JPS585706B2 - 耐摩耗性壁構造 - Google Patents

耐摩耗性壁構造

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JPS585706B2
JPS585706B2 JP55094120A JP9412080A JPS585706B2 JP S585706 B2 JPS585706 B2 JP S585706B2 JP 55094120 A JP55094120 A JP 55094120A JP 9412080 A JP9412080 A JP 9412080A JP S585706 B2 JPS585706 B2 JP S585706B2
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JP
Japan
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wall structure
wear
mill
magnetic
magnet
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ベルテイル・ブラント
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SOKARE SA
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Publication of JPS585706B2 publication Critical patent/JPS585706B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02CCRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
    • B02C17/00Disintegrating by tumbling mills, i.e. mills having a container charged with the material to be disintegrated with or without special disintegrating members such as pebbles or balls
    • B02C17/18Details
    • B02C17/22Lining for containers
    • B02C17/225Lining for containers using rubber or elastomeric material

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Crushing And Grinding (AREA)
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  • Hard Magnetic Materials (AREA)
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  • Soft Magnetic Materials (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は磁性粒子を含むかたまり又は粘性材料により使
用中摩耗を受ける耐摩耗性壁構造に関するものである。
かかる壁はシュート、ダクト、コンベヤベルトの荷下し
ステーション等の壁面の形をもち得るが、とりわけミル
の壁面の形をもつ。
鉱業では、鉱石粉砕用のミルを使用するが、このミルの
壁は大きな摩耗を受け、それ故耐摩耗性壁材料で構成し
、又は被覆される。
かかるミルは所定量の磁性材料を含む鉱石を粉砕するボ
ールミル又は棒ミルを含む。
ミルは一次及び二次粉砕用の形式のものとすることがで
き、粉砕すべき材料は磁性材料、例えばマグネタイトか
らなり、又装入物中の粗い材料は粉砕ボール又はペブル
、いわゆる自己粉砕体を構成する。
前述の如く、かかる目的用のミルは耐摩耗性内側面をも
たねばならぬ。
それ故ミルはエラストマー又はプラスチック材料、セラ
ミック材料又は鋼材料の如き耐摩耗性材料の内張を備え
ることが多い。
耐摩耗性材料の内張は締付けボルト、留めリブ又は類似
