JPS5858561A - トナ−像転写式静電複写方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、トナー像転写式静電複写方法、史に評しくは
感光体上に所要のトナー像を生成し、かかるトナー像を
複写紙上に転写するトナー像転写式静電複写方法に関す
る。

普通紙複写（ＰＰＣ）を達成するための静電複写方法と
して広く実用に供されているトナー像転写式静電複写方
法は、当業者には周知の如く、回転ドラム又は無端ベル
トの外周面に配設された無端状感光体上に静電潜像を形
成する静電潜像形成工程と一上記感光体上の静電潜像に
トナー粒子を施してこれをトナー像に現像する現像工程
と、上記感光体上のトナー像を複写紙上に転写する転写
工程と、かかる転写工程の後に上記感光体をり１７−ニ
ングするクリー二ング工程とを含む。かようなトナー像
転写式静電複写方法においては、原理的には、感光体上
に形成する静電潜像及びこれを現像することによって得
られるトナー像の前端及び後端を複写紙の前端及び後端
に正確に合致せしめ、感光体上のトナー像の全てを複写
紙上に転写することが望ましい。しかしながら、後に添
付図面を参照して詳述する通シの理由によって、実際上
は、感光体上のトナー像の前端部と後端部との少なくと
も一方（通常は後端部）は、複写紙の後端又は前端を越
えて存在する。従って、感光体上のトナー像を複写紙に
転写する転写工程の際には、感光体上のトナー像の後端
部又は前端部の少なくとも一方は、複写紙に転写される
ことなくそのまま非転写トナー像部として感光体上Ｋｆ
ｉ留せしめられる。而して、感光体上のトナー像のうち
の複写紙に転写された主部においては、転写工程の＠に
遂行されるクリーニング工程によって感光体上に残留し
ている残留電荷及び残留トナー粒子を充分良好にクリー
ニングすることができるが、感光体上の上記非転写トナ
ー像部においては、トナー粒子が全く転写されることな
くその１１多蓋に残留する故に、転写工程の後に遂行さ
れるタリーエンダニ１！によっては必ずしも充分良好く
クリーニングすることができず、所謂クリーニング不良
が発生することが少なくない、特に、上記非転写トナー
像部は所謂ペタ愚であることが多く、かかる場合には著
しいクリーニング不良が発生する傾向がある。

そして、クリーニング不良が発生した場合、次の複写サ
イクルにおける静電潜像及びこれを現像することによっ
て得られるトナー像の主部（即ち非転写トナー像以外の
主部）を、クリーニング不良が発生した部分、従って先
の複写サイクルにおける非転写トナー像部を含む領域に
形成すると、静電潜像及びこれを現像することによって
得られるトナー像の主部の一部において上記クリーニン
グ不、＆に起因する像品質の不良が生じてしまう。

かような問題を解決するためには、繰返し遂行される複
写サイクルにおいて静電潜像及びこれを現偉することに
よって得られるトナー像を、常に感光体上の特定の領域
に形成することが考えられる。

しかしながら、かくすると、感覚体の特定の領域のみが
繰返し使用され、局部的に劣化してしまう。

更にまた、２種又はそれ以上の長さの複写紙が選択的に
使用される場合においては、例えば先の複写サイクルに
おいて使用された複写紙の長さよシＣ次Ｏ複写サイクル
において使用される複写紙の長さが長く、従って先の複
写サイクルにおいて感光体上に形成された静電潜像及び
これを３ｆｔｍすることによって得られたトナー像の長
さよりも次の複写サイクルにおいて感光体上に形成され
る静電潜像及びこれを現像することによって得られるト
ナー像の長さを長くする必要がある時には、必然的に先
の複写サイクルにおける非転写トナー像部即ちクリーニ
ング不良発生部を含む領域に静電潜像及びこれを現像す
ることによって得られ九トナー像を形成しなければなら
ない。

本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主
目的は、従来のトナー像転写式静電複写方法に存在する
上述した通りの問題を解決する改良され九トナー偉転写
式静電複写方法を提供することである。

