JPS5865495A - 多重波形発生装置 - Google Patents

多重波形発生装置

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JPS5865495A
JPS5865495A JP56165216A JP16521681A JPS5865495A JP S5865495 A JPS5865495 A JP S5865495A JP 56165216 A JP56165216 A JP 56165216A JP 16521681 A JP16521681 A JP 16521681A JP S5865495 A JPS5865495 A JP S5865495A
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waveform memory
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河本 欣士
塚本 正男
村瀬 多弘
哲彦 金秋
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電子楽器に関するものであり、特に大規模集積
回路(以下LSIと書く)に適する様に、デジタル化さ
れた楽音発生システムを提供するものである。
これまでに、電子楽器の音源回路のデジタル化は数多ぐ
試みられて来たが、いずれも、すでに多くの高調波を含
んだ複合波を読み出し専用メモリ(以下ROMと書く)
や、読み書きメモリ(以下RAMと書く)から所定のク
ロックで波形情報を読み出して楽音波形を得た後、これ
をデジタル又はアナログ手段により、所定のエンベロー
ブを何カaして楽音信号とするものであった。
この場合には、いく7かの問題点がある。
まず第′に、波形計算の問題がある。音色を変えるKは
、複合波の波形を変える訳であるが、その音色情報が、
例えば、電子楽器で最も良く用いられているドローパー
の様に、8フイート(基本波)のレベル、4フイート(
第2次高調波)のレベル、22//3フイート(第2次
高調波ンのレベル・・・・・・という様に、各高調波の
割合で与えられる時には、この音色情報から、それに相
当する複合波の波形を作らなければならない。つまり、
逆フーリエ計算を行なう必要がある。最近マイクロコン
ピュータが安価に入手出来るようになったとは首え、こ
の逆7−リエ計算には、やはシ数百ミリセカンドから1
秒程度の時間を要する。しかも、演奏者がドローパーを
変えたり、音色タブレットを切り替える毎に逆フーリエ
計算をするのであるから、計算に時間がかかれば、すぐ
に音色が変わらなかったり、しばらく音が出な−という
事も起こり得る。これでは音色の切替が頻繁に行なわれ
る曲の演奏には不向きである。
第2の問題として、音が出はじめて、音が消えるまでの
間、音色が変わらないという点にある〇つま9、音色情
報から逆フーリエ計算を行なって、波形情報が得られれ
ば、それをメモリに書き込み。
そして、そのメモリの波形情報を所定のクロックで繰り
返して読み出すのであ゛るから、常に一定の波形となる
。これに所定のエンベロープ’fr付ケても所詮音色は
変わらない。時々刻々音色を変えるためには、メ壬りの
波形を時々刻々書き替えれば良いが、メモリ自身は、常
時読み出されているから、メモリの内容を書き替えるに
は読み出しのタイミングの一間を狙って(読み出しサイ
クルと同期をとって)書き込みをする必要がある。この
読み出しクロックは、発生する音程によって変わるから
常に一定でなく、・・−ドウエア的にも波形の書き替え
はかなりやっかいである。しかも、先述のり、音色を変
えるという事は、その都度音色情報から逆フーリエ計算
をして波形情報を得なければならないから、結局時々刻
々高速度の逆フーリエ計算を意味することになる。この
点からも、音色を時々刻々変化させるKは極めて困難で
あることが理解出来る。
第3の問題として、ハードウェア全本のシステムクロッ
