JPS587477B2 - イタ カンルイノインサツソウチ - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は板（例えば鋼板）、管（例えば鋼管）の類に印
刷する装置、特にそれぞれ複数の記号、文字等の活字を
備えた版即ち活字ユニットの回動変位即ち選字を自動的
に行い得る板、管類の印刷装置に関する。

このような物品に対する必要記号、文字等の印刷に於て
は、通常の印刷例えば紙についての印刷と相違し、同じ
印刷を多数の被印刷物に施すことは殆どなく、むしろ被
印刷物の１つ毎に異なる記号、文字等を印刷するのが普
通である。

例えば、被印刷物に製造番号を通し番号として印刷した
り、圧延された半製品鋼板の個々の異なるサイズの表示
を印刷したりする場合がそうである。

従ってこのような物品に対する印刷に適用される印刷装
置に於ては、選字な自動的に行い得るかどうかがその有
用性を左右される大きな要因となる。

従来、自動的に選字を行うようにされた印刷装置は既に
知られている。

しかしながら、従来装置に於ては選字機構が大型でその
占める空間率が大きいため、経済性等の実際的な面から
数十以上の数の活字ユニットを組入れた版胴をつくるこ
とができない制約があった。

しかも不都合なことには板、管類に対する必要記号、文
字等の印刷に於ては通常、数十以上の活字ユニットの適
用が多くの場合望まれている。

そこで本発明者は経済性等の実際的な面から適用を不能
にする程、版胴の大型化を招くことなく数十以上の活字
ユニットの配列を可能にし、それ等活字ユニットを自動
的に回動変位させることにつき研究を重ねた。

しかしながらその過程で幾つかの問題に遭遇した。

その１つは活字ユニットの回動変位を自動的に行うには
、所定時にオン、オフされるクラッチを介入した伝動手
段を各活字ユニットに附加する必要があって、配列され
た活字ユニットが占める空間内でこの附加的設備を如何
にコンパクトにまとめるかの点にある。

これは上記クラッチとして、小型の電磁クラッチを用い
れば解決されるであろう。

けれどもこの場合、活字ユニットの数が多く、電磁クラ
ッチの数も多くなり、これに伴い該電磁クラッチに給電
するためのスリップリングの数もまた多くなって、斯く
て多数のスリップリングについてのコンパクトな配置の
達成が課題となる。

従って、本発明はこのような問題を解決し、経済性等の
実際的な面で充分適用し得る程度の大きさの空間内に数
十以上の活字ユニットを配列した構成を有し、且つ該活
字ユニットを自動的に回動変位し得る板、管類の印刷装
置を提供することを主な目的としている。

本発明の他の目的は、以下記載によりこれを明かにする
。

本発明の板、管類の印刷装置は、 １部周面に開口を有する回転し得るドラム（即ち版胴）
、それぞれが複数の記号或いは文字（即ち活字）を有し
且つ該記号或いは文字の所要のものが上記開口に位置す
るよう上記ドラム内に配列された個々に回動変位し得る
多数のエンドレスベルト型版（即ち活字ユニット）、上
記ドラム内にエンドレスベルト型版の個々に附随して設
けられた伝動手段、これ等伝動手段の個々に介入された
電磁クラッチ、上記エンドレスベルト型版の個々が記号
或いは文字の１ピッチ相当量を回動変位する毎にその変
位を検出するための電気的或いは電子的検出手段、 該検出手段の検出に基づき上記各エンドレスベルト型版
がその記号或いは文字の特定のものが上記ドラムの開口
に位置する位相を占めるよう、上記各電磁クラッチの作
働持続時間を選択的に決定するための手段、及び 上記各電磁クラッチ及び各電気的或いは電子的検出手段
に個々に給電するためのものであって、円形配列で且つ
その円形配列が複数の同心円となるよう配置された多数
のスリップリングセグメント、を備えていることによっ
て特徴づけられる。

本発明に於てはドラム内に設けられた活字ユニットであ
るエンドレスベルト型版（以下、版と略記する）それぞ
れの伝動軸に電磁クラッチが介入され、該電磁クラッチ
のオン、オフにより該版の回動変位が行われる。

