JPS5865441A - 電子写真用複合感光体 - Google Patents

電子写真用複合感光体

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JPS5865441A
JPS5865441A JP16447081A JP16447081A JPS5865441A JP S5865441 A JPS5865441 A JP S5865441A JP 16447081 A JP16447081 A JP 16447081A JP 16447081 A JP16447081 A JP 16447081A JP S5865441 A JPS5865441 A JP S5865441A
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JP
Japan
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layer
photoconductive layer
photoconductive
light
resin
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Pending
Application number
JP16447081A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Sato
勉 佐藤
Tamotsu Ariga
保 有賀
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP16447081A priority Critical patent/JPS5865441A/ja
Publication of JPS5865441A publication Critical patent/JPS5865441A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G5/00Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
    • G03G5/02Charge-receiving layers
    • G03G5/04Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor
    • G03G5/043Photoconductive layers characterised by having two or more layers or characterised by their composite structure
    • G03G5/047Photoconductive layers characterised by having two or more layers or characterised by their composite structure characterised by the charge-generation layers or charge transport layers

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  • Physics & Mathematics (AREA)
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  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電子写真用複合感光体に関し、評しくに白黒複
写(単色コピー)は勿論のこと、多色原稿からも5助の
露光工程をもって2色のカラー複写が行なえる電子写真
用複合感光体に関する0 従来の2色カラー複写法は、単色の複写法に比較してそ
の工程が必然的に増え、そのため複写に要する時間が多
くt712:a現性にも問題があった0そこで現在では
、各々異なった波長の光に感度を有する2つの光導を層
を導亀性基体上に積層した電子写真用感光体を使用し、
これに−成帯電、−成帯電とは異極性の二次帯電を行な
って又は−成帯11[を織した後あるいはそれと同時に
5方の光導電層が導体化しうる波長の光の均一露光を行
なってから二次帯電を施し、各光導11鳩に互匹に異な
る極性の電荷を維持せしめ、次いで黒色部および有彩色
部を有する原稿を介して像露光することにより原稿の各
色部に対応する表面電位が異極性となった静電潜像を感
光体に出現させ、これを異極性異色トナーで逐次現像し
、このトナー像を受像紙に転写し電着して2色コピーを
得るという、新たな電子写真方法が脚光を浴びている0
そして、ここで使用されている積層型感光体(複合感光
体)Vi、2つの光導電層の間にいわゆる中間層を設け
て主番こ電荷のリークをなくすようにしているものが多
い。
すなわち、そこでの中間層は(1)熱可塑性樹脂又は熱
硬性樹脂の結着剤で形成したもの、(2)結着剤に染料
又は顔料を配合したもの、(3)フィルタ一層と電気制
御層とを積層したもの、(4)電着法により形成しフィ
ルター機能と電気制御機能とを併せもたせたもの、(8
)着色剤(染料、顔料)をカプセル化しこれを結着剤中
に分数したもの、勢である。
だが、上記(1)の染料、顔料を含有しない中間層を有
する感光体では、第一光導電N(下位の光導電層)と第
二光導電層(上位の光導電層)とが完全に感光波長分割
されていなければな、らす、そのため光導電材料の選択
範囲が限られる欠点がある。
上記(2)の染料、JlliI料(これらの着色剤はあ
る範囲の波長を吸収し1%定波長の光を第一光導電層に
到達せしめるフィルター効果をもつ)を中間層に添加し
