JPS586589B2 - レイキヤクエキアプリケ−タ オヨビ バツクアツプロ−ラヨリナル トリハズシカノウナ コアクミタテタイ オユウスル ツインベルトシキキンゾクチユウゾウキ - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、２つの鋳造ベルトのための冷却液アプリケー
タおよびバックアップローラよりなる取り外し可能なコ
ア組立体を有するツインベルト式連続金属鋳造機に関す
る。

本発明は、ツインベルト式連続金属鋳造機に実施化され
るものであって、米国特許第 ２，６ ４ ０，２ ３ ５号：第２，９ ０ ４，８
６ ０号：第３，０ ３ ６，３ ４ ８号：第３，
０ ４ １，６ ８ ６号：第３，１ ２ ３，８ ７
４号：第３，１ ４ ２，８ ７ ３号：第３，１
６ ７，８ ３ ０号：第３，２ ２ ８，０ ７ ３
号および第３，３ １ ０，８ ４ ９号に開示されて
いるようなツインベルト式連続鋳造機における改良であ
る。

本発明によれば、フィン付けされたバックアツプローラ
は、鋳造区域の両側部に沿って２つの鋳造ベルトを支持
しかつ案内し、また冷却液アブリケータは、冷却液を鋳
造区域の近くの各鋳造ベルトの裏面に適用し、バックア
ツプローラおよび冷却液アプリケータは取り外し可能な
コア組立体に組み入れられる。

バックアツプローラを取付けるために、各コア組立体の
長手方向に延びる堅固なストリンガが設けられる。

各取り外し可能なコア組立体のための横断ビームは、鋳
造機の大きな供給マニホルドまで延びるパイプラインに
急速着脱できるように継がれる堅固な導管のヘッダ一部
分によって提供される。

このようなコア組立体は、強度があって、剛直であり、
コンパクトになっているので、それを鋳造機に挿入した
り、また取り外したりすることは容易である。

本発明を実施化した連続鋳造機の多くの利点は，冷却ア
ブリケータとバックアツプローラを一緒に構成し鋳造機
自身とは別個の取り外し可能なコア組立体を形成したこ
とから生じる。

コア組立体は、全体として鋳造機に便利に挿入され、ま
た所定の場所に固着させられる。

冷却液アブリケータは、急速着脱継手によって鋳造機の
冷却液供給管に連結され、鋳造機の組立は完成する。

このような別個の組立体により、全体としての鋳造機の
製作時間を早くすることができる。

更に、このように予め組み立てられた別個の組立体によ
り、それら鋳造機に挿入する前に、その組立体の構成部
分の正確な組立および整合を容易にする。

各構成部分の整合は、精密に容易にチェックすることが
できる。

なぜなら、コア組立体はそれ自身によって構成され、そ
の構成部分のすべては、直接立入ることができ、鋳造機
の他の部品によって防害されることなく、専問家によっ
て検査することができる。

直定規および光学的整合水準器を使用することができる
。

本発明による鋳造機には、その作動および保全において
、更に別の利点がある。

鋳造作業中に、バックアツプローラまたは冷却液アブリ
ケータの保全を行う場合に、全体のコア組立体を移動さ
せることができ、比較的短い休止時間後に鋳造作業を再
開できるように他のコア組立体に交換することができる
。

また、定期的な検査および保全を行うことにおいて、２
つの取り外し可能なコア組立体の構成部分を容易に検査
することができ、また測定することができる。

本発明の種々の目的および利点は、添付図面を参照する
以下の詳細な実施例についての記載から明らかとなる。

本発明の実施例として添付図面に示されたツイン・ベル
ト式連続金属鋳造機１０において、溶融金属は鋳造区域
Ｃ内で凝固され、その区域は上方無端可撓性鋳造ベルト
１２および下方無端可撓性鋳造ベルト１４の表面によっ
て形成され、それらベルトは平行な間隔を有して動く。

２つの鋳造ベルト１２および１４は、第１図および第２
図においてそれぞれＵおよびＬで示す上方キャリエジお
よび下方キャリエジによって支持されまた駆動される。

鋳造作業中、鋳造ベルト１２および１４は、第２図に示
すように鋳造区域Ｃに接近してそれに沿って左から右に
同じ速さで駆動され、溶融金属は凝固しながらそれらベ
ルトの間に沿って支持される。

上方キャリエジＵはフレーム１６を有し、フレーム１６
は２つの主ロール１８および２０（第２図）を支持し、
上方鋳造ベルト１２はそれらロールの周囲で回転させら
れる。

