JPS5858190B2 - ダイヤモンド研摩方法 - Google Patents
ダイヤモンド研摩方法Info
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- JPS5858190B2 JPS5858190B2 JP17904081A JP17904081A JPS5858190B2 JP S5858190 B2 JPS5858190 B2 JP S5858190B2 JP 17904081 A JP17904081 A JP 17904081A JP 17904081 A JP17904081 A JP 17904081A JP S5858190 B2 JPS5858190 B2 JP S5858190B2
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- JP
- Japan
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- diamond
- polishing
- polishing tool
- tool
- polishing method
- Prior art date
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- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B24—GRINDING; POLISHING
- B24B—MACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
- B24B9/00—Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor
- B24B9/02—Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor characterised by a special design with respect to properties of materials specific to articles to be ground
- B24B9/06—Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor characterised by a special design with respect to properties of materials specific to articles to be ground of non-metallic inorganic material, e.g. stone, ceramics, porcelain
- B24B9/16—Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor characterised by a special design with respect to properties of materials specific to articles to be ground of non-metallic inorganic material, e.g. stone, ceramics, porcelain of diamonds; of jewels or the like; Diamond grinders' dops; Dop holders or tongs
- B24B9/166—Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor characterised by a special design with respect to properties of materials specific to articles to be ground of non-metallic inorganic material, e.g. stone, ceramics, porcelain of diamonds; of jewels or the like; Diamond grinders' dops; Dop holders or tongs using heat
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
- Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(1)発明の分野
本発明はダイヤモンドの研摩に係り、特にダイヤモンド
を高能率で研摩するためのダイヤモンド研摩方法に関す
る。
を高能率で研摩するためのダイヤモンド研摩方法に関す
る。
(2)従来技術
従来、ビデオディスク用のダイヤモンド針を研摩成形す
る場合、半径方向の断面が矩形の微細溝がレコード状に
形成されたプラスチック製の円板を用い上記微細溝に常
温にてダイヤモンドを押し付けて研摩している。
る場合、半径方向の断面が矩形の微細溝がレコード状に
形成されたプラスチック製の円板を用い上記微細溝に常
温にてダイヤモンドを押し付けて研摩している。
(3)従来技術の問題点
従来のようにダイヤモンドの成形にプラスチック製円板
を用いる方法によれば、プラスチック製円板は高温にな
ると軟化するので、ダイヤモンドの研摩能率を向上させ
るために円板を加熱することができない。
を用いる方法によれば、プラスチック製円板は高温にな
ると軟化するので、ダイヤモンドの研摩能率を向上させ
るために円板を加熱することができない。
その結果、ダイヤモンドの研摩成形能率が著しく低くな
る。
る。
また、プラスチック製円板上に形成された微細溝は変形
・摩滅しやすく、加工後のダイヤモンドの形状精度がよ
くなく、かつ、プラスチック製円板の工具としての寿命
が短い。
・摩滅しやすく、加工後のダイヤモンドの形状精度がよ
くなく、かつ、プラスチック製円板の工具としての寿命
が短い。
(4)発明の目的
本発明はダイヤモンドを迅速かつ高精度で研摩加工を行
うことのできるダイヤモンド研摩方法に関する。
