JPS5875297A - 放射線モニタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は検出部の付勢と遠隔制御を測定部が行う放射線
モニタに関するものである。

この種の放射線モニタは、検出部と遠隔にある測定部と
の間でデータを授受する際に、雑音を誘導して計器が誤
動作をしないことが望ましい。

しかし、従来の放射線モニタにおいては、検出部と測定
部とを多芯複合ケーブルで接続し、検出部の電源供給と
データ伝送を行う構成であるため、ケーブルの途中で雷
や電磁誘導作用により電源ラインおよび信号ラインに雑
音が誘導され、計器が誤動作することがあった。そこで
、データ伝送用に光ファイバーを用いた放射線モニタが
実用に供されているが、検出部に電源を有していない場
合には電源ケーブルを用いて測定部から検出部を付勢す
る必要があり、その電源ケーブルを経由して信号ライン
に雑音が誘導されるおそれがある。

本発明はこのような欠点を除去するために、検出部と測
定部とを光ファイバーで接続し、検出部の付勢、遠隔制
御およびデータ伝送を光を利用して行うことができる放
射線モニタを提供することを目的とする。

本発明の放射線モニタは、放射線を検出し、そのデータ
を伝送する検出部と、この検出部に付勢エネルギーおよ
び制御信号を供給するとともに、前記検出部が伝送する
データを受信、計測する測宇部と、前記検出部および前
記測定部間を接続する光ファイバーとからなり、前記検
出部と前記測定部は、それぞれ前記データの授受、前記
付勢エネルギーおよび前記制御信号の供給を前記光ファ
イバーを介して光によって行うために、光電変換回路と
発光回路を有し、前記検出部は更に前記付勢エネルギー
を貯える電源回路を有することを特徴とするものである
。

以下、図面を参照して、本発明について説明する。

第１図は本発明による放射線モニタの一構成例を示すブ
ロック図である。この放射線モニタは、検出部／／　、
測定部／２およびライトバイブ（光ファイバー）　／ｌ
　、　／４’からなる。検出部／／においては、検出器
Ｂが放射線強度を検出して電気信号に変換し、測定ｍｌ
路／６へ供給する。測定回路／には、その電気信号を増
幅し、単位時間当りの計数値あるいは積算値に換算する
。データ処理回路１７は、測定回路／ｌの出力をデジタ
ルデータに変換して処理し、発光回路／Ｉに供給する。

この発光回路７ｇは、データ処理回路／７の出力データ
に応じて可視光またはし・−ザ光を点滅し、ライトバイ
ブ１３を介して測定部１２に伝送する。一方、測定部／
２は、検出部／／の付勢エネルギーおよび制御信号をラ
イトバイブ／りを介して検出部／ｌの光電変換回路／９
に供給する。

光電変換回路／９は、太陽電池あるいはフォトトランジ
スタなどの光電変換素子からなり、受光した可視光また
はレーザ光を電気信号に変換する。そして、この光電変
換回路／９は、変換した付勢エネルギーと制御信号を、
それぞれ電源回路〃と制御回路ガに供給する。電源回路
〃は、蓄電池あるいは大容量コンデンサを有し、光電変
挽回路１９が供給する付勢エネルギーを貯え、制御回路
２／に電源を供給するとともに、電源スィッチｎがオン
のとき検出器／ｊ、測定回路ｉｔ　、データ処理回路／
７および発光回路７ｇにそれぞれ駆動に必要な電源を供
給する。

また、制御回路〃は、制御信号Ｐ、Ｓにより、それぞれ
電源スィッチｎおよびデータ処理回路／７を制御する。

ところで、測定部／！は、充電変換回路ｎ、測定回路２
り２発光回路Ｂおよびモニタ制御回路ぶを有している。

ここで、光電変換回路Ｂは、検出部／／の光電変換回路
と同様に、太陽電池あるいはフォトトランジスタなどの
光電変換素子からなり、ライトバイブ／３を介して伝送
される可視光またはレーザ光を受光して電気信号に変換
し、測定回路２グに供給する。発光回路りは、検出部１
／の付勢エネルギーを供給するため、通常連続光を発生
するが、制御信号を伝送するときには、モニタ制御回路
バの指令により光の点滅を行なう。そして、測定回路２
グは、発光回路Ｂから制御信号を受信し、制御信号と同
期して放射線検出データの読み込みと計数表示を行う。

