JPS5856562B2 - N,n′−ジフエニレンビスイミドを内在せる熱硬化性組成物中での該イミドの晶出防止方法 - Google Patents
N,n′−ジフエニレンビスイミドを内在せる熱硬化性組成物中での該イミドの晶出防止方法Info
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- JPS5856562B2 JPS5856562B2 JP56000184A JP18481A JPS5856562B2 JP S5856562 B2 JPS5856562 B2 JP S5856562B2 JP 56000184 A JP56000184 A JP 56000184A JP 18481 A JP18481 A JP 18481A JP S5856562 B2 JPS5856562 B2 JP S5856562B2
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- bismaleimide
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- thermosetting composition
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G73/00—Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing nitrogen with or without oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule, not provided for in groups C08G12/00 - C08G71/00
- C08G73/06—Polycondensates having nitrogen-containing heterocyclic rings in the main chain of the macromolecule
- C08G73/10—Polyimides; Polyester-imides; Polyamide-imides; Polyamide acids or similar polyimide precursors
- C08G73/12—Unsaturated polyimide precursors
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F222/00—Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a carboxyl radical and containing at least one other carboxyl radical in the molecule; Salts, anhydrides, esters, amides, imides, or nitriles thereof
- C08F222/36—Amides or imides
- C08F222/40—Imides, e.g. cyclic imides
- C08F222/404—Imides, e.g. cyclic imides substituted imides comprising oxygen other than the carboxy oxygen
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
- Polymerisation Methods In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、不飽和カルボン酸のビスイミドを基材とする
熱硬化性組成物の分野にかかわる。
熱硬化性組成物の分野にかかわる。
不飽和カルボン酸のビスイミドと、遊離基開始ないしイ
オン開始によって重合化しうる単量体とを共重合させて
、熱作用下硬化により熱安定性重合体を得ることは知ら
れている。
