JPS5869864A - パ−オキシジカ−ボネ−ト類の製造方法 - Google Patents

パ−オキシジカ−ボネ−ト類の製造方法

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JPS5869864A
JPS5869864A JP56166358A JP16635881A JPS5869864A JP S5869864 A JPS5869864 A JP S5869864A JP 56166358 A JP56166358 A JP 56166358A JP 16635881 A JP16635881 A JP 16635881A JP S5869864 A JPS5869864 A JP S5869864A
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chloroformate
reaction
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peroxydicarbonates
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Takumi Yanaka
谷中 拓己
Terumichi Ohara
尾原 煕通
Shinichi Sakaguchi
真一 坂口
Yasuo Hirai
靖男 平井
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Kayaku Akzo Corp
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、従来から知られているパーオキシジカーボネ
ート類の製造法の改良に関するものである。
塩化ビニル単量体重合の効率的な開始剤として、近年広
く使用されているパーオキシジカーボネート類は、長年
にわたって次の基本となる製造方法に基き製造が実施さ
れてきている。
このパーオキシジカーボネート類の、基本となる製造方
法とは、適切なりロロホーメートを過酸化水素水とアル
カリ性試剤の存在下に、約0〜25 ℃の温度領域にて
反応させるという比較的簡単なものである。
ヘル 主鎖炭素数の少ない低級アルカルパーオキシジカーボネ
ート、例えば、ジイソプロピルパーオキ7ジカーボネー
ト (工PP)は、その原料であるクロロホーメートの
反応性が高いので比較的容易に製造可能であり、生産性
の面からの問題は少なかった。しかし、主鎖炭素数が増
してくると、そのクロロホーシートの反応性は低下し、
従って該当するパーオキシジカーボネートの製造は、高
アルカリ濃度のもと、長時間の反応が要求され、生産効
率の点で問題となっていた。その端的な例として、最も
一般的なノぐ−オキシジカーボネートである。ジ2−エ
チルへキシルパーオキシジカーボネート(主鎖アルキル
の炭素数6.以下KHPと略す)の製造においては、そ
のクロロホーメート滴下終了後5及応(後反応)時間が
2.5時間にも達し。
これは非能率的であシ、この後反応時間の短縮が最大の
急務となっていたのである。
この点を改良すべく2種々の反応条件・処決の鋭意研究
の結果、この反応系に、界面活性作用を有する物質を予
め添加するという、一工程を追加することのみにより、
従来方法に比べて、著しく容易に製造可能となり1本発
明に到ったのである。
本発明によって、もたらされる著しくすぐれる点は次の
通りである。その第1点は、“対称型パーオキシシカ−
ざネートの製造に関し、従来法に比べて1本発明方法で
は、大幅な反応時間の短縮とそれに伴う収率の向上をも
たらすことである。その第2点は、極端に反応性の異な
る2種類のクロロホーメートの反応から、非対称型パー
オキシジカーボネート類の製造に関して、従来の方法で
は定量的な合成が不可能であったものが、本発明の方法
をとることにより、定量的反応の達成が可能になったと
いうことである。
ここでいう対称型パーオキシジカーボネートとは1種類
のクロロホーメートの反応より合成されるものでちり2
通常線品で均一液状を呈しているものを対象とする。ま
た一方、非対称型パーオキシジカーボネート類とは、異
なる2種類のクロロホーメートから合成される2通常線
品で均一液状を呈しており、約25 から約75  モ
ル係の非対称型パーオキシジカーボネート1種類と、2
種類の約5から約45  モル係の対称型パーオキシジ
カーボネートとを同時に含有することを特徴とするもの
を対象とする。
本発明は対称型パーオキシジカーボネートの製造効率向
上および非対称型パーオキシジカーボネート類の定量的
製造を可能にするために反応系に添加剤として、界面活
性作用を有する物質即ち。
カチオン、アニオン、ノニオン、両性イオンの各界面活
性剤、および相間移動触媒等、さらにはこれらに準する
界面活性作用物質を添加したものである。
本発明の界面活性作用物質は具体的にはカチオン界面活
性剤としての例は、アルキルアミン塩。
第4級アンモニウム塩、第4級ピリジニウム塩。
ラウリルイミダシリン等、その他のカチオン系活性剤で
ある。
アニオン界面活性剤としての例は、脂肪酸塩、アルキル
硫酸エステル塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アル