クの問題がある。通常、デジタル回路はシステム全体の
同期をとりやすくする為に、固定のクロックのもとで動
く様に構成される。これKより、ロ゛シック回路相互間
のタイミングと明確にし、ハードウェアの構成をよりシ
ンプルにするのに役立っている。これに対して、電子楽
器の音源回路においては、C・、CW、D・・・・・・
Bの各音名の楽音信夛を得る為に、12個の異なるクロ
ックを設け、読み出しスピードを変えている。例えば、
C1,C2,C3・・・・・・という様にオクターブを
変えるだけなら、Cノート用のクロックを月I X1%
・・・・・・という様にするか、メモリのアドレスを2
個飛び、4個飛び、8個飛び・・・・・・の読み出しを
すれば良いけれども、Cノートのクロックに対して、C
#ノートクロックは26倍のわずかに早いクロックにし
なければならない。同様に、Dノートの場合にはCノー
トのクロックの2π倍、D#ノーあるから、ハードウェ
アによシ、これらの12個のクロックを発生するには結
局独立した12個のクロック発生器を設けることになる
。ここにおいて問題とすべき事は、12個のクロックの
速度が全く独立しているから、同期がとれず、・・−ド
ウエアの共用化が不可能となり、複数のエンベロープ乗
算回路や、複数のデジタル・アナログ変換回路(以下D
/A 変換回路という)が必要となり、ハードウェアが
やたらに大規模となり、システム構成が複雑となる事で
ある。
第4の問題として、任意の周波数の波形の発生が困難な
ことである。すなわち、正弦波などを任意の周波数で発
生させるものとしては、特開昭47−9167 号「周
波数合成装置」、特開昭48−52454 号「ディジ
タル周波数合成器、特開昭50−140243号「周波
数シンセサイザ」、特公昭52−31731号「楽音波
形発生装置」などが知られているが、いずれも、任意の
周波数を発生させるためには大規模、なメモリが必要で
あったり、真に任意の周波数の発生が困難なものであっ
た。
本発明は、以上のような問題点を解決し、電子楽器の音
源回路として、LSI化しやすくしたディジタル波形発
生装置を提供するものである。
1ず本発明の詳細な説明する。第1図は本発明を正弦波
形の発生に適用した場合の波形図である。
第1図において実線は理想的な正弦波を示している。こ
の正弦波の一周期をN分割する。ここでNけ、正整数り
とMの積とする。つぎに1周期をL分割した点を”Q+
”1*”2t…・・・、!i、川・・・。
”L−4とする。L分割した各区間内にはそれぞれM個
の点が存在する。それらの分割点をX、から数えて、Q
 、 1.1111@1111@ 、 j 、 111
1111111@ 、 (M+1 )と番号づけして!
匂で表現する。このようにすると、−周期内のN個のす
べての点をxoと表わすことができる。ここで i=o、1.2.  ・・・・・・ 、L−1j二O,
1,2,・・・・・・1M−1である。したがって上記
X、は”to と表わされる。
また点xiiの位相は、−周期が2πであるから2π θ−、= −X (Mi + j )     ・・・
…(1)3   N となる。
正弦波をf(x、)  で表わすと(1)式を用いてf
 (x9. ) =A 5in(−(Mi+ j ) 
I ””(2)J         N となる。ここでAは正弦波の振幅を表わす。
本発明は、1(x・・)を表わすのに、xiJのすべ1 て、すなわちN個のサンプル値を持たずに、”i。
なるL個のサンプル値を持ち、残る(N−L)個のX 
1 ] ()\0)の点については、補間演算によって
近似値を求めようとするものである。
補間演算として直線補間を行なう場合は、つぎのように
なる。!、+1゜とxioとに対して、’ ”i+1 
o)とf (xio )の間の直線補間するとIA(x
−)=口”i+1 、O’−’ ”i 、O月M+ f
 (X 4 、0 )1 なる補間値fA(x・、)でf(x・・)を近似できる
