形成した後、第
2コーティング剤を用いて、第2スプレーコート層を形
成して前記コーティング皮膜を形成する方法であって、
第1コーティング剤及び第2コーティング剤は、溶剤に
溶解したバインダー機能を有する樹脂を含有すると共
に、第1コーティング剤中のフッ素系樹脂の、バインダ
ー機能を有する樹脂に対する含有重量割合を、第2コー
ティング剤中のフッ素系樹脂の、バインダー機能を有す
る樹脂に対する含有重量割合よりも少なくしていること
を特徴とするタンブラー式スプレーコーティング方法で
ある。
【0007】請求項2に係る発明のタンブラー式スプレ
ーコーティング方法は、第1コーティング剤中での、バ
インダー機能を有する樹脂100重量部に対する、フッ
素系樹脂の含有量が0〜30重量部であり、第2コーテ
ィング剤中でのバインダー機能を有する樹脂100重量
部に対する、フッ素系樹脂樹脂の含有量が10〜100
重量部である請求項1記載のタンブラー式スプレーコー
ティング方法である。
ーコーティング方法は、第1コーティング剤中での、バ
インダー機能を有する樹脂100重量部に対する、フッ
素系樹脂の含有量が0〜30重量部であり、第2コーテ
ィング剤中でのバインダー機能を有する樹脂100重量
部に対する、フッ素系樹脂樹脂の含有量が10〜100
重量部である請求項1記載のタンブラー式スプレーコー
ティング方法である。
【0008】請求項3に係る発明のタンブラー式スプレ
ーコーティング方法は、バインダー機能を有する樹脂が
ポリアミドイミド樹脂である請求項1又は請求項2記載
のタンブラー式スプレーコーティング方法である。
ーコーティング方法は、バインダー機能を有する樹脂が
ポリアミドイミド樹脂である請求項1又は請求項2記載
のタンブラー式スプレーコーティング方法である。
【0009】請求項4に係る発明のタンブラー式スプレ
ーコーティング方法は、上記フッ素系樹脂がPTFE
(4フッ化エチレン樹脂)である請求項3記載のタンブ
ラー式スプレーコーティング方法である。
ーコーティング方法は、上記フッ素系樹脂がPTFE
(4フッ化エチレン樹脂)である請求項3記載のタンブ
ラー式スプレーコーティング方法である。
【0010】請求項5に係る発明のタンブラー式スプレ
ーコーティング方法は、第1コーティング剤を被コーテ
ィング物にスプレーするに先立って、前記バインダー機
能を有する樹脂を溶解可能な溶剤を含んでなる前処理液
中に被コーティング物を浸漬する前処理を、該被コーテ
ィング物に対して施している請求項1から請求項4まで
の何れかに記載のタンブラー式スプレーコーティング方
法である。
ーコーティング方法は、第1コーティング剤を被コーテ
ィング物にスプレーするに先立って、前記バインダー機
能を有する樹脂を溶解可能な溶剤を含んでなる前処理液
中に被コーティング物を浸漬する前処理を、該被コーテ
ィング物に対して施している請求項1から請求項4まで
の何れかに記載のタンブラー式スプレーコーティング方
法である。
【0011】請求項6に係る発明のタンブラー式スプレ
ーコーティング方法は、バインダー機能を有する樹脂が
ポリアミドイミド樹脂であって、第1コーティング剤を
被コーティング物にスプレーするに先立って、ポリアミ
ドイミド樹脂を溶解可能な溶剤とポリアミドイミド樹脂
とを含んでなる前処理液中に被コーティング物を浸漬す
る前処理を、該被コーティング物に対して施している請
求項3又は請求項4記載のタンブラー式スプレーコーテ
ィング方法である。
ーコーティング方法は、バインダー機能を有する樹脂が
ポリアミドイミド樹脂であって、第1コーティング剤を
被コーティング物にスプレーするに先立って、ポリアミ
ドイミド樹脂を溶解可能な溶剤とポリアミドイミド樹脂
とを含んでなる前処理液中に被コーティング物を浸漬す
る前処理を、該被コーティング物に対して施している請
求項3又は請求項4記載のタンブラー式スプレーコーテ
ィング方法である。
【0012】請求項7に係る発明のタンブラー式スプレ
ーコーティング方法は、第1コーティング剤を被コーテ
ィング物にスプレーするに先立って、該被コーティング
物に対して、研磨剤を用いるショットブラスト法による
前処理を施している請求項1から請求項4までの何れか
に記載のタンブラー式スプレーコーティング方法であ
る。
ーコーティング方法は、第1コーティング剤を被コーテ
ィング物にスプレーするに先立って、該被コーティング
物に対して、研磨剤を用いるショットブラスト法による
前処理を施している請求項1から請求項4までの何れか
