JPS5872879A - 急冷凝固スラグの製造装置 - Google Patents

急冷凝固スラグの製造装置

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JPS5872879A
JPS5872879A JP56170100A JP17010081A JPS5872879A JP S5872879 A JPS5872879 A JP S5872879A JP 56170100 A JP56170100 A JP 56170100A JP 17010081 A JP17010081 A JP 17010081A JP S5872879 A JPS5872879 A JP S5872879A
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slag
cooling
cooling drum
drum
cooling drums
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小西 二郎
高橋 靖人
柳田 祥史序
伊藤 春男
見寿 大越
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Nippon Kokan Ltd
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  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
  • Manufacture Of Iron (AREA)
  • Furnace Details (AREA)
  • Glanulating (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、溶融スラグを極めて高い処理効率で急冷凝
固させて急冷凝固スラグ全行る。急冷凝固スラグの製造
装置に関するものである。
溶融スラグとして1例えば、溶融高炉スラグ。
溶融転炉スラグ、および溶融電気炉(冶金用、その他の
例えばごみ焼却炉からの排出灰用)スラグなどが知られ
ている。
例えば、溶融高炉スラグ全冷却処理する代表的な方法と
して、高圧水によって瞬時に溶融高炉スラグを冷却する
水砕法、およびビットにおいて溶融高炉スラグ全徐冷す
る徐冷法の2つが知られている。水砕法によって得られ
た水砕スラグば、ガラス化率が高く、そして水硬反応を
示すことから、セメントおよび建材の原料として使用さ
れている。
徐冷法によって得られた徐冷スラグば、緻密で固いこと
から、道路用路盤材およびコンクリート用粗骨材として
使用されている。
しかしこれらの方法によって得られたスラグば、次のよ
うな問題がある。
1 水砕スラグ (イ) 水分全10〜15チ含んでいるため、貯蔵中に
水硬反応を生じ、固結化しやすい。
(ロ)水分を含むために運搬コストが高い。
(ハ)その製造設備の建設コストが高い。
2 徐冷スラグ (イ) スラグ中に含捷れている硫化物が溶出し量水が
発生しやすい。
(ロ) スラグ製造ピット周辺の環境が悪い1、(ハ)
破砕1粒調工程を含むため製造コストが高い。
3 水砂法および徐冷法のいずれの方法も、溶融高炉ス
ラグの持つ顕熱が有効に回収されていない。
このようなことから、第1図に概略断面e<+で示され
るような急冷凝固スラグの製造装置が提案されている。
即ち1図示されるように、1は密閉構造のハウジングで
あシ、このノ・ウノング1は、」一端に溶融スラグを通
過させるための開口18を有し、そして、下端に破砕さ
れた急冷凝固スラグを排出するための排出口口)ヲ有し
ている。・・ウジ    :フグ1内には、その軸方向
が同一水平面において互いに平行に、そしてその胴部表