月     11 正弦波の場合には 、Δ。−)=A(sinり。+、)−+qin−Y 、
l −j−”J      L       L   
M2R Loooooo(3) と表わすことができる。
以下の説明では、L=2048.M=128  として
述べる。したがって−N=262144となる0また、
i、は11ピツト、■は7ビツト、(i;)は18ビツ
トの2進数で表現できる。
第2図は本発明の7−実施例のブロック図である。
第2図において1は波形アドレスレジスタ(AREG)
、2は差分アドレスレジスタ(JREG)  である。
波形アドレスレジスタ1と差分アドレスレジスタ2は、
1ワードを18ビツトする読み書きメモリをそれぞれ7
2個づつ持つ。3は72進スロツトカウンタで、上記7
2組のうちの1組を選択することができる。クロックφ
。によってスロットカウンタ3が歩進し、上記72組の
レジスタを順次選択してゆき、しかも、繰返し選択して
ゆく。クロックφ、は読出信号RDであって、スロット
カウンタ3で選択されている1組のレジスタから内容に
読み出し、出力させる。φ2は書込信号WRであって、
スロットカウンタ3で選択されている1組のレジスタの
うちAREGに新たなアドレス値を書き込む。
ノルアダー4は、波形アドレスレジスターと差分アドレ
スレジスタ2の出力を入力とし、両者を加算してその和
を波形アドレスレジスターに出力する。以上がアドレス
演算部である。
上記説明より、アドレス演算部は、時刻nTにおける波
形アドレスWAp (n T )  に差分アドレスD
p (n T )を加えてWAp(nT+T)  を計
算してゆくことがわかる。すなわち WAp(nT+T)二WAp(nT)+D  ’(nT
)  ””・・(4)の演算を行なう。ここでTはサン
プル周期、nはサンプル時刻の番号である。サンプル周
期Tの間に72組のレジスタの累算を行なう。pは0〜
71で72組のレジスタの番号を表わす。したがって、
クロックφ、の周期Tcの72倍がサンプル周期T′t
こなる0いいかえるとクロックφ、が72回加わるさ、
(1)式の演算がp=o〜71まで72回実行され、波
形アドレスレジスタ(AREG)1の内容に、つ’nT
 )が加わって一新される。
p゛ クロックφ。、φ1.φ2の1組は1つのタイムスロッ
トを構成する。ここでは72のタイムスロットが存在す
ることになる。任意のタイムスロットをpで表わすこと
ができる。
波形アドレスレジスターの18ビツトの出力は、波形メ
モリと波形演算回路に供給される。波形メモリは第1の
波形メモリ(RO1v? )  5と第2の波形メモリ
(ROM2)6とにより構成されている。
ROM2は f (it 、o) ==A!Inn (、×M* )
2π =A 5in(i )          11111
11111@(5)(1==Q 、 1.2. ora
ses、 i 、 *m*a**、 L+1 )を記憶
している。iは11ビツトの2進数で表わされ、204
8通りのサンプル値が記憶されている。ROM1け 1(x・  )−f(x   ) i+1 、Ol 、0 ・・・・軸(6) (i=o、1,2.111111呻11@ 、 i 、
 1111@111111 、 L−1)を記憶してい
る。ROM2にも2048通りのサンプル値が記憶され
て−る。
ROM1の出力は、掛算器(MPY)7の一方の入力に
供給される。他方の入力には、波形アドレスニア)うち
の部分アドレスjが供給される。掛算器7の出力は割算
器8に供給され、一定の数値Mで割算される。したがっ
て、割算器8の出力には、1 f (X1+1.())
−’ (”i、0月材が出力される。この出力は、フル
アダー9によりROM2の出力と加算され +As1nだ。
□   ・川・・(8) が得られる。この値は、第1図の正弦波を破線で近似し
たものになる。
以上の説明により、任意の波形f (x i ] ) 
lだ、ムえば正弦波を、直線補間により発生させること
が明らかになった。補間において、LとMの値はどのよ
