JPS586904A - オ−ステナイト系ステンレス鋼焼結部品の製造方法 - Google Patents
オ−ステナイト系ステンレス鋼焼結部品の製造方法Info
- Publication number
- JPS586904A JPS586904A JP10385981A JP10385981A JPS586904A JP S586904 A JPS586904 A JP S586904A JP 10385981 A JP10385981 A JP 10385981A JP 10385981 A JP10385981 A JP 10385981A JP S586904 A JPS586904 A JP S586904A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- stainless steel
- parts
- cutting
- sintered
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22F—WORKING METALLIC POWDER; MANUFACTURE OF ARTICLES FROM METALLIC POWDER; MAKING METALLIC POWDER; APPARATUS OR DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR METALLIC POWDER
- B22F3/00—Manufacture of workpieces or articles from metallic powder characterised by the manner of compacting or sintering; Apparatus specially adapted therefor ; Presses and furnaces
- B22F3/24—After-treatment of workpieces or articles
- B22F3/26—Impregnating
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Powder Metallurgy (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はオーステナイト・系ステンレス鋼焼結部品の製
造方法に量子る。
造方法に量子る。
オーステナイト系ステンレス鋼は、耐食性に優れかつ非
磁性耐熱材として事務榛械・家庭電気機器・建築器具−
自動車船舶・食器等に広く使われている。 − しかし、オーステナイト系ステンレス鋼は、ドリル、タ
ップ、施盤、フッイス勢の切削加工に際しては他の材料
例えば鉄系、銅系の金属材料に較べて材質がねぼく、数
倍の切削時間を警し刃物の寿命が効く、特に直径ｏ、
ｓ ｍ以下の孔明けや厚さ２■以下の薄板切削が麹かし
いのが欠点であった。
磁性耐熱材として事務榛械・家庭電気機器・建築器具−
自動車船舶・食器等に広く使われている。 − しかし、オーステナイト系ステンレス鋼は、ドリル、タ
ップ、施盤、フッイス勢の切削加工に際しては他の材料
例えば鉄系、銅系の金属材料に較べて材質がねぼく、数
倍の切削時間を警し刃物の寿命が効く、特に直径ｏ、
ｓ ｍ以下の孔明けや厚さ２■以下の薄板切削が麹かし
いのが欠点であった。
本発明の目的は、以上の欠点を解消し切削性の優れたオ
ーステナイト系ステンレス鋼の中間素材を提供すること
である口 そしてそのために本発明はオーステナイト系ステンレス
鋼（Ｎｌ ６〜２２１ｉ 、Ｃｒ １６〜２６１Ｇ 、
Ｍｏ Ｏ〜３１Ｇ 。
ーステナイト系ステンレス鋼の中間素材を提供すること
である口 そしてそのために本発明はオーステナイト系ステンレス
鋼（Ｎｌ ６〜２２１ｉ 、Ｃｒ １６〜２６１Ｇ 、
Ｍｏ Ｏ〜３１Ｇ 。
ＣｕＯ〜３１．８１０〜１５慢、ＭｎＯ〜２１）の粉末
を部品切削加工に適したブロック形状オたは切削加工を
最小に＋る形状に成形プレスで圧粉成形した後、１１０
０°〜１４００℃の低露点水素または還元雰囲気中で焼
結し、しかる後該焼結により得られた中間形状の部品に
低粘度無溶剤樹脂を含浸させたことを特徴とする〇 十りわち本発明によれば、その中間素材または最終形状
に近い中間部品は粉末冶金法で成形焼結し、材料内部に
残存する数〜数１０μｍの空孔に特殊な樹脂を含浸し、
含浸された樹脂の存在によ〕切削性を著るしく向上させ
たものである◎以下、本発明に係るプロセスについて説
明する。
を部品切削加工に適したブロック形状オたは切削加工を
最小に＋る形状に成形プレスで圧粉成形した後、１１０
０°〜１４００℃の低露点水素または還元雰囲気中で焼