面が接触するように1対の、同径、同長の冷却ドラム2
が配置されでいる。各冷却ドラム2は、駆動手段(図示
せず)によって、第1図中、矢印a 、 a’で示すよ
うに、1対の冷却ドラム2の接触部において、その胴部
表面が上昇する方向に同一周速度で且つ反対方向に回転
する。各冷却ドラム2の胴部には、軸方向にそって複数
個の冷却用貫通孔(図示せず)が設けられている。複数
個の冷却用貫通孔の各々の一端は、冷却ドラム2の中心
軸の一方端の中空部(図示せず)内とノeイノ等の連結
手段(図示せず)によシ連通しており、そして、他端は
、冷却ドラム2の中心軸の他方端の中空部(図示せず)
内とパイプ等の連結手段(図示せず)により連通してい
る。冷却ドラム2の中心軸の一方端の中空一部(図示せ
ず)ハ、スイベルジヨイント(図示せず)を介して管3
の一端に液密に接続されている。
管3の他端は、熱交換器4の放熱部の入口に接続されて
いる。熱交換器4の放熱部出口には、途中にポンプ5′
ff:設けた別の管6の一端が接続されている。管6の
他端は、スイベルジヨイント(図示せず)を介して、冷
却ドラム2の中心軸の他方端の中空部(図示せず)に液
密に接続されている。
なお、第1図には、一方の冷却ドラム2に熱交換器4が
接続されているが、他方の冷却ドラム2にも、図示しな
いが上記と同様にして別の熱交換器が接続されている。
従って、ポンプ5によって。
管6.および冷却ドラム2の軸を通して、冷却ドラム2
の胴部の複数個の冷却用Vt通孔に、冷却ドラム2を冷
却するための冷却媒体が供給され、複数個の冷却用貫通
孔に供給された冷却媒体は、後述するように冷却ドラム
2の胴部表面に付着した溶融スラグの持つ熱によって加
熱されて一部蒸気の発生を伴ないながら、冷却ドラム2
の軸、および管3全通って、熱交換器4の放熱部に供給
される。熱交換器4の放熱部に供給された冷却媒体に。
熱交換器4内において吸熱部に供給された水と熱交換し
て温度降下する。熱交換器4内において温度降下した冷
却媒体は、管6全通してポンニア’5によって冷却ドラ
ム2の胴部の複数個の冷却用貫通孔に再び供給される。
かくして、冷却媒体は、冷却ドラム2と熱交換器4との
間を循環する。一方熱交換器4の吸熱部において放熱部
内の冷却媒体と熱交換して得られた水蒸気は、タービン
7に供給されてこれを駆動し、ついで凝縮2:+8に供
給されて水になり、再び熱交換器4の吸熱部に供給され
る。9はタービン7にょシ駆動される発電機。
10は凝縮器8の冷却水用の冷却塔、11は冷却塔10
と凝縮器8との間において、凝縮器8の冷却水全循環さ
せるためのポンプである。
1対の冷却ドラム2の両端の上半部において。
1対の冷却ドラム2の両端に接触するように、1対のせ
き止め12が設けられている(第1図には。
1つのせき止め12のみが示されている)。1対のせき
止め12の上端間は、その中央に開口12′aを持った
カバー12′によって連結されている。なお、1対のせ
き止め12およびカバー12′ハ、図示しない支持手段
によってハウジング1に支持されている。1対の冷却ド
ラム2の胴部と、1対のせき止め12とによって、スラ
グ溜13が形成されている。スラグ樋14がらの溶融ス
ラグ15は。
ハウジング1の開口1a、およびカバー12′の開口1
2’at通してスラグ溜13に流し込まれ、ここにスラ
グ浴が形成される。スラグ溜13に流し込捷れた溶融ス
ラグ15ば1回転中の冷却ドラム2の胴部表面に付着し
て急冷され、凝固して、急冷凝固スラグになる。冷却ド
ラム2の胴部表面に付着した溶融スラグ15によって、
冷却ドラム2の胴部の複数個の冷却用貫通孔に供給され
た冷却媒体は加熱されて圧力蒸気となる。冷却ドラム2
の回転に伴って、凝固した急冷凝固スラグ15′が。
冷却ドラム2の下半部に到達すると、支持手段(図示せ