うな値でもよく、したがって、Nの値もどのような値で
もよいが、実際には、2進数による回路を用いることが
多いから2のべき乗数にとるのが好ましい。例として、
Lを2048.Mを128とする。このとき、iは11
ビツトの2進数で表わされ、jは7ビツトの2進数で表
わされ、(ij)すなわち(Mi+j)は18ビツトの
2進数で表わされる。そして(Mi月)の下位7ビツト
はそのまま夏を表わし、上位11ビツトはiを表わすこ
とになる。したがって、波形アドレスのうち波形メモリ
ROM1とROM2のアドレスである波形メモリアドレ
ス(i)と、補間位置に相当する部分アドレス0)との
分離が、自ずからなされていることになる0このことは
、波形アドレスから波形メモリアドレスと部分アドレス
を分ける複雑な装置を必要としない点で、非常に好都合
といえる。また割算器8は7ビツトだけシフトするだけ
でよいから、この点でも好都合である。
割算器とを、読出メモリ(ROM3)10で置換した本
発明の他の実施例の要部のブロック図であるOR0M1
は原波形の差分を記憶しているが、Lを十分に大きくと
ると、差分は小さくなる。また、Mの値も当然小さくな
る。たとえば、ROM2の波形サンプルを12ビツトで
表わすことにすると、Aけ2047にできる。このとき
、差分である[ f (!i +1゜) −f (x 
*、。))の最大値は符号も含めて4ビツトで表わすこ
とができる。一方1は7ビツトである。したがって入力
の組み合わせは、(4+7) ビy)=2048通シテ
良い。80M3の出力である ! !”i+1 、。)−1cxi、。月1を4ビット
精度で表わせれば 2048X4=8192ビツト のROM でよいことになる0この程度のROMは、乗
算器と割算器との両方を設ける場合より簡単に実現でき
る。
第4図は、波形アドレス(Mi +j )が、波形メモ
リアドレスと部分アドレスに分けられ、各RO1vh 
2.3の入力アドレスになシ最終的にフルアダー9の2
つの入力になる際の、各段でのビット長の1例を説明し
たものである。
第6図は、第3図ニオは610M1ト2 、 ROMa
 。
フルアダー9の前後に合計4つのデータラッチ(D−L
atch1〜4)を設けてニクロックφ。によりデータ
を順次シフトするようにしたもので、いわゆるパイプラ
イン構成になっている0第2図や第3図の構成では、波
形アドレスが発生してから、波形サンプルi(x・・)
が得られるまで、周期Tc1 しか時間余裕がない0したがって、各ROM5,6や掛
算器79割算器8.フルアダー9の動作遅延時間が厳し
く制限される。これに対して第6図の実施例”rあレバ
、ROM1 ト2 、 ROMa 、 7 ルア II
−、−9のそれぞれが周期Tc以内で動作すればよいか
ら、高速論理回路の必要性がなく好都合である0以上で
任意の波形1(x□、)を発生するための構成の説明を
終え、つぎに上記構成によって発生させる波形の周波数
の設定について説明する。
第2図において、波形アドレスは(4)式に従うことを
述べた。(4)式において D(nT)=1 のときは、波形アドレスWAp (nT )け1づつ増
加して行く。したがって、第1図の正弦波の場合にけ、
Nサンプル周期で1波形が発生する。
Dp (n T ) =2 のときは、Nサンプル周期で2波が発生する。一般に D(nT)=J のときは、Nサンプル周期でI波発生する。したかって
、発生する正弦波の周波数F(1)はFU)= = T で表わされる。Tけサンプル周期である。N=2 。
T=28μBとすると F(J)=0.13823921    (H幻となる
。Iのとシ得る範囲は、0〜2−1が考えられる。I=
Oなら同じサンプル値が得られる。
これは、すなわち、直流である。l=2  にすれば、
−波形に4サンプルを読み出すことができ、そのと2き
の周波数は8928Hzになる。1 := ’217に
すれば、17.857KHzになる。この場合は、ナイ
キストの定理の限界になる。