キルナフタレンスルホン酸塩、ジアルキルスルホコハク
酸エステル塩、アルキルリン酸エステル塩、酸性リン酸
エステル塩、ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物、
ポリオキシエチレンアルキル硫酸エステル塩、特殊カル
ボン酸型高分子活性剤等、その他のアニオン系活性剤で
ある。
ノニオン界面活性剤としての例は、ポリオキシエチレン
アルキルエーテル、ホリオキシエチレンアルキルフェノ
ールエーテル、ホリオキシエチレン肪酸エステル、オキ
シエチレンオキシゾロピレンブロックポリマー、シリコ
ーン系活性剤等、その他のノニオン系活性剤である。
両性イオン界面活性剤としての例は、アルキルベタイン
等である。相間移動触媒としては、第4級塩、アミン類
、クラウンエーテル類、クリゾタンド類等である。
以上の他に、ポリビニルアルコール、セルロース類、ゼ
ラチン類等の高分子水溶性物質も効果を示しうる。
これら添加剤の必要量は、仕込みクロロホーメート総量
に対して、約0.01から約15.0重量%の範囲であ
るが、好ましくは約0.05から約10.0重量−の範
囲である。もちろん、低級アルキルクロロホーメートに
よるパーオキシジカーボネートの製造には、添加量が少
なくて済むことはもちろんである。添加の最適時は、ク
ロロホーメートの滴下以前が好ましい。また添加剤は1
種類に限定されるものではなく、同時に2種類以上の多
成分系も可能である。
本発明の製造方法では、対称型パーオキシジカーボネー
トおよび非対称型パーオキシジカーボネート類は、共に
純品として製造できるが、一方芳香族脂肪族炭化水素、
さらにはフタル酸エステル等の不活性希釈溶剤存在下で
製造することも可能である。
以上の本発明の内容の理解を容易にするために。
以下に実施例を用いて説明するが1本発明はこれによっ
て限定されるものではない。
実施例1;ジ2−エチルヘキシルバーオキシジカーポネ
ート (濃度70チの希釈品)の製造(反応性の低いク
ロロホーメートの場合)温度計、攪拌羽根、滴下ロート
、ジャマ板を備えた。i、t3のトールビーカーに攪拌
下に順次。
53.0 P の脂肪族炭化水素溶剤としてのIP −
1620ツルペン)、230m/!の水、24.5Fの
過酸化水素水(60チ)、93.7F の力性ソーダ溶
液(50チ)。
続いてアニオン界面活性剤として、オクチルアシッドホ
スフェートを(L、15S4添加、そのまま5分間攪拌
を続け1反応系を乳化し、8〜10  ℃に保った。次
に30分を要して、2−エチルへキシルクロロ゛ホーメ
ートを159.OF!−滴下し、8〜10  ℃にて、
そのまま60分間攪拌し1反応を進行せしめた。次いで
反応物を分液ロートにて靜置分離し。
パーオキサイド相を再度トールビーカー中にて。
2回続けて、20チ 食塩水で洗浄、硫酸マグネシウム
にて乾燥した。濾過後のジ2−エチルへキシルパーオキ
シジカーボネートの収量は1921であり、活性酸素量
より求めた純度は60チ  であった(収率83%)。
実施例2〜17 実施例1に準じて、アニオン界面活性剤としてのラウリ
ル硫酸ナトリウムをはじめとして各種添加剤存在下にジ
2−エチルヘキシルバーオキシジカーポネートの製造を
実施した。製造条件処決は実施例1と全く同じである。
比較例1 添加剤としての界面活性剤不在下で、実施例1の配合処
決にてジ2−エチルヘキシルバーオキシシカーホネート
の製造を行った。反応はクロロポーメート滴下終了後6
0分で打ち切った。後の処理も実施例1と同様である。
実施例1〜17および比較例1の結果を表1にまとめた
表1;EHP(度70チの僻穏)の製造481− 表1の結果より、各種界面活性剤の添加によシ。
収率(収量)および純度が著しく向上し5通常の後、反
応時間(比較例1)が150分であるのが、60分と1
/2  以下に短縮されたことが明らかである。
実施例18;ジ3−メトキシブチルパーオキシジカーボ
ネート (純品)の製造 (反応性の高いクロロホーメートの場合)温度計、攪拌
羽根1滴下ロート、ジャマ板を付けた。12のトールぎ
一カーに攪拌下m250m1の水。
83.0 t の炭酸ソーダ、35.8fi’  の過
酸化水素水(60%) を仕込み、続いて、アニオン界
面活性剤として、オクチルアシッドホスフェートを0.
05 !i’  を添加、そのまま5分間攪拌を続けて
反応系を乳化し、氷水浴で06〜5℃に保った。
次に30分をかけて、3−メトキシジチルクロロホーメ
ート206.I Pを又同時に力性ソーダ溶液(50%
)  70.IPを同時滴下し、終了後も内温をθ″〜
5℃に保ちつつ、更に30分間攪拌を続け。
反応を進行せしめた。反応混合物を分液ロートにて分離
し、下部の水相を除去した。7No−オキサイド相を再
びトールビーカーに戻し、20%  食塩水にて洗浄し
、硫酸マグネシウムで脱水乾燥した。
純度を得た。収率は93チ である。
実施例19 オクチルアシッドホスフェートの添カロ量カー1.O?
に変わった以外は実施例18と同じ条件処決にてジ3−
メトキシブチル7ぐ一オキシジカーボネートを製造した
。この場合には後反応時間を15分で打ち切った。
比較例2 界面活性剤不在下で、実施例18に準じてジ3−71)
*シデチルノぐ一オキシジカーボネートを製造した。
実施例18.19および比較例2の結果をまとめて表2
