JPS5857498A - 改質炭製造方法 - Google Patents

改質炭製造方法

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JPS5857498A
JPS5857498A JP15539381A JP15539381A JPS5857498A JP S5857498 A JPS5857498 A JP S5857498A JP 15539381 A JP15539381 A JP 15539381A JP 15539381 A JP15539381 A JP 15539381A JP S5857498 A JPS5857498 A JP S5857498A
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JP
Japan
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coal
zone
liquid
solvent
solid
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JP15539381A
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English (en)
Inventor
Seiichi Shirakawa
白川 精一
Tsugitoshi Ogura
小倉 次利
Akio Kai
昭夫 開
Akiichi Hachiman
八幡 明一
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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  • Solid Fuels And Fuel-Associated Substances (AREA)
  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、改質炭製造方法に関する。
従来、改質炭製造方法としては例えば豪州ビク) IJ
ア州に産する褐炭や米国北西部で産するfilel青炭
を利用したロータリーキルン等の間接加熱方式と!リケ
ッタ〜を組み合わせたブリケ、ト製造によるもの、通常
フライスナー処理と称される加圧加熱条件下で脱水処理
するもの、高温水累加圧下条件で液化させて液状炭化水
素として得るもの等がある。
これ、らの方法の中で現在既に実用化されているブリケ
ット製造方式は、規模としては、非常に小さく、世界的
に見て賦存量の多いこの種の褐炭の利用法として今後は
期待できない。この方法では脱水した後、加圧成形によ
りブリケットとするが製造さnたこのブリケットが大気
中の水分等を再吸着させるか又は自然発火するような不
安定な状態であることはよく知られた事実でラシ、輸送
、貯蔵の安全性、効率の面でこの櫨褐炭の利用をはばん
でいる。
フライスナー処理法は、パッチ式製造法及び取扱いit
から考えて装#製作費が高くつくという欠点を有し、東
欧で一部他に燃料が得られないために製造されているに
過ぎず、将来プロセスの連続化が達成されぬ限り製品が
国際商品として利用されることはないと考えられる。こ
のような褐炭の性状や燃料製造法の難しさに対処する方
法として、直接液化法等の各種液状炭化水素製造法が提
案され、開発着手されているが、未だ実用化されていな
い。
液化反応により石炭を液状の流体に変換させて利用する
石炭液化法では、製品の形態は非常に優れているが、褐
炭のように水分含有量が多い、酸素含有量が多い場合に
は、液化反応に不可欠の水素消費量が多くなり経済性の
面で、瀝青炭等を対象にした液化法よりも劣る。
我々は上述したような!リケット製造、フ2イスナー処
理、直接液化等の利用法に於ける欠点を解消し、未利用
資源とも6つ′でよいこの種褐炭の有効利用法について
検討を行なってきた。
褐炭の本格的利用法の一つとし、褐炭に対して水素移動
剤、水素供与溶剤等を用い水素加圧条件下又は水素のな
い条件下で液化反応させる試みは令息に数多く報告され
ている。しかし泥炭に分類されるような若年の褐炭や一
部の亜れき青炎では条件さ、ttえれば、その大部分の
石炭質を可鹸化し液状物又は常温では固体の液状物とし
て取得することは可能である。しかしこれらの低品位炭
では、多いもので重量の半分程の水分を含むためこの液
化反応時に必要以上の水素を消費することもよく知られ
