JPS5857415B2 - 2−ヒドロキシ−3−アルキル−2−シクロペンテノンの製造方法 - Google Patents
2−ヒドロキシ−3−アルキル−2−シクロペンテノンの製造方法Info
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- JPS5857415B2 JPS5857415B2 JP54159258A JP15925879A JPS5857415B2 JP S5857415 B2 JPS5857415 B2 JP S5857415B2 JP 54159258 A JP54159258 A JP 54159258A JP 15925879 A JP15925879 A JP 15925879A JP S5857415 B2 JPS5857415 B2 JP S5857415B2
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- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
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- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は2−ヒドロキシ−3−アルキル−2−シクロベ
ンテノンを製造する方法に関するものである。
ンテノンを製造する方法に関するものである。
2−ヒドロキシ−3−アルキル−2−シクロベンテノン
は甘い特性の香味を有する物質として一般に認められて
いる。
は甘い特性の香味を有する物質として一般に認められて
いる。
特に2−ヒドロキシ−3=メチル−2−シクロベンテノ
ンは焙mしたコーヒー豆の香気成分の一種で砂糖を焼い
たような独得の甘い芳香を有しており、パン、ケーキ、
飲料、インスタントコーヒー、タバコなどの食品あるい
は嗜好品のフレーバーとして広く用いられている。
ンは焙mしたコーヒー豆の香気成分の一種で砂糖を焼い
たような独得の甘い芳香を有しており、パン、ケーキ、
飲料、インスタントコーヒー、タバコなどの食品あるい
は嗜好品のフレーバーとして広く用いられている。
従って、2−ヒドロキシ−3−メチル−2−シクロベン
テノンは2−ヒドロキシ−3−アルキル−2−シクロベ
ンテノンの中でも工業的に特に重要である。
テノンは2−ヒドロキシ−3−アルキル−2−シクロベ
ンテノンの中でも工業的に特に重要である。
従来、2−ヒドロキシ−3−アルキル−2−シクロベン
テノンの製造方法として種々の方法が提案されている。
テノンの製造方法として種々の方法が提案されている。
例えば、(1)アジピン酸ジアルキルエステルを原料と
する方法、(2)グルクル酸ジアルキルエステルとシュ
ウ酸シアルキルエステルヲ原料とする方法、(3)α−
アルキルグルタル酸ジアルキルエステルを原料とする方
法、(4)プロピオン酸アルキルエステル、シュウ酸ジ
アルキルエステル及びアクリル酸アルキルエステルを原
料とする方法、(5)3−アルキル−2−シクロベンテ
ノンを原料とする方法等が挙げられる。
する方法、(2)グルクル酸ジアルキルエステルとシュ
ウ酸シアルキルエステルヲ原料とする方法、(3)α−
アルキルグルタル酸ジアルキルエステルを原料とする方
法、(4)プロピオン酸アルキルエステル、シュウ酸ジ
アルキルエステル及びアクリル酸アルキルエステルを原
料とする方法、(5)3−アルキル−2−シクロベンテ
ノンを原料とする方法等が挙げられる。
従来提案されている製造法のうち、例えばアジピン酸ジ
アルキルエステルを原料とする方法CJ。
アルキルエステルを原料とする方法CJ。
Org、Chem、 、351 (10)3203(1
970))やグルタル酸ジアルキルエステルとシュウ酸
ジアルキルエステルを原料とする方法〔特開昭5O−9
3948)においては、アジピン酸ジアルキルエステル
の縮合反応の後に又はグルタル酸ジアルキルエステルと
シュウ酸ジアルキルエステルとの縮合反応の後にシクロ
ベンテノン骨格の3位の位置をメチル化しており、両方
法典高価なアルキル化剤を用い、且つ反応工程が1段階
増える等の欠点がある。
970))やグルタル酸ジアルキルエステルとシュウ酸
ジアルキルエステルを原料とする方法〔特開昭5O−9
3948)においては、アジピン酸ジアルキルエステル
の縮合反応の後に又はグルタル酸ジアルキルエステルと
シュウ酸ジアルキルエステルとの縮合反応の後にシクロ