たものは感光体の使用に有利である。このことは、複合
感光体にフィルター効果をもたせるために、例えば赤色
光をカットするような場合には樹脂(中間層樹脂結着剤
)にブルー系統の染料あるいFi顔料を分散又は溶解さ
せることによって達成されるoしかし、この場合にあっ
ても、中間層の膜厚が小さく(1〜3μ罵厚)これに現
在までに提案されている染料を溶解して所望の光透過率
をコントロールしようとするには溶解濃度を可成り上げ
なければ充分な光の迩敞効果は期待できない。また、こ
の遮蔽効果を狙って染料の高濃度化を因ると、今[fi
電気抵抗が低下し、暗中での電荷かり−りし2色分離電
位が小さくなり、電子写真特性を不良とする。
もつとも、これまでに提案されている顔料を樹脂中に分
散することは溶幣する場合に較べて光迩蔽率は良好とな
るものの、着色剤粒子が充分に樹脂により被甑されてい
ないとやはり電気抵抗が低下して電子写真特性も患くす
る傾向にある。
上記(3)の中間層を形成するのに少なくとも2回の塗
布工程を行なうことは生産技術的にも好ましくなく、歩
留りにも問題がある0 上記(4)は塗布と同時に顔料を電着するものであるが
、電着時には第一光導電層を導体化させねばならず、従
って装置が大きくなったり、あるいは製造安定性が劣る
といった欠点がある@更に、上記(51においても、塗
布液II#製時の再現性並びに塗布液の保存性の点で、
未だ充分満足できるものが得られていないのが実情であ
る。
本発明の目的は、−回の画像露光で静電潜像が形成され
るプロセスに使用され、良質のコピーが得られる電子写
真用複合感光体を提供することにある。本発明の他の目
的は、前述のごとき欠点ないしFi製造上の不都合がな
い中間層(フィルター機能および電荷制御機能を有した
中間層)をもった電子写真用複合感光体を提供すること
にある〇 即ち、本発明は可視領域の1部有彩色光(便宜上「光ム
」とする)に対し感[を有し他の有彩色光(1!宜上「
光B」とする)を透過する第二光導電層と少なくとも光
Bに対し感l!を有する第一光導電層とが導電性基体上
に第一光導電層、中間層、第二光導電層の順で積層され
てなり仁れに正又は負の一次コpす帯電を施した後、−
成帯電の極性とは異なる極性の若しくは交流の二次コロ
ナ帯電を總すプロセスにより、あるいは同様に一次コロ
ナ帯電を總したitたはそれと同時に、前記の第一光導
電層乃至は第二光導電層を導体化しうる有彩色光(光A
又は光B)の均一露光を行ない、続いて同様な二次コロ
ナ帯電を施すプロセスにより前記各光導電層に互いに異
なる極性の電荷を維持せしめ、次いで黒色部及び有彩色
部を有する原稿を介して像露光を施し虎時にその各色部
に対応する表面電位がJl&性として表われる電子写真
用複合感光体において、前記第二光導電層がピリリウム
系染料及びイリカーーネート樹脂より形成される共晶錯
体とトリフェニルメタン系有機電子材料とを主成分とし
ており、また、前記中間層がポリビニルブチラール樹脂
と少なくと41つのスルホン基を有する銅フタレジアニ
ンとを主成分としていることを特徴とするものである0 以下に、本発明感光体を添附の図面に基づきながらさら
に詳細に説明する。第1−ないし第4図は本発明に係る
複合感光体の代表的な四側の断面面であり、そこに付さ
れた番号で1.1’。
1#、1=は感光体、1′1は導電性基体、12は第一
光導電層、13は中間層、14は第二光導電層、121
11を第一光導電層における電荷担体発生層(CGL)
、122Fi第一光導電層における電荷担体輸送層(C
TL)、141は第二光導電層におけるCGL%14−
21fi第二光導電層におけるCTLi表わしており、
第一先導電層12及び第二光導電層14はともiこ単層
製のものであっても、CGLとCTLとの複層型のもの
であってもかまわない。
導電性基体lid、体積抵抗1010Ω傷以下の導電性
を有するもの例えばAI 、 Cu 、 Pbなどの金
属板、又は8m10@ @ f*Oa @ CuI 、
 Crag  などの金属酸化物からなる板、あるいは
これら金^又は金j!酸化物を蒸着又はスパックリンク
により砿覆したプラスチックフィルム(例えばポリエス
テルフィルム)、紙又は布などがあげられる。
第一光導電層12は、パンクロマチツクナ即ち可視光領
域の全域に感Rを有する光半導体で構成されるのが有利
である。もつとも、この層12は特定範囲の波長域に感
度をtつ光導電物質が使用されて4かまわない。従って
、第−光導電層12は下記のごときものによって形成さ
れる。
リ 正帯電極性をもつ感光層の例としてH)  8・−
T・ セレンにテルルを4〜10重量軸ドーピングしたもので
、膜厚は20〜gopmが適尚である。
(ロ) ピリリウム系染料とIリカー−ネート樹脂との
共晶錯体。この共晶錯体は、♂IJ IJウム系染料(
ビリリウム、チアピリリウム、セレナピリリウムなど)
と、4リカー−ネート樹脂とからりくられ、染料成分は
2〜8富量%S度であるoil犀は15〜50/781
が適尚である。
(/→ アゾ顔料(ジスアゾ顔料、トリスアゾ顔料)を
樹脂中に分数したもので、これの膜厚FilO〜sop
肩が適邑であるOlた2)負帯電極性をもつ感光層の例
としてに) Cu −Cd8 Cd8含量は1〜92重量へ程度で、Cuで増感したC
dSを樹脂結着剤中に分散したものである・膜厚if〜
80 pynが適娼である。
(ホ) フルオレノンインで増感された酸化亜鉛で、膜
厚は20〜80 /JNIが適幽である。
(へ)共晶錯体゛(上記口と同様であり、即ち。
この共晶錯体は両極性帯電性である。)(ト)  −リ
ピニルカルノゾールとTNF()りニトロフルオレノン
)との等モル比のti移動錯体で、膜厚はlO〜s o
 peaが適轟である〇 −電荷担体輸送層(CTL)/セレンその他の顔料から