に記載のタンブラー式スプレーコーティング方法であ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
する。
する。
【0014】本発明に係るスプレーコーティング方法
は、図1に示すように、網籠状の筒体であるバレル60
の中に、多数の被コーティング物1(リレー鉄芯などの
小物部品)を入れておいて、バレル60中の被コーティ
ング物1が攪拌されるように、バレル60を回転させな
がら、被コーティング物1の全表面に満遍なくコーティ
ング剤が付着するように、噴霧器61から適量のコーテ
ィング剤をスプレーすることにより、筒体中の小物部品
を一度にコーティングしてしまうコーティング方法に関
するものである。そして、本発明では、最終的には溶剤
に溶解したバインダー機能を有する樹脂とフッ素系樹脂
とを配合したコーティング剤をスプレーして、被コーテ
ィング物の表面にコーティング皮膜を形成するが、密着
性が良好なコーティング皮膜を得るために、2段階のス
プレーコーティングを行う。すなわち、先ず、第1コー
ティング剤を用いて、第1スプレーコート層を形成した
後、第2コーティング剤を用いて、第2スプレーコート
層を形成してコーティング皮膜を形成する。そして、第
1コーティング剤及び第2コーティング剤は、溶剤に溶
解したバインダー機能を有する樹脂を含有すると共に、
第1コーティング剤中のフッ素系樹脂の、バインダー機
能を有する樹脂に対する含有重量割合を、第2コーティ
ング剤中のフッ素系樹脂の、バインダー機能を有する樹
脂に対する含有重量割合よりも少なくしている。
は、図1に示すように、網籠状の筒体であるバレル60
の中に、多数の被コーティング物1(リレー鉄芯などの
小物部品)を入れておいて、バレル60中の被コーティ
ング物1が攪拌されるように、バレル60を回転させな
がら、被コーティング物1の全表面に満遍なくコーティ
ング剤が付着するように、噴霧器61から適量のコーテ
ィング剤をスプレーすることにより、筒体中の小物部品
を一度にコーティングしてしまうコーティング方法に関
するものである。そして、本発明では、最終的には溶剤
に溶解したバインダー機能を有する樹脂とフッ素系樹脂
とを配合したコーティング剤をスプレーして、被コーテ
ィング物の表面にコーティング皮膜を形成するが、密着
性が良好なコーティング皮膜を得るために、2段階のス
プレーコーティングを行う。すなわち、先ず、第1コー
ティング剤を用いて、第1スプレーコート層を形成した
後、第2コーティング剤を用いて、第2スプレーコート
層を形成してコーティング皮膜を形成する。そして、第
1コーティング剤及び第2コーティング剤は、溶剤に溶
解したバインダー機能を有する樹脂を含有すると共に、
第1コーティング剤中のフッ素系樹脂の、バインダー機
能を有する樹脂に対する含有重量割合を、第2コーティ
ング剤中のフッ素系樹脂の、バインダー機能を有する樹
脂に対する含有重量割合よりも少なくしている。
【0015】本発明でいう、バインダー機能を有する樹
脂としては、各種の接着剤等に使用されるエポキシ樹
脂、ポリアミド樹脂等が例示できるが、ポリアミドイミ
ド樹脂は接着性、絶縁性、耐熱性、耐磨耗性に優れてい
るので本発明で使用するバインダー機能を有する樹脂と
して適している。一方、非粘着性樹脂であるフッ素系樹
脂としてはPTFEやFEPが例示できるが潤滑性や非
粘着性を付与でき、耐熱性も優れるPTFEが適してい
る。そして、バインダー機能を有する樹脂としてポリア
ミドイミド樹脂を使用する場合には、ポリアミドイミド
樹脂を溶解する溶剤としてはNMP(N−メチル−2−
ピロリドン)又はDMF(ジメチルホルムアミド)を使
用することができる。
脂としては、各種の接着剤等に使用されるエポキシ樹
脂、ポリアミド樹脂等が例示できるが、ポリアミドイミ
ド樹脂は接着性、絶縁性、耐熱性、耐磨耗性に優れてい
るので本発明で使用するバインダー機能を有する樹脂と
して適している。一方、非粘着性樹脂であるフッ素系樹
脂としてはPTFEやFEPが例示できるが潤滑性や非
粘着性を付与でき、耐熱性も優れるPTFEが適してい
る。そして、バインダー機能を有する樹脂としてポリア
ミドイミド樹脂を使用する場合には、ポリアミドイミド
樹脂を溶解する溶剤としてはNMP(N−メチル−2−
ピロリドン)又はDMF(ジメチルホルムアミド)を使
用することができる。
【0016】また、第1コーティング剤及び第2コーテ
ィング剤は、溶剤に溶解したバインダー機能を有する樹
脂を含有しているが、その含有割合については、被コー
テイング物や、バインダー機能を有する樹脂の種類等に
よって適宜決定すればよいが、第1コーティング剤中の
