JPS587079A - サッシの取付構造 - Google Patents

サッシの取付構造

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JPS587079A
JPS587079A JP2189182A JP2189182A JPS587079A JP S587079 A JPS587079 A JP S587079A JP 2189182 A JP2189182 A JP 2189182A JP 2189182 A JP2189182 A JP 2189182A JP S587079 A JPS587079 A JP S587079A
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JP
Japan
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sash
opening
frame
mortar
mounting structure
Prior art date
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Pending
Application number
JP2189182A
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English (en)
Inventor
清 早川
高橋 基治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyu Construction Co Ltd
Original Assignee
Tokyu Construction Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyu Construction Co Ltd filed Critical Tokyu Construction Co Ltd
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Publication of JPS587079A publication Critical patent/JPS587079A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、鉄筋コンクリート、木造等の建造物に対する
サツシの取付構造に関し、更に詳しくはサツシの取付施
工が簡単で、しかも優れた防水及び断熱効果を有するよ
うにしたものである。
第1図は従来工法によるサツシの納り状態、即ち、その
取付構造を示す。図において、1はサツシであり、その
上、下枠1a、lbは躯体2の開口部上、下縁に植設し
たアンカー3に取付金具4を介して溶接固定され、サツ
シ1と躯体2の間にはモルタル5が充填されている。ま
た、6は衝合モルタル、7はコーキング、8は断熱材、
9は壁材を示し、サツシ廻りはモルタル5およびコーキ
ング7により防水され、壁材9の開口部端縁に配設した
額縁10には、サツシ1の飾版1cがビス11により固
定されている。
上記サツシの取付構造における従来の施工方法および問
題点につト説明すると、 1)先ず、コンクリート型枠工事時に、サラ     
“シアンカー3を打込むが、この際アンカーを付は忘れ
たり、コンクリート打設時に外れたりするため、型枠取
外し後に溶接用のアンカーを打込むことが多い。
2)次いで、型枠を解体し、i)サツシセンター墨、i
i)サツシ芯墨、1ii)サツシレベル墨の三    
 ′種の墨出しを行う。
3)上記墨出しに従ってパツキン(図示省略)−を入れ
ながら、サツシを定位置に吊り込む。この作業は下げ振
りを利用しながら行うが、職人の熟練度の違いが、精度
と取付は速さに大きな差を生する。
4)サツシ1をアンカー3に溶接固定するが、吊り込み
後直ちに行なわないと精度が狂ったり、また溶接火花で
他の器材を傷付け、火災の原因となったりする。
5)サツシ廻り、即ちサツシ1と躯体2の間隙にモルタ
ル5を充填する。これは、漏水のないように充分な詰込
みと、その点検を要するが、工法的にはサツシ装置の精
度保持のため、前記パツキンを取外していない場合が多
く、それが漏水箇所になることがあり、またモルタル自
体の収縮や内部への完全な充填作業が困難であることか
らその信頼性に問題があり、漏水事故を招き易い。
6)前記パツキンを外し、その跡にモルタルを充填する
7)サツシ廻りの仕上げ、即ち面白モルタル6等の打設
をする。
8) コーキング7を行う。
このように従来め施工方法では、躯体開口部にサツシを
溶接固定する迄に多大の労力と工数な要する上に、サツ
シ外周と開口部の間隙へ充填したモルタル自体の収縮や
完全な充填作業が困難であるため十分な防水性能が得ら
れないという欠点があった。
本発明は上記した点に鑑みてなされたもので、従来のサ
