JPS585674B2 - アルファヒドロオキシジペプチド受媒質類 - Google Patents

アルファヒドロオキシジペプチド受媒質類

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JPS585674B2
JPS585674B2 JP55169206A JP16920680A JPS585674B2 JP S585674 B2 JPS585674 B2 JP S585674B2 JP 55169206 A JP55169206 A JP 55169206A JP 16920680 A JP16920680 A JP 16920680A JP S585674 B2 JPS585674 B2 JP S585674B2
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lysine
nitroanilide
chromogenic
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アクター・アリ
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Abbott Laboratories
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K5/00Peptides containing up to four amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof
    • C07K5/04Peptides containing up to four amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof containing only normal peptide links
    • C07K5/06Dipeptides
    • C07K5/06139Dipeptides with the first amino acid being heterocyclic
    • C07K5/06165Dipeptides with the first amino acid being heterocyclic and Pro-amino acid; Derivatives thereof
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12QMEASURING OR TESTING PROCESSES INVOLVING ENZYMES, NUCLEIC ACIDS OR MICROORGANISMS; COMPOSITIONS OR TEST PAPERS THEREFOR; PROCESSES OF PREPARING SUCH COMPOSITIONS; CONDITION-RESPONSIVE CONTROL IN MICROBIOLOGICAL OR ENZYMOLOGICAL PROCESSES
    • C12Q1/00Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions
    • C12Q1/34Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions involving hydrolase
    • C12Q1/37Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions involving hydrolase involving peptidase or proteinase

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  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はアルファヒドロオキシジペプチド受媒質類に関
する。
本発明の新規受媒質はアルギニンおよびリジン残基のカ
ルボキシル側のペプチド鎖中のアミド結合を裂開する蛋
白質分解酵素の検出および測定に試薬として有用である
構造的に関係ある発色性および螢光分析的受媒質は米国
特許第3886136号、4028318号、4061
625号および4070245号に記載されているが、
しかしこれら受媒質類は末端部分のα−アミン基の代り
にα一水酸化物を置換しても利益をえない。
明確にいえば類似したαオキシ酸がジペプチド受媒質の
N終点又はP3位置において置換された場合少なくも3
利点が生ずることが発見された。