同様に、下方キャリフエジＬはフレーム２２を有し、フ
レーム２２は２つの主ロール２４および２６を支持し、
下方鋳造ベルト１４はそれらロールの周囲で回転される
。

第１図に示すように、下方キャリエジフレーム２２は、
片持ちされた状態で鋳造機の主構造支持：体２８から突
出する。

この主構造支持体２８は、上方キャリエジＵを支持する
直立バックフレーム３０を有する。

バックフレーム３０は、符号３３で示す枢動支点によっ
てリフトアーム３２を支持する。

リフトアーム３２の前端は、符号３５で示１すところで
上方キャリエジのフレーム１６の直立部分３６に枢動連
結される。

上方キャリエジＵは、リフト装置３８によって上昇させ
たり下降させたりすることができ、リフト装置３８はリ
フトアーム３２の後方部分に作用する。

鋳造区域Ｃ内の溶融金属は、１対の縁ダム３９および４
０（第１図）によって鋳造ベルト１２および１４の間に
保持され、縁ダム３９および４０は、下方キャリエジＬ
の周りを回転し、また鋳造区域Ｃのいずれかの縁に沿っ
て移動する。

このような縁ダムは、序論で挙げた米国特許の中の第２
，９ ０ ４，８ ６ ０号または第３，０ ３ ６，
３ ４ ８号に開示されているように形成することがで
きる。

この溶融金属は鋳造ベルト１２および１４に重負荷を課
す。

したがって、一定の厚さの鋳造品を生産するためには、
鋳造ベルトを正確にかつ連続的に支持し冷却することは
重要な問題である。

鋳造ベルトのこのような支持および冷却機能をなすため
に、取り外し可能な鋳造ベルト支持コア組立体４１およ
び鋳造ベルト冷却コア組立体が、上方キャリエジＵおよ
び下方キャリエジＬのそれぞれに設けられる。

これら取り外し可能なコア組立体は、各キャリエジのそ
れぞれの主ロール１８と２０ならびに主ロール２４と２
６の間に直接取付けられる。

コア組立体４１および４２のそれぞれは予め組み立てら
れて、ユニットとしてそれぞれのキャリエジに取付ける
ことができ、また取り外すことができる。

第２図に示すように、上方キャリエジおよび下方キャリ
エジそれぞれにおいて主ロール間に凹所４３および４４
を形成する大きな溝状開口が設けられる。

それら溝状開口の各々は、それぞれのキャリエジＵおよ
びＬの長さの大部分に亘って延び、かつ鋳造区域Ｃの近
くの鋳造ベルトに隣接して位置される。

すなわち、上方キャリエジの大きな溝状開口凹所４３は
、この上方キャリエジの下側に沿って主ロール１８およ
び２０の間の区域の長さの大部分に亘って延びる。

同様に、下方キャリエジの大きな溝状開口凹所４４は、
主ロール２４および２６の間の区域の長さの大部分に亘
って延び、かつ鋳造区域に面する下方キャリエジの下側
に位置する。

取り外し可能な上方コア組立体４１および下方コア組立
体４２はモジュール設計され、相互に交換可能である。

第４図に最も良く示されているように、各コア組立体は
基板４６および複数の横断ビーム４８を有し、この横断
ビーム４８は、矩形断面の堅固な冷却液供給導管によっ
て形成される。

これらの矩形断面の導管４８は、垂直面においてその軸
線方向に延びて、鋳造区域Ｃ内の溶融金属の負荷に対抗
する剛性を提供する。

第４図に示すように、これら導管ビーム４８は、ねじ５
０によって基板４６にしっかりと固着される。

米国特許第３，０４１，６ ８ ６号に開示されている
ように、冷却液は急速度で適用され、かつ冷却液アブリ
ケータ５２（第４図）によって鋳造ベルト１２および１
４の裏面に一様に分布され、それら鋳造ベルトに沿って
移動する冷却液の急速度な層を形成する。

冷却液は、各導管４８内のヘツダー通路５４に圧力下で
適用され、アプリケータ５２に向けられたノズル５６を
介して流出させられる。

冷却液の一部は、アプリケータの案内縁５８によって、
鋳造ベルト上の冷却液層からすくい出される。

アブリケータ５２は、第４図において符号５９で示すよ
うに、堅固な導管ビーム４８に固着され、かつこのビー
ム４８によって支持される。

第３図は、これらのアプリケータがコア組立体４２の全
幅に横切って延びているのを示している。

このようなアブリケータおよび冷却液のすくい出しの作
動についての詳しい説明は、上述した米国特許第３，０
４１，６８６号に参照することができる。

鋳造ベルト１２および１４の両者は、複数のバツクアプ
ローラ組立体６０によって鋳造区域Ｃに沿ってまっすぐ
に支持される。

これらローラ組立体は、複数の狭い周囲フイン６２を有
し、これらフイン６２は鋳造ベルトの裏面に係合し、こ
れによって冷却液層の鋳造ベルトの裏面に沿う流れは制
限されない。

各ローテ組立体は、３つの部分すなわち６０−１、６０
−２および６０−３に分割され、ベルトキャリエジの全
幅に渡されている。

バックアップローラをこのように分割することで、その
交点間の距離を短くし、シャフト６４またフイン６２の
直径を増大させることなくローラ６０−１、６０−２お
よび６０−３をゆがまないようにし、またローラ間の間
隔を近密にすることができ、鋳造ベルトに対して連続し
た支持を与える。

第３図に示すように、バックアツプローラ組立体の中央
部分６０−２とその外側部分６０−１および６０−３の
内端とは、コア組立体の長さに沿って延びる１対の長手
方向ストリンガ６６によって支持される。

