JPS5865762A - 金属石鹸被覆アルミノケイ酸塩およびその製造方法 - Google Patents

金属石鹸被覆アルミノケイ酸塩およびその製造方法

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JPS5865762A
JPS5865762A JP16349481A JP16349481A JPS5865762A JP S5865762 A JPS5865762 A JP S5865762A JP 16349481 A JP16349481 A JP 16349481A JP 16349481 A JP16349481 A JP 16349481A JP S5865762 A JPS5865762 A JP S5865762A
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小川 政英
Masanori Tanaka
正範 田中
Moritsugu Kojima
小島 盛次
Mamoru Saito
衛 斎藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、アルミノケイ酸塩粒子の表WUK一様な金属
石鹸の被&を形成させる方法に関するものであり、史に
この方法で形成される金属石鹸被覆アルミノケイ酸塩に
関する。
イオン交換性を水不溶性アルミノケイ酸アルカリ塩、例
えばゼオライトは、その金属對鎖能やイオン交換性を利
用して、洗剤ビルダー、イオン交換体として、またその
吸着性能を利用して、モレキュラーシープ、乾燥剤、触
媒乃至触媒担体として各種用途に使用されている。
また、ゼオライト粒子を稚々O高分子重合体の配合剤乃
至は改質剤として用いることも古くから知られており、
例えばゼオライトの粉末は、艶消剤、充填剤等として古
くから、比較的最近に至って、二軸延伸ポリプロピレン
フィルムに対するアンチプロツキフグ剤として1.マた
塩化ビニル樹脂成形品に対する熱安定剤として有用であ
ることが知られている。
しかしながら、ゼオライト、%に合成のゼオライト粒子
は、水性分散液とし念ときのpHが8乃至12の範囲に
あるようにかなり強いアルカリ性であり、このためゼオ
ライトを配合し定型合体が着色劣化し、マ念ゼオライト
と共に配合される他の有機配合剤の成るもの、例えば抗
酸化剤を劣化するという好ましくない影響が認められる
。また、ゼオライト粒子は、種々の重合体に比較的分散
困難なものであり、分散不良のものは、白点となってフ
ィルム等の成形品としたときの商品価値を伴なうという
欠点があり、これを防止するためには荀酷な混練操作を
行わなければならないという不利益がある。
本発明者等は、イオン交換性を有する水不溶性アルミノ
ケイ酸アルカリ塩を、高級脂肪酸で処理するときは、該
アルミノケイ酸塩中に存在するアルカリイオンと脂肪酸
との反応で、アルミノケイ酸塩粒子表面に@肪酸アニオ
ンのミセル被覆が形成され、更にこの混合物に周期律表
第■族金属の水溶性塩を添加すると、アルミノケイ酸塩
粒子の表ii’iK%固に結合し九金属石鹸の被覆が形
成されることを見出し念。
本発明者郷は、上記方法で得られる金属石鹸被覆アル2
ノケイ酸塩は、種々の重合体に極めて容易に分散可能で
あり、また配合される樹脂や一緒に配合する他の配合剤
郷を着色した9劣化させたりすることもなく優れた樹脂
乃至はゴムの配合剤となり得ることを見出した。
本発明によれば、金属イオン交換性を有する水不溶性ア
ル2ノケイ酸プルカリ塩粒子と、高級脂肪酸乃至はその
水溶性塩とを水の存在下(混合し、この混合物に周期律
表第1族金属の水溶性塩を添加してアルミノケイ酸塩粒
子−−−に金属石鹸の被覆を形成させることを特徴とす
る金属石鹸被覆アルミノケイ酸塩の製造方法が提供され
る。
本発明に使用する水不溶性アルミノケイ−アルカリ塩と
しては、金属イオン交換能を有するものであれば何れで
も使用できる。即ち、本発明においては、水不溶性のア