ベンテノン骨格の3位の位置をメチル化しており、両方
法典高価なアルキル化剤を用い、且つ反応工程が1段階
増える等の欠点がある。
又、他の方法においてもその改善のために種々の工夫が
なされている。
なされている。
本発明者らは上記の様な欠点を改善するために鋭意検討
した結果、驚くべきことにα−アルキル−ゲルタロニト
リルとシュウ酸ジアルキルエステルとを非プロトン性溶
媒中、強塩基性アルカリ金属化合物の存在下に縮合させ
ることにより、縮合反応の後にアルキル化反応を行なう
ことなく一気に目的化合物を得ることができることを見
出した。
した結果、驚くべきことにα−アルキル−ゲルタロニト
リルとシュウ酸ジアルキルエステルとを非プロトン性溶
媒中、強塩基性アルカリ金属化合物の存在下に縮合させ
ることにより、縮合反応の後にアルキル化反応を行なう
ことなく一気に目的化合物を得ることができることを見
出した。
本発明は以上の知見に基ついてなされたものであり、工
業的に入手が容易なα−アルキルゲルタロニトリルとシ
ュウ酸ジアルキルエステルとを原料とした新しい2−ヒ
ドロキシ−3−7/1/ キル−シクロベンテノンの製
造法を提供することを目的とするものである。
業的に入手が容易なα−アルキルゲルタロニトリルとシ
ュウ酸ジアルキルエステルとを原料とした新しい2−ヒ
ドロキシ−3−7/1/ キル−シクロベンテノンの製
造法を提供することを目的とするものである。
即ち、本発明は、非プロトン性溶媒中、強塩基性アルカ
リ金属化合物の存在下に、α−アルキルグルクロニトリ
ルとシュウ酸ジアルキルエステルとの縮合反応を、少な
くとも反応の後期において、非プロトン性溶媒が極性溶
媒の場合には80℃以上の温度で、又非プロトン性溶媒
が非極性溶媒の場合には130℃以上の温度で行ない、
該縮合反応から溶媒を除去した後、無機酸水溶液により
加水分解脱炭酸することを特徴とするものである。
リ金属化合物の存在下に、α−アルキルグルクロニトリ
ルとシュウ酸ジアルキルエステルとの縮合反応を、少な
くとも反応の後期において、非プロトン性溶媒が極性溶
媒の場合には80℃以上の温度で、又非プロトン性溶媒
が非極性溶媒の場合には130℃以上の温度で行ない、
該縮合反応から溶媒を除去した後、無機酸水溶液により
加水分解脱炭酸することを特徴とするものである。
本発明のα−アルキルゲルタロニトリルとシュウ酸ジア
ルキルエステルとの縮合反応は、α−アルキルゲルタロ
ニトリルの2種類のニトリル基のα位の炭素原子におい
て起る。
ルキルエステルとの縮合反応は、α−アルキルゲルタロ
ニトリルの2種類のニトリル基のα位の炭素原子におい
て起る。
即ち、α−アルキルゲルタロニトリルのニトリル基のα
炭素原子には、側鎖アルキル基が存在しておらずα−水
素を2個持っているものと側鎖アルキル基が存在してお
りα−水素を1個しか持たないものとの2種類がある。
炭素原子には、側鎖アルキル基が存在しておらずα−水
素を2個持っているものと側鎖アルキル基が存在してお
りα−水素を1個しか持たないものとの2種類がある。
α−水素を2個持つα炭素原子において縮合反応が起る
場合、得られるケトニトリルはα−水素を更に1個持っ
ており、塩基によって容易にその陰イオンに変換され得
るため縮合反応が容易に進行し、これに対して、α−水
素を1個しか持たないα水素原子において縮合反応が起
る場合、得られるケトニトリルはα−水素を持たず、塩
基によってその陰イオンに変換され得ないため縮合反応
が容易には進行しないものと思われる。
場合、得られるケトニトリルはα−水素を更に1個持っ
ており、塩基によって容易にその陰イオンに変換され得
るため縮合反応が容易に進行し、これに対して、α−水
素を1個しか持たないα水素原子において縮合反応が起
る場合、得られるケトニトリルはα−水素を持たず、塩
基によってその陰イオンに変換され得ないため縮合反応
が容易には進行しないものと思われる。
この様に、本発明のα−アルキルゲルタロニトリルとシ
ュウ酸ジアルキルエステルとの縮合反応は実質的に2段
階反応と思われる。
ュウ酸ジアルキルエステルとの縮合反応は実質的に2段
階反応と思われる。
即ち、最初α−アルキルゲルタロニトリルの側鎖アルキ
ル基を持たないα炭素原子での縮合反応が容易に起り、
次いで側鎖アルキル基を持つα炭素原子での縮合反応が
起るものと思われる。
ル基を持たないα炭素原子での縮合反応が容易に起り、
次いで側鎖アルキル基を持つα炭素原子での縮合反応が
起るものと思われる。