手段の如き機械的手段により締付けるのが普通である。
しかし、米国特許第3913851号(1975年10
月21日、スベン・イー・アンダーソン)では、発明者
は、ミル又はシュート用の耐摩耗性ゴム内張はミルバレ
ル又はシュートの内側面に磁気的に保持され、前記バレ
ル又はシュートに面する耐摩耗ゴム層の側は永久磁気材
料の層を重ねている。
ミルの内張は主に2つの問題をもつ。
1つはミルバレルとその端壁を機械的及び腐食的摩耗か
ら保護することであり、他の問題はミルから装入物にエ
ネルギーを伝達することである。
このことはミルの内側、いわゆる形状が粉砕能力、特に
二次粉砕(微細粉砕)に大きな重要性をもつことを意味
する。
ミル内張の機能と寿命を種々のやり方で改善する試みが
なされ、内張の内側に種々の形状をもついろいろの形状
が使用された。
特に硫化物及び類似の鉱石の如き硬い鉱物を取扱うとき
、鋼材料は寿命が比較的短い。
というのは実際のかつ事実上の機械的摩耗は別として湿
式粉砕での腐食により無視できない材料ロスが生ずるか
らである。
それ故、鋼内張の代りにゴムを用いることが試みられた
鋼に比して良好な耐摩耗性をもつのに加えて、ゴムは粉
砕作業で良好な耐腐食性と音減少効果をもつ。
更にゴム内張は鋼内張よりかなり軽量である。
しかし、ゴムの固有の欠点は鋼に比して、摺動摩耗に耐
える能力が小さいことである。
長手方向外板及びいわゆるリフターをもつ従来のミル内
張では、装入物が内張に沿って滑り始める程に大きく摩
耗したときに、前記リフターを取替えることが重要であ
る。
リフターが摺動摩耗を受けるとき、リフターは摩耗が加
速され、その結果間にある外板も又急速に摩耗し始める
良好な内張の経済性を得るため、リフターはそのうちに
取替えなければならない。
普通、外板の各組について3乃至4組のリフターが摩滅
してしまう。
リフターの交換は内張外形が能力と微粉砕性に関して新
しい内張外形より良い時に一度に行なわれる。
リフター交換後、粉砕能力は多くの場合10〜20%低
下する。
ゴムリフターは従って、粉砕能力がその使用寿命中かな
り変化し、リフターは内張外形が最良状態にあるときに
交換しなければならないきいう欠点をもつ。
換言すれば、低能力のなじみ運転期間を見越しておかな
ければならず、望ましくない粗い粒子が排出された粉砕
材料中に残るということである。
このことは特にいわゆる臨界速度の75%以上の速度で
運転するミルでの微粉砕作業に当てはまる。
リフターとバレル板の交換には取外し、取付けのための
コストと、運転休止のためのコストがかかる。
ミル内張が内張全体にわたって或る程度まで摩耗される
こと、内張の寿命が1年以上の期間まで延長して、必要
な交換が正規の休止期間中に、即ち休日の間に行なえる
ようになることが極めて望ましい。
ボールミル内にリフターを必要としないためには、ノル
ウエー国特許第22213号が、ミルの回転中、磁性材
料の粉砕ボールを必要な高さレベルまで持ち上げ、次い
でそれらを粉砕されている材料上に落下せしめるために
電磁石を使用することを提案している。
この特許によれば、電磁石は磁石可能材料の層からなる
ミルバレルの外側に密接して配置し、その配置は、もっ
ぱら粉砕ボールが適当なレベルまで持上げられるときに
ミルバレルにもたれて保持される如くなす。
非磁性材料を粉砕するミルでは、電磁石は粉砕されてい
る材料中の望ましくない磁性物質の磁気分離用に使われ
る。
かかる磁気分離装置はドイツ国特許第482598号に
開示している。
この場合、電磁石はリフターの代用として働かず、望ま
しくない物質を分離し、この物質がこの分離装置の夫々
の出口を通して放出されることを保護する。
それ故、本発明の目的は従来のミルの内張を改良し、そ
の寿命を延長せしめることにある。
本発明の今1つの目的は壁の摩耗保護体を自動的に再生
させることにある。
本発明の他の目的はミルバレルの内側に自動的に再生す
る摩耗保護体を作る手段をミルバレルに備えることにあ
る。
ミル回転速度がいわゆる臨界速度まで増しかつそれを越
えるにつれて粉砕能力は急速に増大するので、ミルの回
転速度は増大できることがしばしば望ましい。
臨界速度の80〜85%及びそれ以上の速度では、内張
外形はリフターをもつことができず、内張は平滑な内側
面をもたねばならない。
粉砕中、内張は摺動摩滅を受け、そのため摩耗が加速さ
れる。