ル2ノケイ酸アルカリ塩を用いること、及びこのアル2
ノケイ酸アルカリ土類金属イオン交換能を有することが
、該教子表面に石鹸のミセル被覆を形成させ、水溶性金
属塩による後処理で金属石鹸の強固に結合しt被覆を形
成させる上で重要である。
本発明に用いるアル2ノケイ酸塩は、金属イオンとイオ
ン交換し得る型のアルカリ金属イオンを一般に有してい
る。
この水不溶性アルミノケイ酸アルカリ塩は、カルシウム
イオン交換容量(例えば特会昭55−18477号公報
参照)として測定して、少なくとも1ミリイクイバレン
)/V以上、特に2ミリイクイバレン)/9以上の交換
容量を有することが望ましい。更(、このアルミノケイ
酸アルカリ塩は、分散性等の見地から、1乃至10ミク
ロン、特に1乃至5ミクロンの平均粒径を有することが
好ましい。本明細書において平均粒径とは、コールタ−
カライタ−で測定される粒径のミディアム平均値を意味
する。
アルミノケイ酸アルカリ塩の内、イオン交換容量の比較
的大きなものとしてゼオライト結晶があり、AfJ、X
型、Yl1%T型、P型の合成ゼオライト、チャバサイ
ト、モルデナイト、エリオナイト、クリップチロナイト
、ホウジャサイト郷の各糧ゼオライトを本発明の目的に
好都合に使用できる。上述し几ゼオライト結晶の理論的
イオン交換容量を示すと、下記第7表の通りである。
第   A   表 − チャバサイト      5       五99モル
ブナイト     2.6      2.5エリオナ
イト      五8      五1クリノプチロラ
イト   2.6      2.2ゼオライト A 
    7.0      5.5ゼオライトX   
  44     4.7ゼオライト Y     5
.0     3.7ゼオライト T     &4 
    2.8これらのゼオライトは、羊の結晶構造に
応じて特有の粒子形状を示すことが多い。例えば、A型
ゼオライトは立方体あるいは角のとれた立方体、P型ゼ
オライトは球状の形態を示す。 ′各種樹脂成形品に用
いるゼオライト配合剤は、それが有するイオン交換性や
吸着特性を利用するというよりは、ゼオライト自体が比
較的一定の粒子形状と粒度特性とを有するという性質を
利用するのが多い。このような用途、例えばアンチブロ
ッキング剤の用途に対しては、むしろゼオライトの結晶
構造を部分的乃至は完全に破壊して、アル2ノケイ醗ア
ル力リ粒子として用りることができる。
例えば、ゼオライトを鉱r11類で処理するが、或諭は
流水と接触させると、アルカリイオンの一部が失われて
、ゼオライトの結晶はX−線回折学的に消滅するが、ゼ
オライトの粒子形状はそのtt形骸化されて残存すると
共に、末だかなりのイオン交換容量を示す場合が多い。
本発明においては、このような非ゼオライト構造のアル
ミノケイ酸アルカリ塩も配合剤としての用途に有利に使
用し得る。というのは、このタイプのアルミノケイ酸ア
ルカリ塩においては、重合体中に配合したiき沸石水の
離脱がなく、発泡を防止するという点で付加的利点が達
成されるからである。
本発明においては、ゼオライト以外の結晶構造を有する
アルミノケイ醗アルカリとしてソーダライト等を用いる
こともできるほか非蟲質の亀のであってもよく、例えば
ジー・エム・ヒユーパー社から市販されているゼオレッ
クス等O非晶’!アルオノケイ酸アルカリを用いること
もできる。
本脅W14によれば、上に例示した水不溶性アルミノケ
イ酸アルカリ埴籾子と高級脂肪酸及び又はその水溶性塩
とを水の存在下Km合する。これKより、アル2ノケイ
駿塩籾子の表fllK先ず脂肪−7ニオンのミセル状禎
覆が形成される。
この際、高級脂肪酸を、アルミノケイ酸塩の無水物を基
準圧して、α1乃N8重量%、特KO,2乃至51量−
で用いることが一般に重!である。
即ち、高級脂肪酸の量が上記範囲よシも少ないときには
、満足すべき被覆効果が得られず、着色防止効果、分散
性向上効果等が期待できない。一方、高級脂肪酸の量が
上記範囲よりも多いとt&VCFi、アルミノケイ酸塩