ず)によってハウジング1に支持されたスクレー・91
6によって、冷却ドラム2の胴部表面上に付着した急冷
凝固スラグ15′は、冷却ドラム2の胴部表面から破砕
され々から剥離し、ハウジング1内の下部に落下する。
ハウジング1の下部の排出口1bには、図示しないが、
開閉手段が設けられている。スクレー・に16によっで
急冷凝固スラグ15′が剥離された冷却ドラム2の胴部
表面は、冷却ドラム2の回転に伴なって、再びスラグ溜
13の溶融スラグ15と接触し、かくして。
急冷凝固スラグの連続的な製造が行なわれる。
このような急冷凝固スラグの製造装置Vcよって。
水分全含捷ない、破砕性に優れた。急冷凝固スラグを低
コストで製造することができ、冷却ドラムの胴部に付着
し友溶融スラグが、その胴部を冷却する冷却媒体と熱交
換するので、熱交換後の冷却媒体から、容易に溶融スラ
グの持つ熱を回収することができる。しかしながら、こ
のような急冷凝。
固スラグの製造装置においては、次のような問題がある
。即ち、スラグ溜から回転中の冷却ドラムの胴部の表面
に付着した溶融スラグは冷却ドラムの回転に伴って、ス
クレーパによって冷却ドラムの胴部から剥離される迄に
、その全体が所定温度まで冷却されて実質的に凝固しな
ければならない。
しかし、冷却ドラムの胴部表面に付着した溶融スラグの
厚みは、冷却ドラムの回転数が変っても(例えば3〜2
 Orpmの範囲内で)、一定であり(例えば2.0〜
2.5m+n)、また、冷却ドラムの胴部表面に付着し
た一定厚の溶融スラグは、一方側のみから、即ち、冷却
ドラムの胴部表面側のみから実質的に急冷されるから、
その厚みが厚いほどその全体が所定温度に冷却される壕
でに時間が長くかかる。従って、冷却ドラムの回転数を
多くしてその処理効率を上げることができない9、また
冷却ドラムの胴部表面に伺着した溶融スラグば。
比較的その厚みが厚く、しかも冷却ドラムの胴部表面側
のみから実質的に急冷されるから1例えば。
溶融スラグが溶融高炉スラグである場合には、そのガラ
ス化率が98〜99係であり、これ以上のガラス化率を
得ることができない。
そこでこの発明は1以上のような問題を解消すべくなさ
れたもので、胴部が同長、同径であり。
同一水平位置においてその軸方向が互いに平行しており
、胴部が冷却媒体にJ:!ll冷却され、そして胴部表
面が接触している1対の冷却ドラノ・と、前記胴部の接
触部においてその表面が上昇する方向に、前記各冷却ド
ラムを反対方向に且つ同一周速度で回転させるための駆
動手段と、前記各冷却ドラムの軸方向両端の上半部に設
けられた1対のせき止めと、前記両冷却ドラムの胴j’
;lSと前記両せき止めとによって形成されたスラグ溜
に溶融スラグ金泥し込むための、前記両冷却ドラムの上
方に配置されたスラグ供給手段と・、前記各冷却ドラム
の胴部の下半部に接するように設けられたスクレーパと
を有する急冷凝固スラグの製造装置において。
前記スラグ溜中から前記各冷却ドラムの胴部表面に付着
した溶融スラグの付着厚を減少させるための、前記冷却
ドラムの胴部の長さと実質的に同じ長さを持ったワイビ
ングプレートヲ、前記スラグ溜と、これ、cシも前記各
冷却ドラムの回転方向の下流側の位置の前記各冷却ドラ
ムの胴部の最高位置付近との間における、前記各冷却ド
ラムの胴部に近接して設けたことに特徴を有する。
以下この発明を実施例によシ図面を参照しながら説明す
る。
第2図は、この発明にかかる急冷凝固スラグの製造装置
の一態様を示す概略断面図であシ、第1図と同一部分は
同一符号で示す。図示されるように、ハウジング1内v
cU、同一水平面においてその軸方向が互いに平行に、
そしてその胴部表面が接触するように、1対の、胴部が
同径、同長の冷却ドラム2′が配置されている。各冷却
ドラム2′ニ。