本発明に於てはこの版の回動時には、該版の記号或いは
文字（以下、活字という。

）の１ピッチ相当量を該版が回動する毎にその変位が電
気的或いは電子的手段により検出され、それに基づき版
がその特定の活字が所定の位置に位置する位相を占める
よう、上記電磁クラッチの作働日持続時間が適当な手段
例えばコンピュータにより選択的に決定される。

斯くして本発明に於ては選字が自動的に行われる。

この自動選字は全版のそれぞれについて行われる。

この本発明の選字手段によれば、金版一斉に選字を行う
ことができ、極めて能率的である。

またこのように本発明は電磁クラッチのオン、オフによ
り選字が行われるので、該電磁クラッチに小型のものを
使用することにより、自動選字のための伝動手段の全体
的な占有空間を小さくでき、配列された版が占める空間
内で該伝動手段をコンパクトにまとめることができる。

更に本発明の重要な特徴は、上記電磁クラッチ及び各電
気的或いは電子的検出手段に個々に給電するためのスリ
ップリングゼグメントが円形配列で且つその円形配列が
複数の同心円となるよう配置されていることにある。

斯かる配置は比較的狭い空間内で多数のスリップリング
セグメントを備えることを保証する。

斯くして本発明によれば経済性等の実際的な面で充分適
用可能な大きさの空間内で数十以上の活字ユニットを配
列し、これ等活字ユニットの特定な活字を自動的に選字
し得るのである。

本発明に於て選字された版の活字は、版を内部に備えた
ドラムの１部周面に設けられている開口に位置される。

この各版の選字された活字に対する印刷インクの供給は
、適肖な手段例えばロールによる手段により行われ得る
。

本発明に於て、スリップリングセグメントに対する供電
はブラシにより行うことができる。

該ブラシはスリップリングセグメントに対応する位置に
配設される。

本発明に於て、被印刷物に対する上記ドラムの版による
印刷は、原理的には輪転機に於ける版胴やオフセット印
刷機に於けるゴム胴による印刷形式と同じ或いは類似で
ある。

次に本発明の特徴とするところを更に具体的に明らかに
するため、本発明の好ましい１実施形式を示す図面につ
いて説明する。

第１図〜第１１図は板（例えば鋼板）の印刷に適用され
る本発明装置の１実施例を示している。

本例に於で、回転し得るドラム１はその１部周面に長さ
の方向に沿う開口２を有する。

該ドラム１はその回転軸３０両端部を揺動し得る支持ア
ーム４，４の先端部に取付けられた軸受け５，５に支持
されている（第１図及び第２図参照）。

上記支持アーム４，４はサドル６に軸７，７により上下
方向へ回動し得るよう支持されている。

また支持アーム４，４は後端にクロスパー８が固定され
、該クロスパー８は上記サドル６に備えられたエアーシ
リンダ９，９のプランジャー１０，１０の先端に枢支さ
れている。

上記エアーシリンダ９，９のサドル６に対する結合、或
いはプランジャー１０，１０先端のクロスパー８に対す
る連結は、軸７，７を中心とする支持アーム４，４の回
動を阻害しないようなそれ自体公知の適宜手段によりな
されている。

上記サドル６は車輪１１，１１、１２，１２を有し、該
車輪１１，１１、１２，１２により被印刷物ａの幅方向
（第１図の左右方向）に水平向きに伸びるレール１３．
１３上に載架されている。

上記車輪１１，１１、１２，１２はサドル６に備えられ
たモーター１４により伝動機構（図示せず）を介して駆
動される。

この車輪の駆動によりサドル６、従ってドラム１がレー
ル１３，１３上をこれに沿い移動される。

このドラム１の移動は被印刷物ａに対する版の横方向の
関係位置の調整を保証する。

一方、上記エアーシリンダ９，９のプランジャー１０，
１０によりクロスパー８を介してアーム４，４を軸７，
７を中心として上下にスイングさせると、これにつれド
ラム１は上下に変位される。

ドラム１内には多数の版１５・・・・・・・・・・・・
が配列され（第３図参照）、該版１５・・・・・・・・
・・・・はそれぞれ複数の活字１６・・・・・・・・・
・・・を有するエンドレスゴムベルト１７〔第５図及び
第１６図参照〕を包含し、該エンドレスゴムベルト１７
はドラム１内に配置された相対向する１対のプーリー１
８，１９にかけられている。