いわゆる超臨界速度での二次粉砕(微粉砕)についての
広範囲な粉砕実験により非常に良い粉砕結果の出ること
が証明された。
しかし、この形式の粉砕は、現在の内張材料の内張コス
トが高過ぎるという理由で、経済的に有利に行なうこと
ができない。
内張寿命を改善するため、内張の摺動摩滅に基因する摩
耗は減らさなければならない。
それ故本発明の更に他の目的はこの形式のミルでも前記
摺動摩滅に基因する摩耗を減らすことにある。
上記目的を達成するため、本発明は磁性粒子を含むかた
まり又は粒状材料により使用中に摩耗を受ける耐摩耗壁
構造を提供する。
少なくとも摩耗を受ける壁構造の側面は例えば外板及び
リフターの形で好適には耐摩耗壁材料により構成し、又
はそれにより被覆される。
本発明によれば、壁構造は磁石手段を有し、この磁石手
段は次のように即ち、装入物中の磁性粒子を引付け、こ
れらの粒子を自動的に再生する摩耗保護層の形で、少な
くとも通常壁構造の他の区域よりも大きな摩耗にさらさ
れる区域内で、摩耗を受ける壁構造の表面に保持するよ
うに配置する。
本発明を高速度で駆動されかつ平滑な内側面をもつミル
に使用するとき、有害な摺動摩耗は本発明に従って、磁
性粒子の全被覆床、即ち“流動床”を供する系統内に、
磁石をもつ平滑な内張を備えることにより制限される。
前記床は装入物が最大粉砕能力に適したレベルまで持ち
上げられる如き外形で磁気的に保持される。
装入物とミルバレル間の異常なせん断力が前記流動床に
取上げられ、かくして内張の内側面に直接に接する大き
な摺動が防止されることになる。
本発明を例えば硫化鉱の如き非磁性材料の粉砕に使用す
るときには、磁性材料、例えばマグネタイトを装入物に
加えて、内張上に自動的に再生する摩耗保護層を得るよ
うにしなければならない。
磁性材料は比較的微細粒子(約5mmまで)とすべきで
ある。
微細材料がミルバレルにおかれるにつれて、磁性材料は
自動的に再生する摩耗保護層で覆われるべき内張上の区
域に配置される。
幾分はミルからの粉砕材料を伴っている残留磁性材料は
粉砕材料をミル出口にある慣例構造の単純な磁気分離ド
ラムに通すことにより集めることができる。
これらの残留材料は次に再び粉砕サイクルに送られるか
、又は別法として集められる。
本発明に固有の大きな利点は、磁気回路が、永久磁石を
使うとき、一方では金属挿入体又は磁性金属材料から作
ったミルバレル又はドラムにより他方では磁石により引
付けられた磁性粒子の微粒子層により絶えず閉ざされる
ことにある。
このことは減磁を防ぐ良好な安全手段を自動的に供する
上記の如くミルバレルに関して磁気を使うことは既に提
案されている。
米国特許第3913851号に開示したミルでは、ミル
の耐摩耗性エラストマー内張は磁気によりミルバレルの
内側に当って所定位置に保持される。
この場合、エラストマーの内張自体はかくして内張の普
通の機械的碇着に代る磁力により所定位置に保持される
第3図の2実施例を除いては、ミルバレルから遠い側に
ある磁石の側に閉じた磁気回路はない。
従って相継いで減磁するという大きな危険性はない。
本発明は、ミルバレルの内側面に自動的に再生する摩耗
保護層を形成するために磁気を使用する1こきに基づい
ている。
前記ミルバレルはそれ自体耐摩耗性材料、例えばエラス
トマー材料から作られている。
本発明はかくして米国特許第3913851号とは異な
った技術的アイディアに基づいている。
前記ノルウエー国特許第22213号に開示したミルで
は、粉砕鉄ボールは粉砕すべき材料に対して持上げられ
、次いでその上に落される。
前記材料はそれ故持上げ作業にはあづからない。
磁性の粉砕鉄ボールはミルバレル外に配置した不動のデ
電磁石によりミルバレルの内側に引付けられる。
前記従来のミルでは、電磁石の目的は本発明により摩耗
にさらされる壁構造中の磁石のものとは異なっており、
更に磁化は粉砕ボールの放出のために一時的に中断され
、前記ボールは粉砕されている材料上に落下し得る。
前記材料はミルバレルに沿って摺動することによりミル
の下方区域に重力によりとどまっており、かくしてそれ
を摩耗にさらし、粉砕ボール自体により起される摩耗が
たとえ減少するとしても、耐摩耗性材料の内張を必要と
するものである。
本発明の今1つの目的は壁構造特にミル壁を摩耗から保
護しかつ自動的に再生できる摩耗保護体を提供すること
にある。