粒子とは独立の金属石鹸が生成するようKなり、例えば
重合体に配合し九とき、ブリードアウト、滑性の過度の
増大等のトラブルを生じ易い′。
高級脂肪酸としては、炭素数12以上の飽和乃至不飽和
の脂肪酸、例えばラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチ
ン醗、ステアリン醗、アラキン酸、ヘプタデシル酸、ベ
ヘン酸、オレイン酸、エライジン酸、エルカ酸、リノー
ル酸、リルイン酸郷を用いることができ、これちは牛脂
脂肪酸、ヤシ油脂肪酸、パーム油脂肪酸、硬化綿実油脂
肪酸のようへ混合脂肪−の形でも使用できる。
アルミノケイ酸塩と脂肪酸とは水性スラリー中で、該脂
肪酸が融解する温度1.特に2Q乃至100Cの温度で
、1乃至120分間程度混合するのがよい。アルミノケ
イ酸塩と脂肪酸とを混合すると、初期において脂肪酸は
遊離した油相の形で存在する。、が、アルミノケイ酸塩
との反応により油相が消失するので、これをもって終点
とすることができる。
この混合は、攪拌羽根を備えた通常の反応種を用いて行
うことができるが、所望によってはホモミキサーのよう
な強剪断攪拌装置や、超音波照射装置郷を用いて行うこ
ともできる。
本発明によれば、反応終了後の混合11に、周期律表第
用族金属の水溶性を添加する。lR期律表第■族金属と
しては、金属石鹸に用いる任意の金属、例えば、カルシ
ウム、マグネシウム、バリウム、ストロンチュウム、カ
ドミウム、亜鉛郷を挙げることができ、これらは塩化物
、臭化物郷のハライド、硝酸塩、硫酸塩等の塩の形で用
いられる。これらの塩は、用いた脂肪酸に対して化学量
論量乃至は苓干過剰の責で使用される。
反応温度は室温で十分であるが、高級脂肪−を混合した
反応系K、引続いて水溶性塩を添加し、金属石鹸の被覆
4:形成させるのがよい。本発明方法において、金属石
鹸がアルミノケイ酸塩表ff1K強11に結合しており
、これが遊離していないという事実は、反応液上層に金
属石鹸の浮上が殆んど乃至全く認められないという事実
により確認される。
製造される金属石鹸被覆アルミノケイ酸塩は、必要によ
り水洗した後乾燥し、斃品とする。
本発明によれば、以上の方法により新規な被覆構造のア
ルミノケイ酸塩が提供される。即ち、この被覆アルミノ
ケイ−塩は、金属イオン交換性を有する水不溶性アルミ
ノケイ酸塩の粒子から成り、その表面に周期律表第■族
金属の金属石鹸の被覆。
が強固に結合していることが顕著な特徴であり、この金
属石鹸は、脂肪酸として0.1乃至8重量−のような少
ない量でありながら、被覆が完全であることも付加的特
徴である。
この被−粒子は、性質において疎水性であり、各種ゴム
や樹脂に分散容易であり、例えば、充填剤、艶消剤、滑
剤、アくチブロッキング剤、熱安定剤、増粘剤等の用途
に用いて優れ食作用効果が得られ、また各種粉末ζ粒状
物等圧配合して、ケーキング防止削、流動化剤と17で
も優れた利点が達成、される。
本発明を次の例で説明する。
参考例1゜ 市販ケイ醗ンーダ(Ha、095重量嘩、s io。
2 zO重量嘩)を市販アルミン酸ソーダ(Pit、0
15.5重量−1At、O畠22.5重量%)と筒柱ソ
ーダ(Ntlt盾)を用いて、ffs、0/SsO@ 
モル比=2、Ha O/A’町Oモル比=60、At1
O,/SiO,モル比=α5になる割合でそれぞれ計量
し、100tのステンレス容器中で室温(約25C)下
で混合し、全体が均質なアルミノケイ酸アルカリゲルと
し、次いでこのアルミノケイ酸アルカリゲルの分散液門
95tll’の、温間条件下で4時間の時間をかけて、
攪拌下に結晶生成(蚊径1.1μ)させ、次いで濾過に
より生成したゼオライト結晶と母液とを分離し、さらに
水洗したのち濾過しゼオライトケーキ(試料番号1−1
)t−得た。
このゼオライト結晶は陽イオン交換容量6.1ミリ当量
/固型分1fであつ友。<’a定法に関しては特開昭5
2−62314に記載の方法による。、)以下第11!