本発明者等は、鋭意研究の結果、上述した静電漕像形成
工根、現像工程、転写工程及びクリー二ング工程を含む
トナー像転写式静電複写方法において、（イ）感光体上
に形成される静電ｆ＃偉及びこの静電ｆＩＩｒ偉を現像
することによって得られるトナー像を感光体の全長よシ
も短くする、換言すれば感光体の全長を最大複写長さよ
りも長くする、（ロ）転写工程の際には感光体上のトナ
ー像の後端部又は前端部のいずれか一方のみが複写紙に
転写されることなくそのｔま非転写トナー像部として感
光体上に残留せしめられるようになす（後に添付図面を
参照して詳述する如く、感光体上のトナー像の後端部と
前端部の双方共に非転写トナー像部として感光体上に残
留せしめられないようになすことは、不可能ではないに
しても著しく困難であるが、感光体上のトナー像の前端
部又は後端部のいずれか一方のみを非転写トナー像部と
して感光体上に残留せしめられないようになすことは、
比較的容易に実現できる）、というそれら自体は公知の
技術を採用することに加えて、　ｒｉ先の複写サイクル
において静電＃像が形成された感光体の像形成領域に対
して、次の複写サイクルにおいて静電潜像及びこれを現
像することによって得られるトナー像を形成する感光体
の偉形成領埴を感光体の長さ方向にずらし、次の複写サ
イクルにおける感光体の偉形成領域の少なくとも非転写
トナー像部以外の主部が先の複写サイクルにおける非転
写トナー像部即ちクリーニング不良発生部を含まないよ
うにする、という新規な技術を採用することによって、
従来のトナー像転写式静電複写方法に存在すみ上述した
通りの問題を解決することができることを見出した◎ 即ち、本発明によれば、無端状感光体を帯電及び露光す
ることによって該感光体上に静電潜像を形成する静電潜
像形成工程と、咳感光体上の該静電潜像にトナー粒子を
施してこれをトナー像に現像する現像工程と、該感光体
上の咳トナー儂を複写紙上に転写する転写工程と、該転
写工程の後に該感光体をクリーニングするクリーニング
工程とを含み、咳感光体上に形成される骸靜電潜儂及び
骸靜電潜儂を現像することによって得られる該ト□ ナー＊Ｆｉ該感光体の全長よりも短く、そして骸転写工
程の際には該感光体上の該トナー像の後端部又は前端部
のいずれか一方のみが該複写紙に転写されることなくそ
の１１非転写トナ一像部とじて腋感光体上に残留せしめ
られるトナー像転写式静電複写方法において； 先の複写サイクルにシいて骸静電潜儂及びこれを現像す
ることＫよって得られる咳トナー儂が形成された該感光
体の像形成領域に対して、次の複写サイクルにおいて該
静電潜像及びこれを現像することＫよって得られる該ト
ナー像を形成する骸感光体の像形成領域を該感光体の長
さ方向にずらし、次の複写サイクルにおける咳感光体の
像形成領域の少なくとも該非転写トナー像部以外の主部
が先の複写サイクルにおける該非転写トナー（１１Ｓを
含まないようＫせしめること′を特徴とするトナー像転
写式静電複写方法が提供される。

以下、添付図面を参照して更に評＃ｌＫ説明する。

まず最初に、）チー像転写式静電複写方法を実施する複
写機の一例を簡略に図示している第１図を参照して説明
すると、１１１図に図示する複写機においては、回転ド
ラム２が回転自在に装着されてお夛、この回転ドラム２
０周表１ｉＫ無端状感光体４が配設されている。回転ド
ラム２の周１！ＩＫｔ！、矢印６で示すその回転方向に
見て順次に１充電用コロナ放電！ｓ８、現像兼残留トナ
ー除去装置１０、転写用コロナ放電器１２、除電用コロ
ナ放電８１４、及び除電ラング１６が配設されている・
かような複写機においては、回転ドラム２の矢印６で示
す方向への回転に応じて、次の通りのトナ画像転写式静
電複写ナイクルが遂行される・まず最初に１番号２０で
示す帯電域において、充電用−：ｒｌ：ｆす放電８Ｂの
作用によって感光体４上にコロナ放電電流が施されて感
光体４が特定極性に帯電され、次いで番号２２で示す露
光域にシいて、光学系（図示していない）の作用によっ
て例えば透明板（図示していない）上に載置された複写
すべき原稿（図示していない）の儂が矢印２４で示す如
くに感光体４上に露光され、かくして感光体４上に原稿
の儂に対応し念静電潜儂が形成される（静電潜像形成工
程）０次に、番号２６で示す現像兼残留トナー除去域に
おいて、適宜の磁気ブラシ機構から構成することができ
る現像兼残留トナー除去装置１０の作用によって感光体
４上の静電潜像にトナー粒子が施されて静電潜像がトナ
ー像に現像される（３Ｊ像工１！り。しかるｉｌＫ、番
号２８で示す転写域において転写工程が遂行される。即
ち、転写域２８においては、適宜の複写紙供給機構（図
示していない）から送給され回転ドラム２０回転に同期
せしめて矢印３０で示す方向に搬送される普通紙の如き
複写紙３２が感光体４０表面に密接せしめられると共に
、転写用コロナ放電器１２０作用によって複写紙３２の
裏面に：ｙａす放電電流が施され、かくして感光体４上
のトナー像が複写紙３２上に転写される（転写工程）。