該１対のプーリー１８，１９のうち原動側のプーリーは
、電磁クラッチ２０を介入した伝動軸２１に備えられて
いる。

この伝動軸２１は単位空間当りの版１５・・・・・・・
・・・・・の配列数をより多くするために、ドラム１長
手方向の版１５・・・・・・・・・・・・の１列につい
て平行に並ぶ２本の伝動軸を採用することが好ましい。

この伝動軸の配置形式によれば、版１５・・・・・・・
・・・・・の列の奇数番目の版１５のプーリーを一方の
伝動軸に、偶数番目の版１５のプーリーを他方の伝動軸
に備えることにより、電磁クラッチ２０の占有空間に影
響されることなく、各版１５・・・・・・・・・・・・
を充分に近接させて配置できる。

上記伝動軸２１はドラム１内に備えられたモーター２２
により適当な伝動手段２３〔例えば伝動ベルト〕を介し
て駆動される。

伝動軸２１，２１の支持フレーム２４は、ドラム１のエ
ンドプレート２５〔第４図参照〕に固定されたビーム２
６に結合される。

この結合は、仮令被印刷物ａの印刷面が少々歪曲してい
てもこれに対する活字１６の良好ななじみを保証するた
めに、スプリング４２〔第８図及び第９図参照〕の介在
下に行われることが好ましい。

斯かる結合形式を採用する場合、フレーム２４はこれに
取付けたスライドシュー４３、及びビーム２６に固定さ
れたプレート４４に形成されたスライドシュー４３嵌合
用長穴４５により動きを案内するようにされる。

電気的或いは電子的に版１５の回動変位を検出するため
の手段２７、例えば近接スイッチはドラム１内の定位置
に配置され、該検出手段２７に対応する近接片２８が各
伝動軸２１上のプーリー１９・・・・・・・・・・・・
・に取付けられている。

各プーリー１９に於て近接片２８は版１５の活字１６の
並列ピッチに相当する角度振り割りの配置になっている
。

上記検出手段２γはスリップリングセグメント２９に、
電磁クラッチ２０はスリップリングセグメント３４にそ
れぞれ電気的に接続されている。

該スリップリングセグメント２９，３４は、ドラム１０
回転軸３に固定された円板３０〔第１０図及び第１１図
参照〕の前面に回転軸３を中心とする円形配列で且つそ
の円形配列が複数の同心円となるように備えられている
。

上記各スリップリングセグメント２９，３４は上記検出
千段２７及び電磁クラッチ２０のリード線（図示せず）
接続用の端子３１，３５（第１１図参照〕を有する。

各スリップリング２９，３４に対応するプラシ３２，３
６は静止プレート３３０所定位置に配設され、検出手段
２７のスリップリング２９用のブラシ３２のコンピュー
タ（図示せず）の情報受入端に接続され、電磁クラッチ
２０のスリップリング３４用のブラシ３６は該コンピュ
タの指令取出端に接続されている。

ドラム１内のモーター２２が回転されることにより版１
５が回転されると、該版１５が活字１ピツチ分を回動変
位する毎に近接片２８がその対応する検出手段２７０個
所を通過し、該回動変位を検出千段２７が検出する。

従って、この操作に先立って、版１５の活字１６を選字
するのに適切な情報を磁気テープ、パンチカード等によ
り上記コンピュータに供給すると、各版１５０回動変位
が所定量まで進んだ時、該コンピュータより対応する電
磁クラッチ２０をオフにする指令が出され、該電磁クラ
ッチ２０の電磁石４０が消磁され該クラッチ２０が切れ
て、版１５は停止する。

即ち自動選字がなされる。

この選字操作は各版１５・・・・・・・・・・・・の全
てについて行われる。

なるべくならば版１５の位置ずれをなくするために例え
ば電磁ストッパーのような停止手段３７を版１５のプー
リー１８，１９の何れかに備えることが好ましい（第８
図及び第９図参照）。

