JPS586866B2 - カネツロロナイパイプノ ２ ジユウダンネツホウホウ - Google Patents
カネツロロナイパイプノ ２ ジユウダンネツホウホウInfo
- Publication number
- JPS586866B2 JPS586866B2 JP49095206A JP9520674A JPS586866B2 JP S586866 B2 JPS586866 B2 JP S586866B2 JP 49095206 A JP49095206 A JP 49095206A JP 9520674 A JP9520674 A JP 9520674A JP S586866 B2 JPS586866 B2 JP S586866B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- view
- refractory
- ceramic fiber
- anchor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
- Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
- Furnace Charging Or Discharging (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は鋼片等を加熱する場合に使用する加熱炉におけ
る炉内パイプの２重断熱方法に関するものである。
る炉内パイプの２重断熱方法に関するものである。
従来、炉内パイプの断熱強化をはかるためセラミックフ
ァイバーとキャスタブル被覆の２層ライニングを施すこ
とは知られているところであり、例えば特開昭４８−２
２３１０号にはその具体的な施工法として第１図に示す
ように、鉄製管１の外周面に多数のスタツド２を螺旋状
に点状に溶接する工程と一定巾かつ不定長のセラミック
ファイバー３を螺旋状に連続的に捲付ける工程と、更に
その外側にそれらを包むように耐火キャスタブル又はプ
ラスチック耐火材の断熱材４を被覆する工程とからなる
２重断熱方法について記載されている。
ァイバーとキャスタブル被覆の２層ライニングを施すこ
とは知られているところであり、例えば特開昭４８−２
２３１０号にはその具体的な施工法として第１図に示す
ように、鉄製管１の外周面に多数のスタツド２を螺旋状
に点状に溶接する工程と一定巾かつ不定長のセラミック
ファイバー３を螺旋状に連続的に捲付ける工程と、更に
その外側にそれらを包むように耐火キャスタブル又はプ
ラスチック耐火材の断熱材４を被覆する工程とからなる
２重断熱方法について記載されている。
第１図に於でａ図は全体の平面図、ｂ図はパイプ軸線方
向の拡大断面図、Ｃ図はパイプ横断方向の拡大断面図を
示すものである。
向の拡大断面図、Ｃ図はパイプ横断方向の拡大断面図を
示すものである。
この施工法は螺旋状に不定長のセラミックファイバーを
連続捲きすることによって施工手間を小とし且つ被覆材
脱落防止にも優れており極めて合理的な。
連続捲きすることによって施工手間を小とし且つ被覆材
脱落防止にも優れており極めて合理的な。
方法としてるる説明しているがこの方法は次のような欠
陥を有するものである。
陥を有するものである。
一般にこのような２重断熱構造の場合、内部に熱伝導率
の極めて低いセラミックファイバーフエルトを使用する
ため、耐火被覆ライニングの温度及び金属性スクツドの
先端温度は極めて高くなり金属性スタツドの焼損が発生
する。
の極めて低いセラミックファイバーフエルトを使用する
ため、耐火被覆ライニングの温度及び金属性スクツドの
先端温度は極めて高くなり金属性スタツドの焼損が発生
する。
続いてアンカーを失った耐火被覆ライニングは脱落して
しまう現像が早期に発生することが知られている。
しまう現像が早期に発生することが知られている。
さて例えばまた耐熱合金で出来ているスクツド２を螺旋
状に溶接しセラミックファイバー３を該スタンド２に支
持させて連続的に螺旋状に捲付ける場合断熱効率を良く
するためスクツド２の介在によるセラミックファイバー
３の不施工部分を出来るだけ少くすることが要請される
のであるが、この為スクツド２を螺旋方向に溶接するこ
とは第１図Ｃに見られる通り、パイプ曲面への接点のみ
の溶接しか出来ずパイプへの接着面積が狭いのでスタツ
ド２の冷却効果は少く構造的にも不安定である。
状に溶接しセラミックファイバー３を該スタンド２に支
持させて連続的に螺旋状に捲付ける場合断熱効率を良く
するためスクツド２の介在によるセラミックファイバー
３の不施工部分を出来るだけ少くすることが要請される
のであるが、この為スクツド２を螺旋方向に溶接するこ
とは第１図Ｃに見られる通り、パイプ曲面への接点のみ
の溶接しか出来ずパイプへの接着面積が狭いのでスタツ
ド２の冷却効果は少く構造的にも不安定である。
又このスタツドをパイプへ全面溶接しようとするならば
溶接に莫大な作業量を要し溶接能率も頗る悪い。
溶接に莫大な作業量を要し溶接能率も頗る悪い。
又スタンド２の溶接面をパイプ外周面に合せて加工する
とすれば甚だ高価となる。
とすれば甚だ高価となる。
本発明は上記の欠点を解決することを目的とするもので
あって、炉内パイプ外周面に対し升目又は千鳥状に巾広
方向をパイプ軸線方向にして並列に取付けられた金属性
スタツド又は成形耐火物製アンカーの行間に一定巾のセ