ツシアンカーの打込やこれに伴う、爾後固定作業等を要
せず、サツシの取付施工が簡単で、しかも優れた防水及
び断熱効果を有するサツシの一取付構造を提供すること
を目的としている。
即ち、本発明のサツシの取付構造はコンクリート躯体、
木造等の壁面開口部にサツシを取付は固定した構造にお
いて、サツシ外周と壁面開口部との間に形成される間隙
の一側を密閉構造とし、他側の開放構造部よりウレタン
7オーム等の発泡性合成樹脂を注入・充填したことを特
徴とするものである。
以下、本発明を図面に基いて説明する。
〈サツシの位置出し及び仮止め〉 先ず、サツシの取付ポイントを決定する。
即ち、躯体2の開口部Aにおいて、サツシセンターO及
びサツシレベルP(第2図)とサツシ芯Q(第4図)の
三種の墨出しを行ない、サツシ取付ポイントを決定する
このポイントに、サツシを軸支する(第3図)。
即ち、図の場合サツシレベルPをサツシ取付軸とし、開
口部Aの左右両側の側縁A1に設けたトリ穴12にホー
ルインアンカー13を打込む。このアンカー13に、サ
ツシ1の左右の枠1dに設けたポル)挿通孔15を介し
て仮ボルト14を螺着し、サツシ1を回動可能に軸支す
る。このボルト挿通孔15は、仮ボルト14の外径より
稍大軽くとり、サツシ1を上下、前後に移動して微調整
できるようにしておくのが好ましい。
以上で、サツシ1の位置出しと取付は終るが、必要に応
じてサツシの傾す及びゆがみを調整する。
即ち、第4図はサツシの傾きを調整する説明図で、躯体
2め開口部Aの下縁A2に、サツシ芯Qと近接して、ロ
ック部材16をビス17により回転可能に取付ける。ロ
ック部材16は弾性を有する金属板よりなり、ビス挿通
孔16bを有する基板部16aの一端をく字状に折返し
てロックアーム16cを設けた構成を有する。このロッ
クアーム16cの折返し側から、サツシ1を前記仮ボル
ト14を回転軸としてはめ込むと、ロックアーム16c
がサツシ、1の下枠1bのアングルlc、if間に弾性
的に嵌入し、サツシ1がロックされる。そして、ロック
部村16をビス17に対して回動することにより、サツ
シ1のサツシ芯Qに対する傾きも微調整することができ
る。
第5図は、サツシコーナーのゆがみを矯正する矩定規を
示す。矩定規18は、直角三角形のプレート19とチャ
ンネル材よりなるL字形の押え部材20とを複数の蝶ネ
ジボルト21で連結して構成する。
この矩定規18を第6図のようにサツシ、1の四隅に取
付けてゆがみを矯正する。サツシへの取付けは、第2図
のようにサツシ1を躯体2の開口部Aに嵌め込んだ後、
或いは嵌め込む前に予め矯正しておくことができる。第
7図は矩定規18の取付は詳細図を示す。即ち、サツシ
1のコーナ内部から矩定規18をあてがい、プレート1
9と押え部材20でサツシ1の内縁1gをクツシランゴ
ム22を介して挾み込み、蝶ネジボルト21を締付ける
このように、躯体2の開口部に墨出し後、ホールインア
ンカーを打込み、仮ボルトによってサツシ1を軸支する
ことにより、サツシの位置出し及び取付が簡単に終了す
る。次いで、必要に応じてサツシの傾きをロック部材1
6により、またコーナーのゆがみは矩定規18により調
整すればよい。
その結果、従来の如く、コンクリート型枠工事時に、サ
ツシアンカーを打込み、パツキンによるサツシの位置出
し、サツシアンカーとサツシの溶接固定といった作業を
省略できる。従って、取付工数を大巾に減らし、工期を
短縮することができる。また、溶接作業を要しないため
、火災に対して安全であり、他の機材を傷つけるおそれ
がない。
そして、サツシの位置出し、取付けは、ホールインアン
カーと仮ボルトにより軸支する方法であるから、従来の
ような職人の熟練度によって左右されず、容易かつ迅速
に行うことができる。
〈サツシ廻りの防水施工〉 上記の如く、サツシの位置及び仮止め施工におぃて、サ
ツシとサツシアンカーを溶接固定する工程を無くしたの
で、サツシと躯体開口部との間隔を狭くすることができ
、その結果、サツシ廻りの仕上げをより簡単かつ確実に
行うことができる。
即ち、第8図はその一例を示し、サツシ1と躯体2との
間隙■は十分狭い。そこで、間隙Nとの一側を密閉構造
とし、他側を開放構造とし、この開放構造部から発泡性
合成樹脂を注入、充填する。
即ち、間隙■の前方には、ゴム、ラテックスアスファル
ト等の弾性シートよりなる止水材23の一端をサツシ1
のアングル1eにおける溝部1hに嵌着し、止水部23
の他端をカールプラグ24により躯体2に固定し、間隙
Vの一方を塞ぎ密閉構造とする。
次いで、間隙■の後方開口端よりウレタン7オーム25
を注入、充填する。
このゴム、ラテックスアスファルト等の止水材23は、
伸びがよく半塑性的性状を示すので、作業し易く、また
表面にSRBゴムを塗っておくことにより粘着性を示し
、躯体2に密着する。また、ウレタン7オーム25は1
〜2分で発泡が完了し、指触乾燥は僅か30〜40秒で