なる複合感光層。
ここでの電荷移動(電荷輸送)物質としては、可視光に
対して透明か着色していても色のりすいもので、セレン
層で尭住した電荷を良好に注入し移動させる物質即ちポ
リビニルカルノ々ゾール、ボリアリールアルカンなどで
ある0膜厚は1G−50μ肩が適蟲である。
等が代表例としてあげられるが、この他にもS・−As
 (ムS含量は40重量へ以下)、S・−5b(sb含
量は23重量%以下)、8@ −Sb −Asなども有
効に使用することができる〇 第二光導電層14は、既述のごとく、特定の共晶錯体と
トリフェニルメタン系有機電子材料とを主成分として形
成されている。第二光導電層14が第1図、ItI4図
で示されるような単層型のものにあっては、ビリリウム
系染料0.1〜4重量軸蓋軸リカー−ネート樹脂50〜
9011量へ、トリフェニルメタン系有機電子材料1〜
10重量%程度の組成割合が適嶋であり、層14の厚さ
はlO〜4o7sm(らいである01Op属より薄いと
電荷担体の発生、移動($1送)が充分に行なわれず、
逆に40μmより厚くなると第一光導電層12にまで充
分な光を透過させなくなり望ましくない◇ 一方、第2rjEJ及び#!3区で示したように、第二
光導電層14がCGL141とCTL142との積層量
のものにあっては、CGL141はビリリウム系染料0
.1〜10重量へ、ポリカー−ネート樹脂80〜90重
量へ、トリ7工二ルメタン系有機電子材料0−50重量
%程度の組成割合が適轟であり、層141の厚さは1〜
5μ属くらいである(31pmより薄いと電荷担体の発
生に乏しく、逆に@pyaより厚くしてもその効果の増
大は期待できずまた第一光導電層12へ充分な光を透過
できなくなるおそれが生じる。CTL142はIリカー
−ネート樹脂あるいは他の結着樹脂5〜80重量へ、ト
リフェニルメタン系有機電子材料20〜95重蓋軸の組
成割合が適娼であり、CTL14ffiの厚さは5〜2
9μ島くらいであるgllpyaより薄いと電荷担体の
移動が思わしくなく、逆に29μ肩を超すと纂−光導電
層12にまで充分な元を透過させなくなり望11.<な
い〇 第二光導電層14はビリリウム系染料(ピリリウム、チ
アピリリウム、セレナピリリウムなト)、ポリカーゼネ
ート樹脂及びトリフェニルメタン系有機電子材料を主成
分としてつくられて匹るが、そこでビリリウム系染料と
4リカー−ネート樹脂とで共晶錯体が形成されている。
ビリリウム系染料は次の一般式を有するものである。
6 上式においてR” 、 Rb、 R@、−及びR@は夫
々、 (1)水素原子 Cb)アルキル基、代表的にはメチル、エチル、プロピ
ル、イソプロぜル、ブチル、t−ブチル、アンル、イソ
アミル、ヘキシル、オクチル、ノニル、ドデシルなどの
01〜C1lのアルキル基 (O)メトキシ、エトキシ、ゾa41キシ、シトキシ、
71mキシ、ヘキソキシ、オクトキシなどのアルコキシ
基 (d)フェニル、4−ジフェニル、4−エチルフェニル
、4−プロピルフェニルナトノア、4+キルフェニル類
;4−エトキシフェニル、4−メトキシフェニル、4−
ア建ツキシフx=ル、2− ヘキ’/キシフェニル、g
−エトキシフェニル、3.4−ジメトキシフェニルなど
のフルコキシフェニル類;2−ヒドロキシエトキシ7エ
エル、3−ヒト−キシフェニルナトの一一ヒド冑キシア
ル;キシフェニル−;4−ヒドロキシフェニル、2.4
−ジクロ四フェニル、3.4−ジブ四モ7エエル、4−
夕aoフェニル、3゜4−ジクロロフェニルナトのハp
フェニルー;アジド7エエル、ニトロフェニル、4−シ
エチルアtノフェニル、4−ジメチルア建ノフェニルな
どのア々ノフェニル類;ナフチル、スチリル、メトキシ
ステリル、ジェトキシスチリル、ジメチルアミノスチリ
ル、l−ブチル−4−p−ジメチルアにノフェニルー1
.3−ツタジェニル、−一エチルー4−ジメチルア建ノ
スチリル勢のビニル置換アリール基のような置換子り−
ル基を含めたアリール基 を表わし、Xは硫黄、tR素又は七しン原子であり、t
た2−は/臂−クロレート、フルオロゼレート、沃化物
、塩化物、臭化物、硫酸塩、過沃化物、z−)ルエンス
ルホネート、ヘキサフルオロホスフェートなどの陰イオ
ン官能&テロ6o 11ニa’ 、 ab、 a’ 、
 a’及ヒa”  n共同してぜリリウム核に融合した
アリール環を完成するに必要な原子であってもよい〇こ
のようなビリリウム系染料の代表例を下記に示す0 1)4−[4−ビス−(2−クロルエチル)アミノフェ
ニル)−2,6−シフエニルチアビリリウムパークロレ
ート り4−(4−ジメチルアミノフェニル]−2,6−ジ7
xニルチアピリリウムパーク關レート 8)4−C4−9メチルア建ノフエニル)−2,6−1
>フェニルチアピリリウムフルオロゼレート 4)4−(4−ジメチルアミノ−2−メチルフェニル)
−2,6−シフエニルーピリリウムノ臂−クロレート 5)4−(4−?/メチルア電ノフェエル)−2,6−
シフエニルチアピリリウムサル7エート 6)2.6−ビス(4−エチルフェニル)−4−(4−
ジメチルアミノフェニル)−テアピリリウムノ臂−クロ
レート ?)4−(4−ジメチルアミノフェニル)−2−(4−
メトキシフェニル)−6−フエニルチアビリリウムノ臂
−クロレート8)4−(4−ジメチルアミノフェニル)
−2−(4−メトキシフェニル)−6− (4−メチルフェニル)eリリウムノ臂−クロレート 9)4−(4−ジフェニルアンノフェニル)−クロレー
ト 10)  4−(4−シ)チルアミノフェニル)−2,
6−シフエニルセレナピリリウムパークレレート 特に有用なビリリウム染料は下記一般式を有するもので
あるO Bl (式中 Bl及びR1はC3〜C6のアルキル基及びC
8〜C6のアルコキシ基から辿ばれた少なくとも1つの
置換基を有する置換7エ二ル基のような了り−ル基であ