以下、図示の実施例に基ずき本発明を詳述する。
第1図に示すミルは内側に内張を留めたミルバレル10
をもつ。
内張は耐摩耗性ゴムの外板11を有し、突出した締付フ
ランジ12をもつ。
内張は又リフター13を有し、これはエラストマー又は
ゴム部分14を含み、このゴム部分はアンダカットみぞ
15をもち、このみぞは溶接したボルト17をもつ金属
棒16を収容し、このボルトはミルバレル中の孔を貫通
して突出し、座金18及びナット19ど協働する。
Tボルトを前記ボルトと棒の代りに用い得る。
ミル内張11,13はかくして所定位置に保たれ、バレ
ル板11の突出した締付フランジ12はリフタ−14の
アンダーカットみぞ15内にある金属棒16によりミル
バレル10に留める。
内張を締付けるその他の方法も本発明の範囲内に含まれ
る。
本発明によれば、リフター13はインサート20をもち
、これに幾つかの永久磁石21を固定する。
永久磁石はミルが矢印方向22に回わるとき先側でリフ
ター13の表面から僅かに突出る。
しかし、永久磁石がリフター表面の直下で終るようにす
るのが時には有利である。
永久磁石21の南極と北極は交互に外を向き、かくして
永久磁石はミル装入物中の磁性粒子を引付け、前記粒子
を層23の形で保持することになる。
この層はりフター13用の自動再生する摩耗保護手段と
して働く。
というのは装入物は前記層上に当り、層23が存在しな
い場合のようにリフターに等しく強力なすりへり効果を
及ぼすことのないように保護するからである。
層23内の磁性粒子は装入物が層23に当るとき確かに
ばらばらになるが、装入物中の新しい磁性粒子は引付け
られて、保護層23はミルバレルの連続回転中元のまま
に保たれる。
第1図では、磁性粒子の自動再生式摩耗保護手段は左側
リフター上のみに示して、従来のリフターとの比較を容
易にしている。
右側リフターでは一点鎖線100,101,102,1
03でゴム材料で全体を形成した従来のリフターの形状
がミル中での長期の試験で変化する状態を示す。
この場合本発明原理が普通のリフターを用いて同時に試
験された。
リフター13の部分14、外板及び普通のリフターは同
じ耐摩耗性ゴム材料からなっていた。
ミルの直径は5.9mであり、いわゆるペブルと称する
マグネタイトと石英のかたまりの混合物の助けにより二
次粉砕のために連続駆動された(粒子寸法最大60mm
)。
普通のリフターは最初線100で示す外形をもち、これ
に対し線101,102,103は夫々7カ月、14カ
月、21カ月間の連続作業後の残りのリフター残部の外
形を表す。
外形103に達すると、即ち21力ν月後、新しい普通
のリフターを挿入する時期がきたことになる。
同じ時期の経過後永久磁石21を設けたリフター13の
ゴム部分14はほんの僅かな程度のみ摩耗していた。
この状態は第1図の右側に点線14′で示す。
試験期間中、自動再生式摩耗保護層23は完全に均質で
はないが、極微粒子の磁性材料の内側のそれ自体均質の
層23′と、磁性鉱物粗粒子と強くすりへったマグネタ
イト粉砕体即ちペダルの外側物質層23″からなってい
ることが確認できた。
この試験では、本発明が装入物中に含まれる磁性微粒子
材料の自動再生式摩耗保護層23を設けることによりミ
ル内張の寿命を極めて改良するということが示された。
第2図はミルバレルを摩耗から保護するために本発明を
使用する方法の今1つの実施例を示す。
この場合、ミルは一次ミル、即ち出発粗材料の粉砕用の
ミルとして設計している。
ミル内張は波形をもち、外板24は低部分25と高部分
26をもつ階段部として形成している。
しかし高部分はり?フタ−27の上側より低い。
リフターと外板の固定は実質的に第1図と同じ方法で行
なった。
しかし、第2図の実施例では、リフター27のみならず
外板24も金属挿入体20とこれに固定した永久磁石2
1をもつ。
この結果、相継いで高くなるレベルに置いた永久磁石は
僅かに傾斜した表面形状を与え、これが磁性粒子の保護
層23をもち、この保護層は第1図と同じ方法で永久磁
石に引付けられている。
この場合には又、保護層23は内側の微粒部分層と外側
の粗粒部分層を含む成層構造をもつことが確認された。
層23は、2.9m直径のミルで試験したとき、約5c
mの厚さをもち、若干すりへった粉砕ボールを含んでい
た。
層23は連続流動化床を形成し、これが内張の摩滅に対
