JPS5857047B2 - 三相一括形絶縁スペ−サ - Google Patents

三相一括形絶縁スペ−サ

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Publication number
JPS5857047B2
JPS5857047B2 JP54064210A JP6421079A JPS5857047B2 JP S5857047 B2 JPS5857047 B2 JP S5857047B2 JP 54064210 A JP54064210 A JP 54064210A JP 6421079 A JP6421079 A JP 6421079A JP S5857047 B2 JPS5857047 B2 JP S5857047B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insulating spacer
center
shield
phase
shield ring
Prior art date
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Expired
Application number
JP54064210A
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English (en)
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JPS55155512A (en
Inventor
基博 島田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP54064210A priority Critical patent/JPS5857047B2/ja
Publication of JPS55155512A publication Critical patent/JPS55155512A/ja
Publication of JPS5857047B2 publication Critical patent/JPS5857047B2/ja
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  • Gas-Insulated Switchgears (AREA)
  • Insulators (AREA)
  • Installation Of Bus-Bars (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、主としてSF6ガスを絶縁媒体とするガス
絶縁開閉装置や管路気中送電装置などに使用される絶縁
スペーサに係り、とくに三相一括形絶縁スペーサの改良
に関するものである。
従来、この種のスペーサとして、第1図、第2図に示す
ものがあった。
これらの図において、1はエポキシ樹脂などの熱硬化性
合成樹脂からなる絶縁スペーサ本体、2a 、2b 、
2cは中心導体で、前記スペーサ本体1に埋込まれてい
る。
このスペーサ本体1のフランジ部3には、取付ボルト穴
を兼用する複数個の接地用埋金4a 、 4b 。
4c、4dを連結線5a、5b、5c、5dでそれぞれ
接続した導電材料からなるシールドリンク6が前記フラ
ンジ部3の外周と同心に一体に埋込まれている。
以上のように構成された従来の絶縁スペーサは、シール
ドリンク6が1個の円形になっているため、絶縁スペー
サの製造に当って、第3図に示すような注形用金型7a
、7bと埋金4a 、4b 、4c。
4dとの位置決めにしばしば困難をきたしていた。
すなわち、第4図a、bに示すように、シールドリンク
6に溶接などによって固定された4個の埋金4a 、4
b 、4c 、4dのうち、いずれか2個の埋金を注形
用金型?a 、7bの対応位置に合せることは容易であ
るが、残りの2個を含めて4個の埋金を同時に、高精度
で注形用金型の対応位置に合せることは、作業上困難で
あり、生産性が悪かった。
この発明は、前述のような従来のものの欠点を除去して
生産性を向上させることを目的とするものであって、3
個の中心導体に対して取付ボルト穴を兼用する2個の接
地用埋金を連結線で接続した導電材料からなる3個のシ
ールドリングをそれぞれ配し、絶縁スペーサ本体の中心
とシールドリングとがそれぞれ扇形の中心と弧とを形成
し、これらの扇形は3個とも同形状の扇形であり、各々
の扇形の内部に中心導体が位置し、各々の扇形が絶縁ス
ペーサ本体の中心と中心導体の中心とを通る直線に関し
て線対称であり、各々のシールドリングが中心導体に直
角な同一の平面上にあり、さらに相隣るシール下リング
間にギャップを設けるようにして、中心導体およびシー
ルドリングを絶縁スペーサ本体に埋込んだことを特徴と
するものである。
以下この発明の実施例を図に基いて説明する。
第5図、第6図はこの発明の一実施例の絶縁スペーサを
示す。
これらの図において、2a、2b。2cはアル□ニウム
などの導電材料からなる管状あるいは棒状の中心導体で
、これらの導体2a。
2b、2cはエポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂からなる
絶縁スペーサ本体1に。
これを貫通して埋込まれている。
この絶縁スペーサ本体1のフランジ部3には、第7図a
、bにも示すように、取付ボルト穴を兼用する2個の接
地用埋金4a 、 4bが連結線5a 、5bで接続さ
れかつ導電材料からなる3個のシールドリング6a 、
6b 、6cが、3個の中心導体2a、2b、2cにそ
れぞれ対向して埋込まれ、絶縁スペーサ本体1の中心O
とシールドリング6a、6b、6cとがそれぞれ扇形の
中心と弧とを形成し、これらの扇形は3個とも同形状に
なっており、各々の扇形の内部に中心導体2a 、2b
、2cが位置し、各々の扇形が絶縁スペーサ本体1の
中心Oと中心導体の中心Pとを通る直線に関して線対称
であり、各々のシールドリング5a、6b、6cが中心
導体2a 、 2b 。
2cの軸方向と直角な同一の平面上に設置され、相隣る
シールドリング6a 、6b 、6cの間にはギャップ
Gが形成されている。
そして、前記のような熱硬化性樹脂からなる絶縁スペー
サ本体1と、これに埋込まれるシールドリング6a 、
