JPS6236034A - 可撓性を有する光学繊維束及びその製造方法 - Google Patents

可撓性を有する光学繊維束及びその製造方法

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Publication number
JPS6236034A
JPS6236034A JP60172585A JP17258585A JPS6236034A JP S6236034 A JPS6236034 A JP S6236034A JP 60172585 A JP60172585 A JP 60172585A JP 17258585 A JP17258585 A JP 17258585A JP S6236034 A JPS6236034 A JP S6236034A
Authority
JP
Japan
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acid
glass
optical fiber
resistant
refractive index
Prior art date
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Pending
Application number
JP60172585A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Inaba
稲葉 和生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujinon Corp
Original Assignee
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Optical Co Ltd filed Critical Fuji Photo Optical Co Ltd
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Publication of JPS6236034A publication Critical patent/JPS6236034A/ja
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  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
  • Manufacture, Treatment Of Glass Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) i この発明は、酸溶出法により製造される可撓性を有
する光学繊維束及びその製造方法に関するものである。
(従来の技術) 可撓性を有する光学繊維束を製造する方法の一方法とし
て、米国特許第3004368号明細書あるいは米国特
許第3,624.816号明細書等に開示された酸溶出
法が知られている。この酸溶出法とは、屈折率の比較的
高い芯ガラスと、この芯ガラスを囲むように被覆された
比較的屈折率の低いクラッドガラスと、更にその外側(
周)に囲むように被覆された酸に可溶な酸溶出ガラスと
から構成された比較的大径の三重構造光学繊維を製造す
る第一工程と、上記三重構造光学繊維の多数本を外套管
である酸溶出性ガラス管内で整配列させた組立体を製造
する第二工程と、上記組立体を加熱加圧して一体に融着
した所謂プリフォームを製造する第三工程と、上記プリ
フォームを加熱延伸びるして所定の外径と長さの硬い光
学繊維束を製造する第四工程と、上記硬い光学繊維束の
両端部を耐酸性物質でシールすると共に酸溶液に浸漬し
、上記シールされた両端部以外の中間部に存在する酸溶
出性ガラス(上記外套管及び三重構造の最外層の被覆ガ
ラス)を溶出除去し各光学繊維を互いに分離させる第五
工程を−サイクルとして可撓性を有する光学繊維束を製
造する方法である。
(発明が解決しようとする問題点) 上記方法においては、端部及び中間部の全体に亘り、各
光学繊維が酸溶出ガラスにより一体的に固着され、上記
中間部の酸溶出ガラスが溶出除去されて可撓性が付与さ
れる。しかしながら、この方法では、耐酸性物質でシー
ルされた端部と溶出除去される中間部との境界部付近に
は、上記酸溶出性ガラスとして硼珪酸ガラスを使用する
ためにシリカゲルとして残渣が残留し、これを完全に取
り除くことが実質的に不可能である。そして、この残渣
は、光学繊維に損傷や破損を与えるという物理的な不具
合を与えて製品の耐久性を著しく低下させている。また
、上記方法は、両端部における各光学繊維の相互間を酸
溶出性ガラスで一体に固着しているために物性上、耐候
性も非常に悪く弱酸性物質による浸食で端面が荒れ乱反
射等を引き起こし正確に伝送すべき像に悪影響を与、え
ていた。
(問題点を解決するための手段) そこで、この発明は、以上に述べたところに鑑みて端部
における各光学繊維の相互間を耐酸性ガラスで一体的に
固着した可撓性を有する光学繊維束及びその製造方法を
提供するものである。
(実施例) 以下、この発明による可撓性を有する光学繊維束及びそ
の製造方法を添付図面に示した一実施例に基づき詳細に
説明する。
第1図及び第2図にて示す三重構造光学繊維1は、パイ
ブロンド法により構成されたものである。
すなわち、この三重構造光学繊維1は、コア部となる屈
折率の比較的高いバリウムフリントガラスからなる芯ガ
ラスロッド2と、この外周に被嵌されるクラフト部とな
る耐酸性を有し屈折率の比較的低いクラウンフリントガ
ラスからなるクラッドガラスパイプ3と、更にその外側
に被嵌される被覆ガラスバイブ4とから構成されている
。上記被覆ガラスパイプ4は、酸溶出性ガラスパイプ4
aと、耐酸性ガラスパイプ4bとからなる。上記酸溶出
性ガラスパイプ4aと耐酸性ガラスパイプ4bとは、軟
化点と熱膨張係数の値が相互に近く、外径、内径及び肉
厚が同寸法に加工され、相互に長手方向に沿って交互に
熱融着され上記被覆ガラスバイブ4を形成している。
以上のようにして用意された芯ガラスロッド2、クラッ
ドガラスパイプ3及び被覆ガラスバイブ4とから所謂パ
イブロンド法(ロンドインチューブ法)により外径寸法
が500ミクロン乃至1 、000ミクロンの三重構造
光学繊維1を製造する。
次に、上記した大径の三重構造光学繊維lは最外側の酸
溶出性ガラスパイプ4aの部分が中間部となるようにし
て最外側の耐酸性ガラスパイプ4aの中間付近で切断さ
れる。そして、その切断され用意された多数本の三重構
造光学繊維1は整配列(必要に応じて酸溶出性ガラス管
内に入れる。)され、加熱加圧して一体的に融着されプ
リフォームとして製造される。そして次に、上記プリフ
ォームは、周知の如(加熱延伸して硬い比較的細径の三
重構造光学繊維束として製造され、約INの硝酸溶液中
に浸漬されて酸溶出ガラスが溶出除去処理される。かか
る処理により第3図に示すように光学繊維の相互間が両
端部では、耐酸性ガラス4bで一体的に固着され、中間
部では分離された可撓性を有する光学繊維束が製造され
る。
(発明の効果) 以上に述べたとごろより明らかなように、この発明によ
れば、酸溶液による酸処理時に端部の光学繊維相互間を
固着している耐酸性ガラスと中間部の酸?客用性ガラス
との境が明確であるために酸溶出処理を充分に施こし得
るために従来の如く端部と中間部との境界部付近に残渣
が残ることがない。従って、この発明によって得られた
可撓性を有する光学繊維束は、残渣がないために耐久性
が高いものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図、この発明による可撓性を有する光学
繊維束及びその製造方法の一実施例を説明するための説
明図であり、第1図は、三重構造光学繊維の端面図、第
2図は、三重構造光学繊維の分解斜視図、第3図は、要
部断面図である。 1・・・・・・三重構造光学繊維 2・・・・・・芯ガラスロンド 3・・・・・・フラッドガラスパイプ 4・・・・・・被覆ガラスパイプ 4し・・・・・耐酸性ガラスパイプ 山