結し、しかる後該焼結により得られた中間形状の部品に
低粘度無溶剤樹脂を含浸させたことを特徴とする〇 十りわち本発明によれば、その中間素材または最終形状
に近い中間部品は粉末冶金法で成形焼結し、材料内部に
残存する数〜数１０μｍの空孔に特殊な樹脂を含浸し、
含浸された樹脂の存在によ〕切削性を著るしく向上させ
たものである◎以下、本発明に係るプロセスについて説
明する。
ステンレス鋼の粉末冶金プロセスは、公知のことである
ので省略するが、金属部品内部に！！！存する殆んどの
空孔同志が狭−通路で連結されていることが望ましく、
そのため焼結晶密度を７． Ｓ Ｌ１００以下に押える
必要がある◎ なお、本発明はオーステナイト系ステンレス鋼以外の焼
結材料にも切削性改善の効果があるが、焼結通糧で部分
的に液相反応を伴うような材料側光ばアル電ニウム合金
系やシリコン鉄系の材料〒け部品材料内部に残存する空
孔間の連結路が閉され易いの甲、本発明の対象になり難
い。
ので省略するが、金属部品内部に！！！存する殆んどの
空孔同志が狭−通路で連結されていることが望ましく、
そのため焼結晶密度を７． Ｓ Ｌ１００以下に押える
必要がある◎ なお、本発明はオーステナイト系ステンレス鋼以外の焼
結材料にも切削性改善の効果があるが、焼結通糧で部分
的に液相反応を伴うような材料側光ばアル電ニウム合金
系やシリコン鉄系の材料〒け部品材料内部に残存する空
孔間の連結路が閉され易いの甲、本発明の対象になり難
い。
焼結金属内部に含浸させる樹脂は、次の条件を：ＩＩ慮
して選ばれる０ １）浸透性が高いこと。
して選ばれる０ １）浸透性が高いこと。
焼結金属部品内の空孔連結路は、数μｍ１１度の狭い通
路になって−る０従ってこれらの狭路を通過して内部に
まで浸透するためには、低粘度（常温で１ポイズ以下）
で且その金属とのめ九の良い樹脂であることが必要であ
る０１ｔ）揮発分の少ないこと。
路になって−る０従ってこれらの狭路を通過して内部に
まで浸透するためには、低粘度（常温で１ポイズ以下）
で且その金属とのめ九の良い樹脂であることが必要であ
る０１ｔ）揮発分の少ないこと。
粘度を下げるために溶剤で希釈したり硬化時に揮発する
成分を含む樹脂は、緒果的には低充填率含浸になり効果
を低下させるＯ Ｉ）重合・硬化が容易であること。
成分を含む樹脂は、緒果的には低充填率含浸になり効果
を低下させるＯ Ｉ）重合・硬化が容易であること。
重合・硬化促進のため８０〜１５０’Ｃに加熱するよう
な樹脂は、加熱による樹脂のしみ出しと冷却時の収縮１
ｃよる空洞発生のおそれがある。
な樹脂は、加熱による樹脂のしみ出しと冷却時の収縮１
ｃよる空洞発生のおそれがある。
ｌｖ）体積収縮率の小さ−こと。
硬化時に収縮が大きｂと樹脂充填率が低下し効果が減少
する。
する。
■）耐溶剤性・耐薬品性９耐熱性の高りこと。
切削加工嘘れた部品は、嘴・アルカリ液・有機溶剤〒洗
浄または使用中に接触することがあるのでこれらの液体
に対して反応し離偽樹脂であることが必要であ石。
浄または使用中に接触することがあるのでこれらの液体
に対して反応し離偽樹脂であることが必要であ石。
特に食品と接触する様な部品の場合には食品衛生法に合
格した樹脂でなければならない。
格した樹脂でなければならない。
・また使用される条件によるが一般に１５０℃の温度に
耐える樹脂が望ましい。
耐える樹脂が望ましい。
ｖｌ）取扱いが容易であること・
樹脂の種ｔ１４によっては含浸過程で刺激臭を発した〕
皮膚炎症を起させ為もの４ある。
皮膚炎症を起させ為もの４ある。
以上の条件を考慮してそれぞれの使用条件に応じてパラ
フィン系ワックス・不飽和ポリエステル樹脂・エポキシ
系樹脂・嫌気性樹脂・硅酸ソーダ等の材料が選ばれる。
フィン系ワックス・不飽和ポリエステル樹脂・エポキシ
系樹脂・嫌気性樹脂・硅酸ソーダ等の材料が選ばれる。
樹脂含浸を行った焼結金属部品は、部品内部に充填され
た樹脂が切削に瞭して切削の連続性を維持させると共に
潤活剤として切削性を改善−せる。
た樹脂が切削に瞭して切削の連続性を維持させると共に
潤活剤として切削性を改善−せる。
従って樹脂含浸の可能なナベでの金属焼結部品の切削性
を改善す石が１元来切削性の良い材料側基 えは鉄係・銅系の材料では本発明を適用する必要は擾％
”Ｉ”１ しかし、オーステナイト系ステンレス鋼では、材料のね
ばさに加えて切削時の発熱変態が一層切剛性を急くする
ので、本発明を適用すると部品内部に充填された樹脂が
切削＃に潤活性と吸熱の相剰効果をもたらし切削性の着
るしい改善を与える。
を改善す石が１元来切削性の良い材料側基 えは鉄係・銅系の材料では本発明を適用する必要は擾％
”Ｉ”１ しかし、オーステナイト系ステンレス鋼では、材料のね
ばさに加えて切削時の発熱変態が一層切剛性を急くする
