JPS5858245B2 - 篩別け装置を備えたダンプ運搬車 - Google Patents

篩別け装置を備えたダンプ運搬車

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JPS5858245B2
JPS5858245B2 JP10132579A JP10132579A JPS5858245B2 JP S5858245 B2 JPS5858245 B2 JP S5858245B2 JP 10132579 A JP10132579 A JP 10132579A JP 10132579 A JP10132579 A JP 10132579A JP S5858245 B2 JPS5858245 B2 JP S5858245B2
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JP
Japan
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sieve
box
cargo box
cargo
dump truck
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JP10132579A
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JPS5628025A (en
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伸 住野
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SUMINO JIMUSHO JUGEN
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SUMINO JIMUSHO JUGEN
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、粉塵、細粒を含む粒状物を積載し、荷卸しに
際し荷箱を揚立させることによって、積載物中に含まれ
ている粉塵、細粒が篩別けられ、積載物とは別個に排出
可能ならしめた篩別は装置を備えたダンプ運搬車に関す
るものである。
一般に、シリコマンガン、フェロシリコン、フェロクロ
ム等の合金鉄類、又はコークス、石炭等の粒状物は、生
産の頭初から同質の粉塵、細粒を含むものが多い。
これらを商品として需要先へ供給する場合には、篩別け
の工程を経て粉塵、細粒を除いたものが供給される。
しかし、この篩別けの工程は専用の場所や設備を必要と
するほかに、大変手間が掛り、また粉塵等飛散により問
題となることもある。
本発明の主目的は、上述の事態に鑑みこの篩別は工程の
ための専用の場所や固定設備を不要とし、輸送の過程に
おいて篩別けを同時に果し得るようにしたダンプ運搬車
を提供することである。
而して、従来のダンプ運搬車には、この種の篩別けを必
要とする粒状貨物を積載し、同時にこれを篩別けする機
能を備えたものは未だ見られず、一般用ダンプ運搬車で
運ばれた貨物を固定設備としての別の篩別は装置にかけ
て篩別けしているのが現状である。
本発明の具体的な目的の第1は、篩別けを必要とする粒
状貨物を積載し、これを荷卸しの際に荷箱の揚立によっ
て同時に篩別けすることのできるダンプ運搬車を提供す
ることである。
本発明の具体的な目的の第2は、粒状貨物が細粒粉を多
く含むものである場合でも、篩別けされた粒状貨物が荷
箱の揚立によって篩下細粉粒と再び混ざってしまわない
ようにした前記ダンプ運搬車を提供することである。
本発明の具体的な目的の第3は、粒状貨物の性状が固ま
り易いものである場合でも、荷卸し時の荷箱の揚立によ
って粒状貨物が一度にずり落ちることなくその上下層の
撹拌を伴いながら適度に抑制された流下をして一様に篩
別けされるような前記ダンプ運搬車を提供することであ
る。
すなわち前記第1の目的を達成するために、本願の第1
発明の篩別は装置を備えたダンプ運搬車では、起伏自在
の荷箱を有し、荷箱後部にロック付き後方煽戸を有する
ダンプ運搬車において、該荷箱の中はどに荷箱両側板に
夫々上部が軸支されたロック付き中間煽戸を有し2、該
中間煽戸より後方位置で荷箱床板を切欠き該位置に適当
な広さの篩網を固定すると共に、該篩網の下部に篩下ホ
ッパー室を設けたことを特徴としている。
この場合、好ましくは前記中間煽戸は適当な間隔を置い
て平行に複数個設置し、最後部の中間煽戸より前方の荷
箱内に篩別けすべぎ粒状貨物を積載して運搬するものと
する。
運搬中は前記中間煽戸および後方煽戸はロックされ、荷
卸しに際しては後方煽戸および中間煽戸のロックを外し
て荷箱を揚立すると、中間煽戸がゲートの役目を果して
