JPS5861446A - 過酸化水素の定量方法 - Google Patents

過酸化水素の定量方法

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JPS5861446A
JPS5861446A JP16000881A JP16000881A JPS5861446A JP S5861446 A JPS5861446 A JP S5861446A JP 16000881 A JP16000881 A JP 16000881A JP 16000881 A JP16000881 A JP 16000881A JP S5861446 A JPS5861446 A JP S5861446A
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hydrogen peroxide
reaction
luminous
light
photographic emulsion
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JP16000881A
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English (en)
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Yoshio Inagaki
由夫 稲垣
「肉」戸 忠夫
Tadao Shishido
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Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/75Systems in which material is subjected to a chemical reaction, the progress or the result of the reaction being investigated
    • G01N21/76Chemiluminescence; Bioluminescence

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  • Investigating Or Analysing Materials By The Use Of Chemical Reactions (AREA)
  • Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Non-Biological Materials By The Use Of Chemical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、液体試料中、特に、生体試料中に存在する過
酸化水素を検出または定量するための方法を提供するも
のである。
微量の過酸化水素を検出あるいti尾量することは近都
、特に臨床検査分野において重要な位[1占めるように
なった。それは、臨床検査において測定すべき生体成分
に特異的に作用する酸化#木を作用せしめた場合に発生
する過酸化水素を定量することにより過酸化水素の前駆
体である目的成分の量を求めることができるからである
。しかもこのような酵素学的分析方法はその高い%異性
の故にさかんに用いられるようになった。すなわち、従
来、そこで用いられる過酸化水素の定量法は次の3種に
大別できる。
/) 色素の還元体である色原体をはルオキシダーゼの
存在下に過酸化水素を作用させて対応する色素に酸化し
、その色素の量を比色定量してAll化水素の量を求め
る方法コ) ペルオキシダーゼの存在下に/mまたは2
種の色原体を過酸化水素の作用により酸化縮合させて色
素を形成せしめ、その色素の量を比色定量して過酸化水
素の量を求める方法 3) カタラーイの存在下でアルコールに過酸化水素を
作用させてアルデヒドを生成せしめ、このアルデヒドを
さらに反応させて有色物に導き比色定量するか、あるい
はアルデヒド脱水素酵素をNADの共存下に作用させて
生成するNADHの量を比色定量する方法 しかしながら、臨床検査における検体量は限られており
7項目あたり、に使用できる血清量は通常−20μ!以
下が望ましいので以上のような比色法によって測定でき
