JPS5870743A - 無杼織機による絣織物の柄合わせ方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明社、よζ糸の織物耳部に該当する位置に印し九
停止情報を、７オトセンｔＫより検知して絣織物の柄合
わせを行なうに当って、７オト七ンｆが停止情報以外の
柄等を検出しての誤動作を防止する手段を講じた、無杼
織機による絣織、物の柄合わせ方法に関する。

絣織物は従来主に和服用として小中のものが製造されて
―たが、儒要滅過により最近では洋服略、和服以外の新
しψ用途を開発するえめ、広巾の絣織物が要求されるこ
ととなつ九。

広巾の絣織物の製織は、従来の小中の絣織物の製織方法
では開離な条件が多く、柄合わせ等に新気な手段を要求
されることとなつ良。

すなわち、動力織機による従来の小中の絣織物の製織は
、絣織物の巾に適応する長さの、よむ糸巻板によこ糸を
巻付け、これをシャツトル内に装着し、シャツトルのＩ
ＩＩ飛走ごとＫよこ糸１本分の長さだけ、よこ糸巻板か
ら解けて、えて糸村口内に挿入して筬打する。これを繰
返すことによって順次絣織物が製織されるものであるが
、この方法ではよと糸巻板の長さやこれを装着するシャ
ツトルの大きさの制約があるので、広巾の絣織物の製織
紘不可能であり、よこ糸巻板の自動交換も固層となるも
のである。

仁のような状況において広巾絣の製織に試みられた現在
までの方法は、織物中に適応し喪中を持つよこ糸巻付板
に、よこ糸を勾済に巻付け、これを無　織機の片側に設
置し、織機の１ｍ転ごとによこ糸の糸導位置を移動させ
てよこ糸巻付板からよこ糸１本分の長さだけ解して織込
み、柄合わせを行なうか、またはよこ糸の解除片によっ
てよこ糸巻付板からよと糸を順次取出し、レピア方式で
えて糸オ予ロ内に織込む方法が採られていた。

しかし前者は、よこ糸の糸導の移動量が大自く、正確な
移動量を保って柄合ゎせを完全に行なおうとすれば織機
の高速化が望めず１さらにょこ糸巻・付板への看付けに
４高度の熟練を必要とし、巻付けの能率も悪く、審理の
内外による巻糸長の違いによる柄合わせの困難性もあり
、よこ糸巻付板の自動交換％困難となるものであっ九。

後者の方法においても、よこ糸巻付板への巻付の熱線の
必要なこと、巻付は能率の悪−こと、巻層の内外にょる
響糸長の違−による柄合わせの圏履性等、前者とほぼ同
様であり、総じて高品質の織物が得られず、まことに非
能率なものであっ九。

★九他の方法として、よこ糸に鉄粉の如き強磁性物質を
九は電気良導物質を塗印した停止情報を磁気的１１えは
電気的に検知して、よこ糸を停止させるようにし丸柄合
わせ方法も開示されて−るが、よこ糸に付加する停止情
報の塗印むらや、塗印しえ停止情報の脱落が起こり易い
ので感知ミスが類尭しえり、亀印し九停止情報が糸導を
磨耗させたり、通過抵抗によりよこ糸が切れ易くなる等
の整置があって満足な柄合わせができず実用化に至って
−な−。

この発明は、これらの欠点を除ψて高品質会高能率に広
巾の絣織物を織製しようとする目的で、小中の織＠に従
来から行なわれていた耳部と同番に、よこ糸の織物耳部
に相肖する部分に染残され九白地か、まえは別に７オト
センサが感知し得る色を着色した停止情報を、７オトセ
ンサにより検知し、ソレノイドを作動させて、よこ糸を
一定位置で停止させるとともに、よこ糸の一端を織物の
耳部に近−杼口外部で把持した１１筬打ちを行なうよう
にして、正確な絣柄合わせを行な≠、高能率な絣織物の
織成を可能にするほか、７オト竜ンサがよζ糸上の停止
情報を検知しなかったり、検知ミスをおかし九場合に、
織機の運転を自動的に停止するようにし丸ものである。