駆動手段(図示せず)によって、第2図中、矢印a 、
 a’で示すように、1対の冷却ドラム2′の接触部に
おいてその胴部表面が上昇する方向に、同一周速度で且
つ反対方向に回転する。一方の冷却ドラム2′の胴部の
両端部には、他方の冷却ドラム2′の胴部の両端に接触
するように、1対の環状の鍔17が設けられており(第
2図ではその一方のみ図示されている)、1対の冷却ド
ラム2′の上半部において、1対の冷却ドラム2′の胴
部と、1対の鍔17とによって、スラグ溜13が形成さ
れている。スラグ樋14からの溶融スラグ15は、ハウ
ソング1の開口1aを通ってスラグ溜13に流し込まれ
、ここにスラグ浴が形成される。第2図に示されるよう
に、スラグ溜13中から各冷却ドラム2′の胴部表面に
付着した溶融スラグ15の付着厚を減少させるための、
冷却ドラム2′の胴部の長さと実質的に同じ長さを持っ
たワイピンググレート18が7スラグ溜13と、これよ
りも各冷却ドラム2′の回転方向の下流側の位置の各冷
却ドラム2′の胴部の最高位置付近との間における。各
冷却ドラム2′の胴部に近接して設けられている。
ワイピングプレート18は、内部が空洞になっていて、
そこに冷却水が流通し、この冷却水によって冷却される
。冷却水は、第3図に示すように。
ワイピンググレート18の上部に取付けた水冷がツクス
18aからワイピングプレート18内の空洞に供給され
る。ワイピングプレート18の下縁に、直線的であシ、
この下縁は、冷却ドラム2′の軸線と同一方向且つ平行
に々っている。従って。
ワイピングプレート18の下縁と、この下縁に最も接近
した冷却ドラム2′の胴部表面とは平行になっている。
ワイピングプレート18は、図示し々い支持手段によl
・ウジング1に支持されており、この支持手段は、遠隔
操作による。ワイピングプレート18の高さ調節機構を
持っており、これによって、ワイピングプレート18に
、その下縁が冷却ドラム2′の軸線と同一方向且つ平行
を保ったまま昇降し、かくして、ワイピングプレート1
8の下縁と、冷却ドラム2′の胴部表面との間隔が調節
される。
なお、第3図に示されるように、ワイピングル−ト18
の下縁と、冷却ドラム2′の胴部2aの表面との距離(
ドラム径方向)11は、1〜1.5+nmが好ましい。
その理由は、1叫未満では、ワイピングプレート18の
下縁において溶融スラグが切断しやすく、また凝固スラ
グをスクレー・′!?16によって剥離することが困難
となるからであシ、一方1.5mm’に越えると、凝固
スラグのガラス化率が比来法によるそれと比べて余シ改
善されないからである。ワイピンググレート18の材質
は、高融点金属が好ましいが1例えば低炭素鋼で充分で
ある。ワイピングプレート18の厚さは、2〜6■が好
ましい1,2謳未満では強度、寿命の点から好ましくな
く、一方6叫を越えるとワイピングの安定性が悪化し、
ドラム胴部上の溶融スラグが途切れたシするからである
。ワイピングプレート18の位置は、ワイピング効果お
よびワイピング後の冷却効果を大きくするために、スラ
グ溜中への溶融スラグの供給に支障をきたさない範囲で
、できるだけ、2つの冷却ドラム2′の接触部に近い位
置であることが好ましい。
第4図は一方の冷却ドラム2′の断面図、第5図はその
胴部の展開断面図、第6図はその一部の斜視図である。
第4図に示されるように、19は冷却ドラム2′の中心
軸、20は冷却ドラム2′の胴部2′aと、中心軸19
とに固定された支持部材であり、この支持部材20によ
って、中心軸19に胴部2′aが固定されている。21
は中心軸19の軸受、36は駆動装置(図示せず)に連
結される。
中心軸19に固定された。冷却ドラム2′ヲ回転させる
ための歯車である。冷却ドラム2′の胴部2’aおよび
鍔17ば、内部に中空部22.23が形成されてお9.