る過酸化水素の濃度は比色法の原理から明らかなごとく
比色の対象となる色素の分子吸光係数の大きさによって
制限されlo−4m o 1 e / lが限度である
。したがってさらに低a11度の生体酸分を定量し、あ
るいはさらに血清等の検体量を減らして定量しようとす
る場合には比色法よりもなお一層感度の萬い定量方法が
必要となる。そこで従来高い感度を要する場合には上述
の比色法における色素のかわりに発ケイ光切質を生成す
る反応を利用して、ケイ光強度を測定することにより過
酸化水素を定量するケイ光法や、過酸化水素の添加によ
り化学発光を起こす組成物を用い、発生する光の強度を
発光強度計あるいは光量子計数器によって測定する発光
法が用いられることもあるが、ケイ光強度や発光強度を
測定する装置は普及度が低く、しかも再現性の良い測定
を行なうには測定条件の設定が難かしいので、さらに高
感度でしかもよく普及している装置を用いて簡便に再現
性良く測定できる方法の出現が望まれていた。
そこで我々は種々検討の結果 l) 比色法よりも高感度で コ) 広く普及している比色計や濃度計あるいは分光光
度針 によって簡単かつ再現性良く測定できる過酸化水素の定
量方法を発明した。すなわちこの新しい方法とは、過酸
化水素の量に応じて化学発光する組成物と、この発光に
感光する写真乳剤とを、光透過性で不透水性の隔壁を介
して隣接させて用いることを特徴とする過酸化水素の定
量法である。
本発明は、発光系を構成する種々の化合物と7・ロゲ/
化銀写真乳剤とが直接に接触することを避けることによ
つ名まり、光透過性で不透水性の隔壁を介在させて測定
を行なうことによって、過酸化水素の検出感度を看しく
下げることなく効果的に過酸化水素の定量をなしえると
いうことを見い出したことによってなしえたのである。
具体的にeよ、本発明は、発光反応によって生じた発光
を有効に照射されるような位置にハロゲン化銀写真乳剤
を置き感光させる。こうして感光した写真乳剤を現像し
て得られる銀像のa度、あるいはJj!ii&の際に檀
々のカラー写真法の原理を利用することによって得られ
る色素像の[jf測測定ることにより被検液中に存在し
た過酸化水素の量、あるいは定量しようとする成分に作
用する酸化酵素の働きによって発生した過酸化水素の童
を求める方法であり、従って過酸化水素の前駆体となっ
た被定量成分の量を求める方法にもなり得る。
このように本定童方法は従来過酸化水素の定量方法とし
て高感度であることが知られていながらもその#Iv条
件の設定が離しくしかも発光強度を測定する装置が普及
していないために利用さnることか少なかった発光法に
よる過酸化水素の定量を広く普及している装置を用いて
行なえるよう発光強度を銀または色素の濃度に変換しえ
ることかでき、更に過酸化水素の検出感度の著しい向上
、再現性の向上などといった着しい利点倉得ることが可
能となったものである。
本発明の定量法を実施する際の態様としては、次の条件
を満九していれば有効に用いることができる。すなわち
、 (1)写真乳剤と発光系の成分とが混ざり合わないこと
(2)  現像前に写真乳剤が発光系以外の光によって
霧光されないこと。
が必要であるが、(1)の条件は乳剤と発光系との間に
光を通し得る不透水性の隔壁を置くことによって満たさ
れ、(2)の条件は定量操作を暗室または暗箱内で行な
うか、あるいは定置用組成物全体をじゃ光し、光が奥ま
で入らないように屈曲した通路をとおして検液を注入す
ることによって満た嘔れる。
本発明の定量方法は、前述したように、過酸化水素を直
接測定するだけでなく、酸化酵素を作用させることによ
り過酸化水素を発生する血清等の被検液中の成分すなわ
ち、グルコース、尿酸、コレステロールなどの定量も行
なうことができる。
これら被検液中の成分の定量に際しては各々に対応した
酸化酵素すなわち、グルコースオキシダーゼ、ウリカー
ゼ、コレステロールオキシターゼなどを作用させ、生成
した過酸化水素と発光性組成物とで化学発光反応を惹起
せしめて生じた発光を同様に感光性ハロゲン化銀写真乳
剤によって測定、検出することができる。
本発明の定量方法に用いる化学発光系は過酸化水素の存
在が発光の必須条件となっている化学発光系であれば有
効に用いることができる。このような発光糸は数多く知
られておりいちいち挙げることはできないが、たとえば
