JPS587363Y2 - 被覆光フアイバ - Google Patents
被覆光フアイバInfo
- Publication number
- JPS587363Y2 JPS587363Y2 JP16847980U JP16847980U JPS587363Y2 JP S587363 Y2 JPS587363 Y2 JP S587363Y2 JP 16847980 U JP16847980 U JP 16847980U JP 16847980 U JP16847980 U JP 16847980U JP S587363 Y2 JPS587363 Y2 JP S587363Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical fiber
- metal
- outer periphery
- coating
- coated optical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Surface Treatment Of Glass Fibres Or Filaments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は伝送特性、機械的強度、各種の耐性などにつき
改良が加えられた被覆光ファイバに関する。
改良が加えられた被覆光ファイバに関する。
般的に、光ファイバにはその伝送特性を損うことのない
補強手段や防湿性、耐熱性などを確保する手段が必要で
あり、従来でもこれに対処すべくその光フアイバ被覆に
工夫が施されてき丸臥上記諸要求をすべて満足させると
いった観点からは、まだ改良の余地が残されている。
補強手段や防湿性、耐熱性などを確保する手段が必要で
あり、従来でもこれに対処すべくその光フアイバ被覆に
工夫が施されてき丸臥上記諸要求をすべて満足させると
いった観点からは、まだ改良の余地が残されている。
例えば、石英ガラス系光ファイバの外周に金属被覆が形
成され、さらにその外周にプラスチック被覆が形成され
ているものの場合、金属被覆に依存した光ファイバの強
度、耐火性、防湿性等は確保できるが、ガラス、金属、
プラスナックの熱膨張率が４Ｘ１０−７／−ｃ、１０−
５／℃、１０→／℃程とそれぞれ異なっており、したが
って−３０℃〜６０℃の温度領域で実用される上記被覆
光ファイバにおいては、上記温度領域での高温、低温を
繰り返し受けることにより、光ファイバ、各被覆が独自
の係数に基いて伸縮し、殊に熱膨張率の大きいプラスチ
ック被覆の伸縮が支配的となって光ファイバにマイクロ
ベンドが生じるなど、温度変化に伴う伝送ロス増が発生
していた。
成され、さらにその外周にプラスチック被覆が形成され
ているものの場合、金属被覆に依存した光ファイバの強
度、耐火性、防湿性等は確保できるが、ガラス、金属、
プラスナックの熱膨張率が４Ｘ１０−７／−ｃ、１０−
５／℃、１０→／℃程とそれぞれ異なっており、したが
って−３０℃〜６０℃の温度領域で実用される上記被覆
光ファイバにおいては、上記温度領域での高温、低温を
繰り返し受けることにより、光ファイバ、各被覆が独自
の係数に基いて伸縮し、殊に熱膨張率の大きいプラスチ
ック被覆の伸縮が支配的となって光ファイバにマイクロ
ベンドが生じるなど、温度変化に伴う伝送ロス増が発生
していた。
一方、金属被覆に代るものとして、ガラス繊維とこれに
含浸硬化させた樹脂とによる強化被覆（ＦＲＰ層）を設
けることも実施されており、こうした場合では樹脂部分
の伸縮がガラス繊維により抑制されるので前述したほど
ｑ云送ロスは生じないが、当該強化被覆の場合は金属被
覆のごとき防湿性がないため長期的に不安定であり、樹
脂部分の耐熱性にも問題がある。
含浸硬化させた樹脂とによる強化被覆（ＦＲＰ層）を設
けることも実施されており、こうした場合では樹脂部分
の伸縮がガラス繊維により抑制されるので前述したほど
ｑ云送ロスは生じないが、当該強化被覆の場合は金属被
覆のごとき防湿性がないため長期的に不安定であり、樹
脂部分の耐熱性にも問題がある。
本考案は上記の問題点に対処すべく、高い伝送特性と強
械的強度、さらには防湿性勺耐熱性などがすべて確保で
きるよう、光ファイバの被覆構造に改良を加えたもので
、以下その構成を図示の実棒例により説明する。
械的強度、さらには防湿性勺耐熱性などがすべて確保で
きるよう、光ファイバの被覆構造に改良を加えたもので
、以下その構成を図示の実棒例により説明する。
図において、１は石英ガラス系の光ファイバ、２は該光
ファイバ１の外周に形成された金属被膜、３は該金属被
膜２の外周に形成された補強層、４は該補強層である。
ファイバ１の外周に形成された金属被膜、３は該金属被
膜２の外周に形成された補強層、４は該補強層である。
上記における金属被膜２は、酸化アルミニウム酸化硅素
、酸化錫などによる酸化被膜を反応性イオンプレーテン
グにより光ファイバ１の外周に形成′スるとか、あるい
はマグネシウム、アルミニウム、硅素による合金、リチ
ウム、アルミニウム、硅素による合金などを三極スパッ
タリングにより光ファイバ１０の周に形成するといった
手段で設けられる。
、酸化錫などによる酸化被膜を反応性イオンプレーテン
グにより光ファイバ１の外周に形成′スるとか、あるい
はマグネシウム、アルミニウム、硅素による合金、リチ
ウム、アルミニウム、硅素による合金などを三極スパッ
タリングにより光ファイバ１０の周に形成するといった
手段で設けられる。
こうして光ファイバ１の外周に金属被膜２を形成した場
合、両者１，２は化学的結合により相対接着してその接
着力を増すようになり、かつ、金属被膜２が光フアイバ
１０表面にある欠陥（微小傷）をも補うようになる。
合、両者１，２は化学的結合により相対接着してその接
着力を増すようになり、かつ、金属被膜２が光フアイバ
１０表面にある欠陥（微小傷）をも補うようになる。
一方、補強層３はロービングされた多数本の長い緒維材