以上の説明では、差分アドレスDp (nT )が一定
値Dpで、しかも、差分アドレスレジスタ2の中にあら
かじめDpが記憶されているものとして説明した。
つぎに、Dpの書きかえ方法について説明する0第2図
において、100は波形アドレスレジスタ1と差分アド
レスレジスタ2の内容を更新する際に、新しいデータを
準備し格納するメモリである。、この読み書きメモリ1
00には、マイクロコンピータ200より、更新用のデ
ータが非同期で、すなわち、波形発生のタイミングに拘
束されずに、比較的自由なタイミングで書き込まれる0
そして、上記72のタイムスロットの所定のタイムスロ
ッ)Pにおいて、更新用データが波形アドレスレジスタ
1と差分アドレスレジスタ2に転送される。この転送に
関する部分の実施例を第6図に示す。
第6図において、1は波形アドレスレジスタ、2は差分
アドレスレジスタ、3はスロットカウンタである。これ
らは第2図で述べたものと同様ある。なお、波形アドレ
スレジスタ1のDI端子にけフルアダー4の出力が供給
される。22は新たな更新差分アドレスを一時格納する
アドレスバッファレジスタで、タイムスロットpの数に
相当する72組備わっている。セレクタ2oは、後述す
る更新信号RNWによって、スロットカウンタ3の出力
するアドレス信号とクロックφ、(読出信号RDI’と
の組とマイクロコンピュータ200が出力するアドレス
信号と書き込み信号WR2との組の一方のtfiト選択
して、アドレスバッファレジスタ22に供給する。更新
信号RNW がN oI+のときマイクロコンピュータ
側の組を選択する。
クロックφ。はスロットカウンタ3をカウントアンプさ
せ、新たなタイムスロットアドレスを波形アドレスレジ
スタ1と差分アドレスレジスタ2に供給し、所定のタイ
ムスロットを指定する。つぎにクロックφ1が発生し、
2′?のアドレスレジスタ1と2からデータを読み出し
、フルアダー4に供給する。、つぎにクロックφ2が発
生し、同じタイムスロットアドレスにおいて、波形アド
レスレジスタにフルアダー、4の出力を書き込む。この
とき更新信号RNW は0”であるから、アンドゲート
25によりWRl が阻止されて、差分アドレスD=1
は、そのままの値を保つ。この状態では、Dp=1によ
って決まる正弦波が発生しつづける。
マイクロコンピュータ200が、バッファレジスタ21
と22の所定のタイムスロットに対応するアドレスを出
力し、同時に更新用の差分アドレスDp (oT )を
順次出力し書き込み信号WR2によって書き込む。全タ
イムスロットについて新しい周波数に変更するときは、
z5ツファレジスタ22の全アトL/スに対しテDp(
oT) (p=o 、 1.2 。
・・・・・・、71)を書き込む。その後で、マイクロ
コンピュータ200は、更新制御回路24にSET信号
を出力する。スロットカウンタ3からはスロットp =
 Oのときに1”となる。5LOTO信号が加わる。S
ET 信号が出力されたあと、最初のタイムスロットp
=Qを指示するクロックφ。と同時に更新信号RNW 
が72タイムスロツトのM ” 1 ”となシ、つぎの
タイムスロットp = Oを指示するクロックφ。と同
時に”0”にもどる。更新信号RNW7%″1”になる
と、バッファレジスタ22は、スロットカウンタ3によ
りアクセスされ、かつRDlによシ読み出し状態となる
。バッファレジスタ220更新用の波形アドレスDp 
(oT )は、差分アドレスレジスタ2の72のメモリ
につぎつぎの書き込まれる。そして、書き込みが終了し
、更新信号RNW が”Q I+になる。その後は、φ
1により新たなりp (oT )が差分アドレスレジス
タ2より読み出され、フルアダー4に新しいデータを供
給し始める。
そして、そのつぎのサンプルから新しい周波数に変更さ
れる。
第6図の動作を示すタイムチャートを第7図に示し、第
6図の更新制御回路の具体構成とそのタイムチャートを
第8図0)、第8図山)に示す。
第6図の実施例では、波形アドレスWAp (nT )