6b 、6cとの界面に隙間が生じないようにシールド
リングとしてパイプまたは丸棒を用い、これらの両端の
形状を球面またはこれに近い丸味をもったものにしであ
る。
前述のようなシールドリング6a 、 6b 、 6c
を用いて、第6図に示すような絶縁スペーサを製造する
に当り、各々のシールドリンク6a、6b。
6cは2個の接地用埋金4a 、4bを介して注形用金
型に固定されることになり、第2図に示すものに比べて
、シールドリングを注形用金型に位置決め固定する作業
が容易になる。
すなわち、従来は4個所を同時に位置決めしていたのに
対し、この発明では2個所の位置決めで足りるからその
作業が容易になる。
また、シールドリング自体の製作に当って、従来の第4
図に示すシールドリングでは4個の接地用埋金を溶接接
続しなげればならないのに対して、この発明では第7図
a、bに示すようにシールドリングに対して2個の接地
用埋金を溶接接続すればよく、1個の絶縁スペーサに対
して同一構成のシールドリング3個を使用すればよいの
で、生産性が向上する。
さらに、絶縁スペーサの電気的特性は、従来のものに比
べて少しも劣るところがない0 この発明において、中心導体の貫通部が円錐形ノ絶縁ス
ペーサについてこれまで述べて来たが、この発明は、第
8図に示すように中心導体の貫通部が絶縁スペーサ本体
の両側面とも円錐台形に突出した三相−話形絶縁スペー
サにも、同様に適用できるものである。
また、この発明の取付ボルト穴を兼用する接地用埋金は
、軸方向にきり穴を貫通させ、またはめねじ穴を貫通さ
せるものとし、これらを任意に適用することができる。
また、第5図、第6図、第8図では、中心導体を直角二
等辺三角形の各頂点に配置したものを示したが、中心導
体を正三角形の各頂点に配置した三相−話形絶縁スペー
サにも、この発明は適用できる。
さらに、この発明は、SF6ガス機器用の三相−話形絶
縁スペーサだけではなく、油またはその他の絶縁流体中
で使用する三相−話形絶縁スペーサにも適用できるもの
である。
以上説明したようにこの発明によれば、製造時の注形用
金型への位置決め固定が容易にできるなど、生産性を向
上させることができ、電気特性も劣ることがない三相−
話形絶縁スペーサを提供できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の絶縁スペーサの一例を示す第2図の■−
■線に沿う断面図、第2図は同正面図、第3図は同注形
用金型に組込んだ状態の断面図、第4図aは同シールド
リングの正面図、第4図すは第4図aのB−B線に沿う
断面図、第5図はこの発明の一実施例を示す第6図のV
−V線に沿う断面図、第6図は同正面図、第7図aは同
シールドリングの正面図、第7図すは第7図aのb−b
線に沿う断面図、第8図はこの発明の他の実施例を示す
第5図と対応する部分の断面図である。 1・・・絶縁スペーサ本体、2a、2b、2c・・・中
心導体、4a 、4b・・・接地用埋金、5a 、5b
・・・連結線、6a 、6b 、6c・・・シールドリ
ング。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 13個の中心導体に対して取付ボルト穴を兼用する2個
    の接地用埋金を連結線で接続した導電材料からなる3個
    のシールドリングをそれぞれ配し、絶縁スペーサ本体と
    シールドリングとがそれぞれ扇形の中心と弧とを形威し
    、これらの扇形は3個とも同形状の扇形であり、各々の
    扇形の内部に中心導体が位置し、各々の扇形、が絶縁ス
    ペーサ本体の中心と中心導体の中心とを通る直線に関し
    て線対称であり、各々のシールドリングが中心導体に直
    角な同一の平面上にあり、さらに相隣るシールドリング
    間にギャップを設けるようにして、中心導体およびシー
    ルドリングを絶縁スペーサ本体に埋込んだことを特徴と
    する三相−補形絶縁スペーサ。 23個の中心導体を正三角形または直角二等辺三角形の
    各頂点にそれぞれ位置するように配置した特許請求の範
    囲第1項記載の三相−補形絶縁スペーサ。 3 シールドリングとして導電材料からなるパイプまた
    は丸棒を用い、これらの両端の形状を球面または球面に
    近い丸味をもったものとした特許請求の範囲第1項記載
    の三相−補形絶縁スペーサ。 4 取付ボルト穴を兼用する接地用埋金の中心軸方向に
    きり穴またはめねじ穴を貫通させた特許請求の範囲第1
    項記載の三相−補形絶縁スペーサ。
JP54064210A 1979-05-24 1979-05-24 三相一括形絶縁スペ−サ Expired JPS5857047B2 (ja)

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JP54064210A JPS5857047B2 (ja) 1979-05-24 1979-05-24 三相一括形絶縁スペ−サ

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Publication Number Publication Date
JPS55155512A JPS55155512A (en) 1980-12-03
JPS5857047B2 true JPS5857047B2 (ja) 1983-12-17

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JP54064210A Expired JPS5857047B2 (ja) 1979-05-24 1979-05-24 三相一括形絶縁スペ−サ

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JP2009191239A (ja) 2008-02-18 2009-08-27 Univ Kansai 耐部分放電性樹脂組成物の製造方法、耐部分放電性樹脂組成物、耐部分放電性絶縁材料、および耐部分放電性絶縁構造体

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JPS55155512A (en) 1980-12-03

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