以下添付の例示図にもとづいて詳細説明する。

予め、織物中に適応するように一定間隔を１って織物耳
部に相当する位置に、白く染残すか、７オト七ンサが検
知し得る色を着色し九停止情報を付与されえよζ糸（１
）が巻付けられたパフケージ仁）から引Ｈ６されたよこ
糸（１）　Ｂ　’、張力調整装置０）により一定の張力
を付与され糸導（４）　（５）　（６）を案内として、
えて糸４子口の入口に近くレピア台（２）に取付けた給
糸カッタ（７）によって糸端を把持する■張力調整装置
（３）と給糸カッタ（７）の間にはマグネットによって
作動し、よこ糸（１）をつかんで固定するタランプ侭）
と、停止情報を検知する７オト七ンサ（９）および７オ
トセンサ（９）が停止情報以外の柄略管検知して一動作
するのを防止するための７オトセン賃（旬を遮ぎるシャ
ッタ（７）を設けである。

えだし、このシャッタ（財）は後述の電子的にパルス信
号を利用する方法の場合は不要である。ａ１社レピアで
、レピア台曽上においてよこ糸（１）をつかんで機械的
に動作しまたて糸（至）の杼口に引込む作用を行なう。

軸はレピア台四に固定し九筬で、たて糸杆口内に引込ま
れえよと糸（１）を、織前線６１１Ｋ押しつけて筬打を
行なうもの、曽は糸端をレピア＠が■すと同時に払い除
けるための糸端排除片。

−はレピア四に設けである把持糸解歓片で、筬打し九時
ブツシャ（至）に当って把持しているよこ糸を外す丸め
のもの、（へ）は筬打時に給糸カッタ（７）を作動させ
てよ仁糸（１）を切る九めのカッタ作動片、曽は７オト
セン？（９）からの電気信号を増幅するためのコントロ
ーラ、（２）は誤動作感知器、幹はスイッチである０ 次に本発明の作用について説明するＯ 第１図に示すように、よこ糸（１）はパッケージＱ）か
ら引出されて、張力調整装置（３）、糸導（４）を経て
７オト七ン量（９）の前向を遥瞥、糸導（５）、クラン
プ（８）、糸導（６）を経て給糸カッタ（７）Ｋ糸端を
把持させて運転準−を終え、スイッチを入れて始動する
と、第１図の左端近くに位置するレピア輪が右方に前進
し、たて糸（２）の肘口内を通って給糸カッタ（７）Ｋ
：至り、前進を停止して後退を始めるが、この時レピア
台がよこ糸（１）の糸端をりかんで後退し、たて糸杼口
内によこ糸（１）を引込んで旧位（第１１ｍＫ示す位置
）に復帰して停止する。このレピア輪が１往復して復帰
停止の少し前まではシャッタ曽が隔（９） じていて、７オト七ンサもを遮ぎり、その間によζ糸（
１）の柄等を７オトセンサ（９）が検知して誤動作する
のを防止するようにし、このシャッタ（２）はレピアＱ
１が停止する少し前に開いて、７オトセンサ（１）がよ
こ糸（１）の停止情報を検知する０検知した停止情報は
電流に変換されて、コントローラＩＩＩＪ＃！ｃよ砂増
幅され、マグネットコイルによるクランプ（８）を作動
させて、よむ糸（１）の引込みを停止する。こうしてよ
こ糸（１）が停止した時、絣柄がピッタリ合うとともに
、レピア（ロ）は停止位置（第１図に示し九位置）によ
こ糸をつかんだまま停止する。

次にレピア台（２）とともに筬（ロ）が織前線輪に押し
つけられて筬打を行なうも−のである。この時レピア曽
の把持糸解放片四がブツシャ＠に当ることにより、レピ
ア輪は糸端のつかみを解き、同時に糸端＃除片＠が糸端
を跳ねてレピア（ロ）から外す０まえこの時給糸カッタ
（７）−カッタ作動片＠に当ってよζ糸（支）を把持す
ると同時に、把持点の直近織物側で切−、レピア台（２
）Ｆｉ筬曽と−ｍに旧位置（第１園に示す位置）に復帰
して杼口を開く。