ん事実であり、これが低品位炭の実用化を阻む一つの因
子でもある。また、石炭代替の固体燃料については、公
害性あるいは燃焼後の残金の問題から灰分量は重要な事
項であり、極力少ない方が望ましい。
この種の燃料の主なユーザーとして発電メイラ−を考え
たとき、既設の?イラーの場合、その存続寿命が燃料の
灰分により左右されるといっても通口ではない。また一
般に、燃料中の灰分濃度を2憾以下にした固体燃料の場
合、既存の重油専焼メイラ−でも一部の改造を施すこと
により、燃料として利用出来るといわれている。
以上のことから、この方法に於いて水素消費量を抑制す
る手段として常温で固体状のいわゆる溶剤精製炭(8o
1vvnt R@fln*d Cool 、以下SRC
と記す。)を得る方法も知られているが、これをメイラ
等の燃焼機器の燃料として評価すると、固体としては比
較的もろい(粉砕性指数H,G、I 170 )、比較
的低温(約80℃)でも溶融し、取扱い難い状態になる
こと、取扱待にダストが飛赦し易いこと、燃焼に際しバ
ーナ表面でのファウリングやコーー#/グ防止のため粉
砕機やバーナで特別な処理を必要とする欠点がある。
さらには、石炭の液状物の脱灰方法としては、重力沈降
法としての液体サイクロン法や遠心分これらの方法は各
々特徴をもっており、そのまま利用するにしても製品コ
ストを考慮して最適々方法を検討し、選択する必要があ
る。
試験結果によれば、優れた水素移動剤又は水素ドナー溶
媒の存在下では、非常に迅速に石炭固体から石炭液体に
変化することが判っており、生成する石炭液体の量安定
性に対して反応温度とそれ迄の昇温速度が大きな影響を
与えていた。
この石炭固体から石炭液体への急速な反応が如何にして
行なわれるのか、その機構は未だ明確ではないが、クレ
オソート油の水素化処理油を溶剤として、・数州褐炭に
対して行なった試験では第1図に示すような関係が得ら
れた。第1図から明らかなように常温から、各反応温度
迄の昇温を平均280℃/分で急速に昇温させたこの試
MM果からは、以下のことが推定される。
470Cのような畠温では昇温速度が早く、反応時間が
知いと高い転換率を与える、反応時間を延ばすことで転
換率が下るのは、高温では生成石炭液の再重合反応によ
り生じた結果である。
420Cのような比較的低温域では加熱昇温時の反応だ
けでは不十分で、更に反応時間の経過と共に転換率の増
加傾向が認められ、この温度では未だ石炭構造の分解が
十分でないことが判る。これら一連の反応試験の中では
、反応温度470Cで行なった場合の反応初期の石炭転
換率が最も優れた結果を与えた。この結果は、従来よく
知られている石炭転換の最適範囲である400〜450
Cを越えた温度での結果であり試験に用いた急速加熱昇
温法は、石炭の分解反応に対して有効であることが判る
本発81は、かかる点に鑑みてなされたも、ので、石炭
固体の熱分解反応を持続させるまで石炭固体と溶剤との
混合物を加熱し、その結果得られる液化物から所望の性
状の固体燃料を容易に得ることができる改質炭製造方法
を見出したものである。
即ち、本発明は、石炭粒子と、水素移動剤又は水素供与
剤を含有する溶剤とを混合してなるスラリー混合物を4
201?:以下の温度まで予熱した後、これを440〜
520tl:の温度まで1500/分以上の速度で昇温
して液化させて前記石炭粒子を可溶化し、次いで、前記
溶剤及び石炭液の一部を油留分として分離し、次に前記
液化物を固液分離域に導き前記液化物から灰分を含む固
体成分を除去し、次いで、この低灰分の液化物を熱処理
して固体燃料を得る改質炭以下、本発明方法について説
明する。
まず、褐炭と水素供与能力を有す重質炭化水素化合物か
ら成るスラリー混合物を高温の燃焼ガス等による間接加
熱等の公知の方法で石炭及び溶剤が熱分解を起さない3
90℃以下又は熱分解を起しても数分の短い時間内では
その程度が僅かである420’C以下の@度に数分間で
加熱外温する。
次いで、4200以下に予熱した石炭スラリーを平均1
50C/分以上の昇温速度、好ましくtま300 C/
分以上、更に好ましくは450C/分以上の昇温速度を
与える加熱方法を急速な昇温を行なわせ、440〜52
0 C1好ましくは460℃〜500Cの温度範囲に到
達させる。
石炭分解率を最大にしかっコーキング反応を抑制するた
めにこの段階での加熱時間は1o分以内、好ましくは5
分以内さらには1分以内とすることが望ましい。
次に、反応後の石炭と溶剤の混合物は、通常の気液分離
