JPS5856272B2 - 超電導装置 - Google Patents
超電導装置Info
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- JPS5856272B2 JPS5856272B2 JP53048136A JP4813678A JPS5856272B2 JP S5856272 B2 JPS5856272 B2 JP S5856272B2 JP 53048136 A JP53048136 A JP 53048136A JP 4813678 A JP4813678 A JP 4813678A JP S5856272 B2 JPS5856272 B2 JP S5856272B2
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- Japan
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- temperature container
- low
- refrigerant
- container
- superconducting coil
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Landscapes
- Containers, Films, And Cooling For Superconductive Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は超電導装置に関するものである。
まず従来の超電導装置の一例を第1図について説明する
。
。
極低温容器1は通常、常温容器10によって囲繞されて
おり、該低温容器1内には、液体へりラムからなる冷媒
11が満され超電導コイル2が極低温に保持されている
。
おり、該低温容器1内には、液体へりラムからなる冷媒
11が満され超電導コイル2が極低温に保持されている
。
低温容器1と常温容器100間には、真空層12が設け
られ常温容器10からの熱浸入は極めて小い値に抑えら
れている。
られ常温容器10からの熱浸入は極めて小い値に抑えら
れている。
また同容器間を支持する為に断熱支持材12が介装され
ている。
ている。
超電導コイル2に電流を供給する為の電流リード3は常
温容器10を貫通して低温容器1内の超電導コイル2に
接続されており、その周囲には、電流リード3に熱交替
を行なうフィン状導体40と、蒸発によって生じた気相
冷媒14をフィン状導体40に導く円筒体41からなる
冷却手段4が設けられ気相冷媒14が電流リード3を冷
却しつつ流量調整弁42を経て常温部へ放出されるよう
になっている。
温容器10を貫通して低温容器1内の超電導コイル2に
接続されており、その周囲には、電流リード3に熱交替
を行なうフィン状導体40と、蒸発によって生じた気相
冷媒14をフィン状導体40に導く円筒体41からなる
冷却手段4が設けられ気相冷媒14が電流リード3を冷
却しつつ流量調整弁42を経て常温部へ放出されるよう
になっている。
なお第3図は電流リード3と冷却手段40部分を説明す
る拡大断面図である。
る拡大断面図である。
このように、従来の超電導装置では低温容器1の上部空
間に充満している気相冷媒14の一部を電流リード30
表面に沿って流すことにより、冷却作用を行なわせる構
造となっているため、液相の冷媒110表面から常温容
器10の上ぶたまでの間隔、すなわち上部空間の高さ寸
法を大きくとらなければならず、これに伴って装置の高
さ寸法が大きくなるという欠点があった。
間に充満している気相冷媒14の一部を電流リード30
表面に沿って流すことにより、冷却作用を行なわせる構
造となっているため、液相の冷媒110表面から常温容
器10の上ぶたまでの間隔、すなわち上部空間の高さ寸
法を大きくとらなければならず、これに伴って装置の高
さ寸法が大きくなるという欠点があった。
また超電導コイル2に、外部電源(図示せず)より電流
を供給した状態で、閉回路を作り永久電流を流す為の熱
式永久電流スイッチ21は、該スイッチ21に内蔵され
たヒータ22によって、電流回路を開閉させる構造にな
っており、スイッチ21がOFFの状態では、ヒータ2
2に通電している為、その発熱によって永久電流スィッ
チ21近辺の液体冷媒11が気化し、気泡となって該液
体冷媒11中を通過し、低温容器1の頂部空間まで導か
れていた。
を供給した状態で、閉回路を作り永久電流を流す為の熱
式永久電流スイッチ21は、該スイッチ21に内蔵され
たヒータ22によって、電流回路を開閉させる構造にな
っており、スイッチ21がOFFの状態では、ヒータ2
2に通電している為、その発熱によって永久電流スィッ
チ21近辺の液体冷媒11が気化し、気泡となって該液
体冷媒11中を通過し、低温容器1の頂部空間まで導か
れていた。
このように、従来の構造ではヒーター22の発熱によっ
て発生した気相の冷媒は全て、低温容器1の頂部に形成
されたガス溜空間に導ひかれ、途中、液相の冷媒11中
で極低温雰囲気に支持された超電導コイル2に直接接触
し超電導破壊を誘発する恐れがあった。
て発生した気相の冷媒は全て、低温容器1の頂部に形成
されたガス溜空間に導ひかれ、途中、液相の冷媒11中
で極低温雰囲気に支持された超電導コイル2に直接接触