神谷功sI[化学発光−JIり7−年購談社発行に多く
の丙が記載さnている。しかしながら、本発明の方法に
2いては、これらの化学発光反応のうち、検出感度が高
く、シか4生体成分由来の過酸化水素の定量に適するよ
う、水浴液中でも発光反応を起こし得るという点で、ル
ミノール反応に代表される環状ヒドラジドの酸化反応が
好ましい。
ルミノール反応等によって発光を得るには、過酸化水素
の分解を促進する触媒として、K2S204、Naα0
、F’!III)塩、Mn(…)塩、f十 NHCu   、 K  F e (CN ) s、C
s (■)アンζ7錨塩、ヘモグロビン、ヘミン、ペルオキ
−/ / −−h’などを作用させれはよい。好ましい
触媒としては、ペルオキシダーゼを挙ケることができ、
通常200−λθθo U / l程度用いることが好
ましい。
本発明において発光反応を行なわせるとき発螢光物質を
共存させると検出感度を高めると同時に発光の波長を螢
光剤の螢光波長に変えることができ過酸化水素の測定上
好ましいことである。本発明に用いられる発螢光物質と
しては、例えば、λ−メチルウンベリフェロン、弘−メ
チルウンベリフェロン、フルオレッセイン、り、lo−
ジフェニルアントラセンなどを用いることができるが、
%K、弘−メチルウンベリフェロン、フルオレッセイン
は検出感度を高める点で好ましい。これらの発螢光物質
の使用量は、その溶解度によっても制限されるが、ルミ
ノール等の化学発光物質の2倍セルないし17100倍
モル、好ましくは寺モルないし1710倍モルである。
本発明において、発光反応は通常λo 0cmeO0C
にて行なうことが好ましい。
次に本発明の過酸化水素定量法に用い得る化学発光系の
若干の具体例を示すが、本発明の範囲はこれだけに限定
されるものではない。なお以Fの例においては過酸化水
素およびpH緩111液以外の成分だけを示すことにす
る。緩衝液は通常の酵素反応に用いられるものでよく特
に工夫を要しないがルミノール反応を利用する場合には
、緩衝液のpHが6〜l/でおることが好ましく、また
l〜ioであることが更に好ましい。
これらの発光系のうち発光試薬としてルミノール、螢光
剤トシてグーメチルクンベリフエロン、μmメチルウン
ベリフェμンナトリウム塩、フルオレツセインを用いた
系が好ましく用いられる。
本発明に用いる発光系のうちJOOnm以下の波長の発
光を用いて測定する場合には、ハロゲン化銀の固有吸収
領域によして感光させ、fA儂処瑛、m偉am測定によ
り定量することがなしえる。また、発光系がより長波の
光を発する場合、例えば発光系に螢光剤としてフルオレ
スセインを含む場合には、ハロゲン化銀乳剤にいわゆる
分光増感剤を添加して長波長の光にも感光するようにし
ておくことが必要である。
分光増感剤を用いることによってハロゲン化銀写真乳剤
の感度を高めることができるので、長波長の光を発する
螢光剤を発色系に用いて、かつ分光増感剤をハロゲン化
銀乳剤に用いると検出感度を一層高めることができ好ま
しいことである。
本発明の定量方法を行なうに際しては、光透過性の隔I
I/とハロゲン化銀写真乳剤層λとからなる分析要素が
好ましく用いることができる。すなわち、第1図に示さ
れた構成を有した分析−l!素を具体例として挙げるこ
とができる。
また、第2図に示した構成の分析要素であってもよい。
これは、隔壁lすなわち透明支持体の乳剤層λの反対側
に合成樹脂などの水が浸透しない素材3からなる発光反
応槽≠を有したものである。
この分析lLL累においては、発光反応槽中にて、過酸
化水素と発光反応組成物とにより発光反応させ生じた発
光によって隔壁を介して写真乳剤層を感光させ、その後
写真乳剤層を現像処理し、得られた現像銀の光学濃度を
測定することによって過酸化水素を定量するものである
第V図は、し十光性を有した分析要素である。
第3図に示された反応槽を有した分析要素全体をしや光
材料jにて被覆することによって、分析定量時の自然光
などによるトラブルの防止を計ったものである。この分
析要素には、試料溶液を反応系に添加するための注入口
tが設けられている。
第1図も、第V図と同様にじゃ光性を有した分析要素で
あり、分析要素自体が円筒状になっているものである。
この場合、試料溶液等は、注射器等を用いてしや光材料
を貫いて反応槽に注入する。
これらの分析要素において、反応槽を形成する素材3と