この場合、千段３７の電磁石３９の給電に必要とされる
スリップリングセグメント３８は先に述べたスリップリ
ングセグメント２９，３４と同じような要領で配置され
、該スリップリングセグメント３８のためのブラシ３９
も先のブラシ３２，３６と同じような要領で配置される
。

停止手段３７は、版１５の上記回動変位中、その電磁石
３９を励磁され、プーリー１８に設けられ上記手段３７
と協働してプーリー１８０回動を阻止する凹部４１より
外れた位置をとり、版１５の回動変位を阻げることかな
い。

版１５の電磁クラッチ２０が切れる時、停止手段３７の
電磁石３９が消磁され、停止手段３７は凹部４１に嵌入
して版１５を回動しないよう拘束する。

上記凹部４１は版１５の活字１６の並列ピッチと対応す
る角度振り割りでプーリー１８に配置される。

上記停止千段３７はこれに取付けたスライドシュー４６
、及びプレート４４に形成されたスライドシュー４６嵌
合用長穴４７により動きを案内される。

上述した実施形式の本発明装置に於て、ドラム１は被印
刷物ａ〔鋼板等の板〕を搬送するための適当なコンベア
、例えばローラーコンベア４８の駆動軸４９と、ブレー
キ付電磁クラッチ５０を介入した伝動系５１を介して接
続され、上記コンベア４８による被印刷物ａの進行速度
と同調する周速度で回転される。

ドラム１は被印刷物ａの印刷に備えて、エアーシリンダ
ー９により上方へ移動された位置にあって、既に述べた
ようにして自動選字を行われる。

被印刷物ａはコンベア４８により第２図矢符方向へ進行
されて印刷個所に送られて来る。

被印刷物ａが定位置まで進行すると、これを適宜手段例
えば光電変換素子により検出し、それに基づき運転制御
系（図示せず）からの指令により上記ブレーキ付電磁ク
ラッチ５０が励磁されてドラム１が回転を始める。

またこの際、エアーシリンダ９，９の電磁石５２，５２
に電流が送られて該電磁石５２．５２が励磁され、該エ
アシリンダ９，９によりそのプランジャー１０，１０が
駆動され、ドラム１が上記の進行しつ〜ある被印刷物ａ
に向け降下される。

ドラム１が定位置に降下すると、上記エアーシリンダ９
，９の電磁石５２，５２は消磁され、ドラム１は停正す
る。

この電磁石５２，５２の制御は適宜手段、例えば近接ス
イッチ（図示せず）により行えばよい。

斯くして、ドラム１は印刷位置で被印刷物ａの進行速度
と同調する周速度で回転し、該ドラム１の選字された版
１５・・・・・・・・・・・・により該被印刷物ａに印
刷がなされる。

版１５・・・・・・・・・・・・め活字１６・・・・・
・・・・・・・に対するインクの供給は次のようにして
行われ得る。

ドラム１の支持アーム４，４上の定位置にドラム１の回
転につれる活字１６・・・・・・・・・・・・の回転周
速と同調する周速度で回転されるインク付けローラー５
３が配置され、該ローラー５３の個所を活字１６・・・
・・・・・・・・・がドラム１の回転につれ通過する際
に該ローラー５３と接触することによりインクが活字１
６・・・・・・・・・・・・に供給される。

このインク付けローラー５３には、支持アーム４，４に
備えられたインキ槽５４に装備され該槽５４内のインク
中に適当深さ浸されているローラー５５が接触回転して
おり、これによりローラー５３に対するインクの供給が
行われる。

インク付けローラー５３の活字に対する接触圧力は適宜
手段により調整し得られる。

印刷が終ると、ドラム１はエアーシリンダ９，９がその
プランジャー１０，１０を上昇させるよう操作されるこ
とにより上昇される。

この上昇中、ドラム１は、ブレーキ付電磁クラッチ５０
がオフに切換えられていることにより回転しない。

印刷終了に引続くエアーシリンダ９の嶋該制御及びドラ
ム１０当該制御は、適宜手段例えば近接スイッチ（図示
せず）により印刷終了時点に於けるドラム１０回転位相
を検出し、それに基づいて行えドラ１１が定位置に上昇
すφと、．′エアーシリンばよい ダ９，９は作動を停止され、ドラム１が停止される。