して有効な保護作用を与える。
第3図は今1つの実施例を示し、この場合リフター28
はゴム又はエラストマー材料から作られ、金属薄板29
に加硫されており、この薄板は両方向に突出している。
これらのリフターはゴム又はエラストマー素子30の助
けにより所定位置に保持され、金属形部材31が前記素
子に加硫されており、かつTボルト32、座金33、ナ
ット34と協働しており、前記素子30は金属薄板29
をミルバレル10に留めている。
前記実施例吉同様に、リフター28は永久磁石21を加
硫してもつ。
前記磁石21は金属挿入体20上に取付け、再生式保護
層23を保持し、この層はミル装入物中の磁性粒子が永
久磁石21により引付けられかつ保持されることにより
形成される。
この場合、永久磁石は、保護層23も又リフター自体を
越えて或る距離延びて、通常大きな摩滅の起るリフター
の前の低部分をも保護するように配置する。
第4,5図は本発明の更に他の実施例を示し、この場合
、リフターは別の設計をもち、保護しゃへい体を備える
ミルバレル10はかくして両方向に突出する金属板36
と結合した外板35で内張リされる。
相継ぐ外板35間に配列したリフタ−37は非磁性の耐
摩耗性金属材料からなる外側保護外装体38をもつ。
金属保護遮へい体38の内側にある永久磁石21は磁性
金属材料の挿入体20に固定される。
永久磁石と挿入体はポリウレタンゴム層39の助けによ
り所定位置に保たれる。
その他のプラスチック又はエラストマー材料も使用可能
である。
リフターは挿入した形棒40の助けにより所定位置に保
たれる。
この形棒はミルバレル10に突入するナット42とボル
ト41によりリフターに形成したアンダカットみぞに対
して留めて保持される。
永久磁石21は南極と北極を図示の如くして配置され、
装入物からきた磁性粒子の保護層23が保護遮へい体3
8の外側に形成されるようにする。
リフター37は比較的短い長さ、例えば100mmの長
さをもつことができる。
必要とされるリフターの全長は数個のリフターを前後関
係に配置し、これらを共通の締付棒40の助けにより又
はお互に続く数個のかかる締付棒の助けにより保持する
ことにより得られる。
この実施例は特に棒粉砕に使用するため、即ちミル内粉
砕のために使われる。
この場合には棒形粉砕体が使われる。
この場合摩滅したやり状棒端がリフターに突き刺さり、
それを破損する危険がある。
磁石系統は対称的に設計する。
このことはミルの回転を逆転できることを意味する。
第6図は、永久磁石を対称的に配置した上記と同様の実
施例を示す。
この場合、ゴム又はその他のエラストマー材料のリフタ
−43に金属形部材44が加硫されており、アンダカッ
トみぞ45がTポルト32とナット34と協働せしめら
れる。
リフターは外板35に加硫せしめた金属薄板36の助け
により前記外板35を所定位置に留める。
第6図の実施例では、永久磁石21は挿入体20に固定
され、円錐形凹部48の底に有効磁極面をもつ。
その結果装入物中の粒状磁性材料が前記円錐状凹部を満
たし、かくして永久磁石の外及びリフター43のゴム又
はエラストマ一部分の外で再生式保護層として働く。
この場合、リフターは対称的であり、このためミルの回
転方向は逆転できる。
前述の実施例では、永久磁石が磁性粒子の再生式保護層
の形成のために使われている。
第7図に示す今1つの実施例では、電磁石が同じ目的で
使われる。
前記実施例は第4,5図のものと似ているが、非磁性材
料の保護遮へい体の代りに埋込んだ磁性鋼板49を使い
、この板は磁性鋼挿入体20に固定した電磁石50上の
磁極板として働く。
磁石50、挿入体20、磁極板49は磁極板49の間か
ら突出するポリウレタンゴム層39内に鋳込むこより固
定する。
リード線(図示せず)により電力源(図示せず)に接続
した電磁石50の助けにより装入物内に含まれた磁性粒
子の再生式保護層23が形成される。
この場合も又リフターは対称的であり、それ故ミルの回
転方向は逆転できる。
図示の実施例では、磁石はエラストマー材料、プラスチ
ック材料又はゴム材料内に加硫された挿入体に固定され
ており、磁石が弾力的に保持されている結果、装入物中
の大きな材料片から受ける大きな衝撃に良く耐えること
ができる利点を有する。
第8,9図は本発明の更に他の実施例でボールミルに使
うものを示す。
内張は2つの標準形式の素子を含み、1方の形式は外板