そして、その中空部が周方向にそって仕切板によって複
数に仕切られている。即ち第5図に示すように、冷却ド
ラム2′の胴部2’aの中空部22は、仕切板24によ
って仕切られ、鍔17の中空部23は、仕切板25によ
って仕切られており、冷却ドラム2′の胴部2’aの中
空部22は。
隣合う仕切板24間において複数の隔壁26お工び鍔1
7によってジグザグ通路を形成するように仕切られてい
る。27a、27bH仕切板25によって仕切られた鍔
17の各中空部23に連通ずるように鍔17に取付けら
れた連通管、28はジグザグ通路に鍔17の各中空部2
3が連通ずるように鍔17に形成された連通孔である。
第4図に示されるように、中心軸19の一端側の中空部
29と、冷却ドラム2′の胴部2/ aの一端側の鍔1
7の連通管27aとが、供給管30全通して連通されて
おり、中心軸19の他端側の中空部31と、冷却ドラム
2′の胴部2’aの他端側の鍔17の連通管27bとが
、排出管32全通して連通されている。
第4図には示されていないが、中心軸19の一端は、ス
イベルジヨイントヲ介して液密に管6に連通しておシ、
そして、中心軸19の他端は、スイベルジョイントラ介
して、液密に管3に連通している。従って、ポンプ5に
よって、冷却媒体は。
管6.中心軸19の一端側の中空部29.供給管30、
連通管27ai通って、冷却ドラム2の一端側の鍔17
の中空部23に供給され、ついで冷却ドラム2′の胴部
2’aのジグザグ通路を通り、冷却ドラム2′の他端側
の鍔17の中空部23に供給され、ついで連通管27b
、排出管32.中心軸19の他端側の中空部31、管3
を通って、熱交換器4の放熱部に供給され、ついで熱交
換器4の放熱部から管6に戻され、かくして冷却媒体U
 一方ノ冷却ドラム2′および鍔17と熱交換器4との
間を循環する。
第7図は他方の冷却ドラム2′の断面図、第8図はその
胴部内面の展開図である。第7図に示されるように、冷
却ドラム2′の胴部2’bの両端と、中心軸19′とに
外側面が平坦な円状支持板33が固定され、この円状支
持板33によって、中心軸19′に胴部2’ bが固定
されている。そして、一方の冷却ドラム2′の胴部両端
の鍔17の外面に、他方の冷却ドラム2′の胴部両端の
円状支持板33の外面が接触し、かくして、1対の冷却
ドラム2′の上半部において、1対の冷却ドラム2′の
胴部2’a、2’bと、1対の鍔17とによって、スラ
グ溜13が形成される。なお、鍔17は、その回転に際
して。
スラグ溜13中のm融スラグ15が付着しないような材
質のもの、例えばS S 41 (JIS)からなって
いる。第7図に示されるように、他方の冷却ドラム2′
の胴部2’ bには、6個の周方向にそった環状中空部
34が形成されている。各環状中空部34には、仕切シ
34aが設けられている。各環状中空部34と、熱交換
器4′との間を、冷却媒体が次のようにして循環する。
即ち、他方の冷却ドラムの中心軸19′の一端は1図示
しないスイベルジョイントラ介して液密に管6′に連通
しておシ、中心軸19′の一端側の中空部29′には、
2本の供給管30′の一端が連通しており、2本の供給
管30′の他端は、その一方が第2の環状中空部34ω
)の仕切、934aの一方側に近接した位置、即ち、環
状中空部34(社)の一端に連通しておシ、その他方が
第3の環状中空部3.4([[)の一端に連通しており
第5の環状中空部(1)の一端に一方の排出管32′の
一端が連通しておシ、第4の環状中空部34帖の一端に
他方の排出管32′の一端が連通しており。
2本の排出管32′の他端が、中心軸19′の他端側の
中空部31′に連通しており、中心軸19′の他端が1
図示しないスイベルジヨイントを介して管3′。
に液密に連通している。そして、第3の環状中空部34
([IDの他端と、第1の環状中空部(I)の一端とに
、連通管35aの両端が連通しく第8図のA−A断面を
示した第9図参照)、第1の環状中空部34 (I)の
他端と、第5の環状中空部34Mの他端とに、連通管3
5bの両端が連通しく第8図のB−B断面を示した第1