以上で１ｆイクルの動作を完了するのであるが、同様動
作を繰り返し連続して絣織物を織製するものである。

若しシャッタ曽が１１ψて−る時に７オト七ンナ（９）
が停止情報を検知できなかった場合紘、誤動作感知器（
２）が作用して直ちに織機の運転を停止する安全装置が
働くものである。

以上の動作において、シャッタ曽の開閉を行なうのは織
機の機械的運転を利用するのであるが、その実施例を第
２図および第８ｖＡに示す。すなわち、第２図はリンク
運動を利用して機械的に行なう方法を示し、１回転で１
ｆイクル作動する回転軸ｇ４に取付けたカム（２）が、
リンク匈に作用し、リンク＠（２）を介してシャッタ輔
を実線で示すように回転軸（２）が１＠転する閏に１＠
だけ關くもので、それ以外の時は仮想線で示すように７
オＦセンナ（９）を遮って−る。

第８図はｌ［転で１ｆイクル動作する回転軸−に取付は
九カム曽がスイッチ四を閉じて、ソレノイド（至）を励
磁して、シャッタ（至）を磁力によ炒吸引し、実線で示
すように回転軸に）の１回転中Ｋｌ＠だけ開くもので、
それ以外の時は仮想線で示すように７オトセンサ（９）
を遮っている。

次に、シャッタ（２）を用ψず、電子的に行なう方法の
実施例を８４図によって説明する０ｔｌｅｔｌ’ｅｔｌ
”　ｄ織機の１サイクル運動に要する時間間隔で、前記
した主軸（２）の１回転に要する時間に該当し、当然ｔ
ｌ−ｔｌ“−ｔｌ”・・・である０（４）はよこ糸パル
ス信号で、停止情報や柄情報を包含して７オトセンサ（
９）が検知して発するものであって、ａｌ　、＆１’、
ｍｌ”、＆ｌ′”は停止情報パルス信号を示し、その他
は柄情報等によるパルス信号である〇よむ糸Ｕ）上の停
止情報は織機の１ｆイクル運動時間関隔ｔｌ　ｔｔｌ’
＊ｔｌ”と同調した一定間隔で印されて−る筈であるが
、ＩＬｌｕのみは停止情報が誤って位置が少しずれて―
る場合を示して−る。

（２）は回転軸パルス信号であって、織機の１ｔイタル
運動毎に１回転する回転軸より取出したもので、ｂ　１
　ｅ　ｂ　ｌ’、ｂ　ｌ゛−ｂｘ”’はよと糸停止間隔
パールス信号を示し、その間隔は織機の１サイクル運動
に要する時間間隔ｔｌｅｔｌ’＊ｔｌ”と一致する。

（Ｃ）は合成パルス信号であって、よこ糸パルス信号体
）と回転軸パルス信号―）とを合成して得られ丸もので
、よこ糸パルス信号（４）のうち、停止パルス信号ａｌ
　ｅ　ａｌＺ　＆１ｕ＋と、回転軸パルス信号（綽のよ
こ糸停止間隔パルス信号ｂ１．ｂｌ°、ｂ　ｌ”’は一
致しているので（ト）合成信号ｏ　１　、　ａ　ＩＩ、
　ＣＩ　ＰＩＦとなって現われ、この田合成信号６１　
、　ａ　１’　、　ｅ　ＩＴＪｊが発生した時クランプ
（８）が働き、よこ糸（１）を停止して柄合わせを行な
う。一方よと糸パルス信号（（転）の停止パルス信号＆
ｌ″は、よこ糸（１）に印した停止情報が課って位置が
ずれえものを示しており、回転軸パルス信号のｂ　１　
°Ｔと一致しないため０合成信号ｃ２　　となって現わ
れ、この０合成信号ｃ２　が発生し九時は織−の運転を
停止する安全装置が働くものである。

