JPS5864748A - 放電灯 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は放電灯に関し、特に、セラミック製発光管を
用いたメタルハライドランプに関するものである。

メタルハライドランプは高い効率とすぐれた演色性を兼
ね備えた実用的価値の高いう／グであるために、照明の
各分野で多用されている。

し６−シ、メタルハライドランプにおいては。

発光管材料として石英を用いているために、使用限界温
度がアルミナのような耐熱性の高いセラミックなどに比
較して低く、ランプのより高い効率と演色性を得ようと
した場合に、この使用限界温度が障害になっていた。メ
タルハライドランプにおいては９発光管の管壁負荷を高
めるなどして動作温度を高めると、より高い効率と演色
性が得られるが、このような高い温度忙は１石英が長時
間耐えることができないために。

ランプの短寿命をもたらす結果となっていた。

メタルハライドランプ動作中の発光管の最高温度部分は
９発光管体の中央部分にあり、動作可能温度はこの部分
の温度により規制される。

メタルハライドランプの動作温度を上げ、より高い効率
と演色性を得るために１石英製の発光管忙代えて１石英
より耐熱性と化学的安定性のすぐれたセラミック例えば
、アルミナ管などを用いることが試みられている。

一方、現在、メタルハライドと同様に多用されている高
圧ナトリウムランプにおいては９発光管材料として多結
晶アルミナ管が用いられているが、このアルミナ製発光
管内に、高圧ナトリウムランプで用いられているナトリ
ウム−水銀−アマルガム圧伏えて、メタルハライドラン
プで用いられる金属ハロゲン化物を封入すると。

発光管端部において、電極の保持と電流導入リードを兼
ねて設けられているニオブ管（又は線）が、金属ハロゲ
ン化物に侵蝕されてしまうために、高圧ナトリウムラン
プのアルミナ製発光管内に、そのままの形で、金属／Ｓ
ロゲン化物を封入して用いることはできない。高圧ナト
リウムランプにおいては９発光管の端部閉塞体として９
発光管材料と同じアルミナ製の閉塞体を用いているため
に、電極の保持と電流導入リードとしてニオブ管（又は
線）を用いる必要があるからである。

この発明は、セラミック製発光管を用いたメタルハライ
ドランプにおいて９発光管の端部閉塞体として石英製の
閉塞体を用いることＫよりニオブ管（又はＡＩ）を全く
使うことなく、電極の保持と電流の導入を可能にし、以
って、より高い効率と演色性を有するメタルノ・ライド
ランプを得ることを可能にしたものである。

以下１図を用いてこの発明の実施例について説明する。

第１図はこの発明の石英製閉塞体を、アルミナ製の発光
管の端部に設けたメタルハライドランプの発光管を示す
。図中、（１）は発光管の全体を、（２）はモノリシッ
クタイプの多結晶アルミナ、管を、　１３＋　、　（３
’）はタングステンコイルとタングステン芯線から成る
電極を、　１４＋　、　（４’）は石英製閉塞体の内部
に封緘されたモリブデン箔を、（５）ｔ　（ｓ’）はモ
リブデンアウターリードを、　＋６１　。

（６′）は石英硝子製閉塞体を、　＋７１１　（７’）
は封着材をそれぞれ示す。

電極＋３１　、　（３’）のタングステンコイルには、
電子放射物質が塗布されている。

一端を電極（３）に、他端をアウターリード（５）に接
続されたモリブデン箔（４）は１石英製閉塞体（６）の
内部に封緘されている。上記電極（３）およびアウター
リード（５）は、上記閉塞体（６）により保持されてい
る。上記モリブデン箔（４）は、電極（３：とアクタ−
リード（５）との電気的接続をすると同時に気密を保持
することを可能忙している。

モノリシックタイプのアルミナ管（２）の両端には、上
記閉塞体（６）が、封着材（７）ｋより封着され。

発光管内の気密が保持されている。

発光管（１１の内部には、適量の希ガス、水銀および金
属ハロゲン化物が封入されている。上記発光管（１１は
９通常、一端には金を設けた外管（図示してない）内に
配設されて用いられる。

第１表に、この発明の石英製閉塞体を用いてアルミナ製
発光管の両端部を閉塞したメタルハライドランプの特性
を、従来の石英硝子製発光管を用いたメタルハライド２
ンプの特性と比較して示す。両ランプとともに９発光管
内には。