しては、水溶液が浸透することがなく、発光反応を阻害
する物質が含有されていなければ用いることができる。
例えば、合成樹脂などである。
また、これら分析要素において用いられるしゃ光材はハ
ロゲン化銀は自然光などによって感光しないためのもの
であればよい。例えばカーボンブラック、アルミナ々ど
を含有した、またはラミネートないしコーティングした
合成411脂、紙などであってもよい。
本発明に用いられるハロゲン化銀写真乳剤は、用いる発
光性組成物により生じる発光の波長に応じた分光吸収特
性を有したハロゲン化銀写真乳剤であればどのような乳
剤であっても用いることができる。したがって、市販さ
れている黒白ネガフィルム、黒白印画紙、カラーネガフ
ィルム、カラー反転フィルム、カラーペーパーに用いら
れているハロゲン化銀乳剤であっても、また、公矧の棟
々の方法により調製したハロゲン化銀乳剤であってもよ
い。
本発明に用いられる写真感光材料の写真乳剤ノーにはハ
ロゲン化銀として美化銀、沃臭化銀、沃塩臭化銀、塩臭
化鋏および堪比嫁のいずれを用いてもよい。
写真乳剤中のハロゲン化銀粒子は、立方体、八面体のよ
うな規則的(regular)なM&体を有するもので
もよく、また球状、板状などのような変則的(irre
gular )な結晶形をもつもの、あるいはこれらの
結晶形の複合形をもつものでもよい。種々の結晶形の粒
子の混合から成ってもよい。
本発明に用いられる写真乳剤はP 、Glafkide
s者 Chimie  et  Physique P
hotographtque(paul  Monte
1社刊、1247年)、G、F。
Duffin着photographic gmuls
jonChemistry  (’l’he  Foc
al  press  刊、1ytt年)、V、L、Z
ejikman  et  al著Making an
d coating PhotographicEmu
lsion (The pocal  press刊、
126参年)などに記載された方法を用いて調整するこ
とができる。
ハロゲン化銀粒子形成または物理熟成の過程において、
カドミウム塩、亜鉛塩、鉛塩、タリウム塩、イリジウム
塩またはその錯塩、ロジウム塩またはその錯塩、鉄塩ま
たは鉄錯塩などを共存させてもよい。
本発明に用いられる写真乳剤は、メチン色素類その他に
よって分光増感されてよい。これらの増感色素は単独に
用いてもよいが、それらの組合せを用いてもよく、増感
色素の組合せは特に強色増感の目的でしばしば用いられ
る。増感色素とともに、それ自身分光増感作用をもたな
い色素あるいは可視光を実質的に吸収しない物質であっ
て、強色増感を示す物質を乳剤中に含んでもよい。
有用な増感色素、強色増感を示す色素の組合せ及び強色
増感を示す物質はリサーチ・ディスクロージャ(Res
earch Disclosure )t 7A巻/7
4$3(/り7g年lコ月発行)第13負■の1項に記
載されている。
本発明に用いられる写真感光材料の写真乳剤層には色形
成カプラー、すなわち発色現像処理において芳香族1級
アミン現像薬(例えば、フェニレンジアミン誘導体や、
アミノフェノール訪導体など)との酸化カップリングに
よって発色し7うる化合物を含んでもよい。例えば、マ
ゼンタカプラーとして、j−ピラゾロンカプラー、ピラ
ゾロベンツイミダゾールカプラー、シアノアセチルクマ
ロンカプラー、開鎖アシルアセトニトリルカプラー等が
あり、イエローカプラーとして、アシルアセトアミドカ
プラー(例えばベンゾイルアセトアニリド類、ピパロイ
ルアセトアニリド類)、等があり、シアンカプラーとし
て、ナフトールカプラー、およびフェノールカプラー、
等がある。これらのカプラーは分子中にパラスト基とよ
ばれる疎水基金有する非拡散のものが望ましい。カブツ
ーは銀イオンに対し参当量性あるいはλ当敵性のどちら
でもよい。また色補正の効果をもつカラードカプラー、
あるいは現像にともなって現像抑制剤を放出するカプラ
ー(いわゆるDIRカプラー)であってもよい。またD
I几カプラー以外にも、カップリング反応の生成物が無
色であって現像抑制剤を放出する無呈色DIRカップリ
ング化合物を含んでもよい。
カプラーを・・レゲン化鋏乳剤層に導入するには公知の
方法たとえば米国特許λ、Jλλ、Oコア号に記載の方
法などが用いられる。
本発明にて用いられ写真乳剤その他の親水性コロイド層