オン開始によって重合化しうる単量体とを共重合させて
、熱作用下硬化により熱安定性重合体を得ることは知ら
れている。
一般に、かかる重合体は、第1工程において各種成分を
中温で溶融することにより均質化し次いで第2工程にお
いて、何形後、得られた組成物又は「プレポリマー」を
硬化させて有機溶剤に不溶不融の重合体を形成すること
により製造される。
中温で溶融することにより均質化し次いで第2工程にお
いて、何形後、得られた組成物又は「プレポリマー」を
硬化させて有機溶剤に不溶不融の重合体を形成すること
により製造される。
きわめて頻繁に、プレポリマ一段階の組成物は、後刻の
使用に備えて貯蔵される。
使用に備えて貯蔵される。
初期組成物、反応の程度および所期用途の種類に依拠し
て、プレポリマーは、周囲温度で多少粘稠な樹脂かさも
なければ多少高い軟化点を有する粉末という外観を呈し
うる。
て、プレポリマーは、周囲温度で多少粘稠な樹脂かさも
なければ多少高い軟化点を有する粉末という外観を呈し
うる。
反応はきわめて頻繁に、化学量論の付加反応に関し過剰
のビスイミドを存在させて実施されるので、重合にいま
だ関与していないビスイミドの一部分が冷却時混合物内
で晶出して不均質な組成物をもたらすことがしばしば生
ずる。
のビスイミドを存在させて実施されるので、重合にいま
だ関与していないビスイミドの一部分が冷却時混合物内
で晶出して不均質な組成物をもたらすことがしばしば生
ずる。
特に、中温で流体である樹脂の場合、この現象はユーザ
ーにとって大きな欠点となる。
ーにとって大きな欠点となる。
なぜなら、ユーザーは該樹脂を、使用可能とするために
、ビスイミドが溶融するまで(一般には]00’C以上
で)加熱せねばならず而してこのことは、中温でのイミ
ドの使用を妨げるからである。
、ビスイミドが溶融するまで(一般には]00’C以上
で)加熱せねばならず而してこのことは、中温でのイミ
ドの使用を妨げるからである。
しかも、成る用途では、かなり低い温度で流体である樹
脂を必要とする。
脂を必要とする。
本発明の目的は、プレポリマー内の過剰ビスイミドの再
晶出を防止し而して周囲温度で均一な、ビスイミドを基
材とする熱硬化性組成物を得ることである。
晶出を防止し而して周囲温度で均一な、ビスイミドを基
材とする熱硬化性組成物を得ることである。
更に特定するに、本発明は、周囲温度ないしかなり低い
温度で使用し得、長期貯蔵のあとも晶出傾向を何ら示さ
ない、ビスイミドを基材とする熱硬化性組成物の製造法
にかかわる。
温度で使用し得、長期貯蔵のあとも晶出傾向を何ら示さ
ない、ビスイミドを基材とする熱硬化性組成物の製造法
にかかわる。
更に詳述するに、本発明は、N−N’−4・4′ジフエ
ニルメタンビスマレイミドおよびN−N’4・4′−(
ジフェニルエーテル)ビスマレイミドから選ばれるビス
イミドと、イミド以外の単量体にして該イミドと共重合
しうろ単量体を含む混合物を50〜150’Cに加熱す
ることにより、周囲温度で均一な熱硬化性組成物を製造
する方法であって、ビスイミドの晶出を防止することを
可能にする剤としてN−N’−トリレンビスマレイミド
を存在させて反応を行なうことを特徴とする方法にかか
わる。
ニルメタンビスマレイミドおよびN−N’4・4′−(
ジフェニルエーテル)ビスマレイミドから選ばれるビス
イミドと、イミド以外の単量体にして該イミドと共重合
しうろ単量体を含む混合物を50〜150’Cに加熱す
ることにより、周囲温度で均一な熱硬化性組成物を製造
する方法であって、ビスイミドの晶出を防止することを
可能にする剤としてN−N’−トリレンビスマレイミド
を存在させて反応を行なうことを特徴とする方法にかか
わる。
N−N’−トリレンビスマレイミドは、N−N’−(4
−メチル−m−フェニレン)ビスマレイミド、N−N’
−(2−メチル−m−フェニレン)ビスマレイミド又は
両異性体の混合物である。
−メチル−m−フェニレン)ビスマレイミド、N−N’
−(2−メチル−m−フェニレン)ビスマレイミド又は
両異性体の混合物である。
上記ビスイミドの中でN−N’−4・4′−ジフェニル