うことのできるダイヤモンド研摩方法に関する。
(5)発明の要点
高温においてはダイヤモンドが黒鉛化しかつ純鉄又は低
炭素鋼中・\のダイヤモンドの炭素拡散が活発になるこ
とに着目し、ダイヤモンドを純鉄又は低炭素鋼から形成
された研摩工具に押圧するとともに動かして、ダイヤモ
ンドを能率的かつ高精度で研摩成形することのできるダ
イヤモンド研摩力法を提供することにある。
炭素鋼中・\のダイヤモンドの炭素拡散が活発になるこ
とに着目し、ダイヤモンドを純鉄又は低炭素鋼から形成
された研摩工具に押圧するとともに動かして、ダイヤモ
ンドを能率的かつ高精度で研摩成形することのできるダ
イヤモンド研摩力法を提供することにある。
(6)発明の実施例
第1図は本発明の実施に用いる装置を示すもので、中心
に貫通穴1が穿設された円板状の研摩工具2がナツト3
により回転軸4の先端部に締着されている。
に貫通穴1が穿設された円板状の研摩工具2がナツト3
により回転軸4の先端部に締着されている。
上記研摩工具2は純鉄により形成されたもので、その上
端面には幅及び深さが数μmの同心円状の複数の溝5・
・・が形成されている(第2図参照)。
端面には幅及び深さが数μmの同心円状の複数の溝5・
・・が形成されている(第2図参照)。
これら溝5・・・は例えば円板状の純鉄表面をレジスト
でコーティングし、このコーテイング面にレーザ光を照
射して同心円状にレジストを除去し、除去部分をエツチ
ングして形成したものであり、これら溝5・・・の半径
方向の断面はほぼ矩形状となっている。
でコーティングし、このコーテイング面にレーザ光を照
射して同心円状にレジストを除去し、除去部分をエツチ
ングして形成したものであり、これら溝5・・・の半径
方向の断面はほぼ矩形状となっている。
さらに、上記回転軸4は軸受6により軸支されている。
そして、軸受6と研摩工具2との間には従動車7が回転
軸4と同軸に固定され、この従動車7と図示せぬ駆動車
との間には図示せぬベルトが巻き掛けられている。
軸4と同軸に固定され、この従動車7と図示せぬ駆動車
との間には図示せぬベルトが巻き掛けられている。
また、研摩工具2の直下には回転軸4が貫通する貫通穴
8が穿設された支持板9が研摩工具2に対向するように
固定されていて、支持板9の研摩工具2への対向面上に
は例えばニクロム線などのヒータ10,10が載置され
ている。
8が穿設された支持板9が研摩工具2に対向するように
固定されていて、支持板9の研摩工具2への対向面上に
は例えばニクロム線などのヒータ10,10が載置され
ている。
これらヒータ10゜10は図示せぬ電源に接続され温度
調節自在となっている。
調節自在となっている。
さらに、研摩工具2の上端面側にはダイヤモンド保持体
11が研摩工具2の半径方向に進退自在に図示せぬ支持
装置により支持されている。
11が研摩工具2の半径方向に進退自在に図示せぬ支持
装置により支持されている。
上記支持装置は同時にダイヤモンド保持体11により保
持されたダイヤモンド12を研摩工具2に対して一定荷
重で押圧するようにダイヤモンド保持体11を例えばば
ね等の構成要素により付勢している。
持されたダイヤモンド12を研摩工具2に対して一定荷
重で押圧するようにダイヤモンド保持体11を例えばば
ね等の構成要素により付勢している。
つぎに、上記構成の装置を用いた本実施例のダイヤモン
ド研摩力法について説明する。
ド研摩力法について説明する。
まず、円錐状の先端部分を所定の形状に研摩成形する被
研摩物であるダイヤモンド12をダイヤモンド保持体1
1に保持させ、第3図に示すようにダイヤモンド12を
任意の溝5に数グの押圧荷重で押圧する。
研摩物であるダイヤモンド12をダイヤモンド保持体1
1に保持させ、第3図に示すようにダイヤモンド12を
任意の溝5に数グの押圧荷重で押圧する。
このダイヤモンド12は500μm〜1000μm程度
の塊状のダイヤモンドを先端が円錐になるまでダイヤモ
ンド・パウダによりラッピング成形したものである。
の塊状のダイヤモンドを先端が円錐になるまでダイヤモ
ンド・パウダによりラッピング成形したものである。
そして、ヒータ10,10により研摩工具2を加熱する
と同時に、駆動車、ベルト、従動車7を介して回転軸4
を一定速度で回転させる。
と同時に、駆動車、ベルト、従動車7を介して回転軸4
を一定速度で回転させる。
その結果、研摩工具2はダイヤモンド12に対して摺動
する。
する。
このとき、ダイヤモンド12の先端部は研摩工具2を介
してヒータ10゜10からの熱及び研摩工具2がダイヤ
モンド12に対して摺動することによる摩擦熱を受けて
いるので、研摩工具2とダイヤモンド12との接触部近
傍における温度は600℃以上に達している。
してヒータ10゜10からの熱及び研摩工具2がダイヤ
モンド12に対して摺動することによる摩擦熱を受けて
いるので、研摩工具2とダイヤモンド12との接触部近
傍における温度は600℃以上に達している。
したがって、ダイヤモンド12の先端部は黒鉛化し7て
減耗すると同時に、ダイヤモンド12と研摩工具2との
接触部においてダイヤモンド12から純鉄である研摩工
具2・\の炭素拡散が活発に進行する。
減耗すると同時に、ダイヤモンド12と研摩工具2との
接触部においてダイヤモンド12から純鉄である研摩工
具2・\の炭素拡散が活発に進行する。
その結果、ダイヤモンド12先端部の高温加熱により惹
起される黒鉛化による減耗及びダイヤモンド12と研摩
工具2との接触部における炭素拡散の両者が相俟って、
ダイヤモンド12の先端の研摩加工が円滑に進行し、第
4図に示すように最終的にダイヤモンド12の先端は溝
5の半径方向の断面とほぼ等しくなるように研摩成形さ
れる。
起される黒鉛化による減耗及びダイヤモンド12と研摩
工具2との接触部における炭素拡散の両者が相俟って、
ダイヤモンド12の先端の研摩加工が円滑に進行し、第
4図に示すように最終的にダイヤモンド12の先端は溝
5の半径方向の断面とほぼ等しくなるように研摩成形さ
れる。
溝5が長時間の研摩加工により変形した場合は、変形を
受けていない他の溝5・・・を用いてダイヤモンド12
の研摩成形を行う。
受けていない他の溝5・・・を用いてダイヤモンド12