５と、これに絡らませた多数の短い繊維材６と、さらに
これら繊維材５，６に含浸硬化させた熱硬化性の樹脂７
とよりなり、長い繊維材５は光ファイバ１の長手方向に
縦添えされている。
５と、これに絡らませた多数の短い繊維材６と、さらに
これら繊維材５，６に含浸硬化させた熱硬化性の樹脂７
とよりなり、長い繊維材５は光ファイバ１の長手方向に
縦添えされている。
この場合、短い繊維材６は省略されることもあるが、両
繊維材５，６はガラス製、カーボン製など、熱膨張率の
小さいものが採用され、また、熱硬化性の樹脂７として
はポリエステル、エポキシ、ジアリルフタレートなどが
採用される。
繊維材５，６はガラス製、カーボン製など、熱膨張率の
小さいものが採用され、また、熱硬化性の樹脂７として
はポリエステル、エポキシ、ジアリルフタレートなどが
採用される。
他方、金属層４はアルミニウム、錫などが採用され、こ
の金属層４は上述したイオンプレーテングか、あるいは
フォーミング加工と伸管加工との併用により補強層３０
列周に形成される。
の金属層４は上述したイオンプレーテングか、あるいは
フォーミング加工と伸管加工との併用により補強層３０
列周に形成される。
この際のフォーミング加工では、補強層３０例周に縦添
えした金属テープをフォーミングローラで管状に巻きこ
みながらその突き合わせ部をＴＩＧ溶接することとなり
、さらに伸管加工では、上記により得られた金属管をダ
イスに通して減径することにより伸管し、金属層４とし
ての該金属管を補強層３へ密接させることとなる。
えした金属テープをフォーミングローラで管状に巻きこ
みながらその突き合わせ部をＴＩＧ溶接することとなり
、さらに伸管加工では、上記により得られた金属管をダ
イスに通して減径することにより伸管し、金属層４とし
ての該金属管を補強層３へ密接させることとなる。
以上説明した通り、本考案の被覆光ファイバではその主
体である光フアイバ１０列周に、何れも機械的強度が優
れている金属被膜２、補強層（ＦＲＰ層）３、金属層４
が設けられていので、光ファイバ１に対する補強効果が
格段に向上し、しかもこれら各者２，３．４はプラスチ
ックよりも熱膨張率がかなり小さいので温度変化による
影響（伝送ロスの原因）を光ファイバ１に大きく与えず
、したがって高い伝送特性も確保でき、さらに金属被膜
２、金属層４による防湿性、耐熱性の高い層が二段構え
となっているので、これらの緒特性も満足に確保でき、
列部の金属層４により補強層３に対する防湿性、耐熱性
までが確保できる。
体である光フアイバ１０列周に、何れも機械的強度が優
れている金属被膜２、補強層（ＦＲＰ層）３、金属層４
が設けられていので、光ファイバ１に対する補強効果が
格段に向上し、しかもこれら各者２，３．４はプラスチ
ックよりも熱膨張率がかなり小さいので温度変化による
影響（伝送ロスの原因）を光ファイバ１に大きく与えず
、したがって高い伝送特性も確保でき、さらに金属被膜
２、金属層４による防湿性、耐熱性の高い層が二段構え
となっているので、これらの緒特性も満足に確保でき、
列部の金属層４により補強層３に対する防湿性、耐熱性
までが確保できる。
図面は本考案被覆光ファイバの１実施例を示した断面図
である。 １・・・光ファイバ、２・・・金属被膜、３・・・補強
層、４・・・金属層、５，６・・・繊維材、７・・・樹
脂。
である。 １・・・光ファイバ、２・・・金属被膜、３・・・補強
層、４・・・金属層、５，６・・・繊維材、７・・・樹
脂。
Claims (1)
- 光ファイバの外周に金属被膜が形成され、該金属被膜の
外周には、樹脂よりも熱膨張率の小さい繊維材と、これ
に含浸硬化された樹脂とによる補強層が形成され、該補
強層の外周には金属層が形成された被覆光ファイバ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16847980U JPS587363Y2 (ja) | 1980-11-25 | 1980-11-25 | 被覆光フアイバ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16847980U JPS587363Y2 (ja) | 1980-11-25 | 1980-11-25 | 被覆光フアイバ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5790403U JPS5790403U (ja) | 1982-06-03 |
| JPS587363Y2 true JPS587363Y2 (ja) | 1983-02-09 |
Family
ID=29527062
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16847980U Expired JPS587363Y2 (ja) | 1980-11-25 | 1980-11-25 | 被覆光フアイバ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS587363Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58188606U (ja) * | 1982-06-11 | 1983-12-15 | 日本電信電話株式会社 | 光フアイバ心線 |
| JPS58188605U (ja) * | 1982-06-11 | 1983-12-15 | 日本電信電話株式会社 | 光フアイバ心線 |
-
1980
- 1980-11-25 JP JP16847980U patent/JPS587363Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5790403U (ja) | 1982-06-03 |
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