手法により熱いガス体流れと液体流れに分離され、ガス
体流れからは気化した石炭液や溶剤を回収するに必要な
だけ冷却し、石炭液とガス体とを分離する。
次いで、気液分離操作で得られた液体代れを固液分離域
に導き、未反応石炭、原料石炭からの無機化合物及びこ
れらに付着する一部の液状物から成る固体流れと重質な
液体流れに分離する。この重質な液体流れは一部液化溶
媒として供給される他は熱処理域に導かれる。この熱処
理域では更に油分を回収すると共に生成した固形物の固
形燃料として適した性状に調整する。
然る後、気液分離域及び熱処理域で回収され九油留分を
水素化処理域に導き石炭処理に適した水素移動剤、水素
供与剤を一定量含有するように処理する。液化溶剤とし
ては、水素化処理域から供給される油分、気液分離域か
ら供給される特定留分及び重質な液体流れからの一部が
循環される。
次に、本発明方法を適用した改質炭製造ノロセスの一例
を第2図に示す。
図中Jθは、水素化処理された溶剤で石炭をスラリー化
する混合域である。スラリー混合物は予熱域20に供給
されて420℃以下の湿度まで予熱される。予熱後、ス
ラリー混合物は液化反応域30に導かれて反応温度まで
急速に加熱される。反応後の生成物は気液分離域40に
導かれて気体、液体、固体に分離される。気液分離域4
0によって分離された気体は、冷却域40’ 、 40
” 、 40“′を経て常温液体とガス体に分離される
。また、気液分離域40で分離された液体と固体は、固
体分離域50で分離される。
固体分離域50で得られた液化物の重質成分は熱処理域
60に導かれて所望の性状の固体燃料に処理され、熱処
理域60で発生した気体と液体は気液分離域70で気体
と液体に分離される。
気液分離域70で回収された油留分は水素化処理域80
で処理され、液化用溶剤性状が整えられる。このような
ノロセスを経て粉砕された石炭は、一部は気体、一部は
液体、大部分は固体として得られる。
次に、本発明の効果を確認するため行った実験例につh
て説明する。
実験例1〜5 スラリー処理量3137時間の連続試験装置を用いた試
験とオートクレーブを用すた試験全実施しだ。石炭は豪
州の褐炭を100メ、シェ以下に粉砕したものを、溶剤
は水素化アントラセン油の320℃以下の留分を用い、
3:1の溶媒対石炭比で混合しスラリーを調整した。連
続試験装置の加熱部、反応部をシースヒータにより管を
加熱する通常の間接熱交方式でスラリーを加熱昇温し液
化反応させた結果(実験例1)、連続試験装置で実験例
1と同様の手法でスラリーを予熱した後、高温の金属府
中に設置した配管中にスラリーを通すことで液化反応さ
せた結果(実験例2)、攪拌機付オートクレーブを使用
して昇温速度平均5℃/分で昇温させ、液化反応させた
ものでヘリウム雰囲気下での結果(実験例3)と水素雰
囲気下での結果(実験例4)、攪拌機付オートクレーブ
を使用して、窒素雰囲気下で昇温速度平均270℃/分
で昇温させ液化反応させた結果(実験例5)を下記第1
表に示す。
第1表から明かなように、実験例1と実験例2の比較で
は、予め250℃迄に予熱された石炭スラリーを原料と
して反応させたものであるが、純炭基準で、反応後の未
反応石炭量(テトラヒドロフラン不溶分)の評価では同
等の結果である。実験例2と実験例3.4の比較では、
未反応石炭量の評価では実験例2の方が少く優れた結果
を与えている。実験例2と実験例5の比較では、未反応
石炭量の評価では同等の結果でおる。予熱後の昇温速度
を150℃/分以上の250℃/分に設定した実験例5
及び600℃/分に設定した実験例2では、テトラヒド
ロフラン可溶分が多く得られ、テトラヒドロフラン不溶
分は少ないことから本発明方法における急速昇温及び高
温短時間反応が極めて有効であることが判る。
13− jθE廻」ニーしス 実験例5と同一条件で反応させた反応生成物から油留分
を除去した後の、いわゆる粗SRCを再度熱処理して生
成固形物の性状を調整する実験を実施した。熱処理時の
圧力条件として減圧度30■I(gで処理温度及び処理
時間を変更させた結果(実験例6.実験例7.実験例8
.実に;゛例9)を、また熱処理時の圧力条件として微
加圧条件で処理温度、処理時間を変更させた結2°、。
(実験例10.実験例11)を、また参考として粗SR
Cから未反応石炭等の固形物を除去し、6後のSRCの
性状値(実験例12)を下記第2表に示した。第2表か
ら明かなように、熱処理一度325Cとした実験例6.