には、その他種々の化合物を添加しえる。
例えば (1)  現像処理中にバインダーが1#潤して軟弱化
することを防止するための無機の硬膜剤、有機の硬膜剤 (2)  11布助剤、帯電防止、スベリ性改良、乳化
分散、接着防止および写真特性改良(たとえば現像促進
、硬調化、増感)など榴々の目的で種々の界面活性剤 (3)  感度上昇、コントラスト上昇、または現像促
進の目的で、ポリアルキレンオキシドまたtiソのエー
テル、エステル、アミンなどの誘導体、チオエーテル化
合物、チオモルフオリ7類、四Mアンモニウム塩化合物
、ウレタ/誘導体、尿素誘導体、イミダゾール誘導体、
3−ピラゾリドン類など (4)ベンゾトリアゾール化合物、≠−チアゾリドン化
合物、ベンゾフェノン化合物、桂皮酸エステル化合物、
ブタジェン化合榎、ベンゾオキサゾール化合物などの紫
外−吸収剤(5)光学的フィルターまたはイラジェーシ
ョン防止などの目的でオキノノール染料などの水溶性染
料 などを用いることができる。
カラー感光材料は、通常支持体上に赤感性乳剤層、緑感
性乳剤層および宵感性乳剤層を各々少なくとも一つ有す
る。これらの層の順序は必要に応じて任意にえらべる。
赤感性乳剤層にシアン形成カプラーを、緑感性乳剤層に
マゼンタ形成カブラ−を、胃感性乳剤層にイエロー形成
カゾラーをそれぞれ含むのが通常であるが、場合により
異なる組合せをとることもできる。
本発明の定量方法にて用いられる光透過性の隔壁として
は、試料水溶液や発光性組成物水溶液がハロゲン化銀乳
剤層へ拡散または浸透しないことが必要である。
このような光透過性(特に≠00nm以上の光を透過す
る)であり不透水性の隔壁としては具体的には、硝酸セ
ルロース、酢酸セルロース、酢酸醋酸セルロース、ポリ
スチレン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリカーボネート等の半合成または合成高分子から
成るフィルム、ガラスなどが有効に用いられる。
本発明に好ましく用いられる分析要素は、光透過性の不
透水性の隔壁にハロゲン化銀乳剤層などの親水性コロイ
ド層を公知の種々の塗布法により直接または他の層の上
に塗布したものである。塗布忙は、ディップ塗布法、ロ
ーラー塗布法、カーテン塗布法、押出し塗布法などを用
いることができる。米国特許λ、tri、22参号、同
コ、761.7り1号、同3.!2乙、jJ1号に記載
の方法は有利な方法である。
一般に、上記の隔壁と写真乳剤層等との接着をよくする
ためにFffi処理される。支持体表面は下殖処理の前
または後に、コロナ放電、紫外−照射、火焔処理等を施
してもよい。
本発明の方法において、発光反応によって感光したハロ
ゲン化銀写真乳剤は、リサーチ・ディスクロージャー)
(Research Disclosure )17乙
号第、Zt〜3θ頁(几D−/7t4t3)等に記載さ
れるような公知の方法及び公知の処理液のいずれをも過
用することができる。
この写真処理は、1旧に応じて、現像浴、停止浴、定着
浴の順で現像処理し、銀ll1ii像を形成する黒白写
真処理あるいは色素画像を形成するカラー写真処理のい
ずれであってもよいっ なお現像浴はF記の現像主薬を含む還元性のアルカリ性
水溶液であり、停止浴は現像浴Vこよって上昇したpH
を低ドさせるための酢酸等の酸の水#I液であり、定着
浴Fi現像されずに残ったハロゲン化銀を鹸解するため
のチオ硫酸塩の水溶液である。
なお、いわゆるインスタント写真に用いられているよう
な一浴処理によってm1141してもよい。処理温匿は
普通ir 0Cから、toocの間に選ばれるが、it
  0Cより低い温度またはz o Ocを越えるm度
としてもよい。
現像処理の特殊な形式として、現像主薬を感光材料中、
たと界ば乳剤層中に含み、感光材料をアルカリ水#液中
で処理して現像を行なわせる方法を用いてもよい。現像
主薬のうち疎水性のものはリサーチディスクロージャ1
62号(ルD−74921)米国特許第2,739,1
90号、英国特詐第1/3,2J−3号又は西独国特計
第1.j′弘7.7zJ号などに記載の種々の方法で乳
剤層中に含ませることができる。このような現像処理は
、チオシアン酸基による鎖環安定化処理と組合せてもよ
い。
定着液としては一般に用いられる組成のものを用いるこ
とができる。定着剤としてはチオ硫酸塩、チオシアンf
