JPS587114Y2 - 車両空調用圧縮機の保護装置 - Google Patents
車両空調用圧縮機の保護装置Info
- Publication number
- JPS587114Y2 JPS587114Y2 JP4667978U JP4667978U JPS587114Y2 JP S587114 Y2 JPS587114 Y2 JP S587114Y2 JP 4667978 U JP4667978 U JP 4667978U JP 4667978 U JP4667978 U JP 4667978U JP S587114 Y2 JPS587114 Y2 JP S587114Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compressor
- air conditioning
- vehicle air
- switch
- diesel engine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は車両走行用のディーゼルエンジンによって駆動
される車両空調用圧縮機の保護装置に関するもので、空
調装置を使用しないシーズンに於ても適時に該圧縮機を
駆動するようにして該圧縮機の長時間未駆動による劣化
の防止をはかるものである。
される車両空調用圧縮機の保護装置に関するもので、空
調装置を使用しないシーズンに於ても適時に該圧縮機を
駆動するようにして該圧縮機の長時間未駆動による劣化
の防止をはかるものである。
車両走行用エンジンで駆動される車両空調用圧縮機は冬
期のように冷房を使用しない時は駆動されない。
期のように冷房を使用しない時は駆動されない。
従って該圧縮機のピストンとシリンダの摺動面は潤滑油
切れが生じて該圧縮機の再駆動時に焼付を生じたり、ま
た特に圧縮機の駆動軸を支持するボールベアリングある
いはニードルベアリング等の軸受は一定位置で停止した
まま長時間にわたり外部からの振動を受けることになり
、該軸受の特定位置だけに高い応力が繰返しかかる為に
局部的な異常摩耗が発生し、圧縮機の再駆動時に異音が
発生したり駆動軸や軸受の破損を生ずる原因となってい
る。
切れが生じて該圧縮機の再駆動時に焼付を生じたり、ま
た特に圧縮機の駆動軸を支持するボールベアリングある
いはニードルベアリング等の軸受は一定位置で停止した
まま長時間にわたり外部からの振動を受けることになり
、該軸受の特定位置だけに高い応力が繰返しかかる為に
局部的な異常摩耗が発生し、圧縮機の再駆動時に異音が
発生したり駆動軸や軸受の破損を生ずる原因となってい
る。
該圧縮機はエンジンのシリンダブロックに取付けられる
ケースが多く、従ってエンジン振動の大きいディーゼル
エンジン車においては後者の軸受の局部摩耗が著しかっ
た。
ケースが多く、従ってエンジン振動の大きいディーゼル
エンジン車においては後者の軸受の局部摩耗が著しかっ
た。
本考案はこの欠点を解消するためになされたもので、空
調用圧縮機を長時間停止させず、適宜にわずかの駆動を
与えて該圧縮機の摺動部を潤滑し、また軸受の特定位置
だけに長時間にわたり応力のかかることを防止した車両
空調用圧縮機の保護装置を提供するものである。
調用圧縮機を長時間停止させず、適宜にわずかの駆動を
与えて該圧縮機の摺動部を潤滑し、また軸受の特定位置
だけに長時間にわたり応力のかかることを防止した車両
空調用圧縮機の保護装置を提供するものである。
以下図面に従い本考案の実施例を詳述する。
図において、1は電源であり、メインスイッチ2、冷房
スイッチ3を介して送風機4と送風機回転数変速用の抵
抗5および送風機スイッチ6が直列に接続されている。
スイッチ3を介して送風機4と送風機回転数変速用の抵
抗5および送風機スイッチ6が直列に接続されている。
7は車両空調用圧縮機で、その電磁クラッチ7aはリレ
ー接点8aを介して冷房スイッチ3のマイナス側に接続
されており、送風機スイッチ6のプレート接点6aに接
続されたリレーコイル8bが通電されたときに該リレー
接点8aが閉成して、電磁クラッチ7aは車両走行用エ
ンジンの駆動力を圧縮機7に伝達する。
ー接点8aを介して冷房スイッチ3のマイナス側に接続
されており、送風機スイッチ6のプレート接点6aに接
続されたリレーコイル8bが通電されたときに該リレー
接点8aが閉成して、電磁クラッチ7aは車両走行用エ
ンジンの駆動力を圧縮機7に伝達する。
10は室内温度もしくは吹出温度を検出して電磁クラッ
チ7aを制御するサーモスイッチである。
チ7aを制御するサーモスイッチである。
11は本考案の圧縮機保護スイッチで、メインスイッチ
2の反電源側と電磁クラッチ7aの通電回路中に設けら
れている。
2の反電源側と電磁クラッチ7aの通電回路中に設けら
れている。
該圧縮機保護スイッチ11はデイーゼルエンジンを停止
する機構、例えばインテークシャッタの閉鎖レバー、燃
料噴射装置の燃料カットレバー、ディコンプレッション
の作動レバー等を操作した時に閉成するもので、上記レ
バーと係合するリミットスイッチ等の電気スイッチであ
る。
する機構、例えばインテークシャッタの閉鎖レバー、燃
料噴射装置の燃料カットレバー、ディコンプレッション
の作動レバー等を操作した時に閉成するもので、上記レ