実験例7では粗SRCの分解は僅に起るだけで得られる
油留分は少なく、生成固形物の性状はHGI値に見られ
るようにHGIが高く未だ改善されていない。熱ケ)理
温度400℃とした実験例8.実験例9の結果では、実
験例6,7と比べ油留分の回収率は向上し生成固形分の
性状向上とも行なわれ熱処理による効果を示している。
熱処理時の圧力条件を微加圧としたときの実験例10.
実験例11の結果も油留分の回収率、生成固形分性状と
もほぼ実験例8,9と同等の結果で熱処理による効果を
示している。熱処理後の固形物について実験例8.実験
例9での取得物は一般の石炭よりやや粉砕され易い値を
示し、実験例10゜実験例11の取得物は粉砕され易い
石炭と同等の値を示した。参考として示した実験例12
のSRCのHGI値は非常に高く、砕は易くもろいもの
であるが、実験例8,9.10.11等の処置で得られ
た固形分は固体として優れた性状に改善されていること
が判る。
つまり、本発明°方法では、石炭に対する処理方法の選
定により、石炭から未反応石炭質を一部残すことによシ
製品としての固体性状を改良できることが判る。
>験例13〜16 実験例5と同一条件で高灰分濃度の石炭を反応生成物か
ら油分を除去した後のいわゆる粗SRCを固液分離にか
けて、未反応石炭の一部と原料石炭からの無機化合物を
除去し九後、再度熱処理して生成固形物の性状を調整す
る実験を実施した。固液分離の手段として、自然重力沈
降法、液体サイクロン法及び溶剤脱灰法を用いた。粗S
RCのままで脱灰処理していない試料を熱処理した結果
(実験例13)、脱灰を自然重力沈降法、液体サイクロ
ン法及び溶剤脱灰法で行なった後のSRCを熱処理した
結果(実験例14、実験例15.実験例16)を、また
参考として実験例12の結果を集約して下記第3表に示
した。第3表から明かなように、熱処理条件は温度40
0℃、時間3Hr、圧力30 m Hl及び窒素雰囲気
下で同一条件として原料性状が変わっている。実験例1
3は、揮発分が低く、またHGI指数が高くて、生成1
41形分の性状は改善されていない。実験例16は実験
例13に比べ揮発分は高いが、HGI指数は改善されて
いない。このことは、脱灰脱固形分が進み、試料状況と
しては、実験例12に近くなったためだと考えられる。
一方実験例14及び実験例15の結果では、HGI指数
が70〜75でおり、生成固形分性状が大幅に向上し、
一般の石炭では粉砕されやすいとされている石炭と同等
の値である。つまり、本発明方法は、高灰分濃度の低位
品炭の改質炭製造方法としても適用出来ることが判る。
衷m−21」 実験例5で得られた反応生成物から油留分を除去した後
のいわゆる粗8RCを再度熱処理して得九油留分と、先
の油留分を用いて300dオートクレーブによる石炭の
反応試験を実施した。
反応生成油を水素化処理したもの単味と石炭の3:1混
合物を平均270℃で昇温させ440Cで反応させた結
果(実験例17)、反応生成油と熱処理生成油の混合物
を水素化処理したものと石炭の3:l混合物を平均27
0Cで昇温させ、440℃で反応させ九結果(実験例1
8)を下記第4表に示す。
第4表から明かなように、実験例17と実験例18は溶
剤性状以外は全く同一であるにもかかわらず、反応後の
石炭からの未溶解炭量(テトラヒドロフラン不溶分)で
は実験例18の方が明らかに低く、又製品の軽質化の面
(油+ぺ/ゼ/可溶分)でも優れた結果を与えている。