トナー像が転写された複写紙３２Ｆｉ、感光体４０表面
から分離されて、更に矢印３０で示す方向に搬送され、
例えば適宜の定着装置（図示していない）（おける定着
作用によって転写されたトナー像が定着された後に、複
写物として複写機外へ排出される。一方、回転ドラム２
は更に回転を続けて、クリーニング工程が遂行される◇
即ち、番号３４で示す除電斌において除電用コロナ放電
器１４の作用によって感光体４上にコロナ放電電流が施
され、次いで番号３６で示す照射域において除電ランプ
１６によって感光体４が照射゛され、かくして上記転写
工程の後に感光体４上に残留する残留電荷が除電され、
そして更に、回転ドラム２は回転を続けて２回転目の回
転に入り５番号２６で示す現像兼残留トナー除去域にお
いて現像兼残留トナー除去装置１０が感光体４に作用し
、上記転写工程の後に感光体４上に残留する残留トナー
粒子が感光体４上から除去される（クリー二ング工程）
。

而して、上記の通りのトナー像転写式静電複写方法に′
ｓ？ける静電潜儂形成工１ｉＫついて詳細に考察すると
、静電潜像形成工程は、帯電域２０において感光体４を
特定極性に帯電し、次いで露光域２２において複写すぺ
ｌ！儂を感光体４上に露光することによって遂行される
０そして、帯電域２０における感光体４の帯電は、特定
位置に固定されている充電用コロナ放電ｓ８を所要時間
付勢し、かくして所定連層で矢印６で示す方向Ｋ１１転
せしめられる感光体４のうちの上記所要時間中に帯電域
２０（即ち充電用コロナ放電器８０作用範１！Ｉ）を通
過する領域に充電用コロナ放電ａ８からコロナ放電電流
を施すことｋよって達成される。而して、尚業者には周
知の如く、感光体４にコロナ放電電流が施される際の感
光体４の帯電電位Ｆｉ、所謂飽和電位に達するまでは時
間と共に漸次増大する。一方、充電用コロナ放電器８が
付勢開始された時点において帯電域２０内に位置してい
たところの感光体４上の帯電領域の前端部と、充電用コ
ロナ放電器８が除勢された時点において帯電域２０に位
置していたところの感光体４上の帯電領域の後端部とは
、それらの間の主部は帯電域２００上流端から下流端ま
でを移動するのに要する時間の全てにおいて充電用ニア
Ｈす放電器８からのコロナ放電電流を受けるのに対して
、帯電域２０の上流端から下流熾までを移動するのに要
する時間の一部においてしか充電用；■す放電ａ８から
のコロナ放電電流を受けない。かような次第であるので
、第２−ム図に図示する如く、感光体４上の帯電領域ｔ
のうちの主部ｚｘＦｉ充分均一に帯電されるが、帯電領
域ｔのうちの前端部Ｌ２と後＠＠ｔ５においては、夫々
前端及び後端に向って帯電量が漸次減少している。帯電
域２０における帯電に引続いて、露光域２２において感
光体４上に複写すべき儂が露光されるが、感光体４０Ｗ
電領域１０全範囲に渡りて複写すべき儂を露光し、従っ
て帯電領域りの全範囲を有効に利用して複写すべきｇＲ
Ｋ対応する静電潜像を形成すると、第２−ム図を参照す
ることによって容易に理解される如く、帯電領域ｔの前
端部Ｌ２と後端＠ｔＳとにおいては帯電量が均一でない
ことに起因して複写すべＩ儂に対応する静電潜像に乱れ
が生ずる。それ故に、一般に、帯電領域ｔのうちの主部
ｔ１のみを有効に利用し、主部Ｌ１のみに複写すべき像
を露光する。

従って、感光体４の帯電及び露光の談に感光体４上に形
成される静電潜像は、主部ＬＩＫおける静電潜像主部と
前端部ｔ２及び後端部ｔＳにお叶る静電潜像付加部を有
する。主部ｔ１に訃ける静電潜像主部Ｋをいては、帯電
され牟電荷が複写すべき像の露光に応じて選択的に消失
され、かくして複写すべ龜偉に対応した静電潜像が規定
されている。一方、前端部Ｌ２及び後端部Ｌ５における
静電潜像付加部においては、帯電され九電荷がそのまま
残されている。