0図参照)でおシ、ポンプ5′によって、冷却媒体は、
管6′、中心軸19′の一端側の中空部29′、他方の
供給管30′全通って。
第3の環状中空部34([ll)の一端に供給され、つ
いで第3の環状中空部34(11)の他端から連通管3
5aを通って第1の環状中空部34 (1)の一端に供
給され、ついで第1の環状中空部34 (1)の他端か
ら連通管35b’e通って第5の環状中空部34cV)
の他端に供給され、ついで第5の環状中空部34(V)
の一端から一方の排出管32′、中心軸19′の他端側
の中空部31′、管3′ヲ通って熱交換器4′の放熱部
に供給され、ついで熱交換器4′の放熱部から管6′に
戻される。捷だ、第2の環状中空部34叩の他端と、第
6の環状中空部34(VDの一端とに、連通管35cの
両端が連通し、第6の環状中空部34■の他端と、第4
の環状中空部34ωの他端とに。
連通管35dの両端が連通しており、ポンプ5′によっ
て、冷却媒体は、」=配回様にして、管6′、中心軸1
9′の一端側の中空部29′、一方の供給管30′。
第2の環状中空部3411)、連通管35C,第6の環
状中空部34帥、連通管35 d 、第4の環状中空部
34ω、他方の排出管32′、中心11月I+ 19’
の他端側の中空部31′、および管3′ヲ通って熱交換
器4′の放熱部に供給され、ついで熱交換器4′の放熱
部から管6′に戻される。かくして、冷却媒体(σ。
他方の冷却ドラム2′と熱交換器4′との間を循環する
以上のような構成により、急冷凝固スラグは次のように
して製造される。即ち、スラグ樋14からスラグ溜13
に流し込捷れた溶融スラグ15il。
第3図に冷却ドラム2′の要部概略断面mで示される工
うに1回転中の各冷却ドラム2′の胴部2’aの表面に
一定厚みで刺着し、そして、各冷却ドラム2′の回転に
伴って、ワイピングプレー1・I8の下縁に到達すると
、冷却ドラム2′の胴部2′aに刺着した一定厚の溶融
スラグ15は、ワイピングシレー)18(の下縁)によ
ってその一部がかき取られ(かき取られた溶融スラグ1
5はスラグ溜13に戻る)、それ以前に比べてその厚さ
が軸方向に均一に薄くなシ、一方、冷却ドラム2′の回
転に伴なって、その胴部2′aによって急冷、凝固され
て急冷凝固スラグ15′とな9.スクレーノ′e16に
よって、冷却ドラム2′の胴部2′a表面から剥離され
小片となって・・ウノング1内の下部に落下する1、こ
のように、ワイピングプレート18によって冷却ドラム
2′の胴部2’ aに付着した溶融スラグ15の厚みを
薄くすることができるので、この付着溶融スラグに極め
て短い時間で急冷、凝固される。。
従って、冷却ドラム2′の回転数を多くしてその処理効
率を高くすることができるし、例えば溶融高炉スラグ全
急冷、凝固すれば、極めて高いガラス化率のガラス質ス
ラグを得ることができる。各冷却ドラム2′の胴部2’
aが、溶融スラグを急冷、凝固させる際に得られた熱は
、その胴部2′a中を流れる冷却媒体によって回収され
(冷却媒体は鍔17中を通過する際にも、鍔17に接触
した溶融スラグ15の持つ熱の一部全回収する。)、さ
らに。
熱交換器4,4′によってタービン7.7′全駆動する
エネルギーに変換される。
ついで実施例について説明する。
外径2mφ、長さ1mの銅製の胴部金持つ、1対の冷却
ドラムを準備しく一方の冷却ドラムには。
その胴部両端に8841 (JIS)  製の、3.2
mφの鍔を設けた)、冷却媒体として、新日鉄化学工業
株式会社製の[ザームエス600 J (高沸点熱媒体
)全使用し、水冷ボックスを増刊けた、低炭素鋼製で、
厚さ2配のワイピングプレートラ、その下縁とドラム胴
部表面との距離11(ドラムの径方向における)が1〜
1.5門になるように設置し、各冷却ドラムを1反対方
向に1 Or、p誦の速度で回転させ、溶融高炉スラグ
をスラグ溜に流し込んだ。
その結果スラグ溜から、冷却ドラムの胴部表面に付着し
た溶融高炉スラグは、その厚みが、ワイピングプレート
のワイピングによシ、1〜1.5閾になりそして、冷却
ドラムの胴部によって急冷、凝固されてガラス質スラグ