適度な層厚にて積載粒状貨物が荷箱後方へ流下し、篩網
の上を通過する際に自然に篩別けされ、細粒粉が篩下の
ホッパー室内に滞留する。
篩別けされた粒状貨物は後方煽戸をくぐって車外へ荷卸
しされ、一方、ホッパー室内に滞留した細粒粉は別の場
所に移動後、適宜排出される。
前記第2の目的を達成するための本願の第2発明の篩別
は装置を備えたダンプ運搬車は、前記第1発明をその主
要部とし、それに加えて更に篩網の後端部から後方煽戸
下部までの間に篩後方床板を設けたことを特徴としてい
る。
この篩後方床板は、篩下ホッパー室に滞留された細粒粉
が、荷箱の揚立によって篩網後端部から荷箱上へ濡出し
て篩別済粒状貨物と混合するのを防止する機能を果す。
さらに罰記第3の目的を達成するための本願の第3発明
の篩別は装置を備えたダンプ運搬車は、前記第1発明を
その主要部とし、それに加えて更に荷箱の中間煽戸より
前方の床板上に車中方向に延在する複数本の突条を、適
当な間隔でかつ前期中間煽戸の開閉に支障の起らない位
置に固定したことを特徴としている。
この突状は、粒状貨物が荷卸しに際して荷箱の揚立によ
りそのままの層構成で一度にずり落ちるのを防止して上
下層の撹拌効果をもたせるためのものである。
次に、本発明の篩別は装置を備えたダンプ運搬車の実施
例を図面に基いて説明する。
1はダンプ運搬車に起伏自在に設けられた荷箱であり、
該荷箱1の後端部には荷箱両側板に夫々上部が軸支され
た煽戸型式の後方煽戸2が設けられ、この後方煽戸2に
は通常のロック装置3が付設されている。
前記荷箱1は、本発明においては一般用ダンプ運搬車の
荷箱よりも車長方向に幾分長くすることが好ましい。
しかして、前記荷箱1の前半部には荷箱両側板に夫々上
部が軸支された通常の煽戸型式の中間煽戸4が立設され
ている。
4′、4“は夫々別の中間煽戸であって、前記中間煽戸
4と同様の構造で荷箱両側板にその上部が軸支され、か
つ荷箱の前端と最後部の中間煽戸4との間に略等間隔に
立設されている。
なお5.5’、5’は夫々ロック装置であって、油記中
間煽戸4,4’。
4“に付設されている。
6は突条であって、荷箱1の前半部の床板上に車中方向
に延在するが、この突条6は粒状貨物が荷卸しの際その
ままの層構成で一度にずり落ちるのを防止して上下層の
撹拌効果をもたせるために設けるものであるから、その
設置目的に叶う適当な間隔でかつ前記中間煽戸4゜4′
、4“の開閉に支障の起らない位置に設置固定されるも
のとする。
7は篩網であって、荷箱1の後半部に荷箱床板を切欠き
該位置に交換可能なる如く固定されている。
該篩網の広さは車中方向には略荷箱内法と等しい巾とし
、車長方向の長さは荷卸しの際荷箱の傾斜に伴い前記中
間煽戸内から中間煽戸の開扉につれて該篩網上を通過中
に積載粒状貨物が完全に済過篩別けされる長さとする必
要がある。
なお、篩網は積載粒状貨物の種類、用途によって異なる
メツシュのものを交換可能とするが、積荷が限定されて
いる場合には、例えば10〜15mmの篩網を固定的に
装備してもよい。
8は篩後方床板であり、9は篩前方床板であって、構進
上は共に荷箱1の床板の一部であるが、前記側床板部分
が後に説明するように本発明の篩別は装置において上述
の他の構成部材と共に重要な作用をなすものである。
10は篩下ホッパー室であり、11はそこに篩別けされ
たものを排出するための篩下煽戸であり、12はそれに
付設されたロック装置である。
13はダンプ運搬車の車体であり、14は荷箱起伏用の
ダンプ装置である。
尚、前記のロック装置3 、5 、5’、5“、12を
例えば油、空圧系統の回路へ結合することにより各煽戸
の開閉操作を定められた一個所で行えるようにすること
も勿論可能である。
次に、上記本発明の篩別は装置を備えたダンプ運搬車に
上述の粒状物を積載し荷卸しする操作について説明する
本発明のダンプ運搬車において粒状物の積載は荷箱1の
前半部即ち最後部中間煽戸4より前方の荷箱にのみ行わ
れる。
それ故に積載量が少くならないよう配慮して既に説明し
たように荷箱の車長方向の長さを一般用のものより幾分
長くすることが好ましい訳である。
ここで好ましい荷箱内方の一例を挙げると、荷箱1の内
方全長を略7.5mとし、荷箱前端部と最後部中間煽戸
4間の長さを約3m、それに続く篩前方床板9の長さを
約0.5m、次の篩網7の長さを約3m、それに続く篩
後方床板8の長さを約1mとする。
尚、貨物積載時の各煽戸2,4,4’、4“は言うまで
もなく各ロック装置3,5.5’、5“により閉鎖固定
されているものとする。
次に、輸送先における荷卸しに際しては、先づ後方煽戸
2及び最後部中間煽戸4のロック装置3,5を開とする
と同時に荷箱1を荷箱起伏用ダンプ装置により傾斜角度
を加減しなから略500の角度まで傾斜させるが、その