メタンビスマレイミドが好適である。
メタンビスマレイミドが好適である。
無論、これらのジフェニレンビスイミドとN・N′−ア
ルキレンビスイミドとを組合せてなる混合物を用いるこ
とは可能である。
ルキレンビスイミドとを組合せてなる混合物を用いるこ
とは可能である。
上記ビスイミドと共重合しうる単量体は、ビニル、若し
くはアリルタイプの不飽和結合又は、OH1反応基を含
有する。
くはアリルタイプの不飽和結合又は、OH1反応基を含
有する。
本発明による方法はN−N’−ジフェニレンビスイミド
が熱硬化性樹脂の中間段階で冷却時晶出し而して不均質
構造に帰着するすべての場合に適合する。
が熱硬化性樹脂の中間段階で冷却時晶出し而して不均質
構造に帰着するすべての場合に適合する。
しかしながら、本方法は11周囲温度ないし中温で使用
し得また組成に依拠し20〜50℃で1000〜100
ポイズの粘度を有する無溶剤注型用樹脂の製造に顕著な
利益をもたらす。
し得また組成に依拠し20〜50℃で1000〜100
ポイズの粘度を有する無溶剤注型用樹脂の製造に顕著な
利益をもたらす。
この樹脂の場合、前記ビスイミドの再晶出は、その製造
に依って2・3時間〜2・3日間後に生じうる。
に依って2・3時間〜2・3日間後に生じうる。
硬化後も有価性質を保持するこの種の樹脂は、共鳴パラ
メーターQの値が0.01〜0.7、&iEパラメータ
ーeの値がOに等しいかそれより低くなるような反応性
の度合いを示すN−ビニルピロリジン−2−オン、との
共重合によって得られる樹脂とまた、ヒドロキシル含有
オルガノけい素化合物との反応によって得られる樹脂で
ある。
メーターQの値が0.01〜0.7、&iEパラメータ
ーeの値がOに等しいかそれより低くなるような反応性
の度合いを示すN−ビニルピロリジン−2−オン、との
共重合によって得られる樹脂とまた、ヒドロキシル含有
オルガノけい素化合物との反応によって得られる樹脂で
ある。
これらの樹脂および該樹脂の製造法については、ベルギ
ー国特許第846365号、同第876616号および
同第876617号並びにフランス国特許出願79/1
7213号に説示されている。
ー国特許第846365号、同第876616号および
同第876617号並びにフランス国特許出願79/1
7213号に説示されている。
無論、本組成物には、助剤として、仕上げ製品の特性お
よび挙動を変性ないし修正することのできる、当業者に
知られた各種化合物を含ませることもできる。
よび挙動を変性ないし修正することのできる、当業者に
知られた各種化合物を含ませることもできる。
かかる助剤についても、上に挙げた特許文献に一般用語
で説示されている。
で説示されている。
而して、かかる化合物には特に、250℃までの周囲圧
力で昇華し得すまた250℃より高い沸点を有する、ベ
ンゼン環2〜4個の芳香族化合物、および(又は)不飽
和ポリエステル、そしてまた、通常の重合抑制剤および
(又は)促進剤、並びに充填剤、色素および顔料が包含
される。
力で昇華し得すまた250℃より高い沸点を有する、ベ
ンゼン環2〜4個の芳香族化合物、および(又は)不飽
和ポリエステル、そしてまた、通常の重合抑制剤および
(又は)促進剤、並びに充填剤、色素および顔料が包含
される。
本発明の方法に従って、N−N’−ジフェニレンビスイ
ミドを内在せる熱硬化性混合物中での該イミドの晶出を
防止することを可能にするトルエンビスマレイミドの量
は、該ビスイミドの種類および1種若しくは複数種の共
重合性単量体の性質に依拠し且つそれらによって変動し
うる。
ミドを内在せる熱硬化性混合物中での該イミドの晶出を
防止することを可能にするトルエンビスマレイミドの量
は、該ビスイミドの種類および1種若しくは複数種の共
重合性単量体の性質に依拠し且つそれらによって変動し
うる。
驚くべきことに、成る場合には、諸成分の混合物に対し
1%程度の添加でも周囲温度において均一な組成物を取
得することを可能にするように思える。
1%程度の添加でも周囲温度において均一な組成物を取