本発明のα−アルキルゲルタロニトリルに対して、ゲル
タロニトリルの場合はニドIJル基のα位に側鎖アルキ
ル基が存在しないためα炭素原子は両方共2個のα−水
素を持っており、シュウ酸ジアルキルエステルとの縮合
反応は極めて容易に起るものと思われる。
タロニトリルの場合はニドIJル基のα位に側鎖アルキ
ル基が存在しないためα炭素原子は両方共2個のα−水
素を持っており、シュウ酸ジアルキルエステルとの縮合
反応は極めて容易に起るものと思われる。
しかしながら、先に述べたグルタル酸ジアルキルエステ
ルとシュウ酸ジアルキルエステルとを原料とする方法の
場合と同じ欠点を持っている。
ルとシュウ酸ジアルキルエステルとを原料とする方法の
場合と同じ欠点を持っている。
即ち、縮合反応の後にアルキル化工程が必要なのである
。
。
本発明で用いられるα−アルキルゲルタロニトリルの側
鎖アルキル基としては一般に炭素数が1〜3のものであ
るが、工業的にはα−メチルゲルタロニトリルが重要で
ある。
鎖アルキル基としては一般に炭素数が1〜3のものであ
るが、工業的にはα−メチルゲルタロニトリルが重要で
ある。
即ち、α−メチルゲルタロニトリルはアクリロニトリル
をホスフィン系触媒または亜鉛系触媒等によって2量化
しα−メチレンゲルタロニトリルを得、これを水添する
ことにより容易に得ることもできるが、アクリロニトリ
ルを電解還元2量化してアジポニトリルを製造する際の
副生物としても極めて容易に得ることができるのである
。
をホスフィン系触媒または亜鉛系触媒等によって2量化
しα−メチレンゲルタロニトリルを得、これを水添する
ことにより容易に得ることもできるが、アクリロニトリ
ルを電解還元2量化してアジポニトリルを製造する際の
副生物としても極めて容易に得ることができるのである
。
本発明で用いられるシュウ酸ジアルキルエステルは、通
常シュウ酸ジメチル、シュウ酸ジエチル等の低級ジアル
キルエステルが用いられるが特にこれらに限定されるも
のではない。
常シュウ酸ジメチル、シュウ酸ジエチル等の低級ジアル
キルエステルが用いられるが特にこれらに限定されるも
のではない。
本発明で用いられる強塩基性アルカリ土属化合物ハ、ア
ルカリ金属アルコキシド、アルカリ金属アミド、アルカ
リ金属水素化物等である。
ルカリ金属アルコキシド、アルカリ金属アミド、アルカ
リ金属水素化物等である。
具体的にはナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシ
ド、ナトリウムエトキシド、カリウムエトキシド、カリ
ウムtert−ブトキシド、ナトリウムアミド、カリウ
ムアミド、水素化ナトリウム、水素化リチウム等である
。
ド、ナトリウムエトキシド、カリウムエトキシド、カリ
ウムtert−ブトキシド、ナトリウムアミド、カリウ
ムアミド、水素化ナトリウム、水素化リチウム等である
。
工業的にはアルカリ金属アルコキシドまたはアルカリ金
属水素化物が好ましい。
属水素化物が好ましい。
本発明の縮合反応において、α−アルキルゲルタロニト
リルとシュウ酸ジアルキルエステルとのモル比は特に限
定されないが、はぼ等モル量で良い、強塩基性アルカリ
金属化合物はα−アルキルゲルタロニトリルに対して2
倍モル以上の量があれば良いが、はぼ2倍モル量で良い
。
リルとシュウ酸ジアルキルエステルとのモル比は特に限
定されないが、はぼ等モル量で良い、強塩基性アルカリ
金属化合物はα−アルキルゲルタロニトリルに対して2
倍モル以上の量があれば良いが、はぼ2倍モル量で良い
。
非プロトン性溶媒の使用量については特に制限はなく、
攪拌できる量以上の量があれば良い。
攪拌できる量以上の量があれば良い。
本発明の縮合反応は、強塩基性アルカリ金属化合物を含
んだ非プロトン性溶液中にシュウ酸ジアルキルエステル
とα−アルキルゲルタロニトリルとを別々にまたは同時
に加え強力に攪拌しながら、実質上無水の条件下で、よ
り好ましくは窒素ガス等の不活性気体の雰囲気下で行な
われる。
んだ非プロトン性溶液中にシュウ酸ジアルキルエステル
とα−アルキルゲルタロニトリルとを別々にまたは同時
に加え強力に攪拌しながら、実質上無水の条件下で、よ
り好ましくは窒素ガス等の不活性気体の雰囲気下で行な
われる。
本発明において用いられる非プロトン性溶媒は極性また
は非極性のいずれであっても良い。
は非極性のいずれであっても良い。
しかし、収率の面からは極性非プロトン性溶媒の方が有
利である。
利である。