に相当し、他方の形式は“リフター″に相当する。
しかしこのミルはミル内部に突出する持上げ手段はもた
ない。
外板に相当する素子51はミルバレル10に面する側で
加硫された金属薄板52をもち、この素子のゴム部分5
3は前記薄板上に層54で延びている。
永久磁石21とこれらに連結されかつ磁心として働く金
属挿入体20は素子51内に加硫される。
非磁性金属材料の保護板55は保護のため永久磁石21
の外側に固定される。
エラストマー材料から作った外板素子51の部分53は
永久磁石列の間にリブ形隆起部分56をもち、保護層2
3を形成する粒子層をして隣接した磁石間でアーチ形に
上方へ曲らしめ、保護層がこの初期の形成の間にせん断
力により内張りに沿って滑るという危険性を減少せしめ
る。
リフターに相当する壁素子57も同様に永久磁石21、
金属挿入体20、保護板55をもち、これらはアンダカ
ットみぞ59をもつ形棒58と一緒に壁素子57のエラ
ストマ一部分60内に加硫されるか、又は埋込まれる。
ポリウレタンゴムから作り得るエラストマ一部分は金属
形棒58の一部の下に層61で延び、リブ形隆起部分6
2をもつ。
壁素子57はTボルト46とナット47によりミルバレ
ルに固定し、バレル板51を定位置に留める。
図示の実施例では、各素子51,57は4つの永久磁石
と2つの金属挿入体20を有し、かくしてこの素子は比
較的小さく、その取付時の取扱いが容易となる。
これらは勿論任意の長さに作れる。第8,9図の実施例
では、接地している材料内の磁性粒子から作った適度に
均一な厚さをもつ連続保護層23は内張に当って保持す
る。
図示の実施例では、外板51はただ2列の永久磁石21
をもつが、幅の広いバレル板は勿論これより多くの磁石
列を並べて配置することができる。
第10〜12図に示す内張はミルに使われ、標準素子か
ら作られる。
第10,11図の形状に作られた標準素子63はエラス
トマー材料64、好適にはポリウレタンゴム又は適当な
プラスチック材料内に埋込んだ永久磁石21を有し、こ
のエラストマー材料は長手方向のV形凹部66をもつ隆
起部分65を構成する。
エラストマー材料は永久磁石の一方の長手方向側を解放
していて、磁石がこの材料から僅かに突出するようにな
している。
しかし、磁石は反対側の長手方向側でもエラストマー材
料から突出せしめることができる。
この実施例では磁性材科の金属挿入体はエラストマー材
料内に埋込まれない。
その代り、永久磁石間の磁気回路は金属壁、この場合は
ミルバレルにより閉ざされる。
このミルバレルは摩耗保護手段を備えている。
このことは第12図から明らかである。上記実施例では
、磁気がこうして、磁性粒子の保護層23を作るのみな
らず内張をその支持体に当てて保持するためにも利用さ
れることになる。
ミルバレルのアーチ形状に対して素子63を付着するこ
とは凹部66とこれらの下に残されたエラストマー材科
のブリッジ部67により容易にされる。
前記ブリッジ部はエラストマーばねとして働く。
標準素子63は非対称形状をなして、素子及び隣接した
素子に関する永久磁石の正確な方向付けを容易にする。
本発明は、回転ミルバレルについて説明したが、振動ミ
ル用にも使用でき、又ミルバレル以外の壁面の保護にも
使用できる。
本発明は、意図した、自動的に再生する保護層を形成で
きる磁性粒子を含む材料により摩耗を受ける壁構造の多
くの色々の形成のものに対しても使用できる。
例えば、第13図はコンベヤベルト70用の荷下しステ
ーション69を示し、このベルトは磁性粒子を含む粒状
材料を運ぶ。
第13図は例示にすぎず、壁素子68は第10.11図
に従って形成するのが有利である。
この場合には隆起部分65は必らずしも必要ではない。
別法として、壁素子は第8,9図の如く形成できる。
第13図から明らかな如く、本発明原理は荷下しステー
ション69とこの下のシュート71の最も露出した部分
にのみ適用されている。
前記シュートは今1つのコンベヤ72、キャリジ、材料
ビン、スクリーン及び類似手段等の上で開放することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本発明の壁構造をもつミルの3つの
実施例を示し、ミルバレルの一部とこれに固定した内張
の断面を示すもの、第4図及び第5図は本発明の壁構造