の更新を行なわなかったから、新しい周波数の波形の位
相は、それまでの周波数の波形の瞬時位相によって決ま
る。また新しい周波数に変わってもそれまでの波形につ
ながってなめらかに新たな波形が発生するので、ビブラ
ートやボルタメントなどの変調をかける場合に好都合で
ある。
周波数を変えたとき所定の位相から始めたい場合には、
所定のタイムスロットpが選択されたときに同期して、
波形アドレスレジスタ1の内St−その位相値に設定し
てやればよい。
第9図は、WAp (nT )とDp (nT )を更
新する別の方法を示す実施例のブロック図である。第6
図と異なる部分について説明する。30はタイムスロッ
トを指定するスロットラッチ、32は波形アドレスラッ
チ、34は差分アトにスラッチで、それぞれのデータ入
力端子には、マイクロコンピュータ200のデータバス
が接続されている。また、書き込み端子には、書き込み
信号WRが印加されている。マイクロコンピュータ20
0のアドレス信号ADは、アドレスデコーダ31,32
.33を介してデコーダされ、スロットラッチ30.波
形アドレスラッチ33.差分アドレスラッチ34を選択
する。この状態において、データバスよりスロットデー
タル、波形アドレスデータWAp (o T )、差分
アドレスデータDp (oT )を供給し、書き込゛み
信号WRを印加すると、各データをラッチに書き込むこ
とができる。
36はコンパレータでスロットカウンタ3とスロットラ
ッチ30の出力が一致したときに一致信号″1”を出力
する。37は更新制御回路で、一致信号とマイクロコン
ピュータ200の出力するSET 4号により、更新信
号RNWを出力する。
38はデータセレクタであって、フルアダー4の出力と
波形アドレスラッチ32の出力の一方を選tt+ L、
で、波形アドレスレジスタ1に供給する。更新信号RN
Wが1”のときに、波形アドレスラッチ32の出力を選
択する。
SET 信号が”O”のときは更新信号RNWが”0”
であって1通常の波形発生が行なわれる。これは、第6
図で説明したのと同様である。上述のように、マイクロ
コンピュータ200が、スロットデータル、波形アドレ
スデ町りWAp (o T )、差分アドレスデータD
p (oT )をラッチしたあとで、SET 信号を出
力すると、第10図のタイムチャートに示すように、S
ET 信号が出力されたあとの最初の一致信号が出′f
c時点で、更新信号RNWが”1”になる。このとき、
波形アドレスレジスタ1のp番目のメモリには、フルア
ダー4の出力の代りに、新たな波形アドレスデータWA
p (oT )が書き込まれ、差分アドレスレジスタ2
のp番目のメモリには、新たな差分アドレスデータDp
 (oT )が書き込まれる。書き込みが終了し、スロ
ットカウンタが、pからp+1  に変ると更新制御回
路37はEND信号を出力し、更新信号Rffは0”に
もどる。したがって波形発生装置はつぎのスロットの波
形発生を行なう。そしてつぎにスロットpとなったとき
に、新たな波形アドレスから新しい差分アドレスすなわ
ち周波数の波形発生が始まる。
第9図の方法では、新しい周波数に変更する際に、新た
な波形アドレスから始めることができるから、波形の位
相を自由に設定できるとtう利点がある。し7))シ、
あるスロットpの書き替えに、少なくとも、クロック周
期TcO数倍以上の時間を必要とするから、全スロット
p=o〜71の周波数を変更するのには、1〜2ms 
の時間を必要とする。
第10図は第9図に示した更新制御回路37の一例を示
している。また第9図、第10図の各部のタイムチャー
トを第11図に示している。第9図、第10図、第11
図に示したEND信号はマイクロコンピュータ200に
、書き込みが終了したことを知らせる割り込み信号とし
て使用する。
END 信号をマイクロコンピュータ20oが受ケると
、それ以後マイクロコンピータ200id、つぎのデー
タをスロットラッチ30.波形アト【/スラッチ32.
