JPS5869231A - 熱可塑性合成樹脂成形品の着色方法 - Google Patents

熱可塑性合成樹脂成形品の着色方法

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Publication number
JPS5869231A
JPS5869231A JP16832181A JP16832181A JPS5869231A JP S5869231 A JPS5869231 A JP S5869231A JP 16832181 A JP16832181 A JP 16832181A JP 16832181 A JP16832181 A JP 16832181A JP S5869231 A JPS5869231 A JP S5869231A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
synthetic resin
molding
thermoplastic synthetic
color
coloring
Prior art date
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Pending
Application number
JP16832181A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiichi Yoshikawa
吉川 喜一
Yoshiaki Ohara
大原 義明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YKK Corp
Original Assignee
YKK Corp
Yoshida Kogyo KK
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Filing date
Publication date
Application filed by YKK Corp, Yoshida Kogyo KK filed Critical YKK Corp
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Publication of JPS5869231A publication Critical patent/JPS5869231A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、例えばスライドファスナーヲ構成する合成
樹脂製部品である咬合子やスライダー、あるいは合成4
1iiilJi1m11バックルや錠前などのように実
用的機能に加えて装飾性をも強く要求される合成樹脂製
部品の着色方法であって、その成形湿度が300℃前後
と高い熱可塑性合成樹脂材による成形品の着色方法に関
するものである。この発明の1的は、成形品内に混入し
た金属細片によってきらびやかな色彩を呈する着色成形
品を得るに際し、その成形温度が250°C乃至350
℃の高い温度で溶融成形されるものであっても、その温
度による退色現象が現われることがなく、所望の色合い
で且つきらびやかな着色効果を得ることが出来る熱可塑
性合成樹脂成形品の着色方法を提供することにある。
周知のように、熱可塑性合成樹脂による成形品を構成部
品とする例えばスライドファスナーは、その多くは被服
に隠した状態に、あるいは表に1出してデザイ・ンの一
部として使用されるもので、特にデザインの一部として
使用されるスライドファスナーの場合、ファスナーテー
プは勿論のこと咬合子やスライダーにおいても被服の色
彩に合ったものが要求される。そこでファスナーテープ
ti醸布か編布などであるから染色が容易であり、また
合成m脂製較合子やスライダー等の着色は顔料の混入に
よって着色することができるが、幀料による着色である
ため全体が一様に色付けした単純なものであり、それ以
上の変化のある着色効果が得られないものであった。ま
た、合成樹脂成形品に金属的な光沢のある着色を得る手
段として、メッキ加工による場合もあるが、通電手段を
考慮する時、スライドファスナーの咬合子の如く小物で
あると通電状態が複雑化されると共に、メッキといえど
も前述の顔料着色と同じような一様の着色となって仕舞
う。
そこで、きらびやかな着色効果を侍る場合には、変成ア
クリル−脂による着色皮膜を施こした金属箔片と透明又
は半透明の合成樹脂ベレットとを混合し、この混合物を
溶融成形することにより、きらびやかな着色効果を奏す
る合成樹脂成形品を得ることが知られている。しかし乍
ら、合成樹脂ベレットが熱可塑性合成樹脂のうちアクリ
ル11脂のように成形温度が210°C乃至240℃と
比較的に低いものにあっては間−なく所望のきらびやか
な色彩を放つ着色成形品が得られるが、熱可塑性合成樹
脂のうちでも特にスライドファスナー用合成樹脂やバッ
クル等として適しているナイロン6−6やポリカーボネ
イトの如く樹脂成形温度が3QJ’Q前後と高いものに
おいては金属箔片に胤こしである着色皮膜が熱分解を起
して元の色よりも相当に退色し、且つくすんだ色合にな
ってしまう一点があった。
本発明は、斯かる難点に対処して研究と寮験を重ねた結
果によるもので、本性明細書の特許請求の範囲第1番目
に記載の発明社、ナイロン6−6やポリカーボネイトの
如き5r11成形湿度の高い透明又は半透明の熱可塑性
合成樹脂のベレットと、着色コーティングを總してない
金属自体の色を活かしたいわゆる無着色の金属細片とヲ
d合L、ic しf 250−(E 乃至350 ’C
テ%融FlK、杉することを特徴とし、樹脂成形品内に
混入した多くの金JIIliiI1片により、それ自体
の色を含む光を成形品の内部から色々な角度に反射させ
るものとし、金属細片には着色皮−を有しないものであ
るから、樹脂成形温度が300°C前後と高くて屯所望
のきらびやかな色彩効果を得ることが出来る着色方法で
ある、 また第2II目に記載の発明は、ナイロン6−6やポリ
カーボネイトの如き樹脂成形温度の高い透明又は半透明
の熱可藍性合成411脂のベレットと1着色コーティン
グを施してない金属自体の色を活かすいわゆる無着色の
金属細片と、顔料とを混合し、これを250℃乃至35
0℃で溶融成形することを特徴とし、第1番目の発明と
同じ目的に加えて、史にきらびやか表着色効果を得るに
際し、顔料の添加により透明又昧半透明の合成1IWI
自体にも光を透すことが充分できる程度の着色を行なっ
て、金属細片による光の反射を着色合成樹脂の色層を透
しての反射を含むものにすると共に、そのきらびやかな
着色の種類の顔料によって簡単に多く遣べろようにした
本発明方法の特徴は、きらびやかな着色を得るには着色
コーティングを漉した金属細片を使用することが常識で
あったのに対し、これを根本的にくつがえし、金属細片
には着色コーティングを施さず金属細片自体の色を活か
し、この金属細片そのものが色を基にするか、あるいは
これに加えて更に透明又は半透明の合成w11を顔料に
よって光が透る程度にうずく着色することにより、従来
、樹脂成形温度が300℃前後のように高い場合に金属
細片の着色皮膜が熱分解して退色してしまう麺点を完全
に解消したことくある。
次に、本発明を寮癩例に従って具体的に説明すると、第
1番目の発明は、ナイロン6−6やポリカーボネイトの
如く成形温度の高い透明又は半透明の熱可塑性合成樹脂
のベレットと、無着色すなわち着色皮膜を有せず金属自
体の色を活かす金属細片とを混合し、この混合物を25
0℃乃至350℃で溶融成形する。この際混入する金属
細片は合成樹脂の流動性と着色の度合い等を考慮して、
その大きさ及び混入蓋を決める0例えば、合成樹脂製着
色成形品かスライドファスナーの構成部品たる咬合子あ
るいはスライダーの場合には、金rsa片を箔状細片と
し、厚さ約121mで縦横寸法力0.12 X O,2
8乃至0.I X O,14% 程度のものが好ましい
。こfHよりも細片が小さくなると粉状となり鮮明なき
らびやかさが得られなく表る。一方逆に大きくなると合
成樹脂の流動性が悪くなると共に、成形品の大きさに対
し金属細片が大き過ぎて見栄が多少恋くなる。また混入
する量は、合成樹脂ベレットに対して1乃至5重量襲が
好ましい、1富量襲以下であると所望の色合いが得られ
ず、5篇量襲以上であると溶融樹脂の流動性が悪くなっ
て成形加工が困難になる。更に、金属細片として、例え
ばシルバー色系統を望むとすれば、アルミニウム又はア
ルミニウム合金あるいは銀などがあり、黄金色系統を望
むとすれば、金あるいは真鍮などを、また赤系統の色の
場合には銅又は銅合金などがあげられる。
従って、この発明の方法によると、混入する金属細片に
は変成アクリル樹脂などによる着色皮膜を施してないも
ので、金属細片自体の色を活かしてきらびや、かな着色
効果を出しているから、熱可塑性合成樹脂の成形温度が
300℃前後であっても、その熱に左右され今ことなく
所望の着色効果が得られる。尚、着色の色は金−細片の
材質を適宜適訳してその特有の色彩を採択すれば良い。
次に第2査目の発明は、ナイロン6−6やポリカーボネ
イトの如き樹脂成形湿度の高い透明又は半透明の熱可塑
性合成樹脂のベレットと、無着色すなわち着色皮膜を有
せず金属自体の色を活かす金属細片と、顔料とを混合し
、この混合物を250°C乃至300℃で溶融成形する
。この際金属細片は第1番1の発明の場合と同様の社で
混入し、顔料は合成w脂ベレットに対し0.01乃至6
重it%添加し、透明又は半透明の合成樹脂を半透明状
態に着色するが、顔料は透明顔料が好ましく、この着色
により金属細片による光の反射を、うずく着色した合成
樹脂の色層を透しての反射を加えたものとし、一層のき
らびやかな色彩効果が得られる。
以上の如く、第1査目及び第2−IIHの各発明方法に
よれば、熱用塑性合成樹脂の溶融成形温度が300″C
前後のように高い温度で処理されても、これに左右され
ることがなく所望のきらびやかな着色が葎寮に得られる
。特に第2番目の発明方法によると、金員細片のもつ色
合いに加えて顔料着色による合成樹脂自体の色合いとの
調和が与えられ、その色合いの調和により趣きのある更
に多くの美しい色調の製品として提供されるものである