用いられる極性非プロトン性溶媒は、ジメチルホルムア
ミド、ジメチルアセトアミド、テトラメチルホスホルト
リアミド、ジメチルスルホキシド等の溶媒またはこれら
の混合物で、双極子モーメント15以上の溶媒であるが
、工業的にはジメチルホルムアミドを用いることが好ま
しい。
ミド、ジメチルアセトアミド、テトラメチルホスホルト
リアミド、ジメチルスルホキシド等の溶媒またはこれら
の混合物で、双極子モーメント15以上の溶媒であるが
、工業的にはジメチルホルムアミドを用いることが好ま
しい。
用いられる非極性非プロトン性溶媒は特に限定されない
が、後述する様に、少なくとも縮合反応の後期を130
℃以上の温度で行なうことが必要なため、加圧下に行な
ってもよいが、沸点が130℃以上の溶媒を用いて常圧
下に行なうことが好ましい。
が、後述する様に、少なくとも縮合反応の後期を130
℃以上の温度で行なうことが必要なため、加圧下に行な
ってもよいが、沸点が130℃以上の溶媒を用いて常圧
下に行なうことが好ましい。
時にはキシレン、エチルベンゼン、メシチレン、クメン
、ter t−ブチルベンゼン、テトラリン等の芳香族
系の溶剤が好ましい。
、ter t−ブチルベンゼン、テトラリン等の芳香族
系の溶剤が好ましい。
本発明において、極性または非極性の非プロトン性溶媒
を用いたいずれの場合においても、縮合反応の反応温度
を低く維持して行なった場合、長時間反応を継続しても
実質上はとんど反応は進行しない。
を用いたいずれの場合においても、縮合反応の反応温度
を低く維持して行なった場合、長時間反応を継続しても
実質上はとんど反応は進行しない。
即ち、極性非プロトン性溶媒の場合80℃以下であり、
非極性非プロトン性溶媒の場合130℃以下である。
非極性非プロトン性溶媒の場合130℃以下である。
逆に、縮合反応を極性または非極性非プロトン性溶媒で
それぞれ80℃以上、130℃以上に維持して行なった
場合、反応は進行するが収率が悪くなる。
それぞれ80℃以上、130℃以上に維持して行なった
場合、反応は進行するが収率が悪くなる。
また、極性非プロトン性溶媒の場合、反応温度が高過ぎ
ると溶媒自身の分解量が多くなるため150℃以下の温
度で行なうことが好ましい。
ると溶媒自身の分解量が多くなるため150℃以下の温
度で行なうことが好ましい。
従づて、極性または非極性いずれの非プロトン性溶媒を
用いた場合においても縮合反応は2段階に分けて行なう
ことが好ましい。
用いた場合においても縮合反応は2段階に分けて行なう
ことが好ましい。
即ち、第1段目の反応は極性、非極性いずれの非プロト
ン性溶媒の場合においても、0〜80℃の温度で、更に
望ましくは0〜40°Cの温度で行なうことが好ましい
。
ン性溶媒の場合においても、0〜80℃の温度で、更に
望ましくは0〜40°Cの温度で行なうことが好ましい
。
第2段目の反応は、極性非プロトン性溶媒の場合、80
〜150°Cの温度で、更に望ましくは100〜150
℃の温度で行なうことが好ましく、非極憔非プロトン性
溶媒の場合130℃以上の温度で行なうことが好ましい
。
〜150°Cの温度で、更に望ましくは100〜150
℃の温度で行なうことが好ましく、非極憔非プロトン性
溶媒の場合130℃以上の温度で行なうことが好ましい
。
第1段目の反応においては、前述した様に、α−アルキ
ルグルクロニトリルの側鎖アルキル基を持たないα炭素
原子での縮合反応が主として起っていると思われ、第2
段目の反応においては側鎖アルキル基を持つα炭素原子
での縮合反応が主として起っているものと思われる。
ルグルクロニトリルの側鎖アルキル基を持たないα炭素
原子での縮合反応が主として起っていると思われ、第2
段目の反応においては側鎖アルキル基を持つα炭素原子
での縮合反応が主として起っているものと思われる。
本発明においては、縮合反応の終了後に無機酸による加
水分解脱炭酸が行なわれる。
水分解脱炭酸が行なわれる。
縮合反応の終了後に中間生成物を単離することは通常の
方法によって可能であり、中間生成物を単離して加水分
解脱炭酸反応を行なってもよい。
方法によって可能であり、中間生成物を単離して加水分
解脱炭酸反応を行なってもよい。
しかし、中間生成物を単離することにより全収率は悪く
なり、且つ操作も増えるため経済的には不利になる。
なり、且つ操作も増えるため経済的には不利になる。
従って、中間生成物を単離することなく加水分解脱炭酸
を行なうことが好ましい。
を行なうことが好ましい。
本発明において、縮合反応の後に溶媒を常圧下または減