最も注目されるのは緩衝水液中のα−ヒドロオキシで保
護されたアミノ酸受媒質の溶解度がベンゾイルで保護さ
れたものよりも大きいことである。
またαヒドロオキシ受媒質はアミノペプチダーゼ活性に
対する感度を示さないので、N終点上に保護基の必要な
くまたN終点のアミノ酸のL型(天然)よりもD型の使
用が避けられる。
α−ヒドロオキシ類似物はまた合成中ヒドロオキシ置換
基をブロックおよびデブロツクする必要なく合成か簡単
となる。
α−ヒドロオキシ受媒質はまたそれらのa−アミノ酸相
対物と非常に似た活動力をもつ同様の酵素的反応性を示
す。
特に本発明は次式: をもつα−ヒドロオキシージペプチド類として特徴づけ
られる新規の分光測定で検出できる受媒質に関する。
上式中R0は水素、直鎖又は分枝鎖低級(ct−C4)
アルキルおよびベンジルより成る群から選ばれたものを
表わし、R2はバラニトロアニリト、ニトロフエニル、
メチルーニトロフエニル、シニトロフエニル、ナフチル
、ニトローナフチル、4−メチル−7−クマリルアミド
、■−メトオキシ−3−ナフチルアミドおよびチオベン
ジルエステルより成る群から選ばれたものを表わし、A
1はグリシン、アラニン、ヴアリン、ロイシン、フロリ
ン、イソロイシン、セリン、トレオニン、アスパラギン
酸、アスパラギン、グルタミン酸、クルタミン、リジン
、ヒドロクリシン、ヒスチシン、アルギニン、フエニル
アラニン、チロシン、トリプトファン、システイン、メ
チオニン、ピペルコリン酸より成るL−アミノ酸群から
選ばれたものを表わしかつA2はL−アルギニン又はL
−リジンのいづれかを表わす。
受媒質の最も好ましい群は式: (上式中R,は水素、直鎖又は分枝鎖低級(CtC4)
アルキルおよびベンジルより成る群から選ばれたもので
あり、R2はバラニトロアニリド、ニトロフエニル、チ
オベンジルエステルより成る群から選ばれたものであり
、A,はグリシン、アラニン、ヴアリン、プロリン、イ
ソロイシン、アスパラキン酸、グルタミン酸およびフエ
ニルアラニンより成るし−アミノ酸群から選ばれたもの
でありかつA2はL−アルギニン又はL − リシンの
いづれかとする)をもつものである。
本発明の受媒質製造に使用するα−オキシ酸類はすべて
M.ウイニソシらのJ,Am.Chem,Soc,、L
旦、2423、(1956)に記載の方法により製造で
きる。
α−ヒトロオキシβ−フエニルプロピオン酸およびα−
ヒドロオキシイソカプロン酸を与えられて、本発明の受
媒質は次の基本的段階カップリング法によって合成でき
る: をp 一二トロフエニルーインシアネイトとカップルさせて とし順にこれをHBr/酢 酸と処理して とする。
CBZ−Pro−スクシンイミジルエステルをとカップ
ルさせて保護された とする。
保護されたジペプチドをHBr/酢酸と処理してとし更
にこれを1−ヒ ドロオキシーペンゾトリアゾールとジクロロへキシルカ
ルボジイミドを用いてα−オキシ酸にカップルさせる。
は更にHF 又はメタンースルフオン酸と反応させてアルギニンから
グアニジンー保護R基を除去する。
適当するR基にはメトオキシベンゼンスルフオニル、ニ
トロおよびトシル基がある。
アミノ酸類のα−アミノ保護用CBZ基は1−プチルー
オキシ力ルボニルおよびO−ニトロフエニルスルフォニ
ル基の様な他の部分で代替できる。
他のアミノ酸類は上記製法に述べたもので十分置換でき
る。
例えば検出できる離脱基に直接結合したアミノ酸はアル
ギニン又はリジンのいづれでもよい。
ジペプチド部分の中心のアミノ酸は上にA1として示し
たアミノ酸のいづれでもよい。
N終点のα−ヒドロオキシ置換基は普通グリシン、アラ
二ンおよびフエニルアラニン中の類似アミンをα−ヒド
ロオキシで置換して製造されるが、またヴアリン、ロイ
シン、インロイシン、セリン、トレオニン、アスパラギ
ン酸、アスパラギン、グルタミン酸、グルタミン、リジ
ン、ヒドロオキシリジン、ヒスチジン、アルギニン、チ
ロシン、トリプトファン、システインおよびメチオニン
から誘導できる。
好ましい発色団はバラニトロアニリドであるが、メチル
ニトロフエニル、ニトロフエニル、ジニトロフエニル、
ナフチルおよびニトロナフチルの様な一般に認められた
第2クロム酸部分も使用できる。
プラピンガーらのJ,Organic Chem.、3
0、1781(1965)を参照されたい。
4−メチル−7−クマリルアミド、(モリカらのJ.B
io,chem,、82,1495(1977))、1
−メトオキシ−3−ナフチルアミド、(工−yリンらの
Arlal,13io chem−、80、355(1
977))およびチオベンジルエステルの様なこの分野
でよく使われている螢光分析用離脱基もまた使用できる
下記特定実施例は好ましいα−ヒドロオキシ受媒質の製