得することを可能にするように思える。
一般に、均一な液状組成物の調製に用いられる温度は5
0℃〜150℃範囲である。
0℃〜150℃範囲である。
諸成分の添加順序は臨界的でない。
各種成分の混合物にトルエンビスマレイミドを加え或は
イミド誘導体同士を一緒に溶融したあとで、これを共重
合性単量体に加えることができる。
イミド誘導体同士を一緒に溶融したあとで、これを共重
合性単量体に加えることができる。
先に示したように、本発明に従った方法は、周囲温度な
いし中温で液状且つ均一でありまた無溶剤注型によって
用いることのできる樹脂の製造に顕著な利益をもたらす
。
いし中温で液状且つ均一でありまた無溶剤注型によって
用いることのできる樹脂の製造に顕著な利益をもたらす
。
而して、このことは、電子工学分野における封入の適用
並びに(或は)、後続貼合せのための無機繊維(ガラス
、炭素および類似物)のマット若しくは織物か又は、フ
ィラメントワインディングによる回転体の製造用ロービ
ングの含浸に特に適している。
並びに(或は)、後続貼合せのための無機繊維(ガラス
、炭素および類似物)のマット若しくは織物か又は、フ
ィラメントワインディングによる回転体の製造用ロービ
ングの含浸に特に適している。
100〜250°C範囲の温度での熱作用下で硬化した
のち、得られた重合体の機械的および熱的性質は、トル
エンビスマレイミドの添加によって不都合に変性されろ
ことはない。
のち、得られた重合体の機械的および熱的性質は、トル
エンビスマレイミドの添加によって不都合に変性されろ
ことはない。
下記例は本発明を例示する。
例I
N−N’−4・4’−)フェニルメタンビスマレイミド
74 f、N −N’ −1−リレンビスマレイミド1
f、N−ビニルピロリジン−2−オン12.5f並びに
、マレイン酸およびt−ナジン酸とプロピレングリコー
ルおよびエチレングリコールとから製せられるポリエス
テル60%とフタル酸アリル40%からなるポリエステ
ル樹脂12.5Pを、攪拌機を備えた反応器内で溶融す
ることにより均質化する。
74 f、N −N’ −1−リレンビスマレイミド1
f、N−ビニルピロリジン−2−オン12.5f並びに
、マレイン酸およびt−ナジン酸とプロピレングリコー
ルおよびエチレングリコールとから製せられるポリエス
テル60%とフタル酸アリル40%からなるポリエステ
ル樹脂12.5Pを、攪拌機を備えた反応器内で溶融す
ることにより均質化する。
この混合物を115℃で30分間かき混ぜる。
得られた、2ポイズ未満の粘度を有する組成物を周囲温
度に冷却する。
度に冷却する。
これによって、半透明ないし透明な溶液を得る。
40日間の貯蔵後、再晶出は何ら観察されない。
比較として、トリレンビスマレイミドを含まぬほかは同
じ条件下で調製した組成物は不透明なワックスの外観を
有し、而して冷却時N−N’−4・4’−シフェニルメ
タンビスマレイミドカ再晶出シている。
じ条件下で調製した組成物は不透明なワックスの外観を
有し、而して冷却時N−N’−4・4’−シフェニルメ
タンビスマレイミドカ再晶出シている。
例2
N−N’−4・4’−)フェニルメタンビスマレイミ)
”40P、N−N−)リレンビスマレイミド10グ、N
−ビニルピロリジン−2−オン125iおよび例1に記
載のポリエステル樹脂37.5ftを用いて、例1に記
載の手順を反復する。
”40P、N−N−)リレンビスマレイミド10グ、N
−ビニルピロリジン−2−オン125iおよび例1に記
載のポリエステル樹脂37.5ftを用いて、例1に記
載の手順を反復する。
周囲温度に冷却したのち得られた樹脂は透明な溶液であ
る。
る。
1ケ月の貯蔵の間再晶出は全く観察されない。例3
N−N′−4・4’−ジフェニルメタンビスマレイミド
30.5 f、N−N’−トリレンビスマレイミド10
、5 Pおよび2・2・4−トリメチルヘキサメチレン
ビスマレイミド91を溶融により均質化する。
30.5 f、N−N’−トリレンビスマレイミド10
、5 Pおよび2・2・4−トリメチルヘキサメチレン
ビスマレイミド91を溶融により均質化する。