り、♂はアルキル部分がC1〜C6のアルキルアミ)置
換フェニル基で、シアル中ルアオノ置換及びハ四アルキ
ルアンノ置換フェニル基でもよい。Xは酸素又は硫黄原
子、z−は前述のとおりである。) 一リカーーネート樹脂は下記式の繰返し単位からなる疎
水性炭酸塩重合体である。
瀞 R″ (式中、V及びR”Fi夫々水素原子、トリフルオロメ
チルのような置換アルキル基を含むメチル、エチル、プ
ロピル、イソプロピル、ブチル、t−ブチル、ペンチル
、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、ノニル。
デシルなどのアルキル基、ハロゲン、C8〜C1のアル
キル基のような置換基を有する置換アリール基を含むフ
ェニル及びナフチルなどの7リール基であり、またR6
とVとは共同してシクロヘキシルのようなシフ四アルカ
7類及びノルールニルのような4リシクロアルカン類を
含む環式炭化水素基を形成するに必要な炭素原子であっ
てもよ匹。R@はハル置換フェニレン基類及びアルキル
置換フェニレン基類を含むフェニレン基である0) これらの重合体はU8P8,0111,365号、同3
,317,466号に開示されている0好ましく社、ビ
スフェノールAから製造されるような、繰返し単位にア
ルキリデンジアリーレン部分を含有しジフェニルカー−
ネートと2.2−ビス(4−ヒト四キシフェニル)プロ
パンとの間のエステル交換によって生成した重合体を含
む4リカー−ネート−が有用であるσこのような重合体
はU8Pg、999.72!O号、同3,038,87
4号。
同3,038,880号、同3,106,544号、同
3.106,1s4Ii号、同3,106,546号勢
ニ翔示されている0いずれにしてもフィルム形成性ポリ
カー−ネート樹脂#A#i広範囲に使用できるO特に約
0.5〜1.8−の固有粘度を有するものを使用すると
、満足し得る結果が得られるOポリカー−ネート1lJ
IIIIの具体例は下記のとおりである。
1)IIJ(s、s’−エチレンジオキシ7エ二レンチ
オカーーネート) 2)ぼり(4、4’−イソプルビリデンジフェニレンカ
ー−ネート) 3) −リ(4、4’−イソゾロビリデン7二二レンチ
オカーーネート) 4)Iす(2,2−ブタンビス−4−7二二レンカーI
ネート) 5)  /す(: 4 、4’−イソプロピリデンビス
(2−メチルフェニレン)カー/$−)3S)  Sす
(4、4’−メチレンビス(2−メチルフェニレン)カ
ー−ネート〕 本発明で使用されるトリフェニルメタン系有機電子材料
は下記一般式 %式% G   ルキル基であるOなおり、IC及ヒG OJ 
5 チの1つはアミノ置換基である0) で表わされるものであって、具体的には1.3−ジフェ
ニル−2−p−9エチルアンノ7工二ルーテト2ヒト四
イ建ダゾール、ビス(P−(N、N−ジベンジル)アミ
ノフェニル〕メタン、l、i−ビス(p−(N、N−ジ
ベンジル)アミノフェニル〕プロ/臂ン、、 4 、4
’−ビス(ジエチルアミノ) −2、2’−ジメチルト
リフェニルメタン、 4 、4’−ビス(ジエチルアミ
ノ)−2* 2’ −Vメチル−21−り四ルトリフェ
ニルメタン、g、a−ビス(2−メチル−4−ジエチル
アミノフェニル)−2−メチルチオフェン。
a、a−ビス(2−メチル−4−ジエチルアミノフェニ
ル)−1−Nコリン、a、a−ビス(2−メチル−4−
ジエチルアミノフェニル)−2−メチルフラン、a、a
−ビス(2−メチル−4−ジエチルアミノフェニル) 
−2−)fルビロール、a、a−に’ス(2−メチル−
4−ジエチルアミノフェニル)−2−メチルインドール
、α、g−ビス(2−メチル−4−ジエチルアミノフェ
ニル)−2−メチルベンゾチオフェン、a、α−ビス(
2−メチル−4−ジエチルアミノフェニル)−2−メチ
ルベンゾフラン、4 、4’、 4#−)リス(ジエチ
ルアミノ)−鵞。
2′−ジメチルトリフェニルメタンなどが好適なものと
して例示することができる。
これらのトリフェニルメタン系有機電子材料は、第二光
導電層14中にあって光照射の際に発生した電荷担体の
効率的な移動をもたらすものとして有効である。
中間層13ij、電荷制御機能(電荷のリークを阻止す
る機能)およびフィルター機能をもつ上で有効である。
即ち、中間層11#′iその中間層と光導電層との外地
における電荷の捕獲及び解放に重要な役目を果すと同時
に、特定波長の光を吸収し下層(#!−光導電$12)
へその光が透過するのをカットする役目を果すものであ
るO 中間層13は着色剤を結着剤中に分散したものか−ら構
成されておシ、ここでの結着剤は電荷制御1機能に寄与
し、着色剤はフィルター機能に寄与している。結着剤と
しては少なくともその一部がポリビニルブチツール樹脂
である必豊かあり、従って、Iリピニルブチラール樹脂
単独であって4よいし、あるいはこれと他の樹脂例えば
フェノール棚脂、尿素4If脂、メランン樹脂、エポキ
シ樹脂、ニトロ七ルロース樹脂などとの併用であっても
かまわない0但し、ポリビニルブチツール樹脂が上記他
の*脂と併用される場合には、結着剤に占めるポリビニ
ルブチツール樹脂の量は30重量蓋軸上であることが望
ましいo結着剤としてポリビニルブチ2−ル樹脂が使用
されることは、フタロシアニン顔料の分散性、第二光導
電層塗布時の不溶解性、及び繰返し耐久性などの上で有
効である〇 着色剤としては、少なくとも1つのスルホン基を有する
銅7タロシアニンが用いられる0このような着色剤には
例えば ■)銅7タロシアニンを直接スルホン化したダイレクト
ゾル−86 (採土ケ谷化学KK製) Copra Cyanin@all@  (東洋インク
製造KKfi)8anyo Turquois@Blt
+@BLR(山陽色素KK製)なお、このもののスルホ
