JPS585927Y2 - セオドライトの顕微鏡観測装置 - Google Patents

セオドライトの顕微鏡観測装置

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JPS585927Y2
JPS585927Y2 JP1978156718U JP15671878U JPS585927Y2 JP S585927 Y2 JPS585927 Y2 JP S585927Y2 JP 1978156718 U JP1978156718 U JP 1978156718U JP 15671878 U JP15671878 U JP 15671878U JP S585927 Y2 JPS585927 Y2 JP S585927Y2
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JP
Japan
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microscope
prism
telescope
theodolite
tube
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JP1978156718U
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JPS5597411U (ja
Inventor
船崎一二
Original Assignee
株式会社測機舎
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Publication date
Application filed by 株式会社測機舎 filed Critical 株式会社測機舎
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はセオドライト内の目盛読取顕微鏡(すなわち分
度観測用の顕微鏡)観測装置に関するものである。
現在、セオドライトに用いられている目盛読取顕微鏡観
測装置の殆んどは望遠鏡と平行になって釦り、目盛読取
が望遠鏡の規準と同じ向きでできるようになっている。
しかして、従来のセオドライドの高度水平分度は第1図
に示されているように、焦点鏡マスク3に結像している
この像は対物レンズ4を介して直角プリズム11に入射
されるが、その光軸はセオドライトの横軸の中心X−X
’に重なっている。
したがって、直角プリズム11で直角に曲げちれた光軸
は対物レンズIを介して顕微鏡接眼レンズ8に導かれる
この光路系にのいては、横軸x−x’に直角プリズム1
1が固定され、望遠鏡1の回転に伴って像回転(顕微鏡
視許の回転)を起す。
しかして、望遠鏡の90度の回転に対して像は90度回
転する。
かように、従来のセオドライトでは望遠鏡が横軸x −
x’を中心として回転(上下回転)すると顕微鏡視野も
回転するために、望遠鏡視野に対して第6図に示すよう
に回転傾斜した顕微鏡視野をみるようになり、分度目盛
りの読取りがしにくく、かつ大きな不安感を与える。
横軸を中心に望遠鏡が回転すると顕微鏡視野が回転する
のは、第1図記載の如く光路が望遠鏡1と平行になるよ
うに設けられた直角プリズム11が横軸内に挿入されて
かり、望遠鏡10回転に伴い該プリズム11が回転する
ために生ずる現象であって、この現象は、直角プリズム
11が回転する限り避は得ないものである。
上記の如く、従来のセ牙ドライドでは望遠鏡10回転に
よって光学系の回転が起る。
このため、顕微鏡の読取り視野すなわち顕微鏡像は、望
遠鏡が第5図に示す如き水平位置にあるときに正常視野
3となるように調整されるが、望遠鏡1がこの位置より
上下回転すると顕微鏡視野は回転し第6図のように傾む
いて見える。
この状態では、望遠鏡視野が正常で顕微鏡の分度観測視
野3が傾むいているので、必然的に顔を1げろようにな
る欠点がある。
顕微鏡視野すなわち顕微鏡像の回転(傾斜)の度合は、
望遠鏡1の上下回転の度合が大きくなればなる程1すま
す大きくなる。
本考案の目的は、上記の欠点を是正し、すなわち、望遠
鏡1が横軸x−x’を中心に上下回転した場合でも上記
望遠鏡の上下回転と連動し、且同期して顕微鏡像を正常
位置に保つことができる極めて簡単な構成のセオドライ
トの顕微鏡観測装置を提供することである。
次に、本考案について、添付図面に示す実施例について
説明する。
第2図に示すように望遠鏡1.の横軸x−x’と焦点板
マスク3、対物レンズ4等からなる目盛読取顕微鏡光学
系の光軸とを一致させて、前記望遠鏡の横軸筒2内に前
記目盛読取顕微鏡光学系の光軸を顕微鏡筒20側に直角
に屈曲するための直角ブリ、ズム11を設け、顕微鏡筒
2Mに顕微算用対物レンズ7、顕微鏡用接眼レンズ8を
設けた構成を有するセオドライト内で望遠鏡と平行に配
置された目盛読取観測用の顕微鏡観測装置において、顕
微鏡筒20の直角プリズム11の射出面側の開口部にロ
ータリープリズム枠1.0を回動自在に嵌挿し上記ロー
タリープリズム枠10内には、ロータリープリズム6を
固定し、ロータリープリズム枠10の直角プリズム11
の射出側の枠端に連通中心孔5′付の傘型歯車、5を固
定し、直角プリズム11の入射面側と目盛読取顕微鏡光
学系の対物レンズ4との間に歯車をセオドライト本体2
1に固定する。
猶前記顕微鏡筒20は望遠鏡1の鏡筒に固定されている
猶ロータリープリズム6は、入射光を少なくとも1回(
好ましくは3回またはそれ以上)反射させた後にプリズ
ム外に出すように構成されたプリズムであって、そして
このプリズムは、入射光と、プリズムから外に出る反射
光とが互いに実質的に平行になるように構成されたもの
であることが好ましい。
ロータリープリズム60例には、第3図記載のウオーラ
ストーンプリズムがあげられる。
また、第4図記載の断面を有する多角柱状プリズムも適
当である。
また、他の形の種々のロータリープリズムも勿論使用で
きる。
前記の如くロータリープリズム6を直角プリズム11と
対物レンズ7との間に配置することにより、顕微鏡の像
がプリズム6の回転に伴い回転するようになる。
したがって、ロータリープリズム6を装着した場合には
、望遠鏡の上下回転に起因する顕微鏡像の傾むき(第6
図)により、セオドライト本体に固定された傘型歯車9
に対して傘型歯車5が回動し、正常位置(第5図)に修
正できるのである。
猶第2図記載の如く顕微鏡像の回転方向と逆方向に回転
する傘型歯車5をロータリープリズム枠10に固定し、
傘型歯車19を対物レンズ4と直角プリズム11との間