にコールタ−カウンターによる粒度分布、電子aui鏡
による粒子形状及び籾子径%xIs回折による結晶形等
について測定した結果を第1表に示しto 参考例2゜ 参考例1によって調整したゼオライトスラリー(試料番
号ZS−1)104に対し1#11贈溶液1200−を
180分間の時間をかけて添加し中和処理を施しpH7
の倣処理ゼオライトスラリーを得t、この酸処理ゼオラ
イトスラリーを濾過し、さらJICpH5に調整しt水
を大過剰に用いて十分、に水洗して得た試料はxIs的
に非晶質であり′、陽イオン交換容量は2.1ミリ当量
/固型分1tであつ几。又、仁の物の組成は乾燥物重量
基準(110C乾燥重量1)でA’at 05.4、S
t、、419、it、0,35.5、H,015,5で
あった。この非晶質アルミノケイ酸アルカリ(試料番号
1−2)Kついての粒度分布、電子Jl微鏡による粒子
形状及び粒子径、X線回折−による結晶形等について測
定した結果を第1表に示した。
参考例五 ケイ酸分原料として、ケイ酸ソーダ以外のケイ酸原料を
選んで合成したゼオライトの合成方法について説明する
ケイ酸分原料としてスメクー イト族粘土鉱物である新
潟県新発田市小戸童酸性白土を用いて、白色度に優れた
ゼオライトを合成する方法について説明する。
本発明で用いた、新潟県新発田市小戸1i!酸性白土は
天然の状態で水分を約40重量パーセント含有してあり
、そp主閥分は乾燥物基準重量−(110C乾燥)fS
*OJ!LO2、”tOs 14.0 ?、rm、o、
五79、MIO& 00.0gO121、Igltsz
z5.87を°含有し、5iOJAl、0@モル比&8
1であった。(この酸性白土を粘土Aとする)この40
−含水粘土(粘土A)5209に水1000−を加えて
粉砕媒体としてフリントボールを入れたボットシルを用
いて解砕し、200メツシユ金鋼で分級し、D〜5μ4
4.81.5〜20μ45.45G、20μ以上98−
の着炭分布を有L、II!!II分IN!2011KI
I整LIXラリ−14に、Ha、0/SiO,モに%が
547になる様に固形苛性ソーダ(Na011 ) 1
07 tを投入し、攪拌調整し、アルカリ添加され定置
性白土のスラリー(試料番号5−1)を調整し、次いで
このスラIJ−を内容積5リツターのステンレス1li
(5u527)オートクレーブにて6〜7Ky/aAG
の水蒸気圧下(160C)で6時間処理し、アルカリ処
理粘土スラリーを得念。このアルカリ処理粘土スラリー
1.107〜に対して342tの水を添加し、5tO1
の濃度として10チになる様に調整し、十分攪拌し均質
に分2散せしめてゼオライトの合成原料とした。
アルミノケイ酸アルカリゼオライト結晶の合成条件とし
ては各酸物の組成割合として酸化物基準で下記のモル割
合を選んだ。
Na* Q/s、sO,=i i、 26s to、 
7At、0. = 2.011*0 /Na*0−42
.0 上記の組成モル割合にするために、アルカリ処理された
酸性白土のスラリーに対して不足するアル2す分と反応
に必要なアルカリ分と反応に必要な水分とを、市販試薬
のアルミン酸ンーダ溶液(組成Kg、02 t 1”j
6、AttO,1a5’%)と水を用いて補促した。即
ち、sio鵞の濃度10%に調整されたアルカリ処理酸
性白土スラリー1450fを6リツターのステンレス製
容器に入れ、攪拌しなカG−,AI、0.6.95 %
、 HaNo 7.76 %Kgml整シタアルギン酸
ソーダ溶液137麺を20Cの温度下で混合するとこの
混合系は、一時ゲル状態を経過し均質なスラリーとして
得られ、このゲルスラリーを95DK加温して6時間反
応してゆくとゼオライト結晶が生成する。次いで結^を
濾過により母液を分離し、水および0.1規定塩酸溶液
を用いて十分に水洗し友。得られたゼオライト結晶はA
、湯ゼオライトを主体とするもので陽イオ/交換容量#
i4 i 1J当量/固型分1fであった0、この結晶
(試料番号1−3)Kついての緒特性の測定結果を第1
表に示した。
参考例41、 ケイ酸分原料としてスメクタイト族粘土鉱物である新潟
県中条童酸性白土を選び微粒子結晶のぞオライドを合成
する場合について説明する1本参考例で用いた原料は水
分45重量パーセント含有しておりその主成分は乾燥物
基準重量%(110C乾燥)で5iO172,1、At
、0.14.2、Fa、0゜3.87、)dgo 3.