ン基の数は、反応条件により、1〜4tで任意に可能で
ある01)銅7りaシアニンをスルホン化し8m塩で顔
料化したファーストスカイブルー M)  銅7タロシアニンをC180,Hでナト2スす
ホニルク四リドにかえイソへキジルアセンと反応させた
もの Oll Blueφ115   (山本化学合成KK製
)Ori@ntσ1lBlue(オリエント化学KK製
)Zapon Fast Blu@HFL  (BAB
F社製)その変形である0rient 011 Blu
eφ615(オリエント化学KK[)、ムitem S
PT Bls+e (採土ケ谷化学KK製)、ム11@
II 8PT Blue 3−3(採土ケ谷化学K K
 黴) 、Aim@n 8p11on Blue(採土
ケ谷化学KK製) 等があげられる。これらの着色剤は単独で用いられても
2種以上が混合されて使用されてもよい・更には、その
分光特性をコントロールする目的で、他の顔料・染料(
赤色光をカットする「他のシアン色素」)が適i量併用
されてもよい0 上記の「他のシアン色素」の例としては(a)s、a’
−ジエチル−2、27−テアカルdシアニンアイオダイ
ド′ オダイド 3.3′−ジエチル−2,2′−オキサトリカル−シア
ニンアイオダイド 1 、1’−ジエチル−4,4′−キノヵル−シアニン
アイオダイド ーキノジヵル−シアニンブロマイド 3.3′−ジエチル−2,2−チアトリカルゼシアニン
ブロiイド 1 、1’、 1#−トリエチル−11−(4#−キノ
リル) −4、4’−キノジカルゼシアニンジアイオダ
イド 2−((3−エチル−5−(1−エチル−4−キノリニ
デン)−エチリデン−4−オキシ−2−チアゾリニデン
〕−メチル)−3−エチル−4,B−−/フェニルチア
ゾリウムプロiイド のどときシアニン色素 (ハ)  ブロモクロoフェノールブルー、ブロモクレ
ゾールブルー、ブロモクレゾールクリーン、プロモクレ
ゾールノ臂−プル、ブロモフェノールブルー、ブロモフ
ェノールブルーNa塩、エリオグo  iン、メチルブ
ルー、メテルノセイオレット、テトラブ四モフェノール
ゾルーNm塩 のどときトリフェニルメタン系染料 (:)その他インジゴブルー、メチレンブルー、無金属
又は銅、コバルト、クロム、亜鉛、マンガン、鉄、鉛、
ニッケル、銀、スズ、アルミニウムなどで置換された7
タロシア二ンあるいは塩素化7タ四シアニン などがあげられる。
この中間層13は単一層で形成することが製造上好まし
いがそれに限られるものではなく、樹脂層と着色剤を結
着剤中に分散した層との二層タイプ′、着色剤を結着剤
中に分散した層を樹脂層でサンドインチした三層タイプ
などであってもよい〇 中間層13の厚さは0.3〜5μ肩好ましくは0.5〜
21Spwaが適当である。0.3μ諷より薄いとピン
ホール、絶縁破壊などにより画質上の悪影響を及ぼし、
逆に5μ肩より厚いと残留電位による地汚れが発生する
ようになるOlた、着色剤と結着剤(樹脂)との冨量比
FiO,5/9.J$〜7/3、好ましくは1.5 /
 8.5〜476が適当である。0.5/9.5より低
い割合であると充分なフィルター能が得られず、逆に7
/3より高い割合であると充分な電荷制御能が得られな
くなる。
案際に本発明に係る感光体をつくるには、導電性基体1
1上に第一光導電層12、中間層13、および第二光導
電層14を順次積層させればよい。第一光導電層12は
従来法により形成される。中間層形成液の調製は、着色
剤と結着剤とを溶媒に溶解させても、着色剤を結着剤滴
液に分散させてもよい0溶媒としてはアルコール、テト
ラヒト四フラン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノ
ン、塩化メチレン、ジオキサン、酢酸エチル、酢酸メチ
ルなどが例示できる0分散手段としては、通常用いられ
るd−ル電ル、ホモ々キサ−、ホモジナイザ〜 、超音
波分散機、レッドデビル、ロールミルなどがあげられる
0 第二光導電層14を形成するには、それが単層型である
場合には前記のピリリウム系染料、−リカー−ネート樹
脂及びトリフェニルメタン系有機電子材料の混合物を適
当な溶媒に溶解して5〜20重量へ濃度の溶液として、
これを中間層13上にワイヤーパー法、ドクターブレー
ド法、デツピング法などで塗布し乾燥(40〜60℃で
30〜60分間の乾燥)すればよい。
また、第二光導電層14がCGL141及びC丁L14
2からなる積mff1である場合には前記のぜリリウム
系染料、ポリカーゼネート樹脂及びトリフェニルメタン
系有機電子材料の混合物(ここではトリフェニルメタン
系有機電子材料は任意成分である)よりなるCGL14
1を上記と同様な手段で中間IW113上に形成し、更
にこの上にIリカーゼネートあるいは他の結着樹脂とト
リフェニルメタン系有機電子材料とを適当な溶媒に溶解
したものを塗布し乾燥すればよい。なお、必要によりC
GL141中にも結着樹脂が配合されてもかまわない。
ここで使用される結着樹脂としてはポリエチレン、ポリ
スチレン、4リプタジエン、スチレン、−ブタジェン共
重合体、アクリル酸エステル又はメタクリル酸エステル
の重合体及びこれらの単量体を含む共重合体、lリエス
、チル樹脂、4リアミド樹脂、−リカー−ネート樹脂、
工Iキシ樹脂、ウレタン機脂、シリコン樹脂、アルキッ
ド樹脂、セルロース系樹脂やポリーN−♂二ルカルノ々
ゾール及びその誘導体(例えばカルノ々ゾール骨核に塩
素、臭素などのハロゲン、メチル基、アオノ基などの置
換基を有するもの)、ポリビニルピレン、ポリビニルア
ントラ七ン、ピレン−ホルムアルデヒド1IiS菖合体
及びその誘導体(例えばfレン骨核に臭素などの)1−
テン、ニトロ基などの置換基を有するもの)、ポリーr