フッ素系樹脂の、バインダー機能を有する樹脂に対する
含有重量割合を、第2コーティング剤中のフッ素系樹脂
の、バインダー機能を有する樹脂に対する含有重量割合
よりも少なくすることが、密着性が良好であって、所望
の潤滑性や非粘着性を有するコーティンング皮膜を得る
ためには重要である。
ィング剤は、溶剤に溶解したバインダー機能を有する樹
脂を含有しているが、その含有割合については、被コー
テイング物や、バインダー機能を有する樹脂の種類等に
よって適宜決定すればよいが、第1コーティング剤中の
フッ素系樹脂の、バインダー機能を有する樹脂に対する
含有重量割合を、第2コーティング剤中のフッ素系樹脂
の、バインダー機能を有する樹脂に対する含有重量割合
よりも少なくすることが、密着性が良好であって、所望
の潤滑性や非粘着性を有するコーティンング皮膜を得る
ためには重要である。
【0017】さらに、第1コーティング剤中での、バイ
ンダー機能を有する樹脂100重量部に対する、フッ素
系樹脂の含有量が0〜30重量部であり、第2コーティ
ング剤中でのバインダー機能を有する樹脂100重量部
に対する、フッ素系樹脂樹脂の含有量が10〜100重
量部であると、より実用性の高いコーティング皮膜を得
ることができる。
ンダー機能を有する樹脂100重量部に対する、フッ素
系樹脂の含有量が0〜30重量部であり、第2コーティ
ング剤中でのバインダー機能を有する樹脂100重量部
に対する、フッ素系樹脂樹脂の含有量が10〜100重
量部であると、より実用性の高いコーティング皮膜を得
ることができる。
【0018】また、第1コーティング剤を被コーティン
グ物にスプレーするに先立って、バインダー機能を有す
る樹脂を溶解可能な溶剤を含んでなる前処理液中に被コ
ーティング物を浸漬する前処理を、該被コーティング物
に対して施しておくと、得られるコーティング皮膜の密
着性がより向上するので、望ましい。そして、前処理液
中から取り出したときに、被コーティング物の表面に存
在する前処理液がべたべたした過剰な状態である場合に
は、乾燥処理を施して前処理液の付着量を適切な量に調
整することが良好な密着性を得るためには好ましい。
グ物にスプレーするに先立って、バインダー機能を有す
る樹脂を溶解可能な溶剤を含んでなる前処理液中に被コ
ーティング物を浸漬する前処理を、該被コーティング物
に対して施しておくと、得られるコーティング皮膜の密
着性がより向上するので、望ましい。そして、前処理液
中から取り出したときに、被コーティング物の表面に存
在する前処理液がべたべたした過剰な状態である場合に
は、乾燥処理を施して前処理液の付着量を適切な量に調
整することが良好な密着性を得るためには好ましい。
【0019】さらに、バインダー機能を有する樹脂がポ
リアミドイミド樹脂であって、第1コーティング剤を被
コーティング物にスプレーするに先立って、ポリアミド
イミド樹脂を溶解可能な溶剤とポリアミドイミド樹脂と
を含んでなる前処理液中に被コーティング物を浸漬する
前処理を、該被コーティング物に対して施しておくと、
得られるコーティング皮膜の密着性がより向上するの
で、望ましい。この場合、ポリアミドイミド樹脂を溶解
可能な溶剤としては、NMP(N−メチル−2−ピロリ
ドン)又はDMF(ジメチルホルムアミド)を使用する
ことが前処理の効果を得るには好ましい。そして、前処
理液全体に対するポリアミドイミド樹脂の含有割合は4
重量%以下の範囲内とすることが、バレル中で被コーテ
ィング物にコーティングしている際に被コーティング物
同士が接着してしまうという不具合を生じさせないため
に望ましい。
リアミドイミド樹脂であって、第1コーティング剤を被
コーティング物にスプレーするに先立って、ポリアミド
イミド樹脂を溶解可能な溶剤とポリアミドイミド樹脂と
を含んでなる前処理液中に被コーティング物を浸漬する
前処理を、該被コーティング物に対して施しておくと、
得られるコーティング皮膜の密着性がより向上するの
で、望ましい。この場合、ポリアミドイミド樹脂を溶解
可能な溶剤としては、NMP(N−メチル−2−ピロリ
ドン)又はDMF(ジメチルホルムアミド)を使用する
ことが前処理の効果を得るには好ましい。そして、前処
理液全体に対するポリアミドイミド樹脂の含有割合は4
重量%以下の範囲内とすることが、バレル中で被コーテ
ィング物にコーティングしている際に被コーティング物
同士が接着してしまうという不具合を生じさせないため
に望ましい。
【0020】また、第1コーティング剤を被コーティン
グ物にスプレーするに先立って、該被コーティング物に