これらストリンガは、三角形状ガセット６８によって導
管ビーム４８に取付けられる。

第４図には、取付キャップ７０が示され、それら取付キ
ャップ７０はローラ組立体のシャフトの直径の減少部分
７２をストリンガ６６に固着させる。

２つの外側ローラ部分６０−１および６０−３の外端は
、取り外し可能なコア組立体４１および４２の側部に沿
って延びる長手方向レール７４によって支持される。

シャフトの直径の減少部分７２（第１図）はそれらレー
ル７４の取付孔に受容される。

取り外し可能なコア組立体４１および４２をそれぞれの
大きな溝状凹所４３および４４の中に固着するために、
基板４６は、ねじ７６（第２図）によってフレーム１６
および２２に固定される。

更に、１対の長手力向クランプ７８（第２図）が設けら
れ、それらクランプ７８は、基板４６の縁の突出リップ
と係合するようにさね継ぎされる。

クランプ部材７８はねじ（図示されない）によってベル
トキャリエジのフレームに取付けられる。

第３図に示すように、各コア組立体は、そのキャリエジ
において垂直キイ−８０によって所定の位置に位置され
、それらキイ−８０はレール７４の端部とキャリエジフ
レーム２２との間を係合させる。

鋳造機１０に冷却液を供給するために、第１図に示すよ
うに、エルボ８３を介して高圧可撓性ホース８４と連通
ずる大きな管継手８２が設けられ、その可撓性ホース８
４は、上方キャリエジＵの直立フレーム３６に取付けら
れたマニホルド８６に導かれる。

ホース８４は、補強可撓性金属編物によって取り囲まれ
、その可撓性によって上方キャリエジを上昇させたり下
降させたりすることができる。

ストレーナダクト８７は、冷却液をマニホルド８６から
急速着脱継手８８に送り、その継手８８は、導管ビーム
４８の端部に係合するテーパー状部分９０に導く。

プラグ式着脱継手８８の両端部には、０−リング（図示
されない）が取付けられて、ストレーナダクト８７のソ
ケット９１に、またテーパ部分９０に容易に滑り込まず
ことができる。

したがって、コア組立体の取付けおよび取り外しを容易
にすることができる。

冷却液を下方キャリエジＬに供給するために、他の大き
なパイプ継手９２およびパイプエルボ９４が、直立構造
体３０の背面に沿って延びるマ．ニホルド９６に設けら
れる。

パイプライン９８は、下方向に導かれて、下方キャリエ
ジのための急速着脱継手８８のソケット９１まで導かれ
る。

後者の継手８８は、上方キャリエジに対するものと同一
であり、下方導管ビーム４８のテーパー状部分９０に設
けられる。

コア組立体４１または４２を取り外すためには、上方キ
ャリエジが上昇されて鋳造区域Ｃが開けられる。

鋳造ベルトがそれぞれのキャリエジＵまたはＬから取り
外され、コア組立体は、その取り外しのために完全に露
出され立入ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明による取り外し可能なコア組立体が用
いられたツインベルト式連続鋳造機の横断面。 第２図は第１面の部分側面図であって、第１図の２−２
面に沿って左に向って見た図であり、２つのベルト支持
キャリエジの外側端部を示し、構成部分を示すために一
部が切欠かれている。 第３図は、第２図の３−３面に沿う平断面図、第４図は
、第２図の一部拡大図であって、冷却液を冷却液アプリ
ケータに供給するための堅固な導管ヘツダーによって提
供されるビーム部材を示す。 １０……連続鋳造機、１２・１４……鋳造ベルト、１８
・２０・２４・２６……主ロール、２２……フレーム、
４１・４２……コア組立体、４３・４４……溝状開口、
４８……ビーム（導管）、５２……アブリケータ、６０
……バックアップローラ組立体、６２……フィン、Ｃ…
…鋳造区域、Ｕ……上方キャリエジ、Ｌ……下方キャリ
エジ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ ２つのベルト支持キャリエジの周りを回転する鋳造
   ベルトを有し、前記ベルトの間に鋳造区域が形成され、
   前記キャリエジの各々は、その周りに鋳造ベルトを回転
   させるために、前記各キャリエジの両端部に位置される
   主ロールを備えたフレームを有しているツインベルト式
   連続鋳造機において、前記各ベルトキャリエジＵまたは
   Ｌ内に挿入される取り外し可能なコア組立体４１または
   ４２は、冷却液を鋳造ベルトに供給するために、前記コ
   ア組立体を横切って延びる冷却液導管４８を備えた複数
   の冷却液アプリケータ５２を有し、更に前記鋳造区域に
   隣接する前記鋳造ベルトを支持しかつ案内するために、
   横切って延びる複数のフィン付けされたバックアップロ
   ーラを有し、前記各キャリエジのフレームは、前記鋳造
   区域Ｃに向って面する前記各キャリエジの側部に開口す
   る大きな溝４３または４４を形成し、そこに挿入された
   前記取り外し可能なコア組立体を受容することを特徴と
   するツインベルト式連続金属鋳造機。