このことは、この熱処理操作による油留分の再回収操作
が溶剤として油留分を確保するだけでなく、反応面でも
優れている仁とを示している。
つまり、低品位石炭を液化して得られる留分は、比較的
軽質なものが多く、特性としても芳香族性が低いためこ
のままでは溶剤としての能力は不足し、石炭の液化転換
率が低下してノロセスに於ける溶剤/4ランスがとれな
くなる。しかしながら、本発明によれば液化反応後、更
に熱処理して、固形物性状を整えると同時に油留分とし
て回収し、これを溶剤として使用することにより液化率
を向上させ、溶剤・42ンスをとることができることが
判る。
第  4  表 実験例−理(重質成分の添加効果) 実験例5で得られた反応生成物から油留分を除去した後
のいわゆる粗8RCを添加剤として油留分に加えて溶剤
を調整し、3oo−オートクレーブによる反応試験を実
施した。油留分に対し柑SRCを14係添加した溶剤(
使い440℃で反応させた結果(実験例19)と、先述
した油分だけを溶剤とし反応させた結果(実験例17)
を下記第5表に示す。第5表から明らかなように実験例
17と実験例19は、溶剤性状以外は全く同一であるに
もかかわらず、反応後ノ石炭からの未溶解炭量(テトラ
ヒドロフラン不溶分)では実験例19の方が明らかに低
い。このことは残渣を循環すると溶剤バランスを推持す
る効果があることが判る。
第5表 以上説明した如く、本発明に係る改質炭製造方法によれ
ば、石炭固体の熱分解反応を持続させるまで石炭固体と
溶剤との混合物を加熱し、その結果得られる液化物から
所望の性状の固体燃料を容易に得ることができる等顕著
な効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、石灰の分解率と反応時間と9関係を示す特性
図、第2図は、本発明方法を適用した改質炭製造グロセ
スを示すh−!、明図である。 10・・・混合域、20・・・予熱域、30・・・液化
反応域、40・・・気液分離域、40’、 40’、 
40−・・・冷却域、50・・・固体分離域、60・・
・熱処理域、70・・・気液分離域、80・・・水素化
処理域。 出願人復代理人  弁理士 鈴 江 武 彦第1図 及 7応、11子 間 (min)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 石炭粒子と、水素移動剤又は水素供与剤を含有する溶剤
    とを混合してなるスラリー混合物を420C以下の温度
    まで予熱した後、これを440〜520℃の温度まで1
    50℃/分以上の速度で昇温して液化させて前記石炭粒
    子を可溶化し、次いで、前記溶剤及び石炭液の一部を油
    留分として分離し、次に前記液化物を固液分離域に導き
    前記液化物から灰分を含む固体成分を除去し、次いで、
    この低灰分の液化物を熱処理して固体燃料を得ることを
    特徴とする改質炭製造方法。
JP15539381A 1981-09-30 1981-09-30 改質炭製造方法 Pending JPS5857498A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2010150685A1 (ja) * 2009-06-22 2010-12-29 株式会社神戸製鋼所 炭素材料の製造方法
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