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)比較的高い屈折率の芯ガラスと、この芯ガラスを
    囲む比較的低い屈折率の耐酸性クラッドガラスとからな
    る光学繊維を整配列してなる可撓性を有する光学繊維束
    において、端部における各光学繊維の相互が耐酸性ガラ
    スにて一体的に固着されていることを特徴とする可撓性
    を有する光学繊維束。
  2. (2)比較的高い屈折率の芯ガラスと耐酸性を有する比
    較的低い屈折率のクラッドガラスとからなる二重構造の
    光学繊維の外周にその両端部に相当する部位に耐酸性ガ
    ラスを被覆し、その中間部を酸溶出性ガラスにて被覆し
    た三重構造光学繊維を製造する第1の工程と、上記三重
    構造光学繊維の多数本を整配列させた組立体を製造する
    第2の工程と、上記組立体を加熱加圧して一体に融着し
    たプリフォームを製造する第3の工程と、上記プリフォ
    ームを加熱延伸して所定の外径と長さの硬い光学繊維束
    を製造する第4の工程と、上記硬い光学繊維束を酸溶液
    に浸漬し中間部の光学繊維相互間を分離させる第5の工
    程とからなる可撓性を有する光学繊維束の製造方法。
JP60172585A 1985-08-06 1985-08-06 可撓性を有する光学繊維束及びその製造方法 Pending JPS6236034A (ja)

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