JPS5856778B2 - 構造物の吊り上げ施工方法 - Google Patents

構造物の吊り上げ施工方法

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JPS5856778B2
JPS5856778B2 JP16398079A JP16398079A JPS5856778B2 JP S5856778 B2 JPS5856778 B2 JP S5856778B2 JP 16398079 A JP16398079 A JP 16398079A JP 16398079 A JP16398079 A JP 16398079A JP S5856778 B2 JPS5856778 B2 JP S5856778B2
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JP
Japan
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lifting
tension
dome
axisymmetric
reaction force
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JP16398079A
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English (en)
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JPS5689642A (en
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克彦 遠藤
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Mitsui Construction Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Construction Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、構造物の吊り上げ施工方法に関するものであ
る。
この種構造物を構築する際には高所で充分なる足場を確
保することがむずかしい等の理由から予め地上で組立て
を行ったものを所定位置に吊り上げて設置される。
しかしドーム状のような軸対称構造物では、これに働く
鉛直荷重は、主として軸方向力として伝達され、端部に
おいて鉛直および水平反力と釣合うものであるが仮に水
平反力がない場合には、構造物は曲げ応力により力を伝
達することになり、この曲げ応力は水平反力をもつ場合
に比べて極めて太きい。
従ってこのような構造物をそのまま吊り上けると、吊り
上げる力は構造物に対して上向きの鉛直反力として働く
か、水平反力がないため、上昇と同時に、端部か外側に
開き、構造物には大きな曲げ応力が発生する。
これを妨ぐために、ドームのような軸対称構造物では、
隣接する端部を相互に連結することにより、環状の連結
材を構造物の外周に取り付け、上昇と同時にこの連結材
に発生する引張力によって端部の拡がりを極力押えると
いう方法が、従来用いられていた。
しかし、この方法でも、連結材には引張力による伸びが
生じるため、ある程度の端部の開きと、これに伴う曲げ
応力の増大は避けられず、しかもこの状態は、吊り上げ
時のみならず、所定高さで、地上に建設された構造物の
側壁或いは支柱等の頂部に固定した後も、水入に残って
しまうので構築上極めて好ましくない。
そこで本発明(ま、このような構造物を吊り上ける場合
に2ffるこつした欠点を改良するためのもので、端部
の開きを完全に抑えることにより、吊り上げ時および固
定後の構造物中の応力を正常な状態にする方法に関する
ものである。
以下この発明の方法を、図面により、軸対称構造物であ
るドームについて説明する。
また図1に示す如く、ドーム1を、地上に設置した構台
2の上で組立てる。
次に中7Ls位置でドーム1の端部と同高位置にリング
3を設置し、ドーム1の端部と、リング3の相対する点
とを、緊張装置5を装備した引張材4でそれぞれ連結す
る。
さらに緊張装置5を用いて、ドーム3の端部に本来働く
べき水平反力に等しい緊張力で締め付けを行い引張力ヲ
弓張材4に導入する。
その後、揚重装置6およびリフティング冶ソド7により
、ドームを所定高さまで吊り上げた後、側壁8の頂部に
これを固定する。
なお通常は固定後にリング3および引張材4を取り外す
が、完成後もこれを取り付けたままにしておくことも可
能である。
以上のように固定後の正常な状態を、吊り上げる前にド
ーム1に作り出すため、上昇中および固定後もドーム1
には過大な応力が発生することがないので変形せず、ま
た緊張装置5により引張力を導入するために与える力を
各引張材毎にそれぞれ精度よく制御することができ、そ
の結果として、ドーム1の端部の開きを完全に抑えるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明方法の実施例を示し、第1図はドームの吊
り上げ前の状態における断面図、第2図はドームの吊り
上げ後の状態における断面図、第3図は同平面図である
。 符号の説明、1・・・・・・ドーム、2・・・・・・構
台、3・・・・・・リング、4・・・・・・引張材、5
・・・・・緊張装置、6・・・・・・揚重装置、7・・
・・・・リフティングロッド、8・・・・・・側壁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 天部となる構格全体をドーム状の軸対称構造物とし
    て一体に組立て、この軸対称構造物の外周各端部から各
    々中心に向けて水平に延びる中間に緊張装置を備えた引
    張材を各々設け、各引張材を前記一体の軸対称構造物の
    中心鉛直位置に設けたリングと各々繋結させて対向する
    各端部間を相互に連結したのち、各緊張装置を各々締め
    付けて軸対称構造物に吊上げ時の水平反力に等しい引張
    力を付与せしめると共に、前記一連の作業は地上にて行
    われ、一方別途建設された側壁或いは支柱等の構造物の
    頂部に揚重装置を設け、該揚重装置を前記一体の軸対称
    構造物の外周端部に連繋させ、当該一体の軸対称構造物
    を吊上げる時の水平反力に等しく/弓1張力か付与され
    たままの状態で地上から頂部迄−挙に吊り上げて頂部に
    固定されるようにしたことを特徴とする構造物の吊り上
    げ施工方法。
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JP2878949B2 (ja) * 1993-11-11 1999-04-05 株式会社巴コーポレーション 円形乃至多角形からなる大張間架構の構築工法

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