バーと係合するリミットスイッチ等の電気スイッチであ
る。
上記構成において、車両空調装置を稼働させるときはメ
インスイッチ2、冷房スイッチ3を閉成し、送風機スイ
ッチ6を所望の風量を得る位置に設定することにより、
リレーコイル8bに通電されてリレー接点8aが閉成し
、圧縮機7の電磁クラッチ7aに通電され圧縮機7はサ
ーモスイッチ10に制御されて駆動される。
インスイッチ2、冷房スイッチ3を閉成し、送風機スイ
ッチ6を所望の風量を得る位置に設定することにより、
リレーコイル8bに通電されてリレー接点8aが閉成し
、圧縮機7の電磁クラッチ7aに通電され圧縮機7はサ
ーモスイッチ10に制御されて駆動される。
車両用空調装置を使用しないシーズンに於ても、ディー
ゼルエンジンを停止する構成を操作したときに圧縮機保
護スイッチ11が閉成し、電磁クラッチ7aに通電され
圧縮機7はディーゼルエンジンが停止するまで若干の回
動をする。
ゼルエンジンを停止する構成を操作したときに圧縮機保
護スイッチ11が閉成し、電磁クラッチ7aに通電され
圧縮機7はディーゼルエンジンが停止するまで若干の回
動をする。
この圧縮機7の回転により摺動部の潤滑油切れは解決さ
れ、また圧縮機の駆動軸を支持する軸受も回転して高い
応力を受ける位置がかわり局部的な摩耗は発生しない。
れ、また圧縮機の駆動軸を支持する軸受も回転して高い
応力を受ける位置がかわり局部的な摩耗は発生しない。
上述のように本考案は、メインスイッチの反型源側と圧
縮機の電磁クラッチとを接続するとともに冷房スイッチ
の開閉により通電を制御されない通電回路を設け、該回
路中にディーゼルエンジンの停止機構を操作したときに
閉成する圧縮機保護スイッチを設けたもので、空調装置
の使用シーズンあるいは不使用シーズンを問わず車両走
行用のディーゼルエンジンを停止させるときに圧縮機を
若干回転させて、摺動部の潤滑油切れや圧縮機の駆動軸
を支持する軸受の局部応力による摩耗が防止され、また
特別の操作も必要としないので運転者に負担をかけるこ
ともなく実用上有効な考案である。
縮機の電磁クラッチとを接続するとともに冷房スイッチ
の開閉により通電を制御されない通電回路を設け、該回
路中にディーゼルエンジンの停止機構を操作したときに
閉成する圧縮機保護スイッチを設けたもので、空調装置
の使用シーズンあるいは不使用シーズンを問わず車両走
行用のディーゼルエンジンを停止させるときに圧縮機を
若干回転させて、摺動部の潤滑油切れや圧縮機の駆動軸
を支持する軸受の局部応力による摩耗が防止され、また
特別の操作も必要としないので運転者に負担をかけるこ
ともなく実用上有効な考案である。
図は本考案の車両空調用圧縮機の保護装置の回路図であ
る。 1:電源、2:メインスイッチ、7:圧縮機、7a:電
磁クラッチ、11:圧縮機保護スイッチ。
る。 1:電源、2:メインスイッチ、7:圧縮機、7a:電
磁クラッチ、11:圧縮機保護スイッチ。
Claims (1)
- 車両走行用のディーゼルエンジンを有し、かつ該ディー
ゼルエンジンにより駆動される圧縮機における車両空調
用圧縮機の保護装置において、メインスイッチの反電源
側と圧縮機の電磁クラッチとを接続するとともに冷房ス
イッチの開閉により通電を制御されることのない通電回
路を設け、該回路中にディーゼルエンジンの停止機構を
操作したときに閉成する圧縮機保護スイッチを配したこ
とを特徴とする車両空調用圧縮機の保護装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4667978U JPS587114Y2 (ja) | 1978-04-10 | 1978-04-10 | 車両空調用圧縮機の保護装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4667978U JPS587114Y2 (ja) | 1978-04-10 | 1978-04-10 | 車両空調用圧縮機の保護装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54148907U JPS54148907U (ja) | 1979-10-17 |
JPS587114Y2 true JPS587114Y2 (ja) | 1983-02-07 |
Family
ID=28927239
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4667978U Expired JPS587114Y2 (ja) | 1978-04-10 | 1978-04-10 | 車両空調用圧縮機の保護装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS587114Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-04-10 JP JP4667978U patent/JPS587114Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54148907U (ja) | 1979-10-17 |
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