上記の通シの静電潜懐、即ち主部ｔ１にシける静電潜像
主部と共に前端部ｔ２及び後端部４５における静電潜像
付加部を有する静電潜像を、現像兼残留トナー除去域２
６にシいてトナー粒子によって現像すると、容易に理解
される如く、主部ｔｌＫおけるトナー儂主部と共に前端
部Ｌ２及び後端部ＡＲＫおけるトナー像付加部を有する
トナー儂が形成される・主部ＬＩＫおけるトナー儂主部
においては複写すべＩ＊に対応してトナー粒子が付着し
たトナー僚が生成され、一方前趨部ｔ２及び後端部ｔ５
においてはトナー粒子が比較的多量に付着した所謂ベタ
黒トナー儂が生成される０現儂兼残留トナー除去域２６
における現僚工程の後には、転写域２８において感光体
４上のト・ナー像が複写紙３２に転写されるが、感光体
４上のトナー像のうちの前端部ｔ２及び後端部Ｌ）にお
９．ける上記トナー像付加部が複写紙３２に転写される
と、複写紙３２上に複写すぺＩ！儂とは無関係の所謂ペ
タ黒部が生成されるという望ましくない現象が発生する
。それ故に、主部ｔ１の長さに合致した長さの複写紙３
２が使用され、かかる複写紙３２が感光体４上のトナー
像のうちの主Ｉｓ　ｚＩ　Ｋおけるトナー像主部に整合
せしめて感光体４に密接され、かくして感光体４上のト
ナー像のうちの主部ｔＩＫおけるトナー像主部のみが複
写紙３２に転写される。従って、転写域２８に＄Ｐける
転写工程の際には、感光体４上のトナー像のうちの前端
部ｔ２及びｖｋ熾部Ｌ５におけるトナー像付加部は、複
写紙３２に転写されることなくｚ＠２−１図に図示する
如く、非転写トナー像部Ｎとして感光体４上にその１１
残留せしめられる。

転写＠２Ｂにおける転写工程の後には、除電域３４及び
照射域３６にシける残留電荷の除電並びに、現像兼残留
トナー除去域２６にシけるクリーニング工程が遂行され
る。そして、このクリー二ング工程により、複写紙３２
への転写が遂行され喪主ｍｔｌにおいては感光体４上の
残留電荷及び残留トナー粒子が充分良好にクリーニング
される。

しかしながら、前端部ｔ２及び後端部Ｌ５におけるトナ
ー懐付加部、即ち非転写トナー１１１１Ｎにおいて＃ｉ
、比較的多量のトナー粒子が複写紙３２に転写されるこ
となくそのまま残留している故に１上記クリーニング工
程によっては必ずしも充分良好に残留電荷及び残留トナ
ー粒子がクリーニングされず、従って非転写トナ画像部
ＮＫＩＩｉ所謂りリー二ング不良が発生する傾向がある
。そして、クリーニング不良が発生した非転写トナー像
部Ｎが次の複写サイクルにおいて主部Ｌ１として使用さ
れると、容易に理解式れる如（、次の複写サイクルＫｊ
？いて主部ＡＩＫ形成される静電潜像主部及びこれを現
像することによって得られるトナー像主部に１上記クリ
ーニング不喪に起因する偉品質の不良が生ずる〇 本発明に従って改良されたトナー像転写式静電複写方法
においては、クリーニング不良に起因する上述した通り
の問題を解決する良めに１次の通ｐの技術が採用される
・ まず最初に、転写工程の際に複写紙３２に転写されるこ
となくその１１感光体４上に残留せしめられる非転写ト
ナー像部Ｎが、帯電領域ｔｔＶ前端部ｔ２と後端部ｔ５
とのいずれか一方のみ、好ましくＦｉ後端部Ｌしのみに
存在するようにせしめる。

