JPS5857985B2 - 塗装方法 - Google Patents

塗装方法

Info

Publication number
JPS5857985B2
JPS5857985B2 JP7041676A JP7041676A JPS5857985B2 JP S5857985 B2 JPS5857985 B2 JP S5857985B2 JP 7041676 A JP7041676 A JP 7041676A JP 7041676 A JP7041676 A JP 7041676A JP S5857985 B2 JPS5857985 B2 JP S5857985B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pattern
paint
weight
roller
agent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP7041676A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS52154845A (en
Inventor
啓一 関藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kowa Chemical Industry Co Ltd
Sekisui House Ltd
Original Assignee
Kowa Chemical Industry Co Ltd
Sekisui House Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kowa Chemical Industry Co Ltd, Sekisui House Ltd filed Critical Kowa Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP7041676A priority Critical patent/JPS5857985B2/ja
Publication of JPS52154845A publication Critical patent/JPS52154845A/ja
Publication of JPS5857985B2 publication Critical patent/JPS5857985B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は水硬性セメントを結合剤とする水性塗料をウー
ルローラーにて塗布し、一定のパターンを形成する塗装
方法に関する。
従来セメント質、合成樹脂エマルジョン、無機質細骨材
、顔料よりなる複合型化粧吹付剤を使用し、吹付仕上げ
を行うことが実施されているが、薄材の場合はその仕上
り面は平たんとなりまた厚付の場合は粗面ないし波状の
厚膜の仕上り面となる。
しかし、吹付時の塗料の粘度、吹付圧力、吹付距離など
により形成される仕上り面は一定のパターンとならず以
上の吹付条件の調節は熟練を必要とし、かつ、そのパタ
ーンはクレータ−状、小模様、大模様などに限られ、そ
の他の形成は不能であった。
その上施工時に吹付塗料が飛散し周囲を汚染するなどの
環境上の問題があり改善を必要としていた。
また、凹凸模様を有する型枠を使用して流動性のコンク
リートを流し込み充填して固化せしめる方法が特開昭5
0−150720号「コンクリート表面へ模様を附ける
方法」として、弾性多孔性材料を使用して形成せるシー
トまたはローラーにて未硬化のコンクリート面を押圧し
てネガ模様を形成する方法が特開昭49−54425号
「コンクリートに模様をつげる方法およびその装置」と
して知られているが、前者は壁面の塗装には利用出来ず
後者は最初にコンクリートの平滑面を形成し、その面が
未硬化の間に多孔性材料のシートまたはローラーにて押
圧し模様付を必要とするなど2工程を必要とし、その抑
圧工程が時間的に制限されるなど実用上の種々の問題が
あった。
本発明者は以上の従来方法の問題点につき種々検討し、
セメントを特徴とする特定の成分よりなる水性ペイント
をウール・ローラーを使用して塗装することにより、一
工程でさざ波状のスチーブル模様を有する塗面が容易に
形成することが出来ることを見出し、かかるパターンを
形成するには一定の範囲の水分を含有せしめ、かつ、特
定の増粘剤を使用することが必要であることを知り本発
明を完成した。
即ち、本発明は水硬性セフフレ29〜32重量パーセン
ト、骨材または充填剤36〜40重量パーセントとセル
ロースエーテル、含水微粉珪酸および固形分50パーセ
ントの合成樹脂エマルジョンよりなる増粘剤6〜8重量
パーセントおよび消泡剤、硬化剤、分散剤と必要により
着色顔料、防水剤などの通常のコンクリート添加剤より
なる水分18〜26重量パーセントの水性ペイントをウ
ールローラーにて塗布量1.5 kg/ 7712〜3
kg/ m2で塗布して一定のパターンを形成するこ
とを特徴とする塗装方法である。
本発明において、水硬性セメントとはポルトランドセメ
ント、アルミナセメントなどの水硬性無機質の膠着物質
で、骨材または充填剤とは重質炭酸カルシウム、珪砂な
どで、その粒度は50〜200メツシユの範囲が好まし
い。
しかして、水硬性セメントと骨材の配合を前記の範囲に
定めた理由は塗膜の強度及び膜厚を最大5ミリ、最少2
ミリの特定のさざ波状のスチープル模様のパターンを形
成するためであり、また、セルロースエーテルとはメチ
ルセルロースなどのアルキールセルロース、ハイドロオ
キンエチルセルロースなどで、含水微粉珪酸とは極少粒
子のシリカであり共にスチープル模様の形成と共に作業
性を向上させるための効果を有するために必要である。
また、合成樹脂エマルジョンとは醋酸ビニール、塩化ビ
ニールなどの樹脂エマルジョンまたは此等の共重合体エ
マルジョンなど塗膜の接着力の増大と適度な粘性を付与