適量のアルゴンと水銀に加えて、スカンジウム（８ｃ）
とナトリウム（Ｎａ）のハロゲン化物を封入したランプ
電力２５０Ｗのｓｃ　−Ｎａメタルハライドランプであ
る。

第　　１　　表 第１表から明らかなように、この発明のメタルハライド
ランプにおいては９発光管材料として石英を用いた従来
のメタルハライドランプに比較して、耐熱性と化学的安
定性のすぐれたアルミナを用いることができるために９
発光管の管壁負荷を上げることが可能になり、その結果
。

発光効率と演色性の向上を図ることができる。

本発明においては９発光管の端部の閉塞材料として石英
硝子を用いているために、従来のアルミナ製発光管の閉
塞材料として使われていたアルミナを用いる必要がなく
、従って、電極の保持と電流導入リードとして用いてい
たニオブ管（又は線）髪用いる必要がなくなるために。

金属ハロゲン化物によるニオブ管（又は線）の侵蝕現象
は全く生じなくなり、この現象九伴う種々の問題は皆無
になる。

発光管動作中の最高温度部分は９発光管体の中央部分に
あり、端部温度は中央部に比較してかなり低い。この発
明においては、耐熱性と化学的安定性のすぐれたアルミ
ナ管を発光管体として使用しているために１発光管動作
中の最高温度を上げることができる。また２石英製閉塞
体により閉塞されている発光管の端部の温度も従来より
も高く１石英の動作可能限界温度まで上げることが可能
である。このときは、直接発光管内の金属ハロゲン化物
の蒸気圧を上げることに結び付き、その結果９発光効率
と演色性の向上をもたらすことを可能にしているもので
ある。

上記実施例においては１発光管端部閉塞体として純粋な
石英硝子を用いたが、シリカ成分が９６％程度のシュラ
ンクガラス（商、品名ｖｙｃｏｒ　）でも使用可能で、
この発明の石英製閉塞体はシュラングガラス製のものも
含むものである。

上記実施例においては９発光管体として多結晶アルミナ
管を用いたが９発光管体は単結晶アルミナ管、イツトリ
ア管などのセラミック管を用いてもよいものである。

上記実施例においては、モノリシックタイプのアルミナ
管を用いたが１発光管体の構造は通常の円筒形のものな
ど任意の形状のものを用いることができる。

上記実施例においては９発光管内への封入物としてアル
ゴンと水銀に加えて８Ｃと’ｉａのノ・ロゲン化物を用
いたが、封入ガスはアルゴシのみでなく、ネオン、クリ
プトン、キセノンなどの希ガスでもよく、また、封入金
属ハロゲン化物は８ＣとＮａにとどまらず、所要特性に
応じて任意の金属ハロゲン化物を用いてもよいものであ
る。

上記実施例においては、メタルハライドランプの場合に
ついて述べたが、この発明の構成が使用可能な放電灯で
あれば、他の種類の放電灯への適用も可能である。

上述の如く、この発明は発光管体としてセラミックを用
い、この発光管端部の閉塞体として石英を用い、この閉
塞体によって、電極とアウターリードを保持し、この閉
塞体内部に封緘されたモリブデン箔により、電気的接続
をせしめたものであり、従来用いられていたニオブ管（
又は線）を用いる必要がなくなり、その結果。

金属ハロゲン化物によるニオブ管の侵蝕現象を完全に防
止できると同時に９発光管の動作温度を従来より高く設
定することが可能となり、これにより９発光管内の金属
ノ）ロゲン化物の高い蒸気圧を得て、より高い発光効率
と演色性を実現せしめたものである。

【図面の簡単な説明】

図はこの発明の石英製閉塞体を発光管端部に設けたメタ
ルハライドランプの発光管を示す断−面図である。 図中、（１）は発光管の全体、（２）はセラミック製発
光管体、　＋３１　、　（３’）は電極、　（４１、（
４’）は封緘用モリブデン箔ｅ　＜５）ｅ　（”）はア
ウターリード、（６）、　（６’）は石英製閉塞体、（
７）は封着材を示す。 代理人　葛野信−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. セラミック製発光管の端部が、電極を直接保持した石英
   製閉塞体で閉塞封止されたことを特徴とする放電灯。