換言すれば、帯電領域ｔの前端部ｔ２と後端部ｔ５との
いずれか一方、好ましくは前端部１２ＫＦｉ。

非転写トナー像部Ｎが存在しないようにせしめる。

帯電領域りの前端部ｔ２と後端部ｔ５とのいずれか一方
、例えば前端部ｔ２に非転写トナー像部Ｎが存在しない
ようにせしめるＫは、帯電域２０における帯電の後に、
例えば露光域２４にかいて、複写すべき儂の露光とは別
個に前端部Ｌ２に光を照射し、かくすることによって第
３−ム図に図示する如く前端ｓｔ２に訃ける電荷を消失
せしめればよい０前端ｐｉ６　ｔ２への光の照射は、例
えば複写すべ１１ｊ［稿が透明板上に載置されかかる原
稿の儂が原稿照明ランプを含む光学系によって走査露光
される型の複写機においては、原稿が載置される透明板
の、原稿の前１が位置付けられる位置よりも前方の領域
に白色板を配設し、光学系によって原稿を走査露光する
際ＫＩｊＡ稿の走査露光に先立って上記白色板を走査し
、上記白色板からの反射光を感光体４上に、更に詳しく
は感光体４上の帯電領域りの前端部ｔ２に投射すればよ
い。或いはこれに代えて、原稿の走査露光の九めの光学
系とは全く別個に専用の光照射手段を設け、かかる光照
射手段を適宜に制御することによって感光体４の特定の
部分、即ち帯電領域ｔの前端部ｔＺＫ光を投射すること
もできる・帯電領域ｔの前端部ｔ２における電荷を消失
せしめると、必然的に前端部ｔ２には静電潜像が形成さ
れず、静電潜傷形成工程において感光体４上に形成され
る静電潜ｇＲＦｉ、主部ｔ１における静電潜傷主部と後
端部１５　ＫＳＰける静電潜傷付加部のみになる。従っ
て、静電潜像を現像することによって得られるトナー像
も、主部ｔ１におけるトナー像主部と後端ｓｔ５におけ
るトナー像付加部のみＫなる。それ故に、転写工程の後
において＃ｉ、第３−１１図に図示する如く、後端部ｔ
５においてのみ非転写トナー像部Ｎが存在し、前端部ｔ
ｌにおいて非転写トナー像部Ｎが存在することはない＠ 複写すべき儂の走査露光とは別個に上述した如（Ｋして
感光体４に光を照射することＫよる帯電領域ｔの電荷の
消失は、正確に前端部Ｌ２のみにシいて遂行する必要は
なく、第３−Ａ図に図示する如く、主部ｔｌ自体の前端
部の若干の範囲を鴫においても遂行してもよく、かくす
る方がかえって望ましい。何故ならば、特公昭５４−３
６５０２号会報に開示されている如く、複写紙３２に転
写されたトナー像を加熱及び／又は加圧ローラ対から成
る定着装置くよって定着する際に加熱及び／又は加圧ロ
ーラ対に複写紙３２が巻付くのを確実に防止するという
点からして、主部Ｌ１の前端部の若干の範囲Ｌ−にもト
ナー像を形成せず、転写工程の後の複４紙３２の前端部
の若干の範囲を所謂白色部にせしめることが望ましい故
である。勿論、主部ｔ１の前端部の若干の範囲ｔ％にも
トナー像を形成しないようにするととく代見て、主部Ｌ
１の長さを使用される複写紙３２の長さよりも着干短く
し、複写紙３２の前端部の若干の範囲をトナー像が形成
されない前端部ｔ２内に位置せしめて転写工程を遂行し
、かくして転写工程の後の複写紙３２の前端部の若干の
範囲を白色部にせしめることもできる〇 而して、前端部ｔ２と後端部ｔ５とのいずれか一方に非
転写トナー像部Ｎが存在しないようＫせしめることに代
えて、前端部ｔ２と後端部ｔ５との双方において非転写
トナー像部Ｎが存在しないようにせしめることも、理論
上は可能であり、かくすると上述し念通りのクリー二ン
グ不良に起因する問題を解決することができゐ、しかし
ながら、次の通ｐの事実が注目されねばならない、即ち
、前端＠Ａ２とＷｋ鴫Ｗ６Ｌｓとｏｈずｎか〒方、１Ｉ
ＩｉＫ前熾部Ｌ２において複写すべき原稿の儂の露光と
は別個に光を照射して電荷を消失せしめることは、上述
した白色板を設ける等によって比較的容易に遂行するこ
とができる。仁れに対して、前端部ｔ２と一後端部ｔ）
との双方において複写すべき原稿の僚の露光とは別個に
光を照射して電荷を消失せしめるには、例えば上述した
白色板を原稿の前方と後方の双方に対応して２枚設ける
と共に、原稿の長さ、従って複写紙３２の長さが変化す
ると、これに応じて２枚の白色板のうちの一方を所要距
離移動せしめなければならず、かくすることは不可能で
はない圧しても著しく困難である・加えて、前端部ｔ２
又は後端＠ｔ５に存在する電荷のみを□正確に消失せし
めることは和尚困難であり、従って前端部ｔ２又は後端
部Ｌ５に存在する電荷を充分に消失せしめんとすると、
主部Ｌｌ自体の前端部又＃ｉ後端部に存在する電荷も消
失せしめられてしまう仁とが少なくない。従って、前端