対して、研磨剤を用いるショットブラスト法による前処
理を施しておくと、得られるコーティング皮膜の密着性
がより向上するので、望ましい。このショットブラスト
法については、湿式法、乾式法の何れの方法で行っても
よい。
グ物にスプレーするに先立って、該被コーティング物に
対して、研磨剤を用いるショットブラスト法による前処
理を施しておくと、得られるコーティング皮膜の密着性
がより向上するので、望ましい。このショットブラスト
法については、湿式法、乾式法の何れの方法で行っても
よい。
【0021】
【実施例】実施例及び比較例によって本発明を説明す
る。
る。
【0022】実施例1 バインダー機能を有する樹脂をポリアミドイミド樹脂と
し、溶剤をNMPとし、フッ素系樹脂をPTFE(4フ
ッ化エチレン樹脂)として、コーテイング液の調製を下
記の条件で行った。
し、溶剤をNMPとし、フッ素系樹脂をPTFE(4フ
ッ化エチレン樹脂)として、コーテイング液の調製を下
記の条件で行った。
【0023】第1コーティング剤の配合は、ポリアミド
イミド樹脂11重量部、NMP88重量部、PTFE1
重量部とした。そして、第2コーティング剤の配合は、
ポリアミドイミド樹脂9重量部、NMP88重量部、P
TFE3重量部とした図1に示すバレル60に収容した
多数(約10000個)のリレー鉄芯(寸法:8mm×
2mm×0.8mm)に対して、上記で調製した第1コ
ーティング剤を用いて第1スプレーコート層を形成した
後、上記で調製した第2コーテイング剤を用いて第2ス
プレーコート層を形成し、トータル膜厚が5μmのコー
テイング皮膜を形成した。なお、スプレーコーティング
中のバレル内の温度は120℃とし、第1スプレーコー
ト層と第2スプレーコート層の厚みはほぼ同じ厚みとな
るように形成した。
イミド樹脂11重量部、NMP88重量部、PTFE1
重量部とした。そして、第2コーティング剤の配合は、
ポリアミドイミド樹脂9重量部、NMP88重量部、P
TFE3重量部とした図1に示すバレル60に収容した
多数(約10000個)のリレー鉄芯(寸法:8mm×
2mm×0.8mm)に対して、上記で調製した第1コ
ーティング剤を用いて第1スプレーコート層を形成した
後、上記で調製した第2コーテイング剤を用いて第2ス
プレーコート層を形成し、トータル膜厚が5μmのコー
テイング皮膜を形成した。なお、スプレーコーティング
中のバレル内の温度は120℃とし、第1スプレーコー
ト層と第2スプレーコート層の厚みはほぼ同じ厚みとな
るように形成した。
【0024】コーティングを終えたリレー鉄芯につい
て、コーテイング皮膜の密着性評価をテープテストによ
り行った。30個の試験片について試験したところ、テ
ープによってコーテイング皮膜がリレー鉄芯から剥離し
たものは0個であり、良好な結果であった。また、バレ
ル中に収容した多数(約10000個)のリレー鉄芯に
ついて、リレー鉄芯同士が接着している不具合も全く発
生していなかった。
て、コーテイング皮膜の密着性評価をテープテストによ
り行った。30個の試験片について試験したところ、テ
ープによってコーテイング皮膜がリレー鉄芯から剥離し
たものは0個であり、良好な結果であった。また、バレ
ル中に収容した多数(約10000個)のリレー鉄芯に
ついて、リレー鉄芯同士が接着している不具合も全く発
生していなかった。
【0025】比較例1 バインダー機能を有する樹脂をポリアミドイミド樹脂と
し、溶剤をNMPとし、フッ素系樹脂をPTFE(4フ
ッ化エチレン樹脂)として、コーテイング液の調製を行
った。具体的には、上記の実施例1の第2コーティング
剤の配合と同様に、ポリアミドイミド樹脂9重量部、N
MP88重量部、PTFE3重量部とした。
し、溶剤をNMPとし、フッ素系樹脂をPTFE(4フ
ッ化エチレン樹脂)として、コーテイング液の調製を行
った。具体的には、上記の実施例1の第2コーティング
剤の配合と同様に、ポリアミドイミド樹脂9重量部、N
MP88重量部、PTFE3重量部とした。
【0026】次いで、実施例と同様に、多数(約100
00個)のリレー鉄芯(寸法:8mm×2mm×0.8
mm)に対して、上記で調製したコーテイング剤を用い
て、トータル膜厚が5μmのコーテイング皮膜を1段階
で形成した。なお、スプレーコーティング中のバレル内
の温度は120℃とした。
00個)のリレー鉄芯(寸法:8mm×2mm×0.8
mm)に対して、上記で調製したコーテイング剤を用い
て、トータル膜厚が5μmのコーテイング皮膜を1段階
で形成した。なお、スプレーコーティング中のバレル内
の温度は120℃とした。