差分アドレスラッチ34に書き込んでも、tいことにな
る〇 なお、第6図や第9図の実施例では、各クロック周期T
c  ごとに差分アドレスと変rLさせることけ困難で
あるが、更新用の回路部分を変更して、高速で差分アド
レスを更新するようにしてもよい。
また第2図における°ROM1.ROM2の代りに、読
み書きメモリとして、その内容を書きかえるようにすれ
ば、正弦波に限らず複数の波形を発生させることが可能
になる。第3図においては、ROM1゜ROM2.RO
M3を読み書きメモリに貿きかえればよい。
なお、以上の説明においては、スロットカウンタ3を7
2進としたから、72通りの独立の周波数と位相をもつ
正弦波を時分割多重で発生させることができることにな
るが、72通シ以上にしてもよいことはいうまでもない
つぎに正弦波のメモリ容量を減らす方法について説明す
る。
プルの波形の例である。ROM2には黒丸印のように ROM1には白丸印のように を記憶している。このようなROM1.ROM2から完
全な正弦波を読み出す波形アドレス演算回路を第13図
に示す。第13図において、4は波形アドレスWAp 
(nT )  と差分アドレスDp (nT )を加え
るフルアダーである。その出力はWAp (nT + 
T )を表わし、第2図に示した波形アドレスレジスタ
1にもどる。Do−D1□の18ビツトの出力のうちD
o−D6 の7ビツトは部分アドレスであり、D7〜D
、7の11ビツトは波形メモリアドレスであったが、こ
のうちD1□は正弦波の正負を表わす。D16は正弦波
の奇数象限と偶数象限、いいかえると、ビットのコード
になるD0〜D16はセレクタ41pこ加わると共に補
数器4oによって2の補数に変換されてセレクタ41に
加わる。セレクタ41は。
D16が0′′すなわち奇数象限のときに、(Do〜D
、6)を選択する。D、6が1”すなわち偶数象限のと
きには補数器40.42の出力を選択する。
したがって、セレクタ4°1は、第12図でiの値を読
み出すときに用いられる。D、7Fi、正弦波の符号に
対応するから、そのまま符号ビットとして用いる。
以上のようにすれば、ROM 1の記憶する差分値は正
の値のみになるから、符号ビットが不要になる。またフ
ルアダー47に入力される値も正の値だけになるから、
加減算器の代シに加算器でよい。
なお、上記説明では、直線補間演算の例について述べた
が、2次曲線による補間や、その他の関数を用いた補間
演算を行なわしてもよいことはいうまでもない0 また、上記説明では正弦波を中心としたが、ROM1 
、2 、3に正弦波以外の任意の波形を記憶させて発生
させることもできる。
以上のように、本発明は波形メモリと、波形演算回路と
、波形アドレス計算回路とを備え、上記波形アドレス計
算回路によシ上記波形メモリのアドレスを示す波形メモ
リアドレスと上記波形メモリのアドレス以外の仮想アド
レスとを時分割多重化して計算し、上記波形メモリアド
レスにより上記波形メモリを時分割多重化して読み出し
、その出力を上記仮想アドレスと共に上記波形演算回路
に加え、波形出力を時分割多重化して計算するようにし
たものであるから、小規模の波形メモリで大規模アドレ
スを有する波形メモリを用いたと同様に、周波数可変精
度の高い波形の発生が可能になるという特徴を有する。
しかも本発明は、上記波形演算回路における波形計算を
パイプライン方式で行なうようにしているっすなわち波
形演算回路を構成するROMやフルアゲ−等の論理回路
の前後にデータラッチ全段け、クワツクによシデータを
ラッチしなから1順次シフトするようにしている。この
ため、ROMやフルアダーの動作時間に十分な余裕がと
れ、高速論理回路を用いる必要がないという優れた効果
が得られた。
また辣形メモリ、波形演算回路、波形アドレス計算回路
の他に波形アドレスレジスタ、差分アドレスレジスタを
設け、波形アドレスレジスタの記憶している波形アドレ
スに上記差分アドレスレジスタの記憶している差分アド
レスを累算して順次波形アドレスを演算して上記波形ア
ドレスレジスタに記憶し、上記波形アドレスに含まれる
波形メモリアドレスを用いて上記波形メモリをアク七ス
して波形サンプルを読み出し、上記波形演算回路e(よ
り上記波形アドレスに含まれる部分アドレスと上記波形
サンプルにもとづき上記波形サンプル間の補間演算をパ
イプライン方式で行なうようにしているから、波形アド
レスレジスタや差分アドレスレジスタと72組あるbは
それ以上設けることにより、数多くの正弦波を時分割多
重で発生することができ、波形メモリや波形演算回路の
使用効率を高めることができる。しかも、周波数は任意
に選定でき、その時間変化も可能になる。°したがって
、72組を1つの楽音に使えば72高調波まで出せ、複
音楽器用に用いれば、たとえば、9次までの高調波をも
った音を同時に8音つくることができるから、極めて融
通性のある波形発生装置が実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の波形発生装置の波形発生原理を説明す