部Ｌ２とｖｋｇＩＡｓ　ｔ、との双方の電荷を充分に消
失せんとすると、主部ｔｌ自体の前端部と後端部とに存
在する電荷も消失せしめられ、主部ｔｌ自体の前端部と
後端部との双方が複写すべＩ儂を形成するのに利用でき
なくなり、転写工程の後における複写紙３２の前端部と
後端部とに複写すべき像とは無関係な白色部が生成され
てしまう・転写工程のＩＫおける複写紙３２の前端部と
１！１部とのいずれか一方のみに複写すべき像とは無関
係な白色部が生成される場合は、かかる白色部の長さが
小さい故に許容されるが、前端部と後端部との双方に複
写すべＩ儂と無関係な白色部が生成されると、白色部の
長さが倍増され、複写すべき偉が形成される有効長さが
相当短縮されてし壇う・ 本発明に従って改良されたトナー像転写式静電複写方法
においては、更に１先の複写ナイクルにおいて静電潜像
及びこれを現像することＫよって得られるトナー像が形
成された感光体の像形成領域に対して、次の複写サイク
ルにおいて静電潜像及びこれを現像することによって得
られるトナー嘆を形成する感光体の像形成領域を感光体
の長さ方向にずらし、次の複写サイクルにおける感光体
の像形成領域の少なくとも非転写トナー像部以外の主部
が先の複写サイクルにおける非転写トナー像部を含まな
いようにせしめる。この点について、第４図を参照して
説明すると、例えば、第１回目の複写サイクルにおいて
は、主部ｔ１と後端部ｔ）を含む領域１１を像形成領域
として、主部ｔ１における静電潜像主部と後端部ｔ５に
おける静電潜像付加部とを有する静電潜像を形成し、か
かる静電潜像を現像することによって主部ｚｌにおける
トナー像主部と後端部Ｌ５にかけるトナー像付加部とを
有するトナー像を形成する。従って、第１回目の複写サ
イクルにおいては、像形成領域ａ１中の後端部Ｌ）にお
けるトナー像付加部が転写工程の際に複写紙３２（第１
図）Ｋ転写されることなくそのまま非転写トナー像部Ｎ
として感光体４に残留し、従って像形成領域ａｌ中の後
端部Ｌ５にクリーニング不良が発生する。かような第１
回目の複写サイクルに対して、第２回目の複写サイクル
においては、第１回目の複写サイクルにおける像形成領
域ａ１の後端に合致する位置又はそれより後方の位置か
ら後方に向かつて存在する領域を主部ｔ１と後端部ｔ５
とを含む像形成領域ａ２として、かかる像形成領域ａ２
の少なくとも主部ｔ１が第１回目の複写サイクルにおけ
る傷形成領域＆１中の後端部ｔ５、即ちクリーニング不
良が発生する非転写トナー像部Ｎを含まないようＫする
。かような条件を満足せしめるためＫＦｉ、第４図を参
照することによって容易に理解される如く、矢印６で示
す方向に回転される感光体４が熱燗状であることに加え
て、各複写ナイクルにおいて形成される静電潜像及びこ
れを現像することＫよって得られるトナー像の最大長さ
、従って像形成領域ａ１及びａ２の最大長さが、感光体
４０金長りよりも短いことが重要である。そして、第１
回目の複写サイクルの場合と同様に、像形成領域ａ２の
主＠ｔ１における静電潜像主部と後端＠ｔ５における静
電潜像付加部とを有する静電潜像を形成し、かかる静電
潜像を現像することによって像形成領域ａ２の主＠ｔＩ
Ｋおけるトナー像主部と後ＯＳｔ、にシけるトナー像付
加部とを有するトナー像を形成する。従って第２回目の
複写ナイクルにおいては、像形成領域ａ２中の＠端部ｔ
５におけるトナー像付加部が転写工程の際に複写紙３２
（第１図）に転写されることなくそのｔｔ非転写トナー
＠１！ＩＩＮとして感光体４に残留し、従って像形成領
域ａ２中のｖｋ鴫部ｔ）にクリーニング不曳が発生する
。同様に、第３回目の複写サイクルにおいては、第２回
目の複写ティクルにおける像形成領域１２の後備に合致
する位置又はそれよシ後方の位置から後方に向って存在
する領域を主ｌ５ｚｌとｖｋ鴫部ｔ５とを含む像形成領
域ａ５として、かかる像形成領域ａ５の少なくとも主部
ｔ１が第２回目の複写サイクルにおける像形成領域ａ２
やのＦｉｅｎ部Ｌ５、即ちクリーニング不良が発生する
非転写トナー儂部Ｎを含まないようにする。また、第４
回目の複写サイクルにおいては、第３回目の複写サイク
ルにおける像形成領域１５０後端に合致する位置又はそ
れより後方の位置から後方に向って存在する領域を主部
ｔ１とＶｋ鴫部Ｌ５を含む儂形成領ＭａＩＩとして、か
かる儂形成領域ａ鴫の少なくとも主部ｔｌ″ｂＸ第３回
目の複写サイクルにおける像形成領域１５中の後端部ｔ
５　、即ちクリー二ング不良が発生する非転写トナー置
部Ｎを含オないようにする。