【0027】コーティングを終えたリレー鉄芯につい
て、コーテイング皮膜の密着性評価をテープテストによ
り行った。30個の試験片について試験したところ、テ
ープによってコーテイング皮膜がリレー鉄芯から剥離し
たものが8個発生した。なお、バレル中に収容した多数
(約10000個)のリレー鉄芯について、リレー鉄芯
同士が接着している不具合は比較例でも全く発生してい
なかった。
て、コーテイング皮膜の密着性評価をテープテストによ
り行った。30個の試験片について試験したところ、テ
ープによってコーテイング皮膜がリレー鉄芯から剥離し
たものが8個発生した。なお、バレル中に収容した多数
(約10000個)のリレー鉄芯について、リレー鉄芯
同士が接着している不具合は比較例でも全く発生してい
なかった。
【0028】上記の結果で明らかなように、本発明のコ
ーテイング法によれば、リレー鉄芯の表面に、非粘着性
樹脂であるフッ素系樹脂を配合してなるコーティング剤
を、タンブラー式スプレーコーティング方法によってコ
ーティングする場合に、密着性が良好なコーティング皮
膜を形成できることが確認された。
ーテイング法によれば、リレー鉄芯の表面に、非粘着性
樹脂であるフッ素系樹脂を配合してなるコーティング剤
を、タンブラー式スプレーコーティング方法によってコ
ーティングする場合に、密着性が良好なコーティング皮
膜を形成できることが確認された。
【0029】
【発明の効果】請求項1〜請求項7に係る発明によれ
ば、リレー鉄芯等の小物部品である被コーティング物の
表面に、非粘着性樹脂であるフッ素系樹脂を配合してな
るコーティング剤を、タンブラー式スプレーコーティン
グ方法によってコーティングする場合に、密着性が良好
なコーティング皮膜を形成することができる。
ば、リレー鉄芯等の小物部品である被コーティング物の
表面に、非粘着性樹脂であるフッ素系樹脂を配合してな
るコーティング剤を、タンブラー式スプレーコーティン
グ方法によってコーティングする場合に、密着性が良好
なコーティング皮膜を形成することができる。
【0030】また、請求項3に係る発明によれば、上記
の効果に加えて、得られるコーティング皮膜を、絶縁
性、耐熱性及び耐磨耗性が優れた皮膜とすることができ
る。
の効果に加えて、得られるコーティング皮膜を、絶縁
性、耐熱性及び耐磨耗性が優れた皮膜とすることができ
る。
【0031】また、請求項5〜請求項7に係る発明によ
れば、得られるコーティング皮膜の密着性がさらに良好
となるという効果を奏する。
れば、得られるコーティング皮膜の密着性がさらに良好
となるという効果を奏する。
【図1】タンブラー式スプレーコーティング方法を説明
するためのタンブラー式スプレーコーティング装置の概
略断面図である。
するためのタンブラー式スプレーコーティング装置の概
略断面図である。
1 被コーティング物 60 バレル 61 噴霧器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中山 俊一 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 4D075 AA01 AA69 AE03 BB04X CA13 DB01 DB11 DC19 EB16 EB39 EB56
Claims (7)
- 【請求項1】 回転駆動されるバレルに収容されている
被コーティング物に、溶剤に溶解したバインダー機能を
有する樹脂とフッ素系樹脂とを配合したコーティング剤
をスプレーして、被コーティング物の表面にコーティン
グ皮膜を形成するタンブラー式スプレーコーティング方
法において、第1コーティング剤を用いて、第1スプレ
ーコート層を形成した後、第2コーティング剤を用い
て、第2スプレーコート層を形成して前記コーティング
皮膜を形成する方法であって、第1コーティング剤及び
第2コーティング剤は、溶剤に溶解したバインダー機能
を有する樹脂を含有すると共に、第1コーティング剤中
のフッ素系樹脂の、バインダー機能を有する樹脂に対す
る含有重量割合を、第2コーティング剤中のフッ素系樹
脂の、バインダー機能を有する樹脂に対する含有重量割
合よりも少なくしていることを特徴とするタンブラー式
スプレーコーティング方法。 - 【請求項2】 第1コーティング剤中での、バインダー
機能を有する樹脂100重量部に対する、フッ素系樹脂
の含有量が0〜30重量部であり、第2コーティング剤
中でのバインダー機能を有する樹脂100重量部に対す
る、フッ素系樹脂樹脂の含有量が10〜100重量部で
ある請求項1記載のタンブラー式スプレーコーティング