に示した。
表2; ジ8−メトキシプチルノぐ−オキシジカーボネ
ート(純品)の製造衣2より1反応性の高いクロ、ロホ
ーメートの反応においても、添加剤の存在で、更に効果
が犬で。
生産性向上に大きく寄与することがわかる。
実施例20;非対称型パーオキシジカーボネート類(濃
度70チの希釈品)の製造 温度計、攪拌羽根1滴下ロート、ジャマ板を備えた、1
1のトールビーカーに攪拌下−順次重49.01F (
D IF −1620:/ ルペント、 2,42rr
tl (2)水、55.8 Fの炭酸ソーダ、 25.
1 fi’ の過酸化水素水(60%)を仕込み、続い
て、アニオン界面活性剤トシテオクチルアシツrフォス
フェートを1.51添加、そのまま5分間攪拌を続けて
1反応系を均一化し、5.0℃に保持した。次に30分
をかけて。
2−エチルへキシルクロロ* −メ−) 79.51F
 トコ−メトキシブチルクロロホーメート68.OS’
を・予めよく混合しておいたものを、又同時に°、カ性
ソーダ溶液(50チ)  65.5デ を滴下し、4.
0 〜6.0℃に保持しつつ、そのまま20分間攪拌し
反応を進行せしめた。次いで反応物を分液ロートにて静
置し、得られる水相部を除去した。分離したパーオキサ
イド相を再びトールビーカーに戻し。
2回、20チ食塩水で洗浄、硫酸マグネシウムで脱水乾
燥した。濾過後、118f!−の生成物を得た。
活性酸素分析より純度は69,1% となり、収率は9
1% である。
高速液体クロマトグラフィーにて、生成物の解析の結果
、4つの主要ピークが認められ1.順次。
対称型ジ3−メトキシデチルノ々−オキシジカーボネー
ト (MO)、非対称型3−メトキシジチル・2−エチ
ルヘキシルバーオキシジカーポネート(MO−EnP)
s  対称型ジ2−エチルへキシルノぐ一オキシジカー
ボネート (MO−El(P )、対称型ジ2−エチル
ヘキシルバーオキシジカーボネー)(B)(P)。
IP −1620に帰属することが判明した。同時にそ
の生成物の定量分析より、成分比率は、Mc / MC
−mHp / EHP = 22 / 54 / 24
  (重量%)であることがわかった。
実施例21.22 実施例20に準じて、ノニオン界面活性剤および相間移
動触媒の有効性を確認した。
比較例3 実施例20に準じて、添加剤不在下にて、製造を試みた
。クロロホーメート滴下後の反応は20分で中断した。
実施例20.21.22および比較例3の結果を表3に
まとめた。
表3より、添加剤不在下では、反応性の低い2−エチル
ヘキシルクロロホーメートが未反応のまま残り、その結
果として、01 分が異常に多く。
低純度品しか得られないことが明らかで、界面活性剤の
添加効果が絶大であることがうきぼりにされた。
参考例1 塩化ビニルの重合 容量1.I3.グラスライニング製回転攪拌式オートク
レーブを使用し2本発明による製造方法にて得た。ジ2
−エチルヘキシルバーオキシジカーボネー)(KHP)
と従来の方法に基き別途合成されたEHPを重合開始剤
として、下記の条件下で重合を行ない2両者の比較結果
を表4に1とめた。
表4から明らかな様に5本発明方法によって得た]iH
Pと従来の方法にて合成されたEHPとの間に差のない
ことがわかった。・ 表4、塩化ビニルの重合 a; 本発明による製造方法によシ得九EHP(7(l
工Pソルベント希釈) b; 従来の製造処決により得たwHp (70% I
Pソルベント希釈) * 初期着色試験方法;重合体100部、ステア−リン
酸Oa 2部、  DOP 5部ジブチルSn−Ma 5 部、ロール160°C/15分。
゛変色度を比較 熱安定性試験;180℃ギャーオプンによる熱劣化試験
で試験 片の変色度を観察、黒 色化までの時間測定に よる比較

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  クロロホーメートを原料とする液状パーオキ
    シジカーボネート類の製造において、その反応系内に、
    界面活性作用を有する化合物を添加することを特徴とす
    る液状パーオキシジカーボネート類の製造方法。
JP56166358A 1981-10-20 1981-10-20 パ−オキシジカ−ボネ−ト類の製造方法 Granted JPS5869864A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003513068A (ja) * 1999-11-04 2003-04-08 オキシ ヴィニルス リミテッド パートナーシップ ペルオキシジカーボネートの製造方法及びモノマーのラジカル重合におけるその使用

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4876979A (ja) * 1971-12-17 1973-10-16

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JP2012025962A (ja) * 1999-11-04 2012-02-09 Oxy Vinyls Lp ペルオキシジカーボネートの製造方法及びモノマーのラジカル重合におけるその使用

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