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 l)ナイロン6−6や小すカーポネイトの如き成形温度
    が高い透明又は半透明の熱可塑性合成樹脂のベレットと
    、無着色の金属細片とを混合し、この混合−を250℃
    乃至350℃で溶融成形することを特徴とする熱可塑性
    合成樹脂成形品の着色方法。 2)無着色の金属細片がアルミニウム又はアルミニウム
    合金、金、銀、銅、銅合金あるいは真鍮からなる箔状細
    片である特許請求の範囲第1項記載の熱可塑性合成wW
    j成形品の着色方法。 3)ナイロン6−6やポリカーボネイトの如き成形温度
    の^い透明又は半透明の熱可塑性合成5irsのベレッ
    トと、無着色の金−細片と、ll料とを混合し、この混
    合物を250°C乃至350°Cで溶融成形することを
    特徴とする熱可塑性合成樹脂成形品の着色方法。 4)無着色の金属細片がアルミニウム又はアルミニウム
    合金、金、銀、銅、銅合金あるいは真鍮からなる箔状細
    片である特#’FM求の斬l囲第3項記載の熱可塑性合
    成樹脂成形品の着色方法。
JP16832181A 1981-10-21 1981-10-21 熱可塑性合成樹脂成形品の着色方法 Pending JPS5869231A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8946337B2 (en) 2009-12-31 2015-02-03 Cheil Industries Inc. Thermoplastic resin composition and molded product using the same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8946337B2 (en) 2009-12-31 2015-02-03 Cheil Industries Inc. Thermoplastic resin composition and molded product using the same

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