間に中間煽戸4′、4“のロック装置5′、5“を後方
のものから順次間とすることによって、粒状貨物が篩網
7の上を過量とならずにむらなく一様に通過し篩別けが
行われる。
この場合に突条6は粒状貨物の雪崩現象に近い一斉流下
の防止に効果があり、又篩前方床板9は篩網7へ掛る前
の粒状貨物の流れの厚さを均一にするために効果があり
、また篩後方床板8は篩別けには直接関係がないが篩下
ホッパー室10の容量が多い(篩別けされる粉塵、細粒
の量が多い場合)と、荷箱上の傾斜時に篩網7の後端部
から篩下細粒粉が溢出して篩別けした粒状貨物と混合し
てしまうので、それを防止するために設けられている。
更に、篩下ホッパー室に集められた篩下貨物は、篩下ホ
ッパー室の容量の限界に達した際に随時篩下煽戸11の
ロック装置12を開として回収し、再利用が図られる。
本発明の篩別は装置を備えたダンプ運搬車は以上の構成
になるものであるから、従来は篩別は工程と別に輸送し
ていた粉塵、細粒を含む粒状物を輸送の過程で荷卸しと
同時に篩別けすることを可能とする。
本発明においてはまた篩別けのために特別煩雑な作業を
要せず、単に通常のダンプ運搬車の場合と同様の荷箱の
揚立と煽戸のロック解除だけで足り、また粒状貨物が細
粒粉を多く含むものである場合、篩網後端の篩後方床板
があれば、ホッパー室内の細粒粉が多量になってもそれ
が荷箱上へ溢出してくるのを防止でき、さらに荷箱内の
中間煽戸より前方の床に車中方向の突条をいくつか設け
ておけば、荷卸し時の荷箱の揚立て粒状貨物がそのまま
の層構成で一度にずり落ちることなく、その上下層の撹
拌を伴いながら適度に抑制された流下をして一様な篩別
けが果されるようになるものである。
従って、篩別は工程の設備、手間が総て省略することが
できる輸送機能と篩別は機能を兼ね備えたダンプ運搬車
を提供するもので、産業上多大の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示し、第1図は平面図、第2図は
第1図の■−■断面図、第3図は荷箱を傾斜させた場合
の同様の断面図である。 1:荷箱、2:後方煽戸、3:ロック装置、4゜4′、
4“:中間煽戸、5.5’、5“:ロック装置、6:突
条、7:篩網、8:篩後方床板、9:篩前方床板、10
:篩下ホッパー室、11:篩下煽戸、12:ロック装置
、13:ダンプ運搬車車体、14:荷箱起伏用ダンプ装
置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 起伏自在の荷箱を有し、荷箱後部にロック付き後方
    煽戸を有するダンプ運搬車において、該荷箱の中はどに
    荷箱両側板に夫々上部が軸支されたロック付き中間煽戸
    を有し、該中間煽戸より後方位置で荷箱床板を切欠き該
    位置に適当な広さの篩網を固定すると共に、該篩網の下
    部に篩下ホッパー室を設けたことを特徴とする篩別は装
    置を備えたダンプ運搬車。 2 上記中間煽戸が適当な間隔を置いて複数個設置され
    ている特許請求の範囲第1項記載の篩別は装置を備えた
    ダンプ運搬車。 3 起伏自在の荷箱を有し、荷箱後部にロック付7き後
    方煽戸を有するダンプ運搬車において、該荷箱の中はど
    に荷箱両側板に夫々上部が軸支されたロック付き中間煽
    戸を有し、該中間煽戸より後方位置で荷箱床板を切欠き
    該位置に適当な広さの篩網を固定すると共に、該篩網の
    下部に篩下ホッパー室を設け、更に篩網の後端部から後
    方煽戸下部までの間に篩後方床板を設けたことを特徴と
    する篩別は装置を備えたダンプ運搬車。 4 起伏自在の荷箱を有し、荷箱後部にロック付き後方
    煽戸を有するダンプ運搬車において、該荷箱の中はどに
    荷箱両側板に夫々上部が軸支されたロック付き中間煽戸
    を有し、該中間煽戸より後方位置で荷箱床板を切欠き該
    位置に適当な広さの篩網を固定すると共に、該篩網の下
    部に篩下ホッパー室を設け、更に荷箱の中間煽戸より前
    方の床板上に車中方向に延在する複数本の突条を、適当
    な間隔でかつ前記中間煽戸の開閉に支障の起らない位置
    に固定したことを特徴とする篩別は装置を備えたダンプ
    運搬車。
JP10132579A 1979-08-10 1979-08-10 篩別け装置を備えたダンプ運搬車 Expired JPS5858245B2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5628025A JPS5628025A (en) 1981-03-19
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