法を示すものである。
実施例I Nω一メトオキシベンゼンスルフオニル−L −アルギ
ニル〜p−ニトロアニリド・HBrの製造ニシムラらの
Chem,Pharm.Bu11、24、1568(1
976)に記載の方法により製造したNα一カルボベン
ズオキシーNω一(4−メトオキシベンゼンスルフオニ
ル)−L−7ルギニン23?をヘクサメチルホスホルア
ミド100ml中に溶解した。
えた溶液にトリエチルアミン6.7mlとp−ニトロフ
エニルイソシアネイト15.8gを加えた。
液を室温で一夜攪拌した後5%重炭酸ナトリウム液13
00ml中に注入した。
えた沈澱を沢過ろーとに捕集し5%、重炭酸ナトリウム
液(2X400ml)、水(1×300ml)、IN塩
酸(3X300ml)および水(2x200ml)で順
次洗った。
沈澱をろーと中で真空吸引乾燥した後沸とうするメタノ
ールで抽出した。
(3×300ml)メタノール抽出液を併せメタノール
を35℃で真空蒸発した。
半固体残渣をシリカゲル管を使いクロロホルム中1−5
%メタノールを用いて溶離して精製しNα一カルポベン
ズオキシーNω−(4−メトオキシベンゼンスルフオニ
ル)−L−アルギニンーp−二}oアニリドを得た。
この6.0yを酢酸中30%臭化水素酸溶液にとかした
えた反応混合物を室温に45分間保ち次いで乾燥エーテ
ル400rfLlに注入した。
沈澱した塩を乾燥エーテル(2×100ml)で洗いN
ω−メトオキシベンゼンスルフオニルーし−アルギニル
ーp−ニトロアニリト臭化水素酸塩をえた。
実施例2 Nα一CBZ−Pro−Nω一MBS−Arg−pNA
の製造 テトラヒドロフラン10mlとジメチルホルマミド2m
l中にカルボベンズオキシーL−プロリンースクシンイ
ミジルエステル0.77(2ミリモル)とNω一MBS
−L−Arg−pNA−HBr 1.1?(2ミリモル
)をとかした。
この反応混合物にn一メチルモルフオリンQ.24ml
(2ミリモル)を加え室温で一夜攪拌した。
反応混合物を真空蒸発してえた油状残渣を塩化メチレン
300ml中に懸濁させた。
液を1n次IN塩酸(1×60ml)、塩溶液(1x6
0ml),重炭酸ナトリウム飽和水溶液(1×60ml
)、塩溶液(1x60ml)で洗った。
液を無水MgSO4上をとおして乾燥し2−3mlに濃
縮した。
この液に無水エーテルを加え沈澱生成物を沢過捕集して
0.645’をえた。
実施例3 L−Pro−Nω一MBS −Arg−pNA−HBr
の製造 30%HBr/酢酸1.Oml中にN″−CBZ−L−
Pro−Nω一MBS−Arg−pNA0.64gをと
かした。
液を室温に1時間保った後無水エーテル50−60ml
中に注入した。
生成沈澱をr過捕集し真空デシケーター中で乾燥して0
.45gをえた。
実施例4 α−オキシ酸一Pro−Nω−MBS−Arg−pNA
の製造 テトラヒド口フラン10mlとジメチルホルマミド2m
l中にPro−Nω一MBS−Arg−pNA−HBr
4.37m9(0.68ミリモル)、α−オキシ酸(0
.68ミルモル)および1−ヒドロオキシーペンゾトリ
アゾール92〜(0.68ミリモル)をとかした。
この液をO℃で攪拌しなからn−メチルモルフオリン0
.1ml(0.68ミリモル)とジシクロへキシル力ル
ポジイミド140m9(0.68ミリモル)を加えた。
反応混合物を室温にあたため一夜攪拌した。
ジシクロへキシルウレアを沢過し沢液を真空蒸発し残渣
をクロロホルム又はメタノール中に懸濁又は溶解しエー
テルで沈澱させた。
固体をr過捕集した。
この方法により下記の保護された化合物類も合成した: (1)L−α−ヒドロオキシーβ−フエニルグロピオニ
ツク−L−Pro−Nω一MBS−L−Arg−pNA
1 (2)D−α−ヒドロオキシーβ−フエニルプロピオニ
ツクーL−Pro−Nω一MBS−L−Arg−pNA
, (3)L一α−ヒドロオキシイソカプロイツクーし−P
ro−Nω一MBS−L−Arg−pNA,(4)D−
α−ヒドロオキシイソ力プ口イツクーL−Pro−Nω
一MBS−L−Arg −pNA1(5)グリコリツク
ーL−Pro−Nω一MBS−L−Arg−pNA, 実施例5 α−オキシ酸一L−Pro−L−Arg−pNAメタン
スルホン酸(35sq)中にα−オキシ酸−L−Pro
−L−Nω−MBS−Arg−pNA(0.5ミリモル
)をとかした。
室温30分後にこの反応混合物を無水エーテル中に注入
し生成沈澱を涙過捕集した。
更にメタノールーエーテルとテトラヒドロフラン−エー
テルから生成物を沈澱させた。
n−プタノール:酢酸:水4:1:1を用いて展開した
TLCは単一点を示した。
この方法により次の化合物を合成し酵素受媒質として使