をもつミルの今1つの実施例を示すもので第5図は第4
図の線V−V上でとった断面図、第6図乃至第9図は本
発明の壁構造をもつミルの他の実施例の断面図、第10
図及び第11図は本発明原理を用いた標準壁素子の実施
例を示すもので、第10図は第11図の線X−X上でと
った横断面図で、第11図は第10図の線■■−■■上
でとった縦断面図、第12図は標準素子をミルバレル内
に取付けたときの第10図に相当する断面図、第13図
は本発明原理をミルバレル以外の壁構造に適用する仕方
を示す図である。 10・・・ミルバレル、11・・・外板、13・・・リ
フター、15・・・アンダカットみぞ、20・・・金属
挿入体、21・・・永久磁石、23・・・自動再生式保
護層、27,37・・・リフター、29・・・金属薄板
、38・・・外側保護外装体、39・・・ポリウレタン
ゴム層、45,59・・・アンダカソトみぞ、51・・
・外板素子、55・・・保護板、56・・・リブ形隆起
部分、64・・・標準素子、65・・・隆起部分、70
・・・コンベヤベルト。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 使用中に磁性粒子を含むかたまり又は粒状材料によ
    り摩耗を受け、好適には耐摩耗性壁材料11,13;2
    4,27,28,30,35,37;43,51,57
    ;63;68からなり又は前記壁材料により被覆される
    耐摩耗性壁構造に於て、磁石手段21,50を備え、前
    記磁石手段は前記材料中の磁性粒子を引付け、自動的に
    再生する摩耗保護層23の形で少なくとも通常壁構造の
    他の区域よりも大きな摩耗を受ける壁構造の区域内て摩
    耗を受ける壁構造の表面に前記粒子を保持することを特
    徴とする耐摩耗性壁構造。 2 特許請求の範囲1記載の壁構造に於て、磁石手段2
    1,50は前記壁構造内に埋込んでいることを特徴とす
    る壁構造。 3 特許請求の範囲1又は2記載の壁構造に於て、リフ
    ター13,27,28,37,43をもつミル壁構造の
    形に於て、磁気手段21,50が少なくとも前記リフタ
    ーの先側面に材料内の磁性粒子を引付けることを特徴と
    する壁構造。 4 特許請求の範囲1,2又は3記載の壁構造に於て、
    ミルバレル壁の形に於て、磁石手段21,50はミルの
    運転中壁57,63の全面が自動的に再生する摩耗保護
    層23により被覆される如き距離だけ離隔していること
    を特徴とする壁構造。 5 特許請求の範囲1乃至4の何れか1つに記載の壁構
    造に於て、磁石手段21の磁石は壁構造43中のクレー
    タ状凹部48の底に正極面を位置させて配置されること
    を特徴とする壁構造。 6 特許請求の範囲1乃至5の何れか1つに記載の壁構
    造に於て、磁石手段21,50の磁石は永久磁石21と
    することを特徴とする壁構造。 7 特許請求の範囲1乃至5の何れか1つに記載の壁構
    造に於て、磁石手段21,50の磁石は電磁石50とす
    ることを特徴とする壁構造。 8 特許請求の範囲7記載の壁構造に於て、磁石50は
    摩耗を受ける壁構造の側に磁性材料の極板49をもつこ
    とを特徴とする壁構造。 9 特許請求の範囲1乃至4,6及び7の何れか1つに
    記載の壁構造に於て、磁石手段の磁石21を非磁性材科
    の保護遮へい体38又は板55の後ろに配置したことを
    特徴とする壁構造。
JP55094120A 1979-07-13 1980-07-11 耐摩耗性壁構造 Expired JPS585706B2 (ja)

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AU (1) AU521112B2 (ja)
BR (1) BR8004377A (ja)
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DK (1) DK151086C (ja)
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IN (1) IN154573B (ja)
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