JPS5856690A - 乳酸醗酵液の付着及び固結防止法 - Google Patents
乳酸醗酵液の付着及び固結防止法Info
- Publication number
- JPS5856690A JPS5856690A JP15480281A JP15480281A JPS5856690A JP S5856690 A JPS5856690 A JP S5856690A JP 15480281 A JP15480281 A JP 15480281A JP 15480281 A JP15480281 A JP 15480281A JP S5856690 A JPS5856690 A JP S5856690A
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- Japan
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- lactic acid
- fermentation liquid
- coagulation
- silicon
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
有機酸醗酵のうち、乳酸醗酵は、次の様に行なわれる。
まず、主原料として、グルコース、砂糖又は廃糖蜜が使
用される。−原料としては、各種72ノ酸頽、ビタミン
類、塩基禰金使用し、両者の混合物に乳al!菌を添加
して醗酵が進行し乳酸が生成すると醗酵液中のpHが低
下し、そのため乳aI−が死滅するので、アルカリ類例
え1−fNH。
用される。−原料としては、各種72ノ酸頽、ビタミン
類、塩基禰金使用し、両者の混合物に乳al!菌を添加
して醗酵が進行し乳酸が生成すると醗酵液中のpHが低
下し、そのため乳aI−が死滅するので、アルカリ類例
え1−fNH。
NaOH,CaC0,、Ca (OH)、 、等で中和
し9Hを調節する。このような理由のため、乳酸はまず
乳酸アンモニウムのような乳酸のアルカリ塩等として製
造される。
し9Hを調節する。このような理由のため、乳酸はまず
乳酸アンモニウムのような乳酸のアルカリ塩等として製
造される。
CH,CHOHCOOH−1−NH,OH−−→乳酸
アンモニウム CH,CHOHCOONH,−4−H,0・−曲・・・
(1)乳酸アンモニウム 水 醗酵が終了すると1合成された乳酸塩より乳酸を回収す
るため硫酸を加える。この工程で乳酸のアルカリ塩はフ
リーの乳酸となり、硫酸のアルカリ塩となる。
アンモニウム CH,CHOHCOONH,−4−H,0・−曲・・・
(1)乳酸アンモニウム 水 醗酵が終了すると1合成された乳酸塩より乳酸を回収す
るため硫酸を加える。この工程で乳酸のアルカリ塩はフ
リーの乳酸となり、硫酸のアルカリ塩となる。
CH,CHOHCOONH,十+H@5Oa−−乳酸ア
ンモニウム 硫酸 次に、乳酸tttra酸の塩、副原料及び未反応の残糖
より分離するために、通常、イソグロビルエーテル等の
抽剤で乳酸を抽出する。抽出【しないで直接乳酸をエス
テル化して分離する方法もある。
ンモニウム 硫酸 次に、乳酸tttra酸の塩、副原料及び未反応の残糖
より分離するために、通常、イソグロビルエーテル等の
抽剤で乳酸を抽出する。抽出【しないで直接乳酸をエス
テル化して分離する方法もある。
抽出で得た乳酸は、未だi々の不純物全長く含むため1
食品添加物としての規格に適合しないので、Mlメタノ
ール等で乳a!2’t−エステル化シて例えは乳酸メチ
ル全合成し、この乳酸エステル金精留した後、加水分解
して精製乳酸を得る。乳酸を抽出しないで直接エステル
化する場合も同様に。
食品添加物としての規格に適合しないので、Mlメタノ
ール等で乳a!2’t−エステル化シて例えは乳酸メチ
ル全合成し、この乳酸エステル金精留した後、加水分解
して精製乳酸を得る。乳酸を抽出しないで直接エステル
化する場合も同様に。
エステル化で得られた乳酸エステルtN留後、加水分解
して精製乳酸を得る。
して精製乳酸を得る。
CH,CHOHCOOH+CH,OH−一→メタノール
CH,CHOHCOOCH,+ H,O・・・・・・・
・・(3)乳酸メチル CH3CHOHCOOCH,十H,O−−→CM、Ch
OHCOO& −4−CH,OH−−−−−・−(4
1この様にして醗酵で製造された乳酸は、長い精製工程
を経て製造されるわけであるが、特に反応式(3)のエ
ステル化工程において、醗酵液中の副原料や未反応の残
糖などがエステル化釜の壁や攪拌翼へ付着及び固結して
しまい、遂にはパイプ等の閉塞を起すため、連続化は困
難であった。
・・(3)乳酸メチル CH3CHOHCOOCH,十H,O−−→CM、Ch
OHCOO& −4−CH,OH−−−−−・−(4
1この様にして醗酵で製造された乳酸は、長い精製工程
を経て製造されるわけであるが、特に反応式(3)のエ
ステル化工程において、醗酵液中の副原料や未反応の残
糖などがエステル化釜の壁や攪拌翼へ付着及び固結して
しまい、遂にはパイプ等の閉塞を起すため、連続化は困
難であった。
本発明者等に、種々研究の結果、醗酵液に2酸化ケイ素
系の分散剤を添加することにより反応釜壁や攪拌翼への
付着及び固結を起すことなく1反応H’を均一層に保持
し、従ってパイプ等の閉塞をみることなしに、連続化が
容易に出来ることを見出し、本発明を完成した。
系の分散剤を添加することにより反応釜壁や攪拌翼への
付着及び固結を起すことなく1反応H’を均一層に保持