用した: (1)L一α−ヒドロオキシーβ−フエニルグロピオニ
ツクーL−Pro−L−Arg−pNA,(2)D一α
−ヒドロオキシーβ−フエニルプロピオニツクーL−P
ro−L−Arg−pNA1(3)L一α−ヒドロオキ
シイソ力プロイツクーL一Pro−L−Arg−pNA
1 (4)D一α−ヒドロオキシイソカグロイツク−L−P
ro−L−Arg−pNA、 (5)グリコリツクーL−Pro−L−Arg−pNA
臨床的に本発明の受媒質はアンチトロンビン■(AT■
)測定に使用できる。
アンチトロンビン■は人間の凝固防止系の主成分である
これはセリン、即ちこの酵素の活性中心と1:1複合物
を生成することにより種々のセリン蛋白酵素を抑制する
ヘパリンの存在はAT■におけるこの蛋白酵素との反応
速度を約100倍に増加する。
ATmの化学は次式に記載できる: ヘパリンの存在はATmの活性を助長するので、トロン
ビンの抑制もできる他の血漿蛋白質の抑制からAT■に
よるそれを記述できる。
故にヘパリンのない場合に測定された“進行性トロンビ
ン活性”と異なった実在として全AT■活性を測定でき
る。
結局他の蛋白質抑制機構よりもAT■を用いれば凝固防
止系における欠点をはっきり確認できる。
本試験は試料中の人のATmがI:1モル比において人
のび一トロンビンを抑制するという事実に基づ匂過剰の
トロンビンは遊離して無色受媒質を加水分解する。
この受媒質が裂開されると分光測定で検出できる離脱基
を放出し、それは検出できる色又は螢光の発生で示され
る吸収スペクトル中の著しい移行をおこす。
この受媒質の裂開は線維素原中の線維素生成となるアル
ギニルーグリシン結合の裂開と似ている。
反応混合物の螢光色発生を監視することによってトロン
ビンによる受媒質の変化過程を追求できる。
AT■o量および発生した螢光又は色の量は逆比例する
ので、ATm濃度は容易に決定できる。
本発明による合成受媒質類を商業的に入手しうるkab
i受媒質類と動力学的に比較するのに必要なパラメータ
を検討した結果、マイケリス−メントン方程式から誘導
されるラインウイーバー・パークのプロットのパラメー
タを使用することが望ましいことがわかった。
これらはKm(酵素−受媒質複合体の解離恒数;通常m
M単位で表示)、Vmax(モル−1秒−1単位での回
転最大速度)、kcat(発色団によるカラーを与える
受媒質の毎秒の触媒作用速度)、およびkcat/Km
比(mM/sec)である。
これらの値は受媒質一酵素系の全体の動力学的様相を与
える。
上記の可変値を計算するために、2つの測定が必要であ
り、それらは受媒質の濃度の測定およびある分析系にお
ける活性酵素の濃度の測定(酵素濃度はkcat従って
kcat/Km値を計算するために必須である)である
後者がより難かしい。受媒質の濃度の測定は2×10−
4Mトリプシン溶液を使用する受媒質の消化ならびに生
成する最犬のpNAカラーの測定によって行なった。
405nmにおけるpNAの消去係数を使用して、分析
に使用した受媒質の濃度を計算することができる。
酵素濃度の測定はもつと困難である。
文献の研究により、パラニト口フエニルーバラグアニジ
ノ・ベンゾエー}(pN PGB)を分析に使用すべき
所定の酵素を滴定するために使用して、それぞれの分析
中に使用される活性酵素の正確な濃度を求めることがで
きることがわかった。
それ以上の標準化をすべての酵素滴定について同一の緩
衝液(Vernal O.IM,pH8.3、0.02
M CaCl2)を使用して行ない、それによって均等
の妥当性ですべての酵素測定を行なった。
動力学的検討はすべての酵素一受媒質のペアについて同
じ緩衝液(Tris 0.17M,pH7.4)中で求
めた。
下記の第1表は表示する酵素に対するそれぞれの受媒質
の動力学的速度の計算結果である。
これは15種の受媒質×5種の酵素の組合せについて脂
、kcat,kcat/Kmの値を表示したものである
ただしこれはXaを除いたすべての酵素についてのもの
であり、Xaについては脂およびVmaxのみが示して
ある。
それはXa濃度が計算しえない(滴定に利用しうる酵素
量があまりにも少ない)ためである。
下記の第2表は合成受媒質の実際の有用性を示すもので
ある。
第2表は酵素をとり、すべての動力学的パラメータにわ
たる最大値によって受媒質を4段階に格付げし、最良の
ものから順次並べて示している。
この分類は5種の酵素のうちの3種が合成受媒質に対し
て最高の動力学的パラメータを与えることを示している
20箇所のうちの14箇所が合成受媒質で占められてい
る。
次の第3表は考査表である。
それぞれの酵素について試験した受媒質のすべてについ
て動力学的パラメータを均衡させることによって、試験
中の5種の酵素のそれぞれを測定するための最良の動力
