JPS5857292B2 - 合成樹脂製中空板の切断面密封加工法 - Google Patents
合成樹脂製中空板の切断面密封加工法Info
- Publication number
- JPS5857292B2 JPS5857292B2 JP52109446A JP10944677A JPS5857292B2 JP S5857292 B2 JPS5857292 B2 JP S5857292B2 JP 52109446 A JP52109446 A JP 52109446A JP 10944677 A JP10944677 A JP 10944677A JP S5857292 B2 JPS5857292 B2 JP S5857292B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- synthetic resin
- hollow plate
- cut surface
- melting point
- flexible sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C66/00—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
- B29C66/70—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
- B29C66/71—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined
Landscapes
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はプラスチック段ボール板のような合成樹脂製中
空板の切断面の密封加工法に関する。
空板の切断面の密封加工法に関する。
従来、プラスチック段ボール板のような合成樹脂製中空
板は包装容器などに使用されて来たがその断面はなんら
の加工処理も施すことがなかった。
板は包装容器などに使用されて来たがその断面はなんら
の加工処理も施すことがなかった。
しかしながら、該中空板は極めて耐久性に優れ、永年使
用されるものであるからその使用中に切断面から中空板
内部に塵、汚水等が入り切断面周囲及び内部全体を汚染
し不衛生になると共に美感を著しく害するの欠点があっ
た。
用されるものであるからその使用中に切断面から中空板
内部に塵、汚水等が入り切断面周囲及び内部全体を汚染
し不衛生になると共に美感を著しく害するの欠点があっ
た。
このため、該中空板の切断面を加熱溶融して溶融した合
成樹脂を中空板内部に押し入れて充填し密封加工するこ
とも考えられる。
成樹脂を中空板内部に押し入れて充填し密封加工するこ
とも考えられる。
しかしながら該中空板は、二枚の合成樹脂板間に間隙を
保持するための合成樹脂部材を適宜に間隙を存して形成
されているため、切断面を加熱溶融して溶融した樹脂を
中空板内部に押し入れ充填したときに間隙保持材のある
箇所とない箇所では合成樹脂の溶融量及び溶融度合が相
違するために切断面の外観が不整形となり美感を損ねる
。
保持するための合成樹脂部材を適宜に間隙を存して形成
されているため、切断面を加熱溶融して溶融した樹脂を
中空板内部に押し入れ充填したときに間隙保持材のある
箇所とない箇所では合成樹脂の溶融量及び溶融度合が相
違するために切断面の外観が不整形となり美感を損ねる
。
本発明はこのようなプラスチック段ボール板などの合成
樹脂製中空板の欠点を解消し、極めて容易に該中空板の
切断と同時に切断面を密封加工又は単に切断面を密封加
工することができる方法を提供するもので、合成樹脂製
中空板の一側面に、該中空板の融点以上の融点を有する
合成樹脂をラミネートした該合成樹脂の融点では焼損又
は変質しない柔軟シート材を重合して前記合成樹脂の融
点の温度の先端を楔形とするヒーターで前記柔軟シート
材上から中空板を押圧し、該柔軟シート材を介して中空
板及び前記合成樹脂を溶融しつつ中空板及び合成樹脂の
溶融分を中空板の間隙に充填した溶融断面を形成し同時
に前記柔軟シート材を溶融断面に沿って挿入し固着密封
することを特徴とする。
樹脂製中空板の欠点を解消し、極めて容易に該中空板の
切断と同時に切断面を密封加工又は単に切断面を密封加
工することができる方法を提供するもので、合成樹脂製