圧下に蒸留除去する。
圧下に蒸留除去する。
溶媒の除去により塩が析出してくるか、さらに溶媒の除
去を終了させる。
去を終了させる。
次いで5〜50重量%の無機酸水溶液を加え、還流加熱
して加水分解脱炭酸を行なう、用いる無機酸としては硫
酸、塩酸等でよく、縮合反応において用いた塩基の量及
びニトリル基を加水分解するに足る量以上の過剰量を用
いることが必要である。
して加水分解脱炭酸を行なう、用いる無機酸としては硫
酸、塩酸等でよく、縮合反応において用いた塩基の量及
びニトリル基を加水分解するに足る量以上の過剰量を用
いることが必要である。
加水分解脱炭酸反応は2〜10時間行なえばよく、反応
終了後反応液を冷却し、酢酸エチル、クロロホルム、塩
化メチレン等の溶剤で溶剤に可溶な生成物を抽出し、目
的の最終生成物を得ることができる。
終了後反応液を冷却し、酢酸エチル、クロロホルム、塩
化メチレン等の溶剤で溶剤に可溶な生成物を抽出し、目
的の最終生成物を得ることができる。
以上詳述した様に、本発明方法は高価なアルキル化剤を
用いたアルキル化工程を必要としないα−アルキルゲル
タロニトリルとシュウ酸ジアルキルエステルとを原料と
した新規な2−ヒドロキシ−3−アルキル−2−シクロ
ベンテノンの製造方法を提供するものである。
用いたアルキル化工程を必要としないα−アルキルゲル
タロニトリルとシュウ酸ジアルキルエステルとを原料と
した新規な2−ヒドロキシ−3−アルキル−2−シクロ
ベンテノンの製造方法を提供するものである。
また、工業的にも特に重要であるα−メチルグルメロニ
l−IJルは、アクリロニトリルを電解還元2量化して
アジポニトリルを製造する際の副生物として容易に得る
ことができ、本発明方法は副生物の有効利用という面か
らも意味が太きいと言える。
l−IJルは、アクリロニトリルを電解還元2量化して
アジポニトリルを製造する際の副生物として容易に得る
ことができ、本発明方法は副生物の有効利用という面か
らも意味が太きいと言える。
次に実施例により本発明を具体的に説明する。
実施例 1
]、 00 rnlの4つロフラスコに温度計、窒素流
入管、滴下ロート、攪拌装置、分留管及び凝縮器を装備
した。
入管、滴下ロート、攪拌装置、分留管及び凝縮器を装備
した。
この4つロフラスコに窒素を流通しながら金属すl・リ
ウム1.00 gr (0,043モル)と無水エチル
アルコール30 grを加えて攪拌しナトリウムエトキ
シドを調製した後、温度を上げて過剰のエチルアルコー
ルを除去した。
ウム1.00 gr (0,043モル)と無水エチル
アルコール30 grを加えて攪拌しナトリウムエトキ
シドを調製した後、温度を上げて過剰のエチルアルコー
ルを除去した。
以後は反応の間窒素の流通を続げた。
次に、室温まで冷却し、無水ジメチルホルムアミド20
0m1を加え、更に氷冷した。
0m1を加え、更に氷冷した。
水冷下にシュウ酸ジエチル3.20gr(0,022モ
ル)を10rrLlのジメチルホルムアミドに混合した
液を加え、添加後水冷を止め室温にもどした。
ル)を10rrLlのジメチルホルムアミドに混合した
液を加え、添加後水冷を止め室温にもどした。
次に、α−メチルグルクロニトリル2、16 gr(0
,02モル)を10rrLlのジメチルホルムアミドに
混合した液を室温下に強力に攪拌しながら2時間で添加
し、添加終了後更に30分間攪拌した。
,02モル)を10rrLlのジメチルホルムアミドに
混合した液を室温下に強力に攪拌しながら2時間で添加
し、添加終了後更に30分間攪拌した。
反応液が黄色く着色してきた。次に、反応混合液を13
0〜140℃で2.5時間攪拌した。
0〜140℃で2.5時間攪拌した。
この間4つ目フラスコから液体が少し留出し、反応は茶
褐色に変色した。
褐色に変色した。
次に、窒素の流通を止め、温度を130〜140℃に保
ったまま減圧にしてジメチルホルムアミドを蒸留除去し
た。
ったまま減圧にしてジメチルホルムアミドを蒸留除去し
た。
4つロフラスコ中には褐色の結晶が析出した。
次に、4つロフラスコ中に30重量%の硫酸水溶液60
grを加え3時間還流加熱した。
grを加え3時間還流加熱した。
次に、反応液を室温まで冷却した後、反応液を40rr
Llのクロロホルムで抽出した。
Llのクロロホルムで抽出した。
クロロホルム層に含まれる2−ヒドロキシ−3−メチル
−2−シクロベンテノンをガスクロマトグラフィーによ
り定量した。
−2−シクロベンテノンをガスクロマトグラフィーによ