11塩のほか、定着剤としての効果が知られている有徳
硫黄化合物を用いることができる。
定着液には硬膜剤として水溶性アルミニウム塩を含んで
もよい。
色素像を形成する場合には常法が通用できる。
たとえば、ネガポジ法(例えば“Journal of
the 5ociety of MO目on ptct
ureand   Te1eviston   Eng
ineers  ”  、  A 7巻(lり53年)
、667〜70/頁に記載されている);黒白現偉生薬
ケ含む現像液で現像してネガ銀像をつくり、ついで少な
くとも一回の一様な露光または他の過当なカブリ処理を
行ない、引き続いて発色現像を行なうことにより色素l
I#[l1iI律を得るカラー反転法;色素を含む写真
乳剤層t−無光後現律して銀画像をつくり、これを幽白
触媒として色素を銀白する銀色木漂白法などが用いられ
る。
カラー現像液は、一般に発色現像主薬を冨むアルカリ往
水#敵から成る。発色現像主薬は公知の−級芳香族アミ
ン現像剤、例えばフェニレンジアミン類(例えば参−ア
ζ)−N、N−ジェチルアニリ/、3−メチル−参−ア
ミノ−N、N−ジエチルアニリン、弘−アミノ−N−エ
チル−N−β−ヒドロキシエチルアニリン、3−メチル
−l−アミノーN−エチル−N−β−ヒドロキシエチル
アニリン、3−メチル−参−アミノ−N−エチル−N−
β−メタンスルホアミドエチルアニリン、l−アZノー
J−メチルーN−エチル−N−β−メトキシエチルアニ
リンなど)を用いることができる。
この他り、F、人、 Jdason @ photog
raphicProcessing  Chemist
ry  (FocalPress刊、7244年)のコ
コ6〜2コタ頁、米国特許λ、itJ、oizg、同コ
、!デλ。
J44I−号、特開昭at−4t−4参考33に記載の
ものを用いてよい。
カラー現像液はそのはかpH@衝剤、現像抑制剤ないし
防止剤などを含むことができる。また必要に応じて、硬
水軟化剤、保恒剤、有機溶剤、現像促進剤、色素形成カ
プラー、競争カプラー、かぶらせ剤、補助現像薬、粘性
付与剤、ポリカルボン酸系キレート剤、酸化防止剤など
を含んでもよい。
発色現像後の写真乳剤層は通常、漂白処理される。漂白
処理は定着処理と同時に行なわれてもよいし、個別に行
なわれてもよい。感白剤としては鉄(■)、コバルト(
■)、クロム(■)、−(…)などの多価金属の化合物
、過酸類、キノン類、ニトロソ化合物などが用いられる
漂白または漂白定着液には、米国特許3・04′コ、j
−0号、1WI3.−弘/、266号、特公昭4’j−
110≦号、特公昭441−1136号などに記載の漂
白促進剤、特開昭13−1a17Jコ号に記載のチオー
ル化合物の他、種々の添加剤を加えることもできる。
以下に本発明の実力例を示す。
実施例1 組成物の第2図及び第3図に示した組成物の反応槽に暗
室中で次の各溶液を70μlづつ入れた−のを参組用意
した。
なお透明支持体はPET (ポリエチレンテレフタレー
ト)であり写真乳剤はASA#の未化学増感乳剤を使用
した。
次いでコλ0Cにおいて種々の濃度の過酸化水素水、溶
@toμ1(61:コ、≠×ID    M。
/ 、A×10  ’M、4x10  ’M)を3組の
組成物の反応槽に注入しコλ0Cにおいて反応させた。
残る1組の組成物の反応槽には蒸貿水i。
μlを加えてブランクとした。発光が終った後各組成物
の写真乳剤を現像した。ただし、現像液はD−/4を使
用し、コO0Cio分間現儂し、次いで停止、定着の順
で通常の処理を行なった。
こうしてsA偉された写真フィルムの露光部の吸収波長
1100rsにおける透過濃度を、ブランクフイルムを
対照として分光光度針を用いて測定した。その結果は第
を図に示すとおりであり、過酸化水素のIl!度に応じ
て透過濃度が変化しているので過酸化水素の足蓋ができ
ることがわかる。iた検出限界濃度は比色法の限界濃y
<io’m o l / l )よりも小さい。
実施例2 組成物の第2図及び第3図に示した組成物の反応槽に暗
室中で次の各溶液をlθμlづつ入れたものを参組用意
した。
なお透明支持体はPET (ポリエチレンテレフタレー
ト)であり写真乳剤はASA弘の未化学増感乳剤を使用
した。
次いでグルコース水溶液10μl(濃度:J。
Ixlo   M、t、lX10   M、  タ、!