ので、本発明を適用すると部品内部に充填された樹脂が
切削＃に潤活性と吸熱の相剰効果をもたらし切削性の着
るしい改善を与える。
以下、実験データを示す図面により本発明の詳細な説明
する。第１図〜第４図は従来例と本発明によるものとの
切削抵抗の比較を示す図である。
する。第１図〜第４図は従来例と本発明によるものとの
切削抵抗の比較を示す図である。
第１図と第２図においては切削条件として、４φねじれ
錐ＪＩ８８４３０１のドリルを使用し、孔あけ深さを端
面から７．５ｍ＋（盲孔）、送りをＱ、ｌｌＷ／ｒ・マ
として＾る０第１図は、従来のステンレス鋼溶製材８Ｕ
８３１６Ｌと本発明による快削性ステルス鋼５Ｕ８３１
６Ｌとを、ドリル回転数（ｒｐｍ）とトルク（ｋｇ−ｃ
ＩＬ）の関係で比較したもの、！ｓ２図は同じくドリル
回転数（ｒｐｍ）とスラスト（峻）の関係で比較したも
のである◎またＩＩｌ、３ｒｌｌＪと第４図はφ３．９
ねじれ＃（理研製鋼製Ｈ８Ｓト”リル）のドリルを使用
し、回転数７６５ｒｐｍ（一定）％送Ｆ） ０．１１ｓ
＋ｓ／ｒ・マ、切削油なしの条件の元で切削した例であ
石。箪３図は従来のステンレス＃ｌ＃製材（８ＵＳ１６
Ｌ’ｌを使Ｅｆ’Ｌ＊例、Ｉｉ４１Ｍａ本Ｑ明による快
削性ステンレス鋼（ＳＵＳ３１６Ｌ）を使用した例であ
る。
錐ＪＩ８８４３０１のドリルを使用し、孔あけ深さを端
面から７．５ｍ＋（盲孔）、送りをＱ、ｌｌＷ／ｒ・マ
として＾る０第１図は、従来のステンレス鋼溶製材８Ｕ
８３１６Ｌと本発明による快削性ステルス鋼５Ｕ８３１
６Ｌとを、ドリル回転数（ｒｐｍ）とトルク（ｋｇ−ｃ
ＩＬ）の関係で比較したもの、！ｓ２図は同じくドリル
回転数（ｒｐｍ）とスラスト（峻）の関係で比較したも
のである◎またＩＩｌ、３ｒｌｌＪと第４図はφ３．９
ねじれ＃（理研製鋼製Ｈ８Ｓト”リル）のドリルを使用
し、回転数７６５ｒｐｍ（一定）％送Ｆ） ０．１１ｓ
＋ｓ／ｒ・マ、切削油なしの条件の元で切削した例であ
石。箪３図は従来のステンレス＃ｌ＃製材（８ＵＳ１６
Ｌ’ｌを使Ｅｆ’Ｌ＊例、Ｉｉ４１Ｍａ本Ｑ明による快
削性ステンレス鋼（ＳＵＳ３１６Ｌ）を使用した例であ
る。
さらに、第５図と第６図は、工具の摩耗比較を示す写真
であゐ◎ドリル４．０■φ、７６５ ｒ ｐｍ。
であゐ◎ドリル４．０■φ、７６５ ｒ ｐｍ。
０．１１ ｍｌ ｒ ｅ ｖでそれぞれ８個の穴（深さ
？、 ５ ｗｘ ）を陛けた後の刃先を示すものであり
、第５図は従来のステンレス鋼溶製材（８ＵＳ３１６Ｌ
）に対してテストした後の写真、第６図は本発明による
快削性ステンレス鋼（ＳＵＳ３１６Ｌ）Ｋ対してテスト
した後の写真である〇 以上、第１図〜第６図の実験データより本発明忙よる製
造方法により得られた快削性ステンレス鋼の切削性向上
の効果は明白〒ある〇 本発明は切削性改善を目的としたものであるが、本発明
の如く、金属焼結部品への樹脂含浸を行なうことにより
、同部品内に無数に声在する空孔を封じて気密部品とし
て使用することができたり、また、めっきや塗装の下地
処褒にも適用でき、種々の効果を本丸らすことができる
。
？、 ５ ｗｘ ）を陛けた後の刃先を示すものであり
、第５図は従来のステンレス鋼溶製材（８ＵＳ３１６Ｌ
）に対してテストした後の写真、第６図は本発明による
快削性ステンレス鋼（ＳＵＳ３１６Ｌ）Ｋ対してテスト
した後の写真である〇 以上、第１図〜第６図の実験データより本発明忙よる製
造方法により得られた快削性ステンレス鋼の切削性向上
の効果は明白〒ある〇 本発明は切削性改善を目的としたものであるが、本発明
の如く、金属焼結部品への樹脂含浸を行なうことにより
、同部品内に無数に声在する空孔を封じて気密部品とし
て使用することができたり、また、めっきや塗装の下地
処褒にも適用でき、種々の効果を本丸らすことができる
。
５図と第６図は工具の摩耗比較を示す写真である□シ牢
ト製肱人テンレ又９聞 （Ｊｕ５３ｈ５乙ン 又ラスト １．２． 第１ イ大月＋Ｉ［人テレト人鋼 （Ｊｕ５．３／Ａｔ） メロ Ｅ 手続補正書（放） Ｌ事件の表示 昭和６６年特許願第ｘｏｓａａ＊号 ａ発明の名称 オーステティト系ステンレスーーー吉部品の製遥ｍ＆
補正をする者 本 代理人 住所 神奈Ｊ１県バー市中原区上小田中１
０１６暑蟻γ 補正の対象 図面の簡単な説明の項ａ
補正の内容 別紙の通シ Ｌ 本願明細書第８頁第２行？以下の通り補正す６図と
第６図は工具の摩耗面の金属組織を示す真である。」
ト製肱人テンレ又９聞 （Ｊｕ５３ｈ５乙ン 又ラスト １．２． 第１ イ大月＋Ｉ［人テレト人鋼 （Ｊｕ５．３／Ａｔ） メロ Ｅ 手続補正書（放） Ｌ事件の表示 昭和６６年特許願第ｘｏｓａａ＊号 ａ発明の名称 オーステティト系ステンレスーーー吉部品の製遥ｍ＆