−カルノ々ゾリルエチル−L−グルタメート、スチロー
ル樹脂、塩素化ポリエチレン、アセタール樹脂、メI)
テン樹脂などがあげられる口なお、このllIs着11
脂には可塑剤を使用することができるo”J塑剤として
はジブチルフタレート、ジオクチル7タレートなど一般
に樹脂の可塑剤として便、用されているものがそのまt
適用できる0その使用量は結着樹脂に対し0〜3011
1%が適当である、ofた、この第二光導電層14を設
けるに轟って使用される有機浩媒としては例えばトルエ
ン、テトラヒト京フラン、1゜2−ジク■ルエタン、ベ
ンゼン、メタノールなどが適当で、◆る〇 かくして製造された電子写真用複合感光体l(1’ 、
 11又は1III )においては、その第二光導電層
14の分光透過率Fim!5図に表わされたとおりであ
る0従って、この感光体では、第一光導電層12がとく
に限定されていないので全波長域あるいは赤色光に感度
を1つものもあり、また正負両極性の電荷の注入を受け
る性質をもつものもある。一方、第二元導電層14は少
なくとも赤色光に感度をもち両帯電性を有するといった
性質を備えている。
ところで、一般に複写機で使用されている光源は、第6
図に表わされたように、放射分光特性のピークを長波長
域に有するタングステン2ンプ又はハロゲンランプが一
般的である0このため、第二光導電$14の分光透過率
を考慮しても赤色光漏れが生じ、中間PIIIを設けな
かったり又祉中間層に何勢の工夫を施さなかった場合に
は、第一光導電層1′iを高感変化したときには当然不
都合が生じるOなお、第6図において、aはメンゲステ
ンラン”j、bt’il’ロゲン2ンプであ抄、ともに
包理[30000にの例であるOしかるに、本発明感光
体における中間層13は特定の着色剤を用いていること
により、赤色光を完全に又は完全に近いまでに吸収し、
それが第一光導電層12に到達するのを阻止している0
このため、ここに第一光導電層12と第二戸も亀MI1
14とは見かけ上、良質な波長分割がなされるようにな
る0 以上から理解されるように、本発明感光体は(11すぐ
れたフィルター機能とt衝制−機能とを有する中間層1
3を設けたことにより赤部、黒部、地肌部の電位差が大
きくとれ2色カラー僚写物を得るのに好適であり、(I
)特定の着色剤と4リビエルゾチラール樹脂とを組合わ
せたことζこより中間/113は強同なものとなり、感
光体の繰り返り耐久性も向上し、東にFi(HD 製造
も容易であるという利点を有しているO この感光体(1,1’、1’及び1″′と4同じ挙動プ
ロセスl 仁の感光体lに正の一次=yoす帯電を施す。
この時、赤色光により第二光導電層14を導体化せしめ
る均一露光を一次帯電と同時(この場合#i暗中での帯
電でなく、赤色露光同時正帯電)若しくはその直後に行
なう(第7図(イ))0次に、暗中で負のコロナ帯電を
施した*C111g7FU(口1)、IjAm2CD光
像CWhll1ML光)をこの感光体に与える。この場
合、二次帯電は一次帯電量よりも少な目に行なう。する
と感光体1#′i原稿の黒色部BLに和尚するところの
電荷分布に変動はないが、白色部Wに和尚するところの
電荷分布は第一光導電層12、第二光導電層14とも導
電性となり電荷は消滅する〇一方、原稿の赤色部Rにa
轟するところの・電荷分布は、第二光導電層14が導電
性となるものの一部の電荷が残留する(第7図(ハ))
ここに、感光体lの各光導電層には原稿2の黒及び赤色
S#こ対応する互いに異なる極性をもった静電潜偉が形
成され、これを赤色ト1−1μ色トナーで逐次現像すれ
ば二色コピーが得られる。なお、第8図はこのプロセス
を通しての感光体1の経時の表面電位状Sを表わしてい
る。
プロセス2 この感光体lに暗中で負の一次コロナ帯電を縮す(第9
図(イ))、次に、同じく暗中で正の二次コロナ帯電を
施した後(第9図(ロ))、原稿2の光像をこの感光体
に与える。この場合、二次帯電は一次帯電量よりも少な
目に行なう。すると感光体1は原稿の熱色部BLに相当
するところの電荷分布に変動はないが、白色部Wに相当
するところの電荷分布は第一光導電層12、第二光導電
層14とも導電性となり電荷は消滅する。一方、原稿の
赤色部R#こ相当するところの電荷分布Fi第二光導電
層14が導電性となるものの一部の電荷が残留する(第
9図(ハ))。
ここlζ、感光体1の各光導電層にFi原稿2の黒及び
赤色部に相応する互いに異なる極性をもった靜電潜儂が
形成され、これを赤色トナー、黒色トナーで逐次現像す
れば二色コピーが得られる0なお、第10図はこのプロ
セスを通しての感光体1の経時の表面電位状態を表わし
て匹る、 があげられる〇 本発明感光体は第1図ないし第10図に示したプロセス
だけに適用されるものではなく、通常のカールソンプル
セスにも使用可能である。
また、原sFi二色(赤、黒、白)のものに限られる訳
で鉱なく多色であってもかまわない。この多色IAsを
用いれば有彩色部の各色部は着しい濃度差をもって再演
される〇 次に実施例及び比較例を示す。なお1部はすべて重量部
である0 11!輪例1 O,2■厚のAI板(導電性基体)を60℃に保持しな
がら、これにl OTorr、の真空下で8・を約37
μ肩厚に蒸着し、更にその上に、他の蒸発源からB・−
T・合金(T・含量Fig重量%)を約spa厚に蒸着
して第一光導1に層を形成した0この第一光導電層上に ポリビニルブチラール樹脂(ニスレ ックスBL−2.積水化学KK製)8.0部σriem
t σll  B15e  (オリエント化学KK製)
1.6部 メチルアルー−ル      83 部ブチルアルコー
ル       9 部の組成からなる液を浸漬法によ
り塗布し、50℃で15分間乾燥して約1.4pH1,
厚の中間NIIを形成した0貴に、この中間層上に、下