ラミックファイバーをパイプ軸線方向の直線面に被着す
る工程と、該セラミックファイバーの外側に該アンカー
に咬持させてキャスタプル又はプラスチックの耐火被覆
を施す工程とからなる加熱炉炉内パイプの２重断熱方法
である。
あって、炉内パイプ外周面に対し升目又は千鳥状に巾広
方向をパイプ軸線方向にして並列に取付けられた金属性
スタツド又は成形耐火物製アンカーの行間に一定巾のセ
ラミックファイバーをパイプ軸線方向の直線面に被着す
る工程と、該セラミックファイバーの外側に該アンカー
に咬持させてキャスタプル又はプラスチックの耐火被覆
を施す工程とからなる加熱炉炉内パイプの２重断熱方法
である。
第２図ａは本発明方法を行なう状況を説明する全体の平
面図、ｂ図は金属姓スタツドをアンカーとして使用した
場合のパイプ軸線方向の拡大断面Ｃ図は同じくパイプ横
断方向の拡大断面図、ｄ図は成形耐火物をアンカーとし
て使用した場合のパイプ軸線方向の拡大断面図、ｅ図は
同じくパイプ横断方向の拡大断面図、第３図は本発明方
法を行ったパイプの全体の平面図である。
面図、ｂ図は金属姓スタツドをアンカーとして使用した
場合のパイプ軸線方向の拡大断面Ｃ図は同じくパイプ横
断方向の拡大断面図、ｄ図は成形耐火物をアンカーとし
て使用した場合のパイプ軸線方向の拡大断面図、ｅ図は
同じくパイプ横断方向の拡大断面図、第３図は本発明方
法を行ったパイプの全体の平面図である。
図に於て、５は鉄製パイプ、６は金属性スタッド、又は
耐火物脚、１はセラミックファイバー、８はキャスタブ
ル又はプラスチック耐火材、９は成形耐火物製アンカー
、１０は不施工部分を示す。
耐火物脚、１はセラミックファイバー、８はキャスタブ
ル又はプラスチック耐火材、９は成形耐火物製アンカー
、１０は不施工部分を示す。
即ち本発明を行なえば図で明らかな通り、金属性スタッ
ド又は成形耐火物の金属性脚６は巾広方向がパイプ軸線
方向に溶接せられるのであるから接着面はパイプとスタ
ツドとの双方が直線面であるから全面が完全に接着し溶
接施工も容易であり構造上の強度も高く、根もとが全面
的に水冷本管５に溶接せられているので冷却効果も大き
く炉内の高熱によっても溶損しない効果かある。
ド又は成形耐火物の金属性脚６は巾広方向がパイプ軸線
方向に溶接せられるのであるから接着面はパイプとスタ
ツドとの双方が直線面であるから全面が完全に接着し溶
接施工も容易であり構造上の強度も高く、根もとが全面
的に水冷本管５に溶接せられているので冷却効果も大き
く炉内の高熱によっても溶損しない効果かある。
また下層のセラミックファイバー７はアンカー６及び９
がパイプ５の軸線方向に溶接せられているので、その行
間へ平行して被着施工を行なえば、施工も曲面がなく直
線面であるから頗る容易であり不施工部分１０も極めて
狭まくで済む効果がある。
がパイプ５の軸線方向に溶接せられているので、その行
間へ平行して被着施工を行なえば、施工も曲面がなく直
線面であるから頗る容易であり不施工部分１０も極めて
狭まくで済む効果がある。
更に、金属性スタッド又は耐火材脚６は強く水冷せられ
て溶損しないのでスタツド又は耐火材のアンカー６及び
９が咬持する力が持続するため上層のキャスクブル又は
プラスチック耐火材の被覆層が脱落しないで耐用命数が
大きい効果がある。
て溶損しないのでスタツド又は耐火材のアンカー６及び
９が咬持する力が持続するため上層のキャスクブル又は
プラスチック耐火材の被覆層が脱落しないで耐用命数が
大きい効果がある。
次に本発明方法の１実施例を示す。
外径（１１４〜１９０）ｍｍの加熱炉炉内パイプ表面に
巾広のＹ型スタツド（冷却パイプとの接触面積３ ０
× １ ０ｍ／ｍ）を円周方向７０ｍｍピッチ、軸線方
向７０ｍｍピッチで千鳥状に溶接する。
巾広のＹ型スタツド（冷却パイプとの接触面積３ ０
× １ ０ｍ／ｍ）を円周方向７０ｍｍピッチ、軸線方
向７０ｍｍピッチで千鳥状に溶接する。
続いて厚さ１０〜２０ｍｍのセラミックファイバーフエ
ルトを軸線に平行に直線状にスタツド間にはめこみひも
等で仮止めを行う。
ルトを軸線に平行に直線状にスタツド間にはめこみひも
等で仮止めを行う。
更にその外側に厚さ４０〜５０ｍｍのキャスクブル又は
プラスチックの耐火被覆ライニングを行った。
プラスチックの耐火被覆ライニングを行った。
同一条件でセラミックファイバーフエルトを螺線捲きに
した場合と比較した断熱効果は下記の通りとなり本法が
著しく優れた効果を有するものであることが実証された
。
した場合と比較した断熱効果は下記の通りとなり本法が
著しく優れた効果を有するものであることが実証された
。
らせん捲きの下層断熱材施工可能面積７０％に対し、本
法は９０％の施工が可能となり上記の条件の場合断熱効
率の向上は、従来の２重断熱における冷却水による熱損
失量２１％減少から２７％減少に向上した。
法は９０％の施工が可能となり上記の条件の場合断熱効
率の向上は、従来の２重断熱における冷却水による熱損
失量２１％減少から２７％減少に向上した。
第１図は従来法を説明するものであって、ａ図は全体の
側面図、ｂ図はパイプ軸線方向の拡大断面図、Ｃ図はパ
イプ横断方向の拡大断面図を示す。 第２図、ａは本発明方法を行なう状況を説明する全体の
平面図、ｂ図は金属性スタッドをアンカーとして使用し
た場合のパイプ軸線方向の拡大断面図、Ｃ図は同じくパ
イプ横断方向の拡大断面図、ｄ図は成形耐火物をアンカ