25、CeLOl、06、灼熱減量3.15であった。
この原料粘土1250〜を円柱状に成溢し5iの処理槽
に投入し、濃度47重量パーセントの硫酸溶液3300
tを加え、沸点付近の温度迄加温し2昼夜処理しtのち
母液を除去し水洗し酸処理粘土(以下活性ケイ酸と呼称
)を得た。この活性ケイ酸はSin、94.26重量パ
パー−ントを含有しており、ボールミルを用いて濃度2
0チになる様に水を加えて粉砕し、20μ以下の粒度に
調整した活性ケイ酸スラリー゛を調課した。
2nl’の容器中にてこの活性ケイ酸スラリー790k
に対して苛性ソーダ(50%溶液)47麺を添加しポリ
ケイ酸アルカリスラリーを作成し、次いでNato 1
 &、54 %、At、OSl 9.1%、H,062
,4−のアルミン酸ソーダ及び水を添加し、十分に攪拌
し均質なアルミノケイ酸アルカリゲル(試料香号ZS−
1)スラリーを調製した。
このアルミノケイ酸アルカリゲルスラリーの各組成モル
割合は wtg、o7s;ol冨α9 S iOt/ A40.−2.0 H,07N町0−50.0 アルカリ濃度(C,A)−19慢 であり、これを95CK加温し約2時間攪拌しながら反
応するとゼオライト結晶が生成した。この生成物をr過
分離し友のち水および0.1規定塩酸溶液を用いて十分
洗浄r過しゼオライト結晶(1−4)を得た。このもの
くついて、前記参考例と同様に諸物性を測定し第1表に
その測定結果を示した。
参考例5゜ 精製処理をして得−alfrf11%新発田市小戸童酸
性白土−11を十分に粉砕し、微粒子化せしめ、これに
水11,000−を加えス〜り一化する。これKNaC
O,(炭酸ソーダ>85.5fを添加し、90Cで2時
間攪拌化で処理し、アルカリ処理モン毫すロナイト(試
料番号1−5)を調整した。
このものについて前記参考例と同様K11物性を測定し
第1表にその測定結果を示l−友。
参考例& 精製処理をし、で得た新潟県下関産正長石(分析組成重
量% l1lozz Q、3、sho、 6404、i
t、o。
1Z89、”*Os O,05、Ca00.25、Ml
oo、17、K、O1t74、Nato 3.38 )
をボールミルを用いて2つμ以下の粒度になる様に粉砕
して長石微粒子(試料番号1−6)を調整し几。
このものについて前記参考例と同様に諸物性を測定12
第1表にその測定結果を示し次。
参考例Z 参考例4にで得を試料番号ZS−1なるアルミノケイ酸
アルカリゲルを50Cに加温し4時間攪゛拌反応処理し
たのちr過し母液を分離しtのち、水および0.1規声
−酸溶液を用いて十分洗浄して、非晶質アル2ノケイ偕
ゲル(試料番号1−7)を得た。このもの九ついて前記
参考例と同様に諸物性を測定し第1表にその測定結果を
示した。
参考例8゜ 前記参考例1〜7の金属石鹸処理アルミノケイ酸埴に対
比される比較例として次の様な金属石鹸無処理の粉末を
選んだ。このものくついて前記参考例と同様に諸物性を
測定し、第1表K11l定例を示した。
・ 市販ゼオライト4A粉末(試料番号1−8)・ 市
販非晶質アルミノケイ徴塩〔IgolmX 23)(試
料番号1−9) ・ 市販ポリオレフィン抗プ四ツク剤用微粉シリカ〔ミ
ズカシルP 527 )、 (試料番号1−10) 実施例1゜ 参考例にて得た各試料(試料番号1−1.1−2.1−
3.1−4.1−5.1−6.1−7)について各々2
0重量−になる様に水を加えて各々5しを調製し2、こ
のスラリーを攪拌しながら70Cに加温せしめラウリン
# (C1IEtsCOOH) 、ステア ’) 7 
m(CI? Hsa C00H)、オレインm(C1q
HuCOOE)を各2Of添加し、攪拌しながら反応【
7た。