中空板の一側面に、該中空板の融点以上の融点を有する
合成樹脂をラミネートした該合成樹脂の融点では焼損又
は変質しない柔軟シート材を重合して前記合成樹脂の融
点の温度の先端を楔形とするヒーターで前記柔軟シート
材上から中空板を押圧し、該柔軟シート材を介して中空
板及び前記合成樹脂を溶融しつつ中空板及び合成樹脂の
溶融分を中空板の間隙に充填した溶融断面を形成し同時
に前記柔軟シート材を溶融断面に沿って挿入し固着密封
することを特徴とする。
本発明の実施の一例を図面に従って説明すると、第１図
及び第２図において１は合成樹脂製中空板としての二枚
の合成樹脂板２，２ａの間に間隙保持材としての合成樹
脂製中空円筒体３を複数個適宜に間隙を存して配したポ
リエチレン製のプラスチック段ボール板で、４は該プラ
スチック段ボール板１の切断すべき位置の周囲に重合し
た下層をポリエチレン４ａと上層をレーヨン４ｂとする
ポリエチレン−レーヨン紙である。
及び第２図において１は合成樹脂製中空板としての二枚
の合成樹脂板２，２ａの間に間隙保持材としての合成樹
脂製中空円筒体３を複数個適宜に間隙を存して配したポ
リエチレン製のプラスチック段ボール板で、４は該プラ
スチック段ボール板１の切断すべき位置の周囲に重合し
た下層をポリエチレン４ａと上層をレーヨン４ｂとする
ポリエチレン−レーヨン紙である。
５は該ポリエチレンの融点の温度に加熱した楔形の加熱
部５ａを有するヒーターである。
部５ａを有するヒーターである。
従って、ヒーター５の楔形加熱部５ａをポリエチレン−
レーヨン紙４上からプラスチック段ボール板１に向って
押圧するときは、楔形加熱部５ａによって、押圧箇所の
ポリエチレン４ａとプラスチック段ボール板１かレーヨ
ン４・ｂを介して溶融し、レーヨン４ｂの溶融面に沿っ
た楔形状の挿入によりポリエチレン４ａとプラスチック
段ボール板１との溶融物が次第にプラスチック段ボール
板１との間隙に充填され楔形に溶断されると同時に該溶
融断面に沿って溶融断面をレーヨン４ｂが被覆密封する
ように挿入される。
レーヨン紙４上からプラスチック段ボール板１に向って
押圧するときは、楔形加熱部５ａによって、押圧箇所の
ポリエチレン４ａとプラスチック段ボール板１かレーヨ
ン４・ｂを介して溶融し、レーヨン４ｂの溶融面に沿っ
た楔形状の挿入によりポリエチレン４ａとプラスチック
段ボール板１との溶融物が次第にプラスチック段ボール
板１との間隙に充填され楔形に溶断されると同時に該溶
融断面に沿って溶融断面をレーヨン４ｂが被覆密封する
ように挿入される。
加熱部５ａを脱離するとレーヨン４ｂはそのまま溶融断
面に固着して密封加工が完了する。
面に固着して密封加工が完了する。
固着されたレーヨン４ｂはプラスチック段ボール板１の
溶融断面の間隙に充填された合成樹脂及びポリエチレン
に内面から支持されて堅固な密封面を形成すると共に溶
融断面の不整形表面を端正に整える。
溶融断面の間隙に充填された合成樹脂及びポリエチレン
に内面から支持されて堅固な密封面を形成すると共に溶
融断面の不整形表面を端正に整える。
前記実施例においてポリエチレン４ａにレーヨン４ｂを
被覆したポリエチレン−レーヨン紙４を使用したが、こ
のポリエチレン−レーヨン紙４のポリエチレン４ａはプ
ラスチック段ボール板１の溶融断面における合成樹脂の
溶融量が少ない場合に完全に溶融断面が溶融合成樹脂に
より密封されない場合があるため充填補助剤として使用
したものである。
被覆したポリエチレン−レーヨン紙４を使用したが、こ
のポリエチレン−レーヨン紙４のポリエチレン４ａはプ
ラスチック段ボール板１の溶融断面における合成樹脂の
溶融量が少ない場合に完全に溶融断面が溶融合成樹脂に
より密封されない場合があるため充填補助剤として使用
したものである。
従って、充填補助剤としての合成樹脂製中空板の融点以
上の融点を有する合成樹脂シート材はポリエチレンに限
られず、合成樹脂製中空板と共に加熱溶融できるもので
あればよい。
上の融点を有する合成樹脂シート材はポリエチレンに限
られず、合成樹脂製中空板と共に加熱溶融できるもので
あればよい。
しかして、本発明によるときは、合成樹脂製中空板を加
熱溶断する際に溶融断面の間隙を充填するための充填補
助剤として該中空板の融点以上の融点を有する合成樹脂
をラミネートした柔軟シート材を中空板の一側面に重合
し、該柔軟シート材を該合成樹脂の融点温度では焼損又