し、従ってパイプ等の閉塞をみることなしに、連続化が
容易に出来ることを見出し、本発明を完成した。
zrg化ケイ素系分散剤の醗啼液への添加th、分散剤
中の21!!N化ケイ素の量が醗酵液中の混入物(混入
物とに、副原料や未反応の残槍類等の物質。
中の21!!N化ケイ素の量が醗酵液中の混入物(混入
物とに、副原料や未反応の残槍類等の物質。
即ち、乳酸、水及び硫酸塩以外の物質をいう)に対して
α3重@チ以上、好ましくはα5重量慢以上となるよう
な量であることか望ましい。上限は特にはないが、経済
性の兜から考慮すれば、添加鷺が少ない方が望ましいの
は白熱である。
α3重@チ以上、好ましくはα5重量慢以上となるよう
な量であることか望ましい。上限は特にはないが、経済
性の兜から考慮すれば、添加鷺が少ない方が望ましいの
は白熱である。
2酸化ケイ素系分散剤は、微粒子状の2酸化ケイ累であ
れは何でもよいが、市販品を例VCめげれば、カープレ
ックス(2酸化り′イ素含t90重量96%塩野義製薬
)、アエロジル(2酸化ケイ素含1100重g俤、日本
アエロジル)、スノーテックス(2eIt化ケイ素含t
40聾槍チ1日産化学)等がある。
れは何でもよいが、市販品を例VCめげれば、カープレ
ックス(2酸化り′イ素含t90重量96%塩野義製薬
)、アエロジル(2酸化ケイ素含1100重g俤、日本
アエロジル)、スノーテックス(2eIt化ケイ素含t
40聾槍チ1日産化学)等がある。
次に、実施例により本発明を具体的に説明する。
ノそ−セントに重量基準である3、また、2酸化ケイ素
系分散剤のI’ll酵液への添加ita、分散剤中の2
酸化ケイ素の醗酵液中の混入物一対する割合で示す。
系分散剤のI’ll酵液への添加ita、分散剤中の2
酸化ケイ素の醗酵液中の混入物一対する割合で示す。
実施例1
乳i!1!3 an s、硫酸水素アンモニウム3&4
−。
−。
水37.6%及び混入物6%の組成を待つ乳i!2醗酵
液に、2#2化ケイ素系分散剤(アエロジル、2a!化
ケイ素含1i10091)を上記の混入物に対してα3
%添加した。この分散剤を添加した醗酵液10KfTh
300R1の反応釜でメタノールを同時に供給して連続
的にエステル化を行なり几。反応温度110〜145℃
であった。その結果、釜及び攪拌翼等への付着及び固結
が殆んどみられず、連続的に反応を行なうことが出来た
。
液に、2#2化ケイ素系分散剤(アエロジル、2a!化
ケイ素含1i10091)を上記の混入物に対してα3
%添加した。この分散剤を添加した醗酵液10KfTh
300R1の反応釜でメタノールを同時に供給して連続
的にエステル化を行なり几。反応温度110〜145℃
であった。その結果、釜及び攪拌翼等への付着及び固結
が殆んどみられず、連続的に反応を行なうことが出来た
。
実施例2
実施例1と同様なl@成を持つ乳酸醗酵液に、2酸化ケ
イ素系分散剤(アエロジル、2酸化ケイ素含l1100
慢)紫上記の混入物に対してa5チ添加した。この分散
剤を添加した醗酵液10I4+i実施例1と同様な条件
で連続的にエステル化を行なつ友ところ、釜及び撹拌翼
等への付着及び固結が全く見られず、連続的に反応を行
なうことが出来た。
イ素系分散剤(アエロジル、2酸化ケイ素含l1100
慢)紫上記の混入物に対してa5チ添加した。この分散
剤を添加した醗酵液10I4+i実施例1と同様な条件
で連続的にエステル化を行なつ友ところ、釜及び撹拌翼
等への付着及び固結が全く見られず、連続的に反応を行
なうことが出来た。
実施例3
実施例1と同様な組成を持つ乳酸「!l!酵液に、2酸
化ケイ素系分散剤(力、−ルックス、2#1化ケイ素含
曽9CIle上記の混入物に対して2酸化ケイ素として
90%添加し、実施例1と同様に連続的にエステル化を
行なったところ、付着及び固結が全く見られず、連続的
に反応全行なうことが出来友。
化ケイ素系分散剤(力、−ルックス、2#1化ケイ素含
曽9CIle上記の混入物に対して2酸化ケイ素として
90%添加し、実施例1と同様に連続的にエステル化を
行なったところ、付着及び固結が全く見られず、連続的
に反応全行なうことが出来友。
実施例(
乳酸6α0%、硫酸水素アンモニウムlO%、水15−
及び混入物15−の組成奮持つ乳酸醗酵液に、j!酸化
ケイ素系分散剤(スノーテックス、2酸化ケイ素含量4
0−)を1配の混入物に対して2酸化ケイ票としてα4
−添加した。実施例1と同様な条件で連続的にエステル
化を行なつ九ところ、付着及び固結が全く見られず、連
続的に反応を行なうことが出来t0 実施例5 乳9401.硫酸カルシウム3慢、水155%及び混入
物2憾の組成?持つ乳#I醗酵液に、2酸化ケイ素系分
散剤(アエロジル、!醸化ケイ素含蓄1oo優)を1配
の混入物に対してαS−添加した。次に、エステル化用
触媒として、硫酸を乳酸醗酵液に対してαl−添加した
。実施例1と同様な条件で連続的にエステル化全行なっ
几ところ。
及び混入物15−の組成奮持つ乳酸醗酵液に、j!酸化
ケイ素系分散剤(スノーテックス、2酸化ケイ素含量4
0−)を1配の混入物に対して2酸化ケイ票としてα4
−添加した。実施例1と同様な条件で連続的にエステル
化を行なつ九ところ、付着及び固結が全く見られず、連
続的に反応を行なうことが出来t0 実施例5 乳9401.硫酸カルシウム3慢、水155%及び混入
物2憾の組成?持つ乳#I醗酵液に、2酸化ケイ素系分
散剤(アエロジル、!醸化ケイ素含蓄1oo優)を1配
の混入物に対してαS−添加した。次に、エステル化用