N−ビニルピロリジン−2−オン12.5Pと例1に記
載のポリエステル樹脂37.5′?を添加する。
載のポリエステル樹脂37.5′?を添加する。
この混合物を120 ’Cで30分間かき混ぜて均一な
液状組成物を得る。
液状組成物を得る。
冷却後、組成物は半透明であり、25℃での粘度が50
0ポイズである。
0ポイズである。
周囲温度で2ケ月の貯蔵後も再晶出は何ら観察されない
。
。
ゲル化時間は150 ’Cで71分であり、170℃で
20分である。
20分である。
トリレンビスマレイミドを用いないほかは同じ条件下で
調製した樹脂はその調製から数日のうちに晶出する。
調製した樹脂はその調製から数日のうちに晶出する。
例4
N−N’−4・4’−ジフェニルメタンビスマレイミド
46P、N −N’−)リレンビスマレイミド16P、
N−N’−ヘキサメチレンビスマレイミド13グ、N−
ビニルピロリジン−2−オン12.51およびポリエス
テル樹脂12.5Pを用いたほかは例3を反復する。
46P、N −N’−)リレンビスマレイミド16P、
N−N’−ヘキサメチレンビスマレイミド13グ、N−
ビニルピロリジン−2−オン12.51およびポリエス
テル樹脂12.5Pを用いたほかは例3を反復する。
得られた樹脂の粘度は60’Cで100ポイズ、80’
Cで10ポイズである。
Cで10ポイズである。
ゲル化時間は150℃で43分、170 ’Cで13分
である。
である。
トリレンビスマレイミドを使用しないほかは同じ条件下
で調製した樹脂は周囲温度で速やかに晶出する。
で調製した樹脂は周囲温度で速やかに晶出する。
例5
N−N’−4・4/−ジフェニルメタンビスマレイミド
91、N−N’−)リレンビスマレイミド61、フタル
酸アリル15tおよびオキシエチレン化ビスフェノール
Aのジメチルアクリル酸エステル3(lをテトラクロル
−p−ベンゾキノン601ru?の存在下、攪拌機を備
えた反応器内で溶融により均質化する。
91、N−N’−)リレンビスマレイミド61、フタル
酸アリル15tおよびオキシエチレン化ビスフェノール
Aのジメチルアクリル酸エステル3(lをテトラクロル
−p−ベンゾキノン601ru?の存在下、攪拌機を備
えた反応器内で溶融により均質化する。
この混合物を115°Cで1時間かき混ぜる。
得られた、約1ポイズの粘度を有する組成物を周囲温度
に冷却する。
に冷却する。
これは半透明ないし透明な溶液をもたらす。
21日間の貯蔵後も再晶出は何ら観察されない。
比較として、トリレンビスマレイミドを使用しないほか
は同じ条件下で調製した組成物は不透明なワックス様の
外観を呈し、而して冷却中にN・N′−4・4′−ジフ
ェニルメタンビスマレイミドが再晶出している。
は同じ条件下で調製した組成物は不透明なワックス様の
外観を呈し、而して冷却中にN・N′−4・4′−ジフ
ェニルメタンビスマレイミドが再晶出している。
例6
N−N’−4・4’−ジフェニルメタンビスマレイミド
30.5 P、N−N’−トリレンビスマレイミド10
.5Pおよび2・2・4−トリメチルヘキサメチレンビ
スマレイミド9グを溶融により均質化する。
30.5 P、N−N’−トリレンビスマレイミド10
.5Pおよび2・2・4−トリメチルヘキサメチレンビ
スマレイミド9グを溶融により均質化する。
ジヒドロキジル含有メチルフェニルポリシロキサン油(
粘度約1000ポイズ、OH含量約7重量%)50グお
よびベンズイミダゾール0.61を加える。
粘度約1000ポイズ、OH含量約7重量%)50グお
よびベンズイミダゾール0.61を加える。
150℃に5分間保ったこの混合物は均一な液体である
。
。
冷却後も、該組成物は周囲温度で再晶出せずに半透明で
、均一のまSである。
、均一のまSである。
粘度は、25℃で約5000ポイズである。
例7
N−N’−4・4’−ジフェニルエーテルビスマレイミ
ド7.51、N−N’−ビニルピロリジン−2オン7.
51および例1に記載のポリエステル樹脂11.25f
を溶融により均質化する。
ド7.51、N−N’−ビニルピロリジン−2オン7.