の研摩成形を行う。
(7)発明の変形例
上記実施例においては研摩工具を外部から強制的に加熱
しているが、研摩工具を高速で回転させ摩擦熱の発生量
を増大させてダイヤモンドを黒鉛化するに十分な高温に
維持することができれば外部からの加熱は必要でない。
しているが、研摩工具を高速で回転させ摩擦熱の発生量
を増大させてダイヤモンドを黒鉛化するに十分な高温に
維持することができれば外部からの加熱は必要でない。
また、上記実施例においては研摩工具の材質として純鉄
を用いているが低炭素鋼を用いてもよい。
を用いているが低炭素鋼を用いてもよい。
ただ、この場合炭素濃度はα鉄の最大炭素固溶限である
0、03%以下にすることが望ましい。
0、03%以下にすることが望ましい。
さらに、上記実施例はビデオディスク用のダイヤモンド
針の製造に本発明を適用しているが、これに限らず、ダ
イヤモンドの研摩成形であればすべてに適用できる。
針の製造に本発明を適用しているが、これに限らず、ダ
イヤモンドの研摩成形であればすべてに適用できる。
さらに、上記実施例においてはダイヤモンドに対して研
摩工具を摺動させているが、これに限らず本発明は両者
を相対的に摺動させるようにしてもよい。
摩工具を摺動させているが、これに限らず本発明は両者
を相対的に摺動させるようにしてもよい。
さらに、研摩工具に形成された溝の形状は同心状の溝に
限らずスパイラル状でもよい。
限らずスパイラル状でもよい。
(8)発明の効果
本発明によれば以下のJうな顕著な効果を奏する。
(イ)ダイヤモンドの黒鉛化による減耗及び研摩工具へ
の炭素拡散の両者が相俟ってダイヤモンドの研摩を円滑
に行うことができ、従来のプラスチック板を用いた研摩
力法に比べて飛躍的に研摩能率が向上する。
の炭素拡散の両者が相俟ってダイヤモンドの研摩を円滑
に行うことができ、従来のプラスチック板を用いた研摩
力法に比べて飛躍的に研摩能率が向上する。
(ロ)研摩工具が高温においても変形しにくいので、工
具寿命がプラスチック板に比べ著しく長くなり、かつ、
研摩精度も高くなる。
具寿命がプラスチック板に比べ著しく長くなり、かつ、
研摩精度も高くなる。
第1図は本発明の一実施例のダイヤモンド研摩方法に用
いられる装置の要部断面図、第2図は第1図の研摩治具
の平面図、第3図は本発明の一実施例におけるダイヤモ
ンドの研摩を示す図、第4図は研摩成形されたダイヤモ
ンドの要部断面図である。 2・・・・・・研摩工具、12・・・・・・ダイヤモン
ド。
いられる装置の要部断面図、第2図は第1図の研摩治具
の平面図、第3図は本発明の一実施例におけるダイヤモ
ンドの研摩を示す図、第4図は研摩成形されたダイヤモ
ンドの要部断面図である。 2・・・・・・研摩工具、12・・・・・・ダイヤモン
ド。
Claims (1)
- 1 被研摩物であるダイヤモンドを研摩工具に対して押
圧する方法と、上記研摩工具に押圧されたダイヤモンド
と上記研摩工具とを相対的に摺動させる方法とを具備し
、上記研摩工具に純鉄又は低炭素鋼を用いることを特徴
とするダイヤモンド研摩方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17904081A JPS5858190B2 (ja) | 1981-11-10 | 1981-11-10 | ダイヤモンド研摩方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17904081A JPS5858190B2 (ja) | 1981-11-10 | 1981-11-10 | ダイヤモンド研摩方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5882661A JPS5882661A (ja) | 1983-05-18 |
JPS5858190B2 true JPS5858190B2 (ja) | 1983-12-23 |
Family
ID=16059057
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17904081A Expired JPS5858190B2 (ja) | 1981-11-10 | 1981-11-10 | ダイヤモンド研摩方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5858190B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0775818B2 (ja) * | 1986-08-08 | 1995-08-16 | 株式会社東芝 | ダイヤモンド部材の加工方法 |
DE60018634T2 (de) * | 1999-05-12 | 2005-08-04 | National Institute Of Advanced Industrial Science And Technology | Schleif- und Polierwerkzeug für Diamant, Verfahren zum Polieren von Diamant und polierter Diamant, und somit erhaltener Einkristalldiamant und gesintertes Diamantpresswerkstück |
JP5817116B2 (ja) | 2010-02-03 | 2015-11-18 | 東洋製罐株式会社 | ダイヤモンド表面の研磨方法 |
WO2012090540A1 (ja) * | 2010-12-28 | 2012-07-05 | 東洋製罐株式会社 | ダイヤモンド表面の研磨方法 |
-
1981
- 1981-11-10 JP JP17904081A patent/JPS5858190B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5882661A (ja) | 1983-05-18 |
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