するために合計6〜8重量パーセント使用する。
また含水微粉珪酸とは例えば粒度0.01〜0.02ミ
クロンの白色微粉末で105℃における乾燥減量40〜
9.0重量バーセント酸化珪素の含有量が86〜98%
のもので適度の粘性を付与する効果を有している。
消泡剤としてはトリブチルフオースヘートなどの塗料用
の消泡剤が好ましく硬化剤としては塩化カルシウムなど
セメントの早強性を有するものが、分散剤としてはオキ
シカルボン酸塩、アルキルアリルスルフォン酸塩、アル
キルベンゼンスルフオン酸ソーダ、ナフタリンスルホン
酸ホルマリン縮合物ソーダ塩など本水性ペイントを均一
に乳化分散可能なものが好ましい。
しかして本発明において水分を18〜26重量パーセン
トと定めた理由は本発明の水性ペイントを「ウール・ロ
ーラー」に吸収し塗布する際に均一で適度の流動性を示
し、容易に目的のパターンが形成出来るためである。
また、本発明の「ウール・ローラー」とは水性塗料の塗
装に適するナイロン、ダクロン、レイヨンなどの合成繊
維毛、羊毛などの天然繊維毛の「ローラー・カバー」を
有するものが好ましく、塗装面の平滑または粗面の程度
によりその毛の長さを選択する必要があるが、通常、巾
乗「ローラー・カバー」即ち毛の長さ均10ミリ程度の
ものが好ましい。
塗装に際しては塗料を入れたトレイ中で「ローラー・カ
バー」に均一に塗料を含ませて塗装面に塗料を配り部分
的に付着せしめたのち、これを前記「ローラー」にて平
滑にならし、更に少量の塗料を含ませて全面を仕上げる
塗面ば約0.2 ミIJ〜1ミリの平滑部と約2ミリ〜
5ミリの凸起部とからなり、平滑部と凸起部の割合が1
:0.4〜1:Q、8程度の割合のさざ波状のスチープ
ル模様を有する一定のパターンが形成される。
なお、本発明の水性ペイントは有機溶剤を使用せず、構
成成分も主として無機質であるため不燃性塗料として建
造物、特にストレート、コンクリート、モルタル、合板
等の内外の木質および石質の壁面の塗料として好適であ
る。
また、塗装作業に際しては下地の材質によりアクリル共
重合樹脂エマルションなどの下地処理または、本発明の
塗装面に更にアクリル共重合樹脂、顔料、溶剤などから
なる仕上処理を必要に応じて施工する。
実施例 1 第1表に示す配合成分によって配合したアルキルアリル
スルホン酸ソーダ、トリプチルホスヘート、塩化カルシ
ウム、ハイドオオキシエチルセルロース、有機酸エステ
ル、酢酸ビニル樹脂エマルションを均一に攪拌し添加水
を加えて混和液を製した。
別にセメント、重質炭酸カルシウム、チタン白、ステア
リン酸カルシウム、ジルコニウム化合物、活性シリカを
所定の割合に混合し均一に攪拌して粉末混合物を製し、
これに前記の混和液を加えて充分に混和して試験番号1
〜11の試験用の塗料を製した。
これらの塗料をローラー塗装用のトレイ中に取付けであ
る金網を一部分浸漬する程度に入れ、金網の上を「ウー
ル・ローラー」 「巾乗」(犬塚刷毛製造株式会社製品
の1ウール・ローラー」の商品名、「ローラーカバー」
の毛の長さ約10ミリ、ローラ一山180ミリ)を移動
させながら塗料中に「ローラー・カバー1を浸漬し均一
に試験用塗料を含ませた。
合板の表面に塗料を配り部分的に付着させたのち、平滑
にならし、更に少量の塗料を「ローラー・カバー」に含
ませ全面を仕上げてパターンを形成した。
試験番号3〜8は目的のパターンを形成した。特に試験
番号6.7は良好なパターンを形成した。
これを図示して説明すると第1図は試験番号6のパター
ンを示した平面図、第8図は第1図A−A線における断
面図で、第2図は試験番号7のパタ−ンを示した平面図
である。
なお、参考写真1で試験番号6また、参考写真2で試験
番号7の塗面を示した。
しかし、試験番号11は増粘剤としてハイドロオキシエ
チルセル※※ロース、および含水微粉珪酸を含有せず酢
酸ビニール樹脂エマルションのみの場合で他は全< 同
一である試験番号6の場合と異なり目的のパターンが形
成出来なかった。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第3図は実施例1の試験番号6、第2図は実
施例1の試験番号7の塗装面の状態を示すもので、いず
れも良好なパターンを形成することを小している。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 水硬性セフフレ29〜32重量パーセント、骨材3
    6〜40重量パーセントとセルロースエーテル、含水微
    粉珪酸および固形分50パーセントの合成11=1脂エ
    マルジヨンよりなる増粘剤6〜8重量パーセントおよび
    消泡剤、硬化剤、分散剤と必要により着色顔料、防水剤
    などの通常のコンクリート添加剤よりなる水分18〜2
    6重量パーセントの水性ペイントをウールローラーにて
    塗布し一定のパターンを形成することを特徴とする塗装
    方法。
JP7041676A 1976-06-17 1976-06-17 塗装方法 Expired JPS5857985B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7041676A JPS5857985B2 (ja) 1976-06-17 1976-06-17 塗装方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7041676A JPS5857985B2 (ja) 1976-06-17 1976-06-17 塗装方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS52154845A JPS52154845A (en) 1977-12-22
JPS5857985B2 true JPS5857985B2 (ja) 1983-12-22