り定量した。
2−ヒドロキシ−3−メチル−2−シクロベンテノンの
収率は26%であった。
収率は26%であった。
(α−メチルグルクロニトリル基準であり、以降も同様
である。
である。
)実施例 2
実施例1と同様の4つロフラスコに窒素を流通しながら
水素化ナトリウム(50重量%純度)2.2 gr(0
,045モル)と無水ジメチルホルムアミド20m1を
加えた。
水素化ナトリウム(50重量%純度)2.2 gr(0
,045モル)と無水ジメチルホルムアミド20m1を
加えた。
以後反応の間窒素の流通を継続した。
次に、室温下で激しく攪拌しなからシュウ酸ジエチル3
.20 gr(0,022モル)と10m1のジメチル
ホルムアミドとの混合液を加えた。
.20 gr(0,022モル)と10m1のジメチル
ホルムアミドとの混合液を加えた。
次に、α−メチルゲルタロニトリル2.16 gr(0
,02モル)と10m1のジメチルホルムアミドとの混
合液を室温下に2時間でゆっくりと滴下した。
,02モル)と10m1のジメチルホルムアミドとの混
合液を室温下に2時間でゆっくりと滴下した。
反応液は少し発熱し黄色く着色した。次に、反応混合液
を120〜130℃で2時間攪拌した。
を120〜130℃で2時間攪拌した。
この間4つ目フラスコから液体が少し留出し、反応液は
淡褐色に変色した。
淡褐色に変色した。
次に、実施例1と同様にして溶媒を留去し、硫酸水溶液
で加水分解し、クロロホルムで抽出した。
で加水分解し、クロロホルムで抽出した。
2−ヒドロキシ−3−メチル−2−シクロベンテノンの
収率は38%であった。
収率は38%であった。
実施例 3
実施例1と同様の4つロフラスコ中に窒素を流通しなが
ら金属カリウム1.6 gr(0,042モル)と無水
tert 、−ブチルアルコール30 gr を加えて
十分に攪拌してカリウムtert−ブトキシドを調製し
た後、温度を上げて過剰のtert−ブチルアルコール
を留去した。
ら金属カリウム1.6 gr(0,042モル)と無水
tert 、−ブチルアルコール30 gr を加えて
十分に攪拌してカリウムtert−ブトキシドを調製し
た後、温度を上げて過剰のtert−ブチルアルコール
を留去した。
以後反応の間窒素の流通は継続した。
次に、室温まで冷却し、無水ジメチルアセトアミド20
m1を加えた。
m1を加えた。
次に、シュウ酸ジメチル2.6 gr(0,022モル
)とα−メチルグルクロニトリル2.16 gr(0,
02モル)との20rulジメチルアセトアミド溶液を
室温下で2時間でゆっくりと加えた。
)とα−メチルグルクロニトリル2.16 gr(0,
02モル)との20rulジメチルアセトアミド溶液を
室温下で2時間でゆっくりと加えた。
次に、反応混合液を130〜140℃で2時間攪拌した
。
。
次に窒素の流通を止め、減圧下で溶媒を留去した。
次に、4つロフラスコ中に30重量%の塩酸水溶液50
grを加え5時間還流加熱した。
grを加え5時間還流加熱した。
次に、反応液を室温まで冷却し、15rnlの酢酸エチ
ルで3回抽出した。
ルで3回抽出した。
2−ヒドロキシ−3−メチル−2−シクロベンテノンの
収率は28%であった。
収率は28%であった。
実施例 4
ナトリウムエトキシドの無水ジメチルホルムアミド溶液
へのシュウ酸ジエチル及びα−メチルゲルタロニトリル
のジメチルホルムアミド溶液の添加方法及び温度を次の
ように変える以外は実施例1と全(同様の方法で行なっ
た。
へのシュウ酸ジエチル及びα−メチルゲルタロニトリル
のジメチルホルムアミド溶液の添加方法及び温度を次の
ように変える以外は実施例1と全(同様の方法で行なっ
た。
ナトリウムエトキシド0.043モルに20rIllの
ジメチルホルムアミドを加えた液を130〜140℃の
温度にし、激しく攪拌しなからシュウ酸ジエチル3.2
0 gr(0,02モル)とα−メチルゲルタロニトリ
ル2.16 gr(0,02モル)とを20m1のジメ
チルホルムアミドに溶解した混合液を2.5時間で加え
、更に同じ温度で1時間攪拌した。
ジメチルホルムアミドを加えた液を130〜140℃の
温度にし、激しく攪拌しなからシュウ酸ジエチル3.2
0 gr(0,02モル)とα−メチルゲルタロニトリ
ル2.16 gr(0,02モル)とを20m1のジメ
チルホルムアミドに溶解した混合液を2.5時間で加え
、更に同じ温度で1時間攪拌した。
次に溶媒を除去し、30重量%硫酸水溶液で加水分解し
、クロロホルムで抽出した。
