JPS5874812A - 内燃機関のタペツト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はセラミック焼結体で構成された内燃機関のタペ
ットに関する。

一般にレシプロ式の内燃機関において、シリンダ内に混
合気体を吸気或いは燃焼ガスを排気する番こは、第１図
に示すように、カム軸１に固着されたカム２が回転して
、プロフィル面と接触しているタペット３を押圧し、こ
れが直接弁棒４を押し下げ、或いは押し上げて吸気弁或
いは排気弁５を開放する機構が用いられている。

而して、上記タペットとしては、従来はチルド鋳鉄、炭
素鋼のような金属からなるものが用いられていたが、摩
耗しやすく、特にカムプロフィル面６と接触する水平な
作動面７に損傷をうけやすいという欠点があった＠ 本発明は、タペット全体を軽量で耐摩耗性に浚れたセラ
ミック焼結体で構成するとともに、応力が集中するタペ
ットの接触作動面の縁端を曲面状に面取り加工した形状
にすることにより上記欠点を解消したものである。

本発明に使用されるセラミック焼結体としては、８　ｇ
　、　Ｎ４　、　ＡｊＮ、　Ｔ　ｉＮ、ＺｒＮのような
窒化物、８１．ＯＮ、、８ｉｋｌＯＮのような酸窒化物
、Ｓｉｎ、Ｂ、Ｏ，Ｔｉｅ、ＺｒＯのような膨化物、Ａ
ム０１、Ｚ　ｒ　Ｏ−、Ｍ　ｇ　Ａ　ｌ　＊　Ｏ−のよ
うな酸化物、Ｓ　ｔ　ｓＮ、−５ａｃのような炭鴛化物
等のセラミック焼結体かある。

これらのセラミック焼結体は１例えば次のような方法で
例えば断面コ字状或いはＴ字状の所定形状に成型される
。

（イ）　普通焼結（炉焼結） （ｑ　加法焼結 ｅｉ　　反応結合焼結 本発明においては、第２図に示すように、このようにし
て成型されたタペット８の、カムプロフィル面と接触作
動する面７の縁端９の全周に、面取り加工を施こし、曲
′面状にする。

その曲率半径（勅は、０．５〜５ｕの範囲に入るように
することが好ましい。

すなわち、Ｒがあまり小さいと面取り加工の効果がほと
んどなく、反対にＲが大きすぎる場合には、潤滑油中の
異物が面取り部にはいりこみ、この部分にきすがつきや
すく、またこれが摩耗をさらに進行させる原因になりや
すい。

従って、面取り加工の際のＲは０．５〜５襲の間に留め
るのが適当である。

以上説明上たように、本発明のタペットは、セラミック
焼結体で構成されているので、軽量で耐摩粍性に唆れ、
内燃機関に装着した場合、その高速化および高出力化を
達成することができる。

また、カムや弁棒との接触により、応力が集中する縁端
部が曲面状に面取り加工されているので、使用寿命が長
いという利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はタペットの使用態様を示す断面説明図、第２図
は本発明の一実施例の断面図である。 ２・・カ　ム ３・・・タペット ５・・・吸気弁或いは排気弁 ７・・接触作動面 ８・・セラミック焼結体製タペット ９・・縁端 （７３１７）　　代理人弁理士　　則　近　憲　佑（ば
か１名）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 内燃機関のタペットにおいて、全体をセラミック焼結体
   により構成すると共に、カムプロフィル面と接触する作
   動面の縁端を１曲面状番こ面取り加工して成ることを特
   徴とする内燃機関のタペット＠