なお、測定回路２グは、モニタ制御回路ぶから制御信号
を直接受信するように構成してもよい。

次に、第２図のタイミングチャートを参照して、本発明
による放射線モニタの動作について説明する。

第２図に示すように、この放射線モニタの動作は、通常
モード、計測モードおよびデータ伝送モードに分けられ
、モニタ制御回路Ｉがそのモー（ｒ） ド切換制御を行なう。そこで、通常モードにおいては、
第２図（Ａ）　、　（Ｂ）に示すように、発光回路Ｂが
発する可視光あるいはレーザ光の連続光をパイプ／グを
介して光電変換回路／９が受光してｉ！Ｆ！気信号に変
換する。光電変換回路／９は、その変換出力を電源回路
〃に供給し、電源回路〃はこれを検出部／／の付勢エネ
ルギーとして蓄電池あるいは大容１役コンデンサに貯え
る。従って、通常モードにおける発光回路Ｂの発光量と
発光期間は、ライトバイプ／グの損失、光′電変換回路
／９の変換効率、電源回路〃の効率および検出部／／が
ｄ１測モードとデータ伝送モードに要するエネルギーに
よってきめる必要がある。かくして、電源回路〃が検出
部／／の付勢エネルギーを貯えたのち、発光回路Ｂがモ
ニタ制御回路２乙の指令にもとづいて可視光あるいＧｊ
：　ｌ／　−が、可視光あるいはレーザ光をその点滅に
応じた電気信ぢに変換し、制御回路２／に供給するため
、制御回路２１が第２図（Ｃ）　、　Ｑ））のタイミン
グで制御信（乙） 号Ｐ、Ｓをそれぞれ検出する。そこで、制御信号Ｐの立
上りで、第２図（匂に示すように、電源スィッチ〃が入
り、電源回路〃が検出器／３　、測定回路１６およびデ
ータ処理回路１７へ付勢エネルギーを供給する。このた
め、検出部ｌ／は計測モードになり、検１１１　？Ｗ　
／３が入力放射ｍ強度に応じた電気信号を出力し、計し
１０回路／乙がその電気信号を増幅して単位時間当りの
積算値あるいは計数値のデータに変換する。次いで、デ
ータ処理回路／ｌが、そのデジタルデータ処理を行なっ
て計測データを蓄積する。

ところで、制御信号Ｓの立上りによって、検出部／／は
データ伝送モードになり、データ処理回路／７は貯えた
データを読み出し、発光回路７Ｋに供給する。発光回路
／ｇは、当該データに応じて可視光あるいはレーザ光を
点滅し、ライトパイプ１３を介してデータのシリアル伝
送を行なう。測定部／２においては、第２図（Ｇ）に示
すように洸電変換回路ｎがライトパイプ／３を介して可
視光あるいはレーザ光によりシリアル伝送されたデータ
を電気信号に変換し、測定回路２グに供給する。この測
定回路２１は、第λ図αυに示すように、発光回路Ｊか
らタイミ、ング信号を受信し、データ伝送モードの期間
だけ光電変換回路Ｂの出力を取り込み、放射線計測デー
タを計数表示する。このようにしてデータ伝送が終了す
るとへモニタ制御回路にの指令に」：す、検出部／／お
よび測定部／！は再び通常モードになり１既述した動作
を繰返す。なお、検出部／／と測定部よって行なうよう
にしてもよい。

上述したように、本発明にＪ：れば、光のみで検出部に
付勢エネルギーを供給するとともに検出部と測定部との
信号伝送を行なっているので、遠隔にある検出部と測定
部との伝送ラインで、電気的雑音が発生しても、その影
響を受４ｊず誤動作のない放射線モニタを提供すること
ができる。また、光ファイバーを伝送ラインに用いるの
で、ケーブルが軽量化でき、施設工事が容易になるばか
りで　　□なく、多量のデータを高品質で伝送すること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第７図は本発明の放射線モニタの一構成例を示すブロッ
ク図、第、２図はその各部のタイミングチャートである
。 ／／・・・検出部、　　　　　１２・・・測定部、／３
　、　／＆・・・ライトパイプ（光ファイバー）、１５
・・・検出器、　　　　　／４　、２１・・・測定回路
、／７・・・データ処理回路、７ｇ、〃・・・発光回路
、／９．刀・・・光電変換回路、〃・・・電源回路、２
ノ・・・制御回路、　　　　ｎ・・・電源スィッチ、バ
・・・モニタ制御回路。 特許出願人　富士電機製造株式会社 （９）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 放射線を検出し、そのデータを伝送する検出部と、この
   検出部に付勢エネルギーおよび制御信号を供給するとと
   もに、前記検出部が伝送するデータを受信、計測する測
   定部と、前記検出部および前記測定部間を接続する光フ
   ァイバーとからなり、前記検出部と前記測定部は、それ
   ぞれ前記データの授受、前記付勢エネルギーおよび前記
   制御信号の供給を前記光ファイバーを介して光によって
   行うために、光電変換回路と発光回路を有し、前記検出
   部は更に前記付勢エネルギーを貯える電源回路を有する
   ことを特徴とする放射線モニタ。