、クロロホルムで抽出した。
収率は12%であった。
実施例 5
300TLlの4つロフラスコに温度計、窒素流入管、
滴下ロート、攪拌装置、分留管及び凝縮器を装備した。
滴下ロート、攪拌装置、分留管及び凝縮器を装備した。
この4つロフラスコに窒素を流通しながら金属ナトリウ
ム]、、00 gr (0,043モル)と無水エチル
アルコール30 gr を加えて攪拌しナトリウムエト
キシドを調製した後、温度を上げて過剰のエチルアルコ
ールを除去した。
ム]、、00 gr (0,043モル)と無水エチル
アルコール30 gr を加えて攪拌しナトリウムエト
キシドを調製した後、温度を上げて過剰のエチルアルコ
ールを除去した。
以後反応の間窒素の流通を継続した。
次にp−キシレンを100m1加えて氷冷した。
水冷下にシュウ酸ジエチル3.20 gr(0,022
モル)を50m1のp−キシレン10m1に混合した液
を加え、添加後室源にもどした。
モル)を50m1のp−キシレン10m1に混合した液
を加え、添加後室源にもどした。
次に、α−メチルゲルタロニトリル2.16 gr(0
,02モル)を50m1のp−キシレンに混合した液を
室温下に強力に攪拌しながら2時間で添加し、添加終了
後更に2時間攪拌した。
,02モル)を50m1のp−キシレンに混合した液を
室温下に強力に攪拌しながら2時間で添加し、添加終了
後更に2時間攪拌した。
反応液は黄色く着色してきた。
次に、反応混合液を140°Cに加熱し、p−キシレン
を含む液を一部流出させながら、同時に流出した量と同
量のp−キシレンを添加しながら15時間攪拌した。
を含む液を一部流出させながら、同時に流出した量と同
量のp−キシレンを添加しながら15時間攪拌した。
流出した液量は50m1であった。
反応液は茶褐色に変色した。
次に、バス温を180℃にまで上げ溶媒のp−キシレン
を蒸留除去した。
を蒸留除去した。
1時間程度で溶媒の留出が終了し、黒褐色の粘性スラリ
ーが析出した。
ーが析出した。
次に、窒素の流通を止め4つ目フラスコ中に30重量%
の硫酸水溶液60 grを加え3時間還流加熱した。
の硫酸水溶液60 grを加え3時間還流加熱した。
反応液を室温まで冷却した後、反応液を40m1のクロ
ロホルムで抽出した。
ロホルムで抽出した。
クロロホルム層に含まれる2−ヒドロキシ−3−メチル
−2−シクロベンテノンの収率は7%であった。
−2−シクロベンテノンの収率は7%であった。
実施例 6
実施例5において、塩基をナトリウムエトキシドから水
素化ナトリウムに変える以外は全く同様の操作を行なっ
た。
素化ナトリウムに変える以外は全く同様の操作を行なっ
た。
即ち、実施例5においてすトリウムエトキシドを調製す
る操作を止め、4つロフラスコに水素化ナトリウム(5
0重量%純度)2.2 gr(0,045モル)とp−
キシレン100rIllを加え反応を開始した。
る操作を止め、4つロフラスコに水素化ナトリウム(5
0重量%純度)2.2 gr(0,045モル)とp−
キシレン100rIllを加え反応を開始した。
以後、シュウ酸ジエチル及びα−メチルゲルタロニトリ
ルを加える操作、加熱操作、加水分解操作を実施例5と
同様にして行なった。
ルを加える操作、加熱操作、加水分解操作を実施例5と
同様にして行なった。
2−ヒドロキシ−3−メチル−2−シクロベンテノンの
収率は13%であった。
収率は13%であった。
実施例 7
実施例5と同様の4つ目フラスコ中に窒素を流通しなが
ら金属カリウム1.6 gr(0,04,2モル)と無
水tert−ブチルアルコール30 grを加えてカリ
ウムtert−ブトキシドを調製した後、温度を上げて
過剰のtert−ブチルアルコールを留去した。
ら金属カリウム1.6 gr(0,04,2モル)と無
水tert−ブチルアルコール30 grを加えてカリ
ウムtert−ブトキシドを調製した後、温度を上げて
過剰のtert−ブチルアルコールを留去した。
以後反応の間窒素の流通は継続した。
次にter t −ブチルベンゼンを100w1l加え
て室温まで冷却した。
て室温まで冷却した。
室温下にシュウ酸ジメチル2.6 gr(0,022モ
ル)トα−メチルグルクロニトリル3.4.8gr(0
,02モル)と507711のtert−ブチルベンゼ
ンとの混合液を2時間で加えた。
ル)トα−メチルグルクロニトリル3.4.8gr(0
,02モル)と507711のtert−ブチルベンゼ
ンとの混合液を2時間で加えた。
添加後更に2時間攪拌した。