この制御も近接スイッチ（図示せず）による等の適宜手
段により行えばよい。

この停止位置に於て、ドラム１の版１６・・・・・・・
・・・・・は必要に応じ次回の印刷に備えて選字される
。

印刷を終えた板ａはコンベア４８により第２図矢符方向
へ向け系外に搬屈される。

第１２図に管（例えば鋼管）の印刷に適用される本発明
装置の１実施例が示されている。

第１２図に於て第１図〜第１１図に於けると同符号は同
部分を示している。

本例の装置は、ドラム１が定位置に配置されて上下へ移
動しないこと、及び被印刷物ｂ（管）を印刷に際し、１
対１組の支持ローラー５６，５６の適当組数により支持
し且つ定位置で回転させることを除き、第１図〜第１１
図に示された装置と主要部分の構成が実質的に同じであ
る。

従って、第１２図には装置の概略のみを示した。

本例で印刷を終えた管ｂは支持ローラー５６，５６から
スクリューコンベア５７，５７に適宜手段（図示せず）
により移され、該スクリューコンベア５７，５７により
系外に搬出される。

本発明に於ては版にエンドレスゴムベルトを適用する場
合、その活字の表面を弗素樹脂で実質的に覆った構成に
しておくことが好ましい。

斯かる弗素樹脂被覆付活字はそれ自体公知の適当な方法
によっつくることができる。

弗素樹脂被覆付活字の適用は、該活字の大なる耐久性の
ため長期に亘り鮮明な印刷を行うことを保証し、また耐
熱性に優れるので圧延を終えた直後の鋼板に対する印刷
に特に好適である。

以上に本発明装置の好ましい実施態様例を述べたが、本
発明がこれ等の例にのみ限定されることなく種々の変更
を採り得ることは、本発明が属する分野の技術に精通す
る者であれば容易に理解されるであろう。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明印刷装置の好ましい１実施形式を示す正
面図、第２図は同装置の側面図、第３図は同実施例に於
ける版の配置状況を示す斜面図、第４図は版及びその伝
動系の正面図、第５図は第４図Ｖ〜Ｖ線断面図、第６図
は版の下部部分の詳細図、第７図は第６図■〜■線断面
図、第８図は版の上部部分の詳細図、第９図は第８図■
〜■線断面図、第１０図はスリップリングセグメントを
備えた円板の正面図、第１１図は同円板、及び上記スリ
ップリングセグメントに対するブラシ付静止プレートの
縦断側面図、第１２図は本発明印刷装置の他の実施例を
示す斜視図である。 １はドラム、２はドラム１の開口、１５は版、１６は活
字、２９は電磁クラッチ、２１は電磁クラッチ２０を介
入した伝動軸、２７は版１５の回動変位を検出するため
の検出手段、２９は検出手段２７用のスリップリングセ
グメント、３４は電磁クラッチ２０用のスリップリング
セグメント、３２はスリップリングセグメント２９のブ
ラシ、３６はスリップリングセグメント３４のブラシ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ １部周面に開口を有する回転し得るドラム、それぞ
   れが複数の記号或いは文字を有し且つ該記号或いは文字
   の所要のものが上記開口に位置するよう上記ドラム内に
   配列された個々に回動変位し得る多数のエンドレスベル
   ト型版、 上記ドラム内にエンドレスベルト型版の個々に附随して
   設けられた伝動手段、 これ等伝動手段の個々に介入された電磁クラッチ、 上記エンドレスベルト型版の個々が記号或いは文字の１
   ピッチ相当量を回動変位する毎にその変位を検出するた
   めの電気的或いは電子的検出手段、該検出手段の検出に
   基づき上記各エンドレスベルト型版がその記号或いは文
   字の特定のものが上記ドラムの開口に位置する位相を占
   めるよう、上記各電磁クラッチの作働持続時間を選択的
   に決定するための手段、及び上記各電磁クラッチ及び各
   電気的或いは電子的検出手段に個々に給電するためのも
   のであって、円形配列で且つその円形配列が複数の円心
   円となるように配置された多数のスリップリングセグメ
   ント、 を備えたことを特徴とする板、管類の印刷装置。