51および例1に記載のポリエステル樹脂11.25f
を溶融により均質化する。
この混合物は138〜140℃で20分間かき混ぜる。
該組成物を周囲温度に冷却しても、それは半透明の粘稠
な溶液である。
な溶液である。
24日間貯蔵後も再晶出は何ら観察されない。
例8
例7を反復したが、N−N’−4・41−ジフェニルエ
ーテルビスマレイミド10.5P、 N −N’−)リ
レンビスマレイミド4.5r、N−ビニルピロリジン−
2−オン3.7Flおよび同じポリエステル樹脂11.
25Pを用いる。
ーテルビスマレイミド10.5P、 N −N’−)リ
レンビスマレイミド4.5r、N−ビニルピロリジン−
2−オン3.7Flおよび同じポリエステル樹脂11.
25Pを用いる。
周囲温度に冷却したのち取得される樹脂は半透明の粘稠
な溶液である。
な溶液である。
24時間の貯蔵後も再晶出は何ら観察されない。
比較として、トリレンビスマレイミドを使用しないほか
は同じ条件で調製した組成物は冷却の間に晶出する。
は同じ条件で調製した組成物は冷却の間に晶出する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (1)N−N”4・4′−ジフェニルメタンビス
マレイミドおよびN−N’−4・4/ (ジフェニル
エーテル)ビスマレイミドから選ばれるビスイミドにし
て単独使用されるか或いはN−N’−アルキレンビスイ
ミドと組合せ使用される前記ビスイミドと、(2)前記
ビスイミドと共重合しうるビニル若しくはアリルタイプ
の不飽和単量体又は、ベンズイミダゾールと組合せられ
たヒドロキシル含有オルガノけい素化合物とを含む混合
物を50〜150℃に加熱することにより、周囲温度で
均一な熱硬化性組成物を製造する方法であって、前記ビ
スイミドの晶出を防止することを可能にする剤としてN
−N’−)リレンビスマレイミドを存在させて反応を行
なうことを特徴とする方法。 2 (1)N −N’ −4・4′−ジフェニルメタ
ンビスマレイミドおよびN−N’−4・4′−(ジフェ
ニルエーテル)ビスマレイミドから選ばれるビスイミド
にして単独使用されるか或いはN−N’−アルキレンビ
スイミドと組合せ使用される前記ビスイミドと、(2)
前記ビスイミドと共重合しうるビニル若しくはアリルタ
イプの不飽和単量体又は、ベンズイミダゾールと組合せ
られたヒドロキシル含有オルガノけい素化合物と、そし
て(3)昇華し得す且つ250℃より高い沸点を有する
ベンゼン環2〜4個の芳香族化合物および(又は)不飽
和ポリエステルとを含む混合物を50〜150℃に加熱
することにより、周囲温度で均一な熱硬化性組成物を製
造する方法であって、前記ビスイミドの晶出を防止する
ことを可能にする剤としてN−N’−)リレンビスマレ
イミドを存在させて反応を行なうことを特徴とする方法
。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR8000369A FR2473528A1 (fr) | 1980-01-09 | 1980-01-09 | Procede pour eviter la cristallisation des n,n' diphenylene bis imides dans les compositions thermodurcissables en contenant |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56106911A JPS56106911A (en) | 1981-08-25 |
JPS5856562B2 true JPS5856562B2 (ja) | 1983-12-15 |
Family
ID=9237355
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56000184A Expired JPS5856562B2 (ja) | 1980-01-09 | 1981-01-06 | N,n′−ジフエニレンビスイミドを内在せる熱硬化性組成物中での該イミドの晶出防止方法 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4413107A (ja) |
EP (1) | EP0032644B1 (ja) |
JP (1) | JPS5856562B2 (ja) |
CA (1) | CA1156796A (ja) |
DE (1) | DE3066445D1 (ja) |
DK (1) | DK149899C (ja) |
FR (1) | FR2473528A1 (ja) |
IE (1) | IE50803B1 (ja) |
Families Citing this family (16)
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