その後さらに濃度3.2%塩化カルシウム溶液をスラリ
/#Iの場合は170mg、又ステアリン酸、オレイン
酸の場合は120−を添加し上記温度下で熟成反応処理
後r過水洗したのちr過ケーキを乾燥し、脂肪酸塩コー
ティング処理したアルミノケイ酸塩を作製し友。
ここで得た金属石鹸を被覆処理した各試料のポリ環化ビ
ニル樹脂に対する・分散性、面接着性、透明性について
、下記の方法で測定し、その効果の評価を行ない第2表
に分散性、第3表に面接着、第4表に透明性の結果を表
示した。
分散性: ポリ塩化ビニル樹脂(ゼオンEP−103)1001に
置部にカーポンプ9フ20.05部を均質に混合せしめ
たもの100重量部に対してDOP(協和@II製)6
0重量部、安定剤として三塩基性硫酸鉛(水沢化学展ス
タビネツクスT(、’)31重量部さらに金属石鹸被覆
処理アルミノケイ11!塩および対比される比較例の粉
末を5重量部間合17混練ロールにて16DCで所定時
間混練し、次いでこの混練物を厚さα2−の黒色シーY
と[7てとり出し、このシートを観察して、シート上に
0点が認められる場合は配合剤成分が良く分散されてい
ないtめであり、この白点の多いものほど分散不良とす
る。
面接着性: ポリ塩化ビニル樹脂(ゼオンEP−103)100重量
部に対して、DOP60重量部、安定剤として三塩基性
硫酸鉛(水沢化学展スタビネツクスre)s重量部、さ
らに金属石鹸被嶺処理アルオノケイ酸塩お゛よび比較例
の粉末5重量部を配合し、混練ロールにて160Cで1
0分間混混練、次いでこの混線物を厚さ−0,2簡の7
−トとしてとり出す。このソートより横3CF1に×縦
5cllIのシートを打ち抜き、これを2枚合せにし、
ゴム用加硫プレス機にで所定の温度圧力にて、5分間加
圧し、フィルムシートが指で軽くはがし得る状@に接着
した条件を面接着点として表示した。この操作について
は一片のフィルムシートから10枚の試験片を打ち抜き
5枚の2枚重ねのシートを作り、これについて、接着性
剥離性を調べた。
評価方法 0印;面接着性が無く抗ブロツキング特性に綴れている
と認められるもの Δ印;面接着性が微かに認められるもの×印;面接着性
を有しているもの 透明性: ポリ塩化ビニル樹脂(ゼオンEp−103)100重量
部に対してDOP60重量部、安定剤として三壌基性硫
酸鉛3重量部(水沢化学課スタビネツクスTc入さらに
金属石鹸被覆処理アルンノケイ酸塩および対比される比
較例の粉末を所定重量部配合し、混練ロールにて160
Cで10分間混練し、次いでこの混練物を厚さ0.2−
のフィルムシートとしてとり出す。このシートを壁mm
視力測定用紙(2,5m用)の上に乗せ、円形の開口部
分が確認できる点を透明性の数値と17で表示した。
実施例2゜ 参考例4にで調製し友試料番号1−4のゼオライト結晶
を、濃度20重量パーセントになる様に水を加えて5に
&調製し、このスラリーを攪拌しなから75Cに加温せ
しめ、ステアリン!! (C+qH1aC“OOE )
 Q、 5.1.5.50および100f添加し攪拌し
ながら反応し友。その後さらKl)麿3.2−のCa 
Ct、溶液を各々6.6.60.600および60〇−
添加し上記温度下で熟成反応処理後r過水流し几のち濾
過ケーキを乾燥し、各々脂肪酸塩をコーティング処理し
tゼオライトを作成し几。
ここで得之各々の量の金属石鹸で被覆処理をした試料粉
末をポリ塩化ビニル樹脂に配合した場合の面接着性、分
散性および透明性の各項目について実施例1と同様に測
定し友結果を第5.6.7表に示した。
実施例5゜ 実施例1において得た各アルミノケイ酸塩のステアリン
醜カルシウム被覆処理した粉末および対比される比較例