ーとして使用した場合のパイプ軸線方向の拡大断面図、
ｅ図は同じくパイプ横断方向の拡大断面図、第３図は本
発明方法を行なったパイプの全体の平面図である。 図中、５は鉄製パイプ、６は金属性スタッド又は耐火物
脚、７はセラミックファイバー、８はキャスクブル又は
プラスチック耐火材、９は成形耐火物製アンカー、１０
は不施工部分を示す。
側面図、ｂ図はパイプ軸線方向の拡大断面図、Ｃ図はパ
イプ横断方向の拡大断面図を示す。 第２図、ａは本発明方法を行なう状況を説明する全体の
平面図、ｂ図は金属性スタッドをアンカーとして使用し
た場合のパイプ軸線方向の拡大断面図、Ｃ図は同じくパ
イプ横断方向の拡大断面図、ｄ図は成形耐火物をアンカ
ーとして使用した場合のパイプ軸線方向の拡大断面図、
ｅ図は同じくパイプ横断方向の拡大断面図、第３図は本
発明方法を行なったパイプの全体の平面図である。 図中、５は鉄製パイプ、６は金属性スタッド又は耐火物
脚、７はセラミックファイバー、８はキャスクブル又は
プラスチック耐火材、９は成形耐火物製アンカー、１０
は不施工部分を示す。
Claims (1)
- １ 炉内パイプ外周面に対し升目又は千鳥状に巾広方向
をパイプ軸線方向にして並列に取付けられた金属性スタ
ンド又は成形耐火物製アンカーの行間に一定巾のセラミ
ックファイバーをパイプ軸線方向の直線面に被着する工
程と、該セラミックファイバーの外側に該アンカーに咬
持させてキャスタブル又はプラスチックの耐火被覆を施
す工程とからなる加熱炉炉内パイプの２重断熱方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP49095206A JPS586866B2 (ja) | 1974-08-20 | 1974-08-20 | カネツロロナイパイプノ ２ ジユウダンネツホウホウ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP49095206A JPS586866B2 (ja) | 1974-08-20 | 1974-08-20 | カネツロロナイパイプノ ２ ジユウダンネツホウホウ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5122606A JPS5122606A (ja) | 1976-02-23 |
| JPS586866B2 true JPS586866B2 (ja) | 1983-02-07 |
Family
ID=14131263
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP49095206A Expired JPS586866B2 (ja) | 1974-08-20 | 1974-08-20 | カネツロロナイパイプノ ２ ジユウダンネツホウホウ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS586866B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6329055B2 (ja) * | 1984-11-26 | 1988-06-10 | Asahi Concrete Works | |
| JPH0137273Y2 (ja) * | 1983-08-29 | 1989-11-10 |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE2035262A1 (de) * | 1970-07-16 | 1972-01-20 | Siemens Ag | Umrichter zur Speisung von ohmisch mduktiven Verbrauchern |
| JPS5044220U (ja) * | 1973-08-22 | 1975-05-06 | ||
| JPS5194132A (ja) * | 1975-02-17 | 1976-08-18 | ||
| JPS5650415A (en) * | 1979-09-28 | 1981-05-07 | Meidensha Electric Mfg Co Ltd | Voltage fluctuation suppressing device |
| JPS59165966A (ja) * | 1983-03-10 | 1984-09-19 | Hitachi Ltd | 電力変換装置 |
| JPS59213235A (ja) * | 1983-05-18 | 1984-12-03 | 三洋電機株式会社 | 電源装置 |
-
1974
- 1974-08-20 JP JP49095206A patent/JPS586866B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0137273Y2 (ja) * | 1983-08-29 | 1989-11-10 | ||
| JPS6329055B2 (ja) * | 1984-11-26 | 1988-06-10 | Asahi Concrete Works |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5122606A (ja) | 1976-02-23 |
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