記の組成からなる感光液をブレード塗布し、50℃で9
0分間乾燥して約g s pws=犀の第二光導電層を
形成した0 4−p−ジメチルアンノフェニルー 2.6−シフエニルチアビリリウム ノ々−クロレート              1.6
部4.4′−ビス(ジエチル7しり一 2.2′−ジメチルトリフェニルメタン  108部4
リカーIネート樹脂(〕々ンライト に−11100,量大KK@)       1!!4
部塩化メチレン        460@クロロホルム
        330部このようにして作成した複合
感光体に+6.4KVの一次帯電と同時に赤色均一露光
(赤色フィルターを使用して635 am以下の短波長
域をカット)シ、更に−8,I K Vの二次帯電を施
した後、赤・白・黒よりなるオリジナルからの反射光で
露光(II光光量自白色部221ux@ss・)して、
その時の表面電位を測定した0また。引続いて行なわれ
る除電)も含めた繰り返し耐久性をも−ぺた。
これらの結果Fi第11図に示したとおりであつた0な
お、この図面中で101 R#i赤色部対応、l0IW
は白色部対応、l0IBLは黒色部対応のそれぞれの表
面電位である。
実施例2 0.2■厚のAI板(導電性基体)上に実施例1と同じ
第−光導電層を形成し、その上にlリア建ド(エルパマ
イド8064 。
デ5−lン製)              6sメチ
ルアルコール       94部の組成からなる液を
浸漬塗布し、50℃で15分間乾燥して約0.62部厚
の中間層−1を設け、続いて中間層−1上に ポリビニルブチラール樹脂 (B−10T、ヘキスト製)5.0部 Ais@e  8PT’ Blus (保土ケ谷化学K
KIり  1.2mメチルアルコール       8
5部ブチルアルコール        9mの組成から
なるi[を塗布し乾燥して、約1.5P轟犀の中間層−
2を設け、全体として約1.1psl厚のII&膚の中
間層を形成した。
更に、この中間層上に実施例1と同じ第二光導電層(但
し、膜厚蝶約26μ馬とした)を形成して複合感光体を
作成した◎この感光体について実施例1と同様な表面電
位、繰シ返し耐久性を調べた〇 これらの結果は第11WtJに示したとおりであった◇
なお、この図面中で102Rは赤色部対応、102WF
i白色部対応、102BLtt黒色部対応のそれぞれの
表面電位である。
比較例1 着色剤(Orl・nt 011 Blu・)を除いた以
外は実施例!とまったく同様にして複合感光体を作成し
、更に表面電位、繰り返し耐久性を−べた0結果は第1
2図に示したとおりであった0なお。
このめ山中で108 B’は赤色部対応、103%V′
扛白色部対応、104 B L’は蝋色部対応のそれぞ
れの表面電位である0 比較例2 ポリビニルブチラール樹脂をフェノール樹脂(PP81
1.群衆化学KK製)に代えた以外は実施例1とまった
く同様にして複合感光体を作成し、更に表面電位、繰り
返し耐久性を鉤ぺた。
結果は@12図に示したとおりてあった。なお、この図
面中で104 B’は赤色部対応、104 W’は白色
部対応、104BL’a愚色部対応のそれぞれの表面電
位である。
比較例3 中間層−2を フェノール樹脂(PP811゜ 群衆化学KK製)          8.09Orl
e+at  Oll  Blut  (オリエント化学
KK製)1.6部 メチルアルコール       83部ブチルアルコー
ル        911の組成からなるwLを吊込て
約1.4μ菖厚に形成した以外#を夾細例2と1またく
同様にして複合感光体を作成し、更に表面電位、繰り返
し耐久性を−べた。結果Fi第1!rBJに示したとお
りであった0なお、この図面中で105 R’は赤色部
対応、10 mWは白色部対応、 * o s Bt’
hJI色部対応のそれぞれの表面電位である〇実施例3 0.2■厚のAI板(導電性基体)を60℃に保持しな
がら、これに10  Torr、の真空下でS・−丁・
−C1合金(T・含量は8菖量へ、CI含量は!10 
ppm )を約44FlI厚に蒸着して第一光導電層を
形成した0この上に ポリビニルブチラール樹脂(B− 60T、へ中ストIiり            6部
フェノール樹脂(GP617D。
群衆化学xxg)           s部ムts@
a llP’f’ Blue 8s8(保土ケ谷化学K
K製)1.5部 メチルアルコール       81部プチルアルーー
ル        9部の組成からなる液を塗布し乾燥
して、約1.3声島厚の中間層を形成した。更に、この
中間層上に実施例1と同じ第二光導電層を形成して複合
感光体を作成した0この感光体の2色分離電位特性(帯
電−籐光一除電の繰り返しによった)は表−1のとおり
であった◎ 表−1 実施例4 0、2■厚のAl4(導電性基体)上に実施例1と同じ
第一光導電層を形成し、その上に実施例2と同じ中間層
を形成した後、この中間層上に 4−p−ジメチルアンノフェニル −2,6−シフエニルチアビリリ ウムテトラフaa−レート      、、2!、0部
4.4′−ビス(ジエチルアンノ) −2、2’−ジメチルトリフェニル メタン                168部ポリ
カー−ネート樹脂 (パン2イトに−1800)        1部51
部塩化メチレン        SOO部の組成からな
る液を塗布し乾燥して、約5μ島犀の電荷発生層を設は
更にこの上にJ記の組成からなる液を塗布し乾燥して約
22μm厚の電荷輸送層を設は積場の第二光導電層を形
成した04.4′−ビス(ジエチルアミ)) −2、2’−ジメチルトリフェニル メタン                 90s−リ
カー−ネート樹脂 (パン2イトに−1300)       100部塩
化メチレン        180sり冒ロホルム  