以上はレピア織機による場合を例にとってａ＠したもの
であるが、本発明方法はこの外のグリッパ−織機等の無
杼織機にお−ても、同様に遣用畜れ得るものである。

本発明方法によれば、従来の小中絣織物に用−られてい
九織耳印を停止情報として利用することにより、よこ糸
に停止情報を印するのに従来の手法をそのま資本用て龜
て、極めて簡単に実施可能であり、これを検出してよこ
糸を停止することによ艶、絣柄位置を正確に合わすこと
ができ、しかもレピアがよこ糸を把持して一定の緊張状
態を保つ九１１筬打を行なうことにより、広巾の織物を
絣柄くずれのな−美し一部品に織製することかで龜、ま
え供給するよこ糸はコーンまたはチーズ状に巻かれて−
るので、大きなパッケージとすることができて、長時間
の連続織製を可能とし、従来の如くよこ糸巻に熟練を要
することもなく、織速度も高速化できる等、高品質の絣
織物を高能率で織製し得るものである◇

【図面の簡単な説明】

添付ＷＪｍは本発明方法実施の態様を示す例示図で、第
１ＷＪはレピア織機を利用して本発明方法を実施する状
態を示す図、第２図および第８図はよこ糸停止位置を検
出する丸めに７オト七ンサを遮ぎるシャッタを開閉する
方法を示すもので、第２図は機械的方法（よるもの、第
８図は電気的な方法によるものを示す図、第４図はパル
ス信号を利用してよこ糸の停止位置を検出する方法の説
明間である。 ｌ・、よこ糸　２・・パッケージ　８・・張力調整装置
　４．５．６・・糸導　７・・給止カッタ　８・・クラ
ンプ　９・・７オト七ンサ　１０−−シャフタ　１１・
・レピア　１２・・レピア台　１Ｆ・九て糸　１４・・
ｉｌｌ　　１５・・織前線　１６・・糸端排除片　１７
・・把持糸解放片　１８・・プッシャ　１９・・カッタ
作動片２０・・＝ｒン）ｏ　　９　２１・・製動作感知
器　２２・・スイッチ　２５・・回転軸　２６・・カム
　２７，２８，２９・・リンク　８０・・スイッチ８１
・・ソレノイド　ム・・よこ糸パルス信号１・・回転軸
パルス信号　０・・合成パルス信号ｔｌ　ｅ　ｔｌ’ｅ
　ｔｌ”・・ｌサイクル運動時間間隔ａＬａｌ″、＆１
′−亀ｌ゛″・・停止情報パルス信号ｂ１１ｂｌ’、ｂ
ｌ’；’ｂｌ”’・・よこ糸停止間隔パルス信号Ｑ　１
　、　Ｃ１’、　ｅ　ＩＴＪｌ・・（４合成信号　Ｃ２
・・（ハ）合成信号。 特　許　出願人　　広　島　県

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ■　よと糸の織物耳部に該当する位置に、染残し、また
   は着色により停止情報を印し、これ・を７オト七ンサに
   より検知して、よこ糸の進行を停止する方法で絣織物の
   柄合わせを行なうに当って、７オトセンサが停止情報以
   外の柄等を検知して誤動作するのを防止するために、フ
   ォトセンナをシャッタで遮ぎり、停止情報が７オトセン
   サの位置を通過する時に織機の運動に同調してシャフタ
   を腸き、停止情報を検知して柄合わせを行なう、よう（
   したことを、特徴とする、無杼織機による絣織物の柄合
   わせ方法。 ■　よこ糸の織物耳部に該当する位置に、染残し１また
   は着色によ動停止情報を印し、これを７オ）センサ（よ
   り検知して、よこ糸の進行を停止する方決で絣織物の柄
   合わせを行なうに当って、フォトセンサが停止情報以外
   の柄等を検知して誤動作するのを防止するために、よこ
   糸の停止情報や柄普豐を検出して発する、よこ糸パルス
   信号と、機械＃によと糸の停止間隔毎に発する主軸パル
   ス信号を合一して、両パルス信号が重複した時に柄合わ
   せを行なうようにし九ことを特徴とする１無杆織機によ
   る絣織物の柄合わせ方法。