各複写サイクルにおける儂形成領域ａｌ＠＆２ｍ島５及
びａ４を上述した通りに位置付けて各複写サイクルを遂
行するためＫは、例えば第１図に図示する複写機に訃い
て、感光体４が配設されている回転ドラム２の回転角度
位置に基いて充電用コロナ放電ａ８、光学系（図示して
いない）及び転写用コロナ放電器１２等の要素の作動並
びに複写紙３２の搬送を所要の通９に制御して、複写サ
イクルを遂行すればよい。

以上の通りであるので、本発明に従って改良されたトナ
ー儂転写式静電複写方法によれば、先の複写サイクルに
おける非転写トナー＊ＩｉＮの存在に起因してクリーニ
ング不良が発生しても、次の複写サイクルにおいて＃ｉ
、静電潜傷及びこれを現像することによって得られるト
ナー儂の少なくとも主部はクリーニング不良が発生した
部分を避けて形成され、それ故にクリー二ング不良に起
因して像品質の不良が発生することが確実に回避される
。

尚、＃Ｉ４図に図示する場合においては、第３回目の複
写サイクルにおける像形成領域ａ５の主部ｔｌ　＃ｉ第
１回目の複写ティクルにおける像形成領域１１中の後端
部ｔ５、即ちクリーニング不良が発生する非転写トナー
＠ｌ！ＩＮを含み、また、第４回目の複写サイクルにお
ける像形成領域りの主部ｔｌＦ！第２回目の複写サイク
ルにおける像形成領域ａ２中の後端部ｔ５、即ちクリー
二ング不良が発生する非転写トナー置部Ｎを含んでいる
が、第３回目の複写サイクルを遂行する際に＃ｉ％第１
回目の複写サイクルにおける非転写トナー置部Ｎは既に
第１回目の複写サイクルにおけるクリーニング工程と共
に：＠２回目の接写ｔイクルにおけるクリーニング工程
を受け、２回のクリーニング工程を繰返し受けることＫ
よって既にクリー二ング不良が解消されており、同様に
、第４回目の複写サイクルを遂行する際には、第２回目
の複写サイクルにおける非転写トナー置部Ｎは既に第２
回目の複写サイクルにおけるクリーニング工程と共に第
３回目の複写サイクルにおけるクリーニング工程を受け
、２Ｅのクリーニング工程を繰返し受けることによって
既にクリーニング不良が解消されてお９、従ってクリー
ニング不良に起因する偉品質の不良が発生することはな
い・ 以上、県付図面を参照して本発明に従って改良されたト
ナー僚転写式静電複写方法の一具体例に一ついて詳細に
説明したが、本発明はかカーる具体−に限定されるもの
ではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形
乃至修正が可能であることは多言を要しない。

例えば、第１図に図示する複写機によって遂行されるト
ナー像転写式静電複写方法においては、転写の後の残留
トナー粒子の除去が、静電潜傷の現像が遂行される領域
と同一の領域即ち現像兼残留トナー除去域２６に訃いて
現像を遂行する装置と同一の装置即ち現僚輩残留トナー
除去装置によって遂行畜れる。従って、回転ドラム２の
２ｗＡ転目の回転の際に残留トナー粒子の除去が開始さ
れる。しかしながら、本発明は、かような方式のトナー
像転写式静電複写方法Ｋｌａられるｔのではなく、例え
ば第１図において回転ドラム２の矢印６で示す回転方向
に見て充電用コロナ放電ｓ８の上流側に適宜のトナー除
去器が配置されていて、静電潜傷の現偉が遂行される領
域とは別個−の、回転ドラ”ム２の矢印６で示す回転方
向に見て帯電域２０の上流側のトナー除去域において％
回転ドラム２の１回転目の回転の際に残留トナー粒子の
除去が開始される方式等の、種々の方式のトナー像転写
式静電複写方法にも適用することができる・ま九、第４
図に図示する方式においては、先の複写サイクルに訃け
る像形成領域の後端と次の複写ナイクルにおける像形成
領域の前端とを基準にして、先の複写サイクルにおける
像形成領域の後端に対して次の複写サイクルに訃ける像
形成領域の前端をそれに合致する位置又はそれより後方
の位置にせしめ、かくして、次の複写サイクルにおける
像形成領域の少なくとも主部が先の複写サイクルにおけ
る像形成領域の非転写トナー像部を含壜ないように、先
の複写サイクルにおける像形成領域に対して次の複写サ
イクルにおける像形成領域をずらしている。しかしなが
ら、所望ならば、これに代えて、例えば、先の複写サイ
クルにおける像形成領域の後端と次の複写サイクルにお
ける像形成領域の後端とを基準にして、先の複写ティク
ルにおける像形成領域の後端に対して次の複写サイクル
における像形成領域の後端をそれより前方に位置せしめ
、かくして、次の複写サイクルにおける像形成領域の少
なくとも主部が先の複写サイクルにおける像形成領域の
非転写トナー像部を含まないように、先の複写サイクル
における像形成領域に対して次の複写サイクルにおける
像形成領域をずらすこともできる０