るための図、第2図は本発明の一実施例のブロック図、
第3図は本発明の他の実施例の要部のブロック図、第4
図は本発明のディジタルコードの関係を示す図、第5図
は本発明の第3の実施例のブロック図、第6図は本発明
の第4の実施例の要部を示すブロック図、第7図は第6
図の実施例のタイムチャート、第8図(a) ; (b
)は更新制御回路の具体的な実施例とそのタイムチャー
r−2示す図、第9図は本発明の第6の実施例の要部を
示すブロック図、第10図は更新制御回路の実施例の図
、第11図はその夕゛イムチャート、第12図は波形メ
モリ内の正弦波サンプルを示す図、第1317図 −806− 旨−一°−工一一一

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)波形メモリと、波形演算回路と、波形アドレス計
    算回路とを備え、上記波形アドレス計算回路によシ上記
    波形メモリのアドレスを示す波形メモリアドレスと上記
    波形メモリのアドレス以外の仮想アドレスとを時分割多
    重化して計算し、上記波形メモリアドレスによシ上記波
    形メモリを時分割多重化して読み出し、その出力を上記
    仮想アドレスと共に上記波形演算回路に加え、波形出力
    を時分割多重化して計算するように構成するとともに、
    発生装置。 (2)波形メモリと、波形演算回路と、波形アドレス計
    算回路と時分割多重に対応した複数の波形アドレスレジ
    スタ及び差分アドレスレジスタとを備え、上記波形アド
    レスレジスタの記憶している波形アドレスに上記差分ア
    ドレスレジスタの記憶している差分アドレスを累算して
    順次波形アドレスを演算し、その演算結果を上記波形ア
    ドレスレジスタに記憶し、上記波形アドレスに含まれる
    波形メモリアドレスを用いて上記波形メモリをアクセス
    して波形サンプルを読み出し、上記波形アドレス1c含
    まれる部分アドレスと上記波形サンプルとにもとづき上
    記波形サンプル間の補間演算を上記波形演算回路によシ
    バイブライン力木で行なうようにしたことを特徴とする
    多重波形発生装[ti。 (3)特許請求の範囲第(2)項の記載において、波形
    演算回路で、波形メモリの記憶してbる波形サンプル間
    の直線補間演算をパイプライン方式で行なうようにした
    ことを特徴とする多重波形発生装置。 (4)特許請求の範囲第(2)項の記載において、波形
    メ・スτりを第1の波形メモリと第2の波形メモリとで
    構成し、第2の波形メモリに発生すべき波形のシンプル
    値を記憶し、第1の波形メモリに上記波形サンプル値の
    差分値を記憶するようkしたことを特徴とする多重波形
    発生装置。 (6)特許請求の範囲第(2)項の記載において、第1
    の波形メモリの差分値に、部分アドレスに相当する係数
    を掛算し、そめ積を第2の波形メモリの波形サンプル値
    に加えて補間演算を行なうようにしたことを特徴とする
    多重波形発生装置。 (6)特許請求の範囲第(5)項の記載において、第1
    の波形メモリの差分値と部分アドレスに相当する係数の
    掛算を行なう回路として、上記差分値と上記部分アドレ
    スとを入力とし、それらを掛算した積を出力する記憶装
    置を用いたことを特徴とする多重波形発生装置。 (7)特許請求の範囲第(4)項または第(6)項の記
    載において、第1のメモリは正弦波サンプルの差分倣形
    発生装置。 (8)特許請求の範囲第(4)項の記載において、第1
    ゜第2の波形メモリを読み書きメモリとし、正弦波以外
    の波形を発生するようにしたことを特徴とする多重波形
    発生装置。
JP56165216A 1981-10-15 1981-10-15 多重波形発生装置 Granted JPS5865495A (ja)

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JPS6363916B2 JPS6363916B2 (ja) 1988-12-08

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5033407U (ja) * 1973-07-23 1975-04-11
JPS5419291A (en) * 1977-07-14 1979-02-13 Kiyotaka Kobori Center of lathe

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5033407U (ja) * 1973-07-23 1975-04-11
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