触媒として、硫酸を乳酸醗酵液に対してαl−添加した
。実施例1と同様な条件で連続的にエステル化全行なっ
几ところ。
付着及び固結が全く見られず、連続的に反応全行なうこ
とが出来友。
とが出来友。
比較例
乳酸3α0−15ILc11水素アンモニウム3龜4−
1水37.6 %及び混入物6−の組成を持つ乳酸(f
il酵液會、七のままで使用して、実施9’lllの条
件と同様な条件下で連続的にエステル化を行なっ友とこ
ろ、反応釜及び攪拌賦への付着及び固結が多くみられ、
・々イブ等の詰りか著しくて、連続反応は不可能であっ
た。
1水37.6 %及び混入物6−の組成を持つ乳酸(f
il酵液會、七のままで使用して、実施9’lllの条
件と同様な条件下で連続的にエステル化を行なっ友とこ
ろ、反応釜及び攪拌賦への付着及び固結が多くみられ、
・々イブ等の詰りか著しくて、連続反応は不可能であっ
た。
特許出願人 株式会社 武蔵野化学研究所代理人 弁
理士小田島 平 吉
理士小田島 平 吉
Claims (1)
- 乳酸醗酵液より乳a!を乳酸Xに乳酸のエステルとして
系外に加熱分離する際に21!!!化ケイ素系分散剤會
醗酵液に添加することにより醗酵液の釜壁や攪拌翼等へ
の付着及び固結を防ぐことを特徴とする醗酵液の付着及
び固結防止法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15480281A JPS5856690A (ja) | 1981-10-01 | 1981-10-01 | 乳酸醗酵液の付着及び固結防止法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15480281A JPS5856690A (ja) | 1981-10-01 | 1981-10-01 | 乳酸醗酵液の付着及び固結防止法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5856690A true JPS5856690A (ja) | 1983-04-04 |
JPH0357755B2 JPH0357755B2 (ja) | 1991-09-03 |
Family
ID=15592204
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15480281A Granted JPS5856690A (ja) | 1981-10-01 | 1981-10-01 | 乳酸醗酵液の付着及び固結防止法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5856690A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61293388A (ja) * | 1985-06-21 | 1986-12-24 | Daicel Chem Ind Ltd | D−乳酸の製造方法 |
JP2007186075A (ja) * | 2006-01-13 | 2007-07-26 | Marui:Kk | 自転車用サドル |
JP2010539911A (ja) * | 2007-09-24 | 2010-12-24 | ウーデ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | アミンでの発酵及び抽出により乳酸を製造する方法 |
US8293939B2 (en) | 2009-03-09 | 2012-10-23 | Dow Corning Corporation | Methods for removing vicinal diols from lactic acid fermentation broth |
-
1981
- 1981-10-01 JP JP15480281A patent/JPS5856690A/ja active Granted
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61293388A (ja) * | 1985-06-21 | 1986-12-24 | Daicel Chem Ind Ltd | D−乳酸の製造方法 |
JPH0523748B2 (ja) * | 1985-06-21 | 1993-04-05 | Daicel Chem | |
JP2007186075A (ja) * | 2006-01-13 | 2007-07-26 | Marui:Kk | 自転車用サドル |
JP2010539911A (ja) * | 2007-09-24 | 2010-12-24 | ウーデ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | アミンでの発酵及び抽出により乳酸を製造する方法 |
US8293939B2 (en) | 2009-03-09 | 2012-10-23 | Dow Corning Corporation | Methods for removing vicinal diols from lactic acid fermentation broth |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0357755B2 (ja) | 1991-09-03 |
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