得られる。
このウレタン7オームのスチールに対する発泡圧は4〜
8ton/m2以上とコンクリート側圧を凌駕すること
を実験により確認している。即ち、ウレタン7オームの
注入・充填に際して発泡圧によるサツシ精度を低下させ
る要因を無(すため、発泡圧を減少させなければならず
、その為には発泡方向が短かく、発泡材の移動距離を短
かくする必要がある。また、発泡材を数層に分けて適宜
時間をおいて注入しなければならない。このような点か
ら、上記間隙Vの一方を開放構造した本発明のサツシ取
付構造は極めて発泡性合成樹脂の注入に適している。そ
して、発泡倍率の調整によって高い強度が得られるので
、従来のモルタルによる固定方法に遜色のない強度が得
られる。
その結果、サツシ廻りの止水性は、止水材23とウレタ
ン7オーム25により完壁になされ、従来のようなコー
キング(第1図参照)を要せず、作業も極めて迅速に行
うことが可能となる。また、ウレタン7オーム25の注
入によりサツシ廻りの断熱性や防音性が向上し、開閉時
の衝撃音や風雨時の騒音が緩和され、更にサツシ枠ジヨ
イントからの漏水を防ぎ、気密性が向上する。
最後に、サツシ外面上縁のモルタルおよび下縁の面白モ
ルタル打設の後、前記仮ボルトを外すことによりサツシ
の取付は完了する。
第9図はサツシを躯体開口部に軸支する他の例を示し、
サツシ1の上枠(下枠)laにボルト挿通孔27を有す
る取付金具26を嵌着し、この取付金具26を仮ボルト
14により軸支するようにしたものである。この場合に
は、第3図のようにサッシ1自体にボルト挿通孔15を
設ける必要がなく、既製のサツシをそのまま使用するこ
とができる1以上はサツシ1をコンクリート製躯体2の
壁面開口部に取付ける例について説明したが、コンクリ
ートに限らず、鉄骨、ブロック、木造等のすべてに適用
することができ、また間仕切りパネル等の取付けにも同
様に利用することができる。
本発明は上記のように、溶接作業が不要となったことか
ら、サツシと開口部との間隙を十分狭くすることができ
るので、従来のようなモルタル充填方式に代え、ウレタ
ン7オーム等の発泡性合成樹脂による注入可能となり、
サツシ廻りの仕上げがより簡略化されるという効果があ
る。また、サツシ外周と壁面開口部との間隙は大部分が
発泡性合成樹脂で充填されるので、従来のコーキングが
不要となるのは勿論その断熱性及び防音性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のサツシの納り状態を示す断面図、第2図
及び第3図はそれぞれ本発明に係るサツシの軸支方法を
示す説明図、第4図は本発明に係るサツシのロック方法
を示す説明図、第5図乃至第7図は本発明に係るサツシ
の矯正方法を示し、第5図は矩定規の取付状態を示す説
明図である。第8図は本発明の実施例を示すサツシ廻り
の止水仕上げの説明図、第9図は本発明に係るサツシの
他の軸支方法を示す説明図である。 1・・・サツシ、2・・・一体、13・・・ホールイン
アンカー、14・・・仮ボルト、23・・・止水材、2
5・・・ウレタン7オーム、A・・・開口部、■・・・
間隙。 第2図 第3図 第4図 O

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. コンクリート躯体、゛木造等の壁面開口部にサツシを取
    付は固定した構造において、サツシ外周と壁面開口部と
    の間に形成される間隙の一側を密閉構造とし、他側の開
    放構造部よりウレタン7オーム等の発泡性合成樹脂を注
    入・充填したことを特徴とするサツシの取付構造。
JP2189182A 1982-02-13 1982-02-13 サッシの取付構造 Pending JPS587079A (ja)

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JP2189182A JPS587079A (ja) 1982-02-13 1982-02-13 サッシの取付構造

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ID=12067727

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0220684U (ja) * 1988-07-19 1990-02-09
JP2013060735A (ja) * 2011-09-13 2013-04-04 Tomonari Yohena 窓枠

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5518550B2 (ja) * 1972-12-01 1980-05-20

Patent Citations (1)

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