に設け、そして該プリズム枠10を顕微鏡筒11の中で
回転できるようにしであるから、望遠鏡の上下回転に起
因する顕微鏡像の回転力用動的に修正でき、顕微鏡像は
いつでも第5図記載の如く正規の状態に保たれる。
すなわち傘型歯車9は、その中心が望遠鏡1の横軸X−
X′と一致するような位置でセオドライト本体21に固
定されており、したがって歯車9自体は望遠鏡および目
盛読取顕微鏡の上下回転運動の際にも全く回動しない。
この傘型歯車9は、それと一対をなす傘型歯車5に嵌合
される。
しかして後者の歯車5は目盛読取顕微鏡筒内のロータリ
ープリズム枠10に固定される。
したがって望遠鏡の上下回転運動に伴って目盛読取顕微
鏡筒が上下回転運動すると、顕微鏡筒内の傘型歯車5も
上下連動し、そしてこの場合には歯車5は静止歯車9と
の嵌合下に上下運動するので、前者の歯車5は上下運動
に同期、して左右に回転し、これに伴ってロータリープ
リズム枠10釦よびロータリープリズム6も回転する。
歯車5の運動は歯車9との噛合下の運動であるから、歯
車5の左右回転角度は上下運動量に比例した値になる。
一方、顕微鏡像の回転傾斜の度合も顕微鏡の上下回転運
動の量に比例した値であるから、歯車5の左右回転方向
を顕微鏡像の回転傾斜の方向と逆になるようにすること
により、顕微鏡像が、顕微鏡の上下運動量の大小にかか
わらず、いつでも第5図記載の如く正規の状態に保たれ
るのである。
上述の如く、本考案によればセオドライトにおける望遠
鏡の上下回転に起因する顕微鏡像の回転による該像の傾
むきが、ロータリープリズムおよび傘型歯車を利用した
自動修正方式により簡単かつ確実に正常位置に修正でき
、したがって、分度測定が容易かつ円滑に実施でき、測
量能率が大巾に上昇するという非常に大きい効果が得ら
れるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、公知の七オドライトの顕微鏡観測装置の略式
断面図である。 第2図は、本考案の1具体例に従って製作された自動式
顕微鏡像回転補正手段を有するセオドライトの顕微鏡観
測装置の略式断面図である。 第3図は、ロータリープリズムの1具体例の斜視図であ
る。 第4図は、ロータリープリズムのもう1つの具体例の断
面図である。 第5図は、分度観測顕微鏡の像(正常位置)を示す説明
図である。 第6図は、第5図記載の像が回転(傾斜)した状態を示
す説明図である。 1・・・・・・望遠鏡、2・・・・・・横軸筒、3・・
・・・・焦点板マスク、4・・・・・・対物レンズ、5
・・・・・・傘型歯車、5′・・・・・・連通中心孔、
6・・・・・・ロータリープリズム、7・・・・・・顕
微鏡用対物レンズ、8・・・・・・顕微鏡用接眼レンズ
、9・・・・・・傘型歯車、9′・・・・・・連通中心
孔、10・・・・・・ロータリープリズム枠、11・・
・・・・直角プリズム、20・・・・・・顕微鏡筒、2
1・・・・・・セオドライト本体、x −x’・・・・
・・横軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 望遠鏡1の横軸x−x’と焦点板マスク3、対物レンズ
    4等からなる目盛読取顕微鏡光学系の光軸とを一致させ
    て、前記望遠鏡の横軸筒2西に前記目盛読取顕微鏡光学
    系の光軸を□顕微鏡筒20側に直角に廟曲するためめ直
    角プリズム11を設ケ、顕微鏡筒20′内に顕微km対
    物レンズ7、顕微鏡用接眼レンズ8を設6た構成を有す
    るセオドライト内で望遠鏡と平行に配置された目盛読取
    観測用の顕微鏡観測装置において、顕微鏡筒シ0の直角
    プリズム11の射出面側の開口部にロータリープリズム
    枠10を回動自在に嵌挿し、上記ロータリープリズム枠
    10内には、ロニタリープリズム6を固定し、ロータリ
    ープリズム枠10の直角プリズム11の射出側の枠端に
    連通中心孔5′付の傘型歯車5を固定し、直角プリズム
    110入射面側と目盛読取顕微鏡光学系の対物レンズ4
    との間に前記傘型歯車5と歯合する連通中心孔9′付の
    傘型歯車をセオドライト本体に固定したことを特徴とす
    るセオドライトの顕微鏡観測装置。
JP1978156718U 1978-11-16 1978-11-16 セオドライトの顕微鏡観測装置 Expired JPS585927Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1978156718U JPS585927Y2 (ja) 1978-11-16 1978-11-16 セオドライトの顕微鏡観測装置

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JP1978156718U JPS585927Y2 (ja) 1978-11-16 1978-11-16 セオドライトの顕微鏡観測装置

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Publication Number Publication Date
JPS5597411U JPS5597411U (ja) 1980-07-07
JPS585927Y2 true JPS585927Y2 (ja) 1983-02-01

Family

ID=29146955

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JP1978156718U Expired JPS585927Y2 (ja) 1978-11-16 1978-11-16 セオドライトの顕微鏡観測装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS514661A (ja) * 1974-07-01 1976-01-14 Kyoei Senpaku Kogyo Kk

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS514661A (ja) * 1974-07-01 1976-01-14 Kyoei Senpaku Kogyo Kk

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Publication number Publication date
JPS5597411U (ja) 1980-07-07

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