JPS5858440B2 - アルミニウム マタハ アルミニウムゴウキン ノ チヤクシヨクホウ - Google Patents

アルミニウム マタハ アルミニウムゴウキン ノ チヤクシヨクホウ

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JPS5858440B2
JPS5858440B2 JP13087475A JP13087475A JPS5858440B2 JP S5858440 B2 JPS5858440 B2 JP S5858440B2 JP 13087475 A JP13087475 A JP 13087475A JP 13087475 A JP13087475 A JP 13087475A JP S5858440 B2 JPS5858440 B2 JP S5858440B2
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JP
Japan
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aluminum
coloring
film
aqueous solution
aluminum alloy
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和英 小池
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HOKUSEI ALUMINIUM CO Ltd
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HOKUSEI ALUMINIUM CO Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、アルミニウムまたはアルミニウム合金の着色
方法に関するものである。
従来、アルミニウムまたはアルミニウム合金の着色方法
としては、 (1) アルミニウムまたはその合金を陽極酸化処理
後、これを水溶性または油溶性の染料溶液に浸せきして
着色する方法。
(2)陽極酸化処理後、金属塩を3む水溶液中に浸せき
し、これを交流電解処理し、無機着色する方法。
(3)特殊な合金あるいは電解液により陽極酸化処理を
行なうことにより発色せしめる方法。
(4)@蓚酸化処理の後、無機顔料溶液に浸せきして着
色する方法。
が知られている。
ところが、上記(1>の方法では染料の日光堅牢度が非
常に低いため外装用には適していない。
(2)の方法では電解液の調整、電解条件の管理が複雑
となり、また、均一な着色皮膜を得ることが容易でなく
、色の種類が限定される。
(3)の方法では発色性を均一にするため、特別に調製
されたアルミニウム合金が要求されるので、原材料費が
高額となるばかりでなく、色の種類が限定されるなどの
欠点がある。
また、(4)の方法では従来、着色むら、色の種類が限
られていること、さらに、二液浸せき法においては液の
管理のむつかしさ、染色法の複雑さなどの欠点があった
しかしながら、本発明による硫酸とりん酸からなる電解
液により陽極酸化処理を施したアルミニウムまたはアル
ミニウム合金をクロム、銅、コバルト、鉄、アンチモン
、ニッケルのぶつ化物、はうふつ化物、けいふつ化物の
水溶液に浸せきすることによる着色法を行なうと、上記
(1)〜(4)の欠点をすべて克服し、液の管理が容易
で、均一でしかも従来の無機顔料による着色では得られ
ないような色が得られ、原材料、設備費が安価で、製品
は日光堅牢度が非常にすぐれているため、外装用として
もすぐれていると思われる。
また着色した後、これを通常行なわれている電気泳動塗
装や浸せき塗装をすることも可能である。
均一な着色皮膜が得られるのは、水溶液中に存在するふ
っ素を含んだ化合物が、アルミニウムまたはアルミニウ
ム合金の酸化皮膜に吸着されると、ふっ素はアルミニウ
ムイオンと結合する際に、金属イオンも同時に酸化皮膜
中に吸着され、着色するためと考えられる。
さらに、浸せき法による着色を行なう場合、陽極酸化皮
膜の細孔の径の大きさ、深さ、数などが着色性に大きな
影響を及ぼすといわれるが、硫酸とりん酸からなる電解
液により得られた陽極酸化皮膜は、硫酸溶液中で得られ
た陽極酸化皮膜に比べ着色性が非常に良好で濃色を容易
に得ることができる。
このように、硫酸とりん酸からなる電解液により陽極酸
化皮膜を施した後、ふっ素を3む化合物水溶液へ浸せき
すると、これらの相乗効果により非常に良好な着色皮膜
を得ることができる。
次に、実施例をあげて本発明を具体的に説明する。
実施例 1 アルミニウム板を常法により前処理し、次の条件で陽極
酸化処理を施した後、ぶつ化クロム水溶液(CrF3−
10 g/ l、 60℃)に1.5分間浸せきしたと
ころ、均一な緑色皮膜が得られた。
@蓚酸化条件 極 比 1:1(対極カーボン) 電解液 硫酸(too、y/A)+りん酸(10(1
/A) 電解温晩 20±1°C 電流密度 1.5 A / dm2 電解時間 40分 この着色皮膜をサンシャイン・ウエザオメーターで25
0時間照剖しても変色しなかった。
実施例 2 アルミニウム板を常法により前処理し、実施例1と同様
の条件で陽極酸化処理した後、ぶつ化第2銅水溶液(O
uF2−5 g/ 13 、60℃)に15分間浸せき
したところ、均一な着色皮膜が得られた。
実施例 3 アルミニウム板を常法により前処理し、実施例1と同様
の条件で陽極酸化処理した後、けいふつ化コバルト水溶
液(CoSiF6−20g/l、60℃)に15分間浸
せきしたところ、均一な淡茶色皮膜が得られた。
実施例 4 アルミニウム板を常法により前処理し、次のような条件
で陽極酸化処理した後、はうふつ化ニッケル水溶液(N
l (BF4)2 15 g/ l、 60℃)に15
分間浸せきしたところ、均一な淡茶色皮膜が得られた。
陽極酸化条件 極 比 1:1 電解液 硫酸(150g/A)+りん酸(1oo、p
、#) 電解温晩 20±1°C 電流密客 1.OA/d仇2 電解時間 40分 実施例 5 実施例1と同様の条件により陽極酸化皮膜を生成したア
ルミニウム板をぶつ化第2鉄(FeF3)の水溶液(1
0g/V、60℃)に15分間浸漬したところ、赤褐色
の均一な着色皮膜が得られた。
実施例 6 実施例5と同様の条件により陽極酸化皮膜を生成したア
ルミニウム板をぶつ化アンチモン(SbF3)の水溶液
(10g/7,40℃)に15分間浸せきしたところ、
乳白色の均一な着色皮膜が得られた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 アルミニウムまたはアルミニウム合金を硫酸とりん
    酸からなる電解液により、陽極酸化処理をした後、鉄、
    アンチモン、クロム、銅、コバルト、ニッケルのぶつ化
    物あるいは、前記各金属のほうふつ化物もしくはけいぶ
    つ化物のうち一種類の水溶液中に浸せきすることを特徴
    とするアルミニウムまたはアルミニウム合金の着色法。
JP13087475A 1975-10-30 1975-10-30 アルミニウム マタハ アルミニウムゴウキン ノ チヤクシヨクホウ Expired JPS5858440B2 (ja)

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