方法。 - 【請求項3】 バインダー機能を有する樹脂がポリアミ
ドイミド樹脂である請求項1又は請求項2記載のタンブ
ラー式スプレーコーティング方法。 - 【請求項4】 上記フッ素系樹脂がPTFE(4フッ化
エチレン樹脂)である請求項3記載のタンブラー式スプ
レーコーティング方法。 - 【請求項5】 第1コーティング剤を被コーティング物
にスプレーするに先立って、前記バインダー機能を有す
る樹脂を溶解可能な溶剤を含んでなる前処理液中に被コ
ーティング物を浸漬する前処理を、該被コーティング物
に対して施している請求項1から請求項4までの何れか
に記載のタンブラー式スプレーコーティング方法。 - 【請求項6】 バインダー機能を有する樹脂がポリアミ
ドイミド樹脂であって、第1コーティング剤を被コーテ
ィング物にスプレーするに先立って、ポリアミドイミド
樹脂を溶解可能な溶剤とポリアミドイミド樹脂とを含ん
でなる前処理液中に被コーティング物を浸漬する前処理
を、該被コーティング物に対して施している請求項3又
は請求項4記載のタンブラー式スプレーコーティング方
法。 - 【請求項7】 第1コーティング剤を被コーティング物
にスプレーするに先立って、該被コーティング物に対し
て、研磨剤を用いるショットブラスト法による前処理を
施している請求項1から請求項4までの何れかに記載の
タンブラー式スプレーコーティング方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000021092A JP2001205173A (ja) | 2000-01-31 | 2000-01-31 | タンブラー式スプレーコーティング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000021092A JP2001205173A (ja) | 2000-01-31 | 2000-01-31 | タンブラー式スプレーコーティング方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001205173A true JP2001205173A (ja) | 2001-07-31 |
Family
ID=18547547
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000021092A Pending JP2001205173A (ja) | 2000-01-31 | 2000-01-31 | タンブラー式スプレーコーティング方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001205173A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101786077A (zh) * | 2010-03-10 | 2010-07-28 | 恩平万达福化工有限公司 | 一种工件的涂装方法 |
JP2010239053A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Tdk Corp | 電子部品の製造方法 |
CH712733A1 (de) * | 2016-07-22 | 2018-01-31 | Bräcker Ag | Ringläufer. |
CN114505211A (zh) * | 2022-01-14 | 2022-05-17 | 宁波沣发新材料有限公司 | 一种长尾票夹表面涂装工艺 |
-
2000
- 2000-01-31 JP JP2000021092A patent/JP2001205173A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010239053A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Tdk Corp | 電子部品の製造方法 |
CN101786077A (zh) * | 2010-03-10 | 2010-07-28 | 恩平万达福化工有限公司 | 一种工件的涂装方法 |
CH712733A1 (de) * | 2016-07-22 | 2018-01-31 | Bräcker Ag | Ringläufer. |
CN114505211A (zh) * | 2022-01-14 | 2022-05-17 | 宁波沣发新材料有限公司 | 一种长尾票夹表面涂装工艺 |
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