       100部このようにして得られた複合感
光体の2色分離電位特性は表−2のとおりであった。
表−8 実施例5 0.2謹厚のAl板(導電性基体)上に実施例3と同じ
第一光導電層を形成し、この上にぼりに#ニルブチラー
ル樹脂 (B−60T、ヘキスト製)        6部尿素
−メツ電ン樹脂(aAP18゜ 徳島製油KK製、(60%ill液))      1
0部Cupro Cyan1n* Blue(jll:
洋インキKK表)1.3部 メチルアルコール      100部からなる組成を
ゼール電ルで充分分赦しこれにp−トルエンスルホン酸
のBo%エチルアルコール溶液1.2部を加え更に攪拌
したものを塗布し、55℃で60分間乾燥して約1.3
μ鳳厚の中間層を形成した。次いで、この中間層上に実
施例1と同じ第二光導電層を形成した。
このようにして得られた複合感光体の2色分離電位特性
は表−3のとおりであった。
表−3
【図面の簡単な説明】
第1色ないし第4図は本発明に係る電子写真用複合感光
体の代表的な回倒の断面図、第S図は本発明感光体にお
ける第二光導電層の分光透遇率j)表わしたグラフ、第
6図はタングステンランプ及びハロゲンランプ(ともに
包理fは300G’K)の放射分光特性を表わしたグラ
フ、第1図ないし10図は本発明感光体を使用した電子
写真法を説明するための図、第11図およびI!12図
社感光体の繰り返し使用と2色分電電位との関係を測定
したグラフである。 1.1’、1%r・・・複合感光体 11・・・導電性基体   12・・・第一光導電層1
s・・・中間階     14・・・第二光導電層12
1・・・第一光導電層の電荷担体発生層122・・・第
一光導電層の電荷担体発生層141・・・第二光導電層
の電荷担体発生層142・・・第二光導電層の電荷担体
輸送層焔9図 (イ) (0) 昂10図 扇:1図 躬12図 ホ争返し書(

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、 可視光領域の一部有彩色光に対し感Wを有し他の
    有彩色光を透過する第二光導電層と、その第二光導電層
    を透過する有彩色光に対し感度を有する第一光導電層と
    が導電性基体上に第−光導電層、中間層、第二光導電層
    の拳で積層されてなり、これに正又は負の一次コロナ帯
    電を施した後、−次帯電とFi異なる極性の若しくは交
    流の二次コロナ帯1kを施すプロセスにより、あるいは
    同様の一次帯電を織した後tたけそれと同時に、前記の
    第−光導電層乃至は第二光導電層を導体化しうる有彩色
    光の均一露光を行ない続いて同様な二次コロナ帯電を−
    すプロセスにより、前記各光導電層に互いに異なる極性
    の亀′ihを維持せしめ、次いで黒色部及び有彩色部を
    有する原稿を介して一露光を施したときにその各色部に
    対応する表面電位が異極性として表われる複合感光体に
    おいて、第二光導電層はビリリウム系染料及び?リカー
    Iネート樹脂より形成される共晶錯体とトリフェニルメ
    タン系有機電子材料とを主成分としており、また、中間
    層はプリビニルブチラール樹脂と少なくとも1つノスル
    ホン基を有する銅フタロシアニントラ主成分としている
    ことを特徴とする電子写真用複合感光体。
JP16447081A 1981-10-15 1981-10-15 電子写真用複合感光体 Pending JPS5865441A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4865934A (en) * 1987-04-24 1989-09-12 Minolta Camera Kabushiki Kaisha Fuction divided photosensitive member
US4886720A (en) * 1987-08-31 1989-12-12 Minolta Camera Kabushiki Kaisha Photosensitive medium having a styryl charge transport material
US4900645A (en) * 1987-04-27 1990-02-13 Minolta Camera Kabushiki Kaisha Electrophotographic photosensitive member comprises styryl compound as transport material
US4971874A (en) * 1987-04-27 1990-11-20 Minolta Camera Kabushiki Kaisha Photosensitive member with a styryl charge transporting material

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US4971874A (en) * 1987-04-27 1990-11-20 Minolta Camera Kabushiki Kaisha Photosensitive member with a styryl charge transporting material
US4886720A (en) * 1987-08-31 1989-12-12 Minolta Camera Kabushiki Kaisha Photosensitive medium having a styryl charge transport material

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