【図面の簡単な説明】

第１図は、トナー像転写式静電複写方法を実施する複写
機の一例を示す簡略図。 第２−Ａ図及び第２−８図は、従来のトナー像転写式静
電複写方法に訃いてトナー像の前一部と後端部に非転写
トナー像部が生成される様式を説明するための図式図。 第３−Ａ図及び第３−１１図は、トナー像の前端部と後
端部とのいずれか一万における非転写トナー像部の生成
を回避する様式を説明する良めの図式図。 第４１！！＋は、本発明に従うトナー像転写式静電複写
方法において各複写サイクルにおける像形成領域、を順
次にずらず一例を説明するための図式図。 ４・・・無端状感光体 Ｌ・・・帯電領域 Ｌｌ・・・主部 Ｌ２・・・前端部 ４％・・・後端部 Ｎ−・非転写トナー像部 Ｊ　Ｉ　＆２ｍ’＆う及びａ４・・・儂形成領域％２−
Ａ図 第２−Ｂ図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、無端状感光体を帯電及び露光することによって該感
   光体上に静電ｓ＊’を形成する静電ＩＷ６形成工程と、
   該感光体上の皺静電１ｗ儂にトナー粒子を施してこれを
   トナー像に現像する現像工程と、咳感光体上の該トナー
   像を複写紙上に転写する転写工程と、該転写工程の後に
   該感光体をクリーニングするクリーニング工程とを含み
   、該感光体上に形成される該静電漕偉及び皺靜電潜ａｔ
   現偉することによって得られる該トナー像は該感光体の
   全長よシも短く、そして該転写工程の際には該感光体上
   の該トナー像の後端部又は前端部のいずれか一方のみが
   Ｗ複写紙に転写されることなくそのまま非転写トナー健
   部として咳感光体上に残留せしめられるトナー像転写式
   静電複写方法において； 先の複写サイクルにおいて咳静電潜像及びこれを現俸す
   ることによって得られる該トナー像が形成され九該感光
   体の像形成領域九対して、次の複写サイクルにおいて該
   靜電潜偉及びこれを現偉することによって得られる該ト
   ナー像を形成する該感光体の像形成領域を該感光体の長
   さ方向にずらし、次の複写サイクルにおける咳感光体の
   像形成領域の少なくとも該非転写トナー儂部以外の主部
   が先の複写サイクルにおける咳非転写トナー偉部を含ま
   ないようＫせしめることを特徴とするトナー像転写式静
   電複写方法＝２、峡転写工楊の録には該感光体上の骸ト
   ナー像の後端部のみが該非転写トナー像部として該感光
   体上に残留せしめられ、そして次の複写サイクルにおけ
   る該像形成領域は、その前端が先の複写サイクルにおけ
   る該像形成領域の後端に合致又はそれより後方に位置す
   るように、先の複写サイクルにおける該像形成領域に対
   してずらされる特＃！ｌ−饋求の範囲第１現記戦のトナ
   ー像転写式静電複写方法。 ３、該転写工程の際には該感光体上の該トナー像の後端
   部のみが該非転写トナー像部として該感光体上に残留せ
   しめられ、そして次の複写サイクルにおける該像形成領
   域は、そＯ恢熾が先の複写サイクルにおける該像形成領
   域の後端より前方に位置するように、先の複写サイクル
   における該像形成領域に対してずらされる特許請求の範
   囲第１項記載のトナー像転写式静電被写方法。