×10  ’M)を3組の組成物の反応槽に注入し、λ
λ0Cにおいて反応させた。残る1組の組成物の反応槽
には蒸留水10μmを加えてブランクとした。io分後
にイルオキシダーゼのリン酸緩衝像した。ただし現像液
はD−/4を使用し、コO”C10分間現像し、次いで
停止、定着の順で通常の写真処理を行なった。
次いで常法により水洗、定着、水洗の順に処理した。こ
うして現像された写真フィルムの露光部の吸収波長t0
0amiおける透過濃度を、ブランクのフィルムを対照
として分光光度針を用いて測定した。その結果は第7図
に示すとおりでありグルコースのamに応じて透過濃度
が変化しているので、グルコースの定量ができることが
わかる。
( 実施例3 組成物の第2図及び第3図に示した組成物の反応槽に暗
室中で次の各溶液を7Oμlづつ入れたものを参組用意
した。
なお透明支持体はPET(ボ、リエチレンテレフタレー
ト)であり写真乳剤はASA≠の未化学増感乳剤を使用
した。
次いで、22°Cにおいて尿酸の水溶液10μl(濃[
:/、4X10  M、lX10   M。
参X10  ’M)を3組の組成物の反応槽に注入り 後に各反応槽にペルオキ/ダーゼ#液(λθμ/鱈/、
pH1,011//jMリン酸緩衝液)をを現像した。
ただし現像液はD−/Aを使用しλo @cio分間現
像し、次いで停止、定着の順で通常の写真処理を行なっ
た。
次いで常法により水洗、定着、水洗の順に処理した。こ
うして現像された写真フィルムの無光部の吸収波長10
0mmにおける透過濃度を、ブランクのフィルムを対照
として分光光度針を用いて測定した。その結果は第を図
に示すとおりであり、尿酸の濃度に応じて透過濃度が変
化しているので、尿酸の定量ができることがわかる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、光透過性で不透水性の隔壁l及びハロゲン化
銀乳剤層コとからなる分析要素の断面図である。 第2図は、不透水性素材3からなる発光反応槽μを有し
た分析要素の断面図である。 第3図は、不透水性素材3からなる発光反応権弘を有し
た分析要素の斜視図である。 第参図は、不透水性素材3からなる発光反応槽参、試料
の注入口≦1隔壁11写真乳剤層λ及びしや光材料jと
からなる分析要素の断面図でめる。 第1図は、円筒状の分析要素であり、隔壁11写真乳剤
層λ、反応m≠及びしや光材料jと25hら成っている
。 第を図から第1図は過酸化水素濃度、グルコース濃度ま
たは尿酸濃度と吸光度との関係を示す検量線である。 縦軸は、ブランクを対照としたIoonmにおける吸光
度を表わし、横軸は、被測定物質の濃度(m o 1 
e / l )の対数を六わす。 時計出願人 富士写真フィルム株式会社第1図 第2図 乙 第3図 第5図 第6図 通1変イazk41L/L(qn’シ/))第7図 グルツー人濃7L(”01// ) 第8図 尿1東東&(#+力

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 、虜酸化水素の量に応じて化学発光する組成物と、この
    発光に感光するハロゲン化銀写真乳剤とを、光透過性で
    不透水性の隔壁を介して隣接させた後、現像処理し、得
    られた画像IIIFiILを測定することを特徴とする
    過酸化水素の定量方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63133039A (ja) * 1986-11-25 1988-06-04 Hamamatsu Photonics Kk 薄膜の物質透過性能を評価する方法
JPH01307635A (ja) * 1988-06-03 1989-12-12 Hamamatsu Photonics Kk 被試験用薄膜の物質透過性能を評価する方法
JPH0251043A (ja) * 1988-08-11 1990-02-21 Hamamatsu Photonics Kk 隔体の気体透過試験方法
US5084381A (en) * 1987-03-09 1992-01-28 Suntory Limited Assay method for detecting hydrogen peroxide

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