補正をする者 本 代理人 住所 神奈Ｊ１県バー市中原区上小田中１
０１６暑蟻γ 補正の対象 図面の簡単な説明の項ａ
補正の内容 別紙の通シ Ｌ 本願明細書第８頁第２行？以下の通り補正す６図と
第６図は工具の摩耗面の金属組織を示す真である。」
Claims (1)
- オーステナイト系ステンレス鋼（Ｎ１６〜２２１１゜０
ｒ１６〜２６１１．ＭｏＯ〜３１１ｔＣｕＯ〜３Ｌ８１
０〜１５１１＊ＭｎＯ〜２ｇ６）の粉末を部品切削加工
に適したブロック形状または切削加工を最小にする形状
に成形プレスで圧粉成形した稜、１１００’〜１４００
℃の低露点水素または還元雰囲気中で焼結し、しかる後
該焼結によシ得られた中間形状の部品に低粘度無溶剤樹
脂を含浸させたことを特徴とするオーステナイト系ステ
ンレス鋼焼結部品の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10385981A JPS586904A (ja) | 1981-07-02 | 1981-07-02 | オ−ステナイト系ステンレス鋼焼結部品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10385981A JPS586904A (ja) | 1981-07-02 | 1981-07-02 | オ−ステナイト系ステンレス鋼焼結部品の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS586904A true JPS586904A (ja) | 1983-01-14 |
Family
ID=14365168
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10385981A Pending JPS586904A (ja) | 1981-07-02 | 1981-07-02 | オ−ステナイト系ステンレス鋼焼結部品の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS586904A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02143850A (ja) * | 1988-08-24 | 1990-06-01 | Schwaebische Huettenwerke Gmbh | 内部支持母材を有する成形体及びその生産方法 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5114806A (en) * | 1974-07-30 | 1976-02-05 | Toyota Motor Co Ltd | Shoketsukinzokuto netsukokaseijushino setsugotai |
| JPS5512850A (en) * | 1978-07-10 | 1980-01-29 | Asahi Chem Ind Co Ltd | Production of spinning pot and device therefor |
| JPS5635704A (en) * | 1979-08-29 | 1981-04-08 | Toshiba Corp | Sintered parts |
-
1981
- 1981-07-02 JP JP10385981A patent/JPS586904A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5114806A (en) * | 1974-07-30 | 1976-02-05 | Toyota Motor Co Ltd | Shoketsukinzokuto netsukokaseijushino setsugotai |
| JPS5512850A (en) * | 1978-07-10 | 1980-01-29 | Asahi Chem Ind Co Ltd | Production of spinning pot and device therefor |
| JPS5635704A (en) * | 1979-08-29 | 1981-04-08 | Toshiba Corp | Sintered parts |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02143850A (ja) * | 1988-08-24 | 1990-06-01 | Schwaebische Huettenwerke Gmbh | 内部支持母材を有する成形体及びその生産方法 |
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