になり、スクレー・やによって冷却ドラムの胴部表面力
為ら剥離された。なお。
冷却媒体は、冷却ドラムからほぼ1気圧の圧力でとり出
され、熱交&!器に送られた。得られたガラス質スラグ
のガラス化率と、その厚さとの関係を。
第11図に示す。図から、ワイピングプレートによって
冷却ドラムの胴部に刺着した溶融スラグ厚を薄くするこ
とができ、しかも極めて茜いガラス化率のガラス質スラ
グを得ることができることが明らかである。
以上説明し7?:ように、この発明においては、冷却ド
ラムの胴部への溶融スラグの刺着厚を極めて薄くするこ
とができ、従って極めて高い処理効率で急冷凝固スラグ
を製造することができる。。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の急冷凝固スラグの製造装置の概略断面図
、第2図はこの発明にかかる急冷凝固スラグの製造装置
の一態様を示す概略断面図、第3図uワイピングプレー
1・による冷却ドラム胴部表面の溶融スラグかき取り態
様を示す図−m 4図は一方の冷却ドラムの断面図、第
5図ばぞの胴部の展開断面図、第6図はその一部の斜υ
11図、第7図は他方のドラムの断面図、第8図はその
胴部内面の展開図2第9図は第8図のA−A断面図、第
10図は第8図のB−B断面図、第11図はガラス質ス
ラグのガラス化率と冷却ドラム胴部に伺着のスラグ厚と
の関係を示す図である、。 ■・・・ハウジング、 2 、2’・冷去11ドラム、
2′aI2’b・胴部、3 、3’ 、 6 、6’・
・管、 4 、4’・・熱交換器、5.5’、11.I
I’・・・ポンノ0.7.7′・・タービン、 8 、
8’・・凝縮器、9,9′  発電機、10゜10′・
・・冷却塔、12・・・せき止め、12′・・カバー。 13・・・スラグ溜、14・・スラグ樋、15・溶融ス
ラグ、15′・・急冷凝固スラグ、16 ・スクレーツ
バ17・・・鍔、18・・・ワイピングル−1−.19
.19’・・・中心軸、20・・・支持部材、21・・
軸受、22゜23.29.29’、31.31’・中空
部、24゜25・・・仕切板、26・・隔壁、 27 
a 、 271) 、 :35 a 。 35 b 、 35 c 、 35 d一連通管、 2
8一連通孔、30 、30’・・供給管、32.32’
・・排出管、33・・・円状支持板、34・・・環状中
空部、34a・・仕切シ、36・・・歯車。 出願人  日本鋼管株式会社 代理人 堤  敬太部(他1名)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 胴部が同長、同径であシ、同一水平位置においてその軸
    方向が互いに平行しており、前記胴部が冷却媒体によシ
    冷却され、そして胴部表面が接触している1対の冷却ド
    ラムと。 前記胴部の接触部においてその表面が上昇する方向に、
    前記各冷却ドラムを反対方向に且つ同一周速度で回転さ
    せるための駆動手段と。 前記各冷却ドラムの軸方向両端の上半部に設けられた1
    対のせき止めと。 前記両冷却ドラムの胴部と前記両せき止めとによって形
    成されたスラグ溜に溶融スラグ金泥し込むための、前記
    両冷却ドラムの上方に配置されたスラグ供給手段と。 製造装置において。 前記スラグ溜中から前記各冷却ドラムの胴部表面に付着
    した溶融スラグの付着厚を減少させるための、前記冷却
    ドラムの胴部の長さと実質的に同じ長さを持ったワイビ
    ンググレートヲ、前記スラグ溜と、これよシも前記各冷
    却ドラムの回転方向の下流側の位置の前記各冷却ドラム
    の胴部の最高位置付近との間における。前記各冷却ドラ
    ムの胴部に近接して設けたことを特徴とする急冷凝固ス
    ラグの製造装置。
JP56170100A 1981-10-26 1981-10-26 急冷凝固スラグの製造装置 Granted JPS5872879A (ja)

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