は変質しないものとして該柔軟シート材上から、前記合
成樹脂の融点温度の先端を楔形とするヒーターで押圧し
て前記中空板及び合成樹脂を溶融しつつ柔軟シートを溶
融断面に挿入して密封固着するので堅固な密封面が端正
に加工できる。
熱溶断する際に溶融断面の間隙を充填するための充填補
助剤として該中空板の融点以上の融点を有する合成樹脂
をラミネートした柔軟シート材を中空板の一側面に重合
し、該柔軟シート材を該合成樹脂の融点温度では焼損又
は変質しないものとして該柔軟シート材上から、前記合
成樹脂の融点温度の先端を楔形とするヒーターで押圧し
て前記中空板及び合成樹脂を溶融しつつ柔軟シートを溶
融断面に挿入して密封固着するので堅固な密封面が端正
に加工できる。
従って極めて簡単な手段で合成樹脂製中空板を切断と同
時に切断面を密封加工又は単に切断面を密封加工できる
ので従来の如く合成樹脂製中空板の切断面が汚染される
ことなく長期に美感を保持した衛生的な合成樹脂製中空
板を廉価に製造できる等の効果がある。
時に切断面を密封加工又は単に切断面を密封加工できる
ので従来の如く合成樹脂製中空板の切断面が汚染される
ことなく長期に美感を保持した衛生的な合成樹脂製中空
板を廉価に製造できる等の効果がある。
第１図は本発明の実態の一例の工程を示す一部載断側面
図、第２図は第１図の一部載除斜祝図である。 １・・・・・合成樹脂製中空板、４ａ・・・・・・合成
樹脂、４ｂ・・・・・・柔軟シート材、５・・・・・・
ヒーター。
図、第２図は第１図の一部載除斜祝図である。 １・・・・・合成樹脂製中空板、４ａ・・・・・・合成
樹脂、４ｂ・・・・・・柔軟シート材、５・・・・・・
ヒーター。
Claims (1)
- １ 合成樹脂製中空板の一側面に、該中空板の融点以上
の融点を有する合成樹脂をラミネートした該合成樹脂の
融点では焼損又は変質しない柔軟シート材を重合して前
記合成樹脂の融点の温度の先端を楔形とするヒータで前
記柔軟シート材上から中空板を押圧し、該柔軟シート材
を介して中空板及び前記合成樹脂を溶融しつつ中空板及
び合成樹脂の溶融分を中空板の間隙に充填した溶融断面
を形威し同時に前記柔軟シート材を溶融断面に沿って挿
入し固着することを特徴とする合成樹脂製中空板の切断
面密封加工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52109446A JPS5857292B2 (ja) | 1977-09-13 | 1977-09-13 | 合成樹脂製中空板の切断面密封加工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52109446A JPS5857292B2 (ja) | 1977-09-13 | 1977-09-13 | 合成樹脂製中空板の切断面密封加工法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5334874A JPS5334874A (en) | 1978-03-31 |
| JPS5857292B2 true JPS5857292B2 (ja) | 1983-12-19 |
Family
ID=14510437
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP52109446A Expired JPS5857292B2 (ja) | 1977-09-13 | 1977-09-13 | 合成樹脂製中空板の切断面密封加工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5857292B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020069706A (ja) * | 2018-10-31 | 2020-05-07 | 川上産業株式会社 | 合成樹脂製中空板の加工方法、及び合成樹脂製中空板加工品 |
-
1977
- 1977-09-13 JP JP52109446A patent/JPS5857292B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5334874A (en) | 1978-03-31 |
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