JPS5866005A - 無端ベルトの周長測定方法 - Google Patents

無端ベルトの周長測定方法

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Publication number
JPS5866005A
JPS5866005A JP16397181A JP16397181A JPS5866005A JP S5866005 A JPS5866005 A JP S5866005A JP 16397181 A JP16397181 A JP 16397181A JP 16397181 A JP16397181 A JP 16397181A JP S5866005 A JPS5866005 A JP S5866005A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
load
distance
measuring
circumferential length
Prior art date
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Pending
Application number
JP16397181A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyoshi Kako
博敬 加固
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP16397181A priority Critical patent/JPS5866005A/ja
Publication of JPS5866005A publication Critical patent/JPS5866005A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、無端ベルトの周長を精度よく測定し得る方法
に関するものである。
従来より、連続的に回転数または速度を変化させるため
の機械式伝動機構の一つとして、摩擦式巻掛伝動方式の
CWT(無段変速機)がある。この駆動ベルトであるス
チールベルトは複数個を同心状に重ね合わせて用いられ
るのであるが、このスチールベルト相互の周長差には厳
密な公差が要求されている。
ところで、このようなループ状の無端ベルトの周長を測
定する場合には、該ループ状ベルトを二つのプーリーに
掛け、張力を与えて、そのプーリーの中心間距離を測定
して、全長を算出する方法がとられている。しかしなが
ら、このような測定法によると、例えばベルトの厚さ、
幅に変動があれば、ベルトに一定の張力を与えても、ベ
ルトの伸びはベルトの厚さと幅の変動の分だけ変動する
こととなる。それ故に、ベルトの幅と厚さの変動から決
まる測定値のばらつき以上の精度では周長の測定が不可
能となるのである。
ここにおいて、本発明は、かかる事情に鑑みて為された
ものであって、上記の如き従来の方法に内在する問題を
解決する方策、すなわち測定するスチールヘルド等の局
長差をベルトの幅、ベルトの厚さに関係なく正確に測定
する方法を提供することを目的とするものである。
そして、本発明にあっては、かかる目的を達成するため
に、測定されるべき無端ベルトを2個のロール間に掛は
渡し、該ベルトの厚さく1)を測定する一方9、該ベル
トに対して加えられる荷重を2点以上変化せしめて前記
2個のロール中心間の距離(L)を測定することにより
、荷重−距離直線を求め、その距離軸における切片より
標準ベルトにおける距離軸切片に対する変位量(ΔL)
を求めて、標準ベルトの周長(1m)と測定ベルトの局
長(1)との周長差(Δg’)を、下式;%式%) 但し;tmは標準ベルトの厚さである に従って求めるようにしたものであって、これにより従
来のロール中心間距離を求める方法に比して、その測定
精度がより一層向上せしめられたのであり、且つベルト
局長差をベルトの幅、ベルトの厚さに関係なく4正確に
測定し得ることとなったのである。
以下、図面を参照しつつ、本発明を更に詳細に説明する
こととする。
本発明にあっては、測定されるべき無端ベルトの周長測
定を第1図の如くして行なうようにしたのである。即ち
、第1図において2は無端のスチールベルトでアリ、ス
チールベルト2は固定ロール4と移動ロール6の2個の
ロール間に掛は渡されている。
この固定ロール4は、軸受8を介して回転自在にステー
10に取り付けられ、ステー10はボルト12によりベ
ース14に固定されている。一方、移動ロール6は軸受
18を介して回転自在にステー20に取り付けられてい
る。このステー20には、力の測定を目的としたループ
ゲージ22とスライド軸24が直列に取り付けられてい
る。このスライド軸24はベースI4の前記ボルト12
に相対向する位置に設けられた貫通孔26に軸方向に対
して移動可能に取り付けられている。
また、変位測定用の差動トランス28及び3゜ハヘース
14の中央部近傍に立設されたアーム82及び84にそ
れぞれ固定され、ベース14に対スル両ローラ4及び6
の移動距離をそれぞれ電気信号に変換する。更に、変位
測定用の差動トラ〜ンス86及び88は第1図、第2図
に示されるように固定ロール4の左側のベース14に立
設されたアーム40にそれぞれ固定され、スチールベル
ト2の厚さを電気信号に変換する。また、ループゲージ
22に固定の差動トランス42はループゲージ22の歪
を電気信号に変換するものである。
ところで、第1図に示される固定ロール4、移動ロール
6の半径をRとし、スチールベルト2の厚さをも9幅を
り9両ロール4,6の中心間距離をLとすると、スチー
ルベルト2の周長(中心線長さ)lは次式のようになる
1=2L+2π(R+t/2 )  ・・−・・・(1
)今、標準のベルトの場合の周長を1m、厚さをtm、
幅をDmと添字mを付けて表示するこζにすると、前記
(1)式は次のようになる。
lm=2 Lm+2yr (R+ tm/2)−(2>
更に、L −L m =ΔLとすると、(1)、 (2
)式より1−lm=Δl=2ΔL+π(t−1m)−=
−(8)ここに1−1mは標準ベルトに対する測定ベル
トの局長差である。
従って、1−lm=Δlを正確に求めるためには、ΔL
と(t−tm)とを正確に測定できればよいこととなる
のである。
次に、第8図に示されるグラフを用いて更に本発明方法
を説明する。この座標軸の縦軸yは移動ロール6に加え
られる荷重P(第1図に矢印にて示す)であり、横軸X
は両ロール4,6間の距離りの標準ベルトに対する変化
ΔLを示している。
今、ベルトの厚さtが標準ベルトと同じ二つのベル)E
、Fに対して、荷重reを与えてΔLを測定した所、標