Family

ID=13430837

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7041676A Expired JPS5857985B2 (ja) 1976-06-17 1976-06-17 塗装方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5857985B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62242877A (ja) * 1986-04-15 1987-10-23 Nec Corp レ−ダ目標検出装置
JPH0559387B2 (ja) * 1987-08-31 1993-08-30 Nippon Electric Co

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3317817A1 (de) * 1983-05-17 1984-11-22 Lechler Chemie Gmbh, 7000 Stuttgart Korrosionsschutzmittel

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62242877A (ja) * 1986-04-15 1987-10-23 Nec Corp レ−ダ目標検出装置
JPH0559387B2 (ja) * 1987-08-31 1993-08-30 Nippon Electric Co

Also Published As

Publication number Publication date
JPS52154845A (en) 1977-12-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6238476B1 (en) Method of curing drywall compound
CA2744271A1 (en) Multi-layer acoustical plaster system
US2600018A (en) Portland cement base paints
US5026576A (en) Method and composition for finishing structural building surfaces
JPS5857985B2 (ja) 塗装方法
JP2670940B2 (ja) 石灰系硬質疎水性薄塗材と壁面薄塗装工法
JPS61242252A (ja) 建物外装仕上工法
RU2208109C2 (ru) Способ декоративного покрытия стен и потолков и композиция, предназначенная для использования в способе
US3808017A (en) Dry powder adhesive compositions
JPS6133948B2 (ja)
JPH03221238A (ja) 発泡樹脂模型の塗型方法
JPS5830270B2 (ja) プレキャストコンクリ−ト板の素地調整方法
JPS63308075A (ja) 塗材と塗装方法
US3226243A (en) Plastering composition
JPH10316902A (ja) 光沢化粧化塗材及び模様仕上げ工法
JPS6038355B2 (ja) 発泡軽量コンクリ−トの表面仕上方法
JPS6286065A (ja) 鏝塗用壁面仕上材
JPS584749B2 (ja) 下地材の製造方法
JPS6251223B2 (ja)
US1792661A (en) Plaster and method of making the same
JPS61216969A (ja) 防水性立体模様仕上げ構造
JPH06305802A (ja) 砂岩調鏝塗り人造砂岩材と施工法
KR20230122355A (ko) 불연성 분말형 마감재 조성물
JPS6233607A (ja) コンクリ−ト又はモルタルに保護膜を形成する方法
JPS603037B2 (ja) 粗面状壁面の形成法