次に反応混合液を170℃に加熱し、tert−ブチル
ベンゼンを含む液を一部流出させ、同時に同量のter
t−ブチルベンゼンを添加しながら10時間攪拌した。
ベンゼンを含む液を一部流出させ、同時に同量のter
t−ブチルベンゼンを添加しながら10時間攪拌した。
流出した液量は50m、lであった。
次に常圧下で溶媒のtert−ブチルベンゼンを蒸留除
去した。
去した。
50分程度で溶媒の留出が終了し、黒褐色の粘性スラリ
ーが析出した。
ーが析出した。
次に、窒素の流通を止め、4つ目フラスコ中に40重量
%の硫酸水溶液50gr を加え5時間還流加熱した。
%の硫酸水溶液50gr を加え5時間還流加熱した。
反応液を室温まで冷却した後、15m1の酢酸エチルで
3回抽出した。
3回抽出した。
酢酸エチル層に含まれる2−ヒドロキシ−3−メチル−
2−シクロベンテノンの収率は8%であった。
2−シクロベンテノンの収率は8%であった。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 非プロトン性溶媒中、強塩基性アルカリ金属化合物
の存在下に、α−アルキルグルクロニ) IJルとシュ
ウ酸ジアルキルエステルとの縮合反応を、少なくとも反
応の後期において、非プロトン性溶媒が極性溶媒の場合
には80℃以上の温度で、又非プロトン性溶媒が非極性
溶媒の場合には130℃以上の温度で行ない、該縮合反
応液から溶媒を除去した後、無機酸水溶液により加水分
解脱炭酸することを特徴とする2−ヒドロキシ−3−ア
ルキル−2−シクロベンテノンの製造方法。 2 α−アルキルゲルタロニトリルがα−メチルグルク
ロニトリルである特許請求の範囲第1項記載の製造方法
。 3 非プロトン性溶媒が極性非プロトン性溶媒であり、
縮合反応を少なくとも反応の後期において80℃〜15
0℃で行なうことを特徴とする特許請求の範囲第1項記
載の製造方法。 4 極性非プロトン性溶媒がジメチルホルムアミドであ
る特許請求の範囲第3項記載の製造方法。 5 非極性非プロトン性溶媒が沸点130℃以上の芳香
族系溶媒である特許請求の範囲第1項記載の製造方法。 6 縮合反応を2段階で行ない、第1段目の反応を0℃
〜80℃で行なうことを特徴とする特許請求の範囲第1
項記載の製造方法。 7 強塩基性アルカリ金属化合物が、アルカリ金属アル
コキシドまたはアルカリ金属水素化物である特許請求の
範囲第1項記載の製造方法。 8 加水分解脱炭酸反応が縮合反応液から溶媒を除去し
た後、縮合生成物を単離することな(行なわれる特許請
求の範囲第1項記載の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54159258A JPS5857415B2 (ja) | 1979-12-10 | 1979-12-10 | 2−ヒドロキシ−3−アルキル−2−シクロペンテノンの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54159258A JPS5857415B2 (ja) | 1979-12-10 | 1979-12-10 | 2−ヒドロキシ−3−アルキル−2−シクロペンテノンの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5683437A JPS5683437A (en) | 1981-07-08 |
JPS5857415B2 true JPS5857415B2 (ja) | 1983-12-20 |
Family
ID=15689820
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP54159258A Expired JPS5857415B2 (ja) | 1979-12-10 | 1979-12-10 | 2−ヒドロキシ−3−アルキル−2−シクロペンテノンの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5857415B2 (ja) |
-
1979
- 1979-12-10 JP JP54159258A patent/JPS5857415B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5683437A (en) | 1981-07-08 |
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