学的パラメータを与える2種の受媒質をえらび出す試み
を行なった。
若干の受媒質は1回より多くあらわれており、このこと
は恐らく表示する酵素の測定に対して選択性は低いが然
もなお良好な受媒質であることを意味している。
第3表は10箇所のうち2箇所を除くすべてが合成受媒
質によって占められており、カリクリエンを除くすべて
の酵素にとって最良であることを示している。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式: (上式中R1は水素、直鎖又は分枝鎖低級(Cエ−C4
    )アルキルおよびベンジルより成る群から選ばれたもの
    を表わし、R2はバラニトロアニリド、ニトロフエニル
    、メチルーニトロフエニル、ジニトロフエニル、ナフチ
    ル、ニトロナフチル、4−メチル−7−クマリルアミド
    、1−メトオキシ−3−ナフチルーアミド、およびチオ
    ベンジルエステルより成る群から選ばれたものを表わし
    、A1はグリシン、アラニン、ヴアリン、ロイシン、プ
    ロリン、インロイシン、セリン、トレオニン、アスパラ
    ギン酸、アスパラギン、グルタミン酸、グルタミン、リ
    ジン、ヒドログリシン、ヒスチジン、アルギニン、フエ
    ニルアラニン、チロシン、トリプトファン、システイン
    、ピペルコリン酸、およびメチオニンより成るLアミノ
    酸群から選ばれたものを表わしかつA2はL−アルギニ
    ン又はL−リジンのいずれかとする)を有することを特
    徴とするアルギニンおよびリジンのカルボキシル側のペ
    プチド結合を裂開する蛋白質分解酵素の定量測定用発色
    性又は螢光性受媒質。 2 式: (上式中R1は水素、直鎖又は分枝鎖低級(C1C4)
    アルキルおよびベンジルより成る群から選ばれたものを
    表わし、R2はバラニトロアニリト、ニトロフエニル、
    メチル一二トロフエニル、ジニトロフエニル、ナフチル
    、ニトロナフチルおよびチオベンジルエステルより成る
    群から選ばれたものを表わし、A1はグリシン、アラニ
    ン、ヴアリン、ロイシン、フロリン、イソロイシン、ト
    レオニン、アスパラギン酸、アスパラギン、クルタミン
    酸、フエニルアラニンおよびメチオニンより成るし−ア
    ミノ酸群から選ばれたものを表わしかつA2はL−アル
    ギニン又はL−リジンのいずれかを表わす)を有するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の蛋白質分解
    酵素の定量測定用発色性又は螢光性受媒質。 3 式: (上式中R1は水素、直鎖又は分枝鎖低級(C1一C4
    )アルキルおよびベンジルより成る群から選ばれたもの
    を表わし、R2はバラニトローアニリト、ニトロフエニ
    ル、チオベンジルエステルより成る群から選ばれたもの
    を表わし、A1はグリシン、アラニン、ヴアリン、プロ
    リン、インロイシン、アスパラギン酸、グルタミン酸お
    よびフエニルアラニンより成るL−アミノ酸群から選ば
    れたものを表わしかつA2はL−アルギニン又はL−リ
    ジンのいずれかを表わす)を有することを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の蛋白質分解酵素用発色性又は
    螢光性受媒質。 4 グリコリツクーし−プロリルーし−アルギニルーp
    −ニトローアニリドである特許請求の範囲第3項に記載
    の発色性受媒質。 5 L一α−ヒドロオキシイソカプ口イツクーL一フロ
    リルーし−アルギニルーp−ニトロアニリドである特許
    請求の範囲第3項に記載の発色性受媒質。 6 D一α−ヒドロオキシイソカプロイツク−し一フロ
    リルーL−アルギニルーp−ニトロアニリドである特許
    請求の範囲第3項に記載の発色性受媒質。 7 L一α−ヒドロオキシーβ−フエニルプロピオニツ
    ク−L−ゾロリルーL−7ルギニルーp一ニトロアニリ
    ドである特許請求の範囲第3項に記載の発色性受媒質。 8 D一α−ヒトロオキシーβ−フエニルプロピオニツ
    クーし−プロリルーし−アルギニルーp −ニトロアニ
    リドである特許請求の範囲第3項に記載の発色性受媒質
JP55169206A 1979-12-03 1980-12-02 アルファヒドロオキシジペプチド受媒質類 Expired JPS585674B2 (ja)

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