の粉末をニトロセルロースラッカークリヤー、焼付メラ
ミン黒エナメル塗料にツヤ消削として使用し念場合のツ
ヤ消効果、tlIIINの平滑性、塗料の貯蔵安定性に
ついて下記の方法で測定し、その効果の評価を行ないそ
の結果を第8.9表に示l−た。
ニトロセルロースラッカークリヤーの場合二市販ニトロ
セルロースラッカークリヤー100部に金属石鹸被覆処
理アルミノケイ#塩および比較例の粉末を所定部数配合
し、ペイントコンデショナ=(Red Danil C
o、 、 )でメディアを用いずに15分間分散させる
。これをJl、S 15400合格のいんぺい率測定紙
に5Af:1のフィルムアプリケーターを用いて塗付し
、一時間室温にて放置し、光沢度にて塗膜60度鏡面反
射率を測定し、目視観IIVCで塗膜の平滑性(ブッ)
f測定し几。
まt上記調合塗料の粘度fKU値60VC調整し、室温
にて2ケ月間貯蔵し、沈降ケーキの状態を観察し、第8
.9表に併せ表記し、た。
焼付メラミン黒エナメルのm&: 市販焼付メラミン黒エナメル100部に前記ニトロセル
ロースラッカークリヤーの場合と同様の粉末を所定部数
配合し、ペイントコンデショナー(メディア不!りにて
15分間分散させる。これをガラス板に5M=1のフィ
ルムアプリケータを用いて塗付し、140Cx20分間
焼付後塗膜の60度鏡面反射率、平滑性(ブッ)を測定
lまた。
また上記調合塗料を粘度KU値60vc調整し、2ケ月
間室温にて貯蔵し、沈降ケーキの状態を観察し、第8.
9表に併せ表記した。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  金属イオン交換性を有する水不溶性アルミノ
    ケイ酸アルカリ塩粒子と、高級脂肪酸乃至はその水溶性
    塩とを水の存在下に混合し、仁の混合物に周期律表第1
    族金属の水溶性塩を添加してアルミノケイ−塩粒子表W
    iに金属石鹸の被覆を形成させることを41徴とする金
    属石鹸被覆アルミノケイ酸塩の製造方法。
  2. (2)高級脂肪−をアルミノケイ酸塩粒子の無水物を基
    準としてQ、1乃至8重量−の量で混合する特許請求の
    範囲第1項記載の方法。
  3. (3)  アルミノケイ酸塩が1ミリイクイバレント/
    2以上のイオン交換容量と1乃至10はクロンの平均粒
    径とを有するアルミノケイ酸塩である特許請求の範囲第
    1現記I!O方法。
  4. (4)アルミノケイ酸塩粒子と高級脂肪酸とを水性スラ
    リー中で20乃至100Cの温度で混合する特許請求の
    範囲第1項記載の方法。
  5. (5)  周期律表第■族金属の水溶性塩が該金属のハ
    ライドである特許請求の範囲第1項記載の方法。
  6. (6)  アルミノケイ酸塩がゼオライトである特許請
    求の範囲第1項記載の方法。
  7. (7)  アルミノケイ酸塩がゼオライト以外の結晶性
    アルミノケイ酸塩である特許請求の範囲第1)J記載の
    方法。
  8. (8)  アルミノケイ酸塩が7非晶質アルミノケイ酸
    塩である特許請求の範囲第1項記載の方法。
  9. (9)金属イオン交換性を有する水不溶性アルミノケイ
    酸アルカ゛り塩粒子と、アルきノケイー塩籾子表面に結
    合した周期律表第1族金属の金属石鹸被覆層どJlら成
    り、該金属石鹸被覆層は、アルミノケイ酸塩粒子の無水
    物を基準とする高級脂肪酸量で表わしてα1乃至8重量
    優の量で存在する金属石鹸禎覆アルZノケイaI壌。
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