準ベルトの場合と同じΔLeであったとする。
ここに留意すべきは、この結果より直ちにベル)E、F
の周長は標準ベルトの周長1mと相等しいと言うことは
できないのである。何故ならば、ペル)E、Fに対し荷
重Pを変化させ、P−ΔL直線を求めると、この直線E
’、F’(x軸との切片がそれぞれXi及びx2を示す
)は標準ベルトの場合の直線G’(原点Oを通る)とは
一般に相異なるのである。更に詳しくは、第3図におい
てべ、−ル)Eは標準ベルトに比して幅が狭いために、
ベルトの伸び剛性も小さく、従ってP−ΔL直線の勾配
が小となり周長差Xlが負値となるのであるが、一方、
ベルト7は標準ベルトに比して幅が広いために、ベルト
の伸び剛性も大きく、従ってP−ΔL直線の勾配が大と
なり、周長差x2が正値となるのである。
以上の説明で明白なように、このような荷重−距離直線
(P−ΔL直線)のX切片が真の周長差を示すこととな
るのである。そこで、本例方法では、この荷重−距離直
線(P−ΔL直線)を、荷重Pを2点以上変化せしめて
電気的に計算し、X切片を求め、かつ厚さの差(tm−
t)によるΔlへの影響を計算し、真のΔl=cl−1
m)を前記(8)式に従って電気的に算出するものであ
る。
なお、上述の計算装置は公知のアナログあるいはデジタ
ル式計算器にて十分であり、図示はしないが、差動トラ
ンス28,80.86,88.42の電気信号は該計算
装置の入力信号となるのである。
このように、測定されるべき無端ベルトの厚さく1)を
測定する一方、ベルト荷重(P)を2点月上変化させて
ロール中心間の距離(L)を測定することにより、荷重
−距離直線を求め、標準ベルトの周長1?m)と測定ベ
ルトの周長(lりとの周長差(Δl)を求めるようにし
たのであるから、ベルト局長差Δlをベルトの幅D1ベ
ルトの厚さtに関係なく正確に測定し得るのであり、そ
の測定精度が従来例に比して格段に向上せしめられ得る
のである。
特に、かくの如き周長測定手法は、周長が少しづつ変化
する複数のベルトからなる無段変速機における駆動ベル
トの周長測定に極めて好適である。
即ち、各々のベルト周長を精度よく管理することにより
、各々ベルト間の隙間が均一に保証されることとなり、
それ故荷重を加えた場合に特定のベルトのみに荷重が集
中するようなこともなく、均一荷重が加わるようにする
ことが出来るのである。
そして、この均一荷重によってベルト寿命を大幅に延ば
すことが可能となったのである。また、各ベルト間に適
当な間隔を設定し、それを維持することが効果的に為さ
れるため、該間隔に油が容易に入り込み、しかもその十
数ミクロンの間隔のベルト間で液体潤滑が行なわれてい
ると考えられ、これによってベルトの摩耗も非常に少な
くすることが出来るのである。
なお、上剥にあっては、変位測定用として差動トランス
28,80,86,88.42を使用したのであるが、
本発明は何等これに限定されるものではなく、例えば抵
抗線ひずみ計の原理を利用した比較測長器、または光波
干渉式測長器などの他の測長器を用いることも可能であ
る。また、スチールベルトに代えて他の材質のベルトで
も良く、更にまた、ベルトに加えられる力Pを測定する
ループゲージ22は他の力測定装置に代えても何等差支
えない。
その他、本発明には、当業者の知識に基づいて1々なる
変形・修正が加えられ得るが、本発明の趣旨を逸脱しな
い限りにおいては何れも本発明の範囲に属するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に従う無端ベルトの周長測定方法を実
施し得る装置の一例を示す一部切欠き正面図であり、第
2図はベルト厚さ測定用差動トランス86.88の配置
を示す要部平面図である。 第3図は移動ロール6に加えられる荷重Pと両ロール4
,6間の距離りの標準ベルトに対する変化ΔLとの関係
を示すグラフである。 2ニスチールベルト(無端ベルト) 4:固定ロール     6:移動ロール22:ループ
ゲージ   24ニスライド軸28.80:差動トラン
ス(ΔL測定用)86.88:差動トランス(を測定用
)出願人  トヨタ自動車工業株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 測定されるべき無端ベルトを2個のロール間に掛は渡し
    、該ベルトの厚さく1)を測定する一方、該ベルトに対
    して加えられる荷重を2点以上変化せしめて前記2個の
    ロール中心間の距jII(L)を測定することにより、
    荷重−距離直線を求め、その距離軸における切片より標
    準ベルトにおける距離軸切片に対する変位量(ΔL)を
    求めて、標準ベルトの局長(1m)と測定ベルトの周長
    (lりとの周長差(Δl)を、下式; %式%) 但し;tmは標準ベルトの厚さである に従って求めるようにしたことを特徴とする無端ベルト
    の局長測定方法。
JP16397181A 1981-10-14 1981-10-14 無端ベルトの周長測定方法 Pending JPS5866005A (ja)

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JP16397181A JPS5866005A (ja) 1981-10-14 1981-10-14 無端ベルトの周長測定方法

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Publications (1)

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JPS5866005A true JPS5866005A (ja) 1983-04-20

Family

ID=15784291

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16397181A Pending JPS5866005A (ja) 1981-10-14 1981-10-14 無端ベルトの周長測定方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01112105A (ja) * 1987-10-27 1989-04-28 Nissan Motor Co Ltd 伝動ベルトの検査方法及び装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH01112105A (ja) * 1987-10-27 1989-04-28 Nissan Motor Co Ltd 伝動ベルトの検査方法及び装置

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