し超電導破壊を誘発する恐れがあった。
本発明の目的は上記した従来技術の欠点を除き、常に安
定な超電導状態を維持し、かつ永久電流スイッチのヒー
ター220発熱によって発生した気体冷媒を電流リード
の冷却用ガスとして有効に利用できしかも、高さの低い
超電導装置を提供するにある。
定な超電導状態を維持し、かつ永久電流スイッチのヒー
ター220発熱によって発生した気体冷媒を電流リード
の冷却用ガスとして有効に利用できしかも、高さの低い
超電導装置を提供するにある。
以下本発明の実施例を第2図について説明する。
第2図中、第1図と同一符号は同一または相当部分を示
す。
す。
101は超電導コイル2を収容する第1の低温容器、1
02はこの第1の低温容器101の底部に連通し、低温
の冷媒を収容する第2の低温容器であり、この第2の低
温容器102内にヒーター22を備えた熱式永久電流ス
イッチ21が収容されている。
02はこの第1の低温容器101の底部に連通し、低温
の冷媒を収容する第2の低温容器であり、この第2の低
温容器102内にヒーター22を備えた熱式永久電流ス
イッチ21が収容されている。
5は上記第1の低温容器101の頂部空間と、上記第2
の低温容器102の上記第1の低温容器101の内部に
収容される液相冷媒11の液面よりも下方の部分103
とを連通ずる気相冷媒14の連通部である。
の低温容器102の上記第1の低温容器101の内部に
収容される液相冷媒11の液面よりも下方の部分103
とを連通ずる気相冷媒14の連通部である。
なお本発明装置においては、冷却手段4は上記第2の低
温容器102の頂部に接続されており、スイッチ21の
発熱によって気化した気相冷媒が超電導コイル2に接触
することなく集められ、電流リード3を冷却するように
構成されている。
温容器102の頂部に接続されており、スイッチ21の
発熱によって気化した気相冷媒が超電導コイル2に接触
することなく集められ、電流リード3を冷却するように
構成されている。
この発明は上記のように構成したので図示しない外部電
源より電流リード3を通じて超電導コイル2に電流を流
す場合、電流リード3内部でのジュール発熱と、電流リ
ード3を通じての常温部からの伝導熱、および永久電流
スイッチのヒーター22での発熱によって液体ヘリウム
などの冷媒が蒸発しこの際発生した気相の冷媒14は第
2の低温容器102で集められ、電流リード3と円筒体
41との間の間隙を流通し、電流リード3を冷却しつつ
常温部へ導ひかれる。
源より電流リード3を通じて超電導コイル2に電流を流
す場合、電流リード3内部でのジュール発熱と、電流リ
ード3を通じての常温部からの伝導熱、および永久電流
スイッチのヒーター22での発熱によって液体ヘリウム
などの冷媒が蒸発しこの際発生した気相の冷媒14は第
2の低温容器102で集められ、電流リード3と円筒体
41との間の間隙を流通し、電流リード3を冷却しつつ
常温部へ導ひかれる。
第2の低温容器102内への熱浸入量の増大に伴って第
2の低温容器102頂部の気相冷媒の量が増加し第2の
低温容器102内の液面が下がると連通管5によって第
1及び第2の低温容器101及び1020頂部空間が図
のように連通ずるので、第1及び第2の低温容器10L
102相互のガス圧が等しくなるまで第2の低温容器1
02内の気相冷媒が第1の低温容器101内に流れ込み
、第2の低温容器102内の液面が上記接続部103よ
り下がることがないようにしている。
2の低温容器102頂部の気相冷媒の量が増加し第2の
低温容器102内の液面が下がると連通管5によって第
1及び第2の低温容器101及び1020頂部空間が図
のように連通ずるので、第1及び第2の低温容器10L
102相互のガス圧が等しくなるまで第2の低温容器1
02内の気相冷媒が第1の低温容器101内に流れ込み
、第2の低温容器102内の液面が上記接続部103よ
り下がることがないようにしている。
従って、超電導コイル2と、永久電流スイッチ21の閉
回路、すなわち永久電流回路は常時確実に液相の冷媒1
1に浸されている。
回路、すなわち永久電流回路は常時確実に液相の冷媒1
1に浸されている。
尚、第1及び第2の低温容器101,102の頂部ガス
層の圧力は、流量調整弁42で、ガスの流量を適当に絞
ることによって調整されている。
層の圧力は、流量調整弁42で、ガスの流量を適当に絞
ることによって調整されている。
尚、上記実施例の説明では、永久電流スイッチ21の設
置場所は該スイッチのヒーター22の発熱による気相冷
媒が全て第2の低温容器102の頂部に導ひかれるよう
な構造であれば、どこに設置してもさしつかえないこと
は勿論である。
置場所は該スイッチのヒーター22の発熱による気相冷
媒が全て第2の低温容器102の頂部に導ひかれるよう
な構造であれば、どこに設置してもさしつかえないこと
は勿論である。
また第2の低温容器102と第1の容器101の器壁の
一部を共用もしくは第1の低温容器内に第2の低温容器
を配置しても差支えないことは勿論である。
一部を共用もしくは第1の低温容器内に第2の低温容器
を配置しても差支えないことは勿論である。
以上のようにこの発明によれば、電流リード3を冷却す
るために第2の低温容器102に集められた気相の冷媒
ガスには、電流リード3を通じての熱伝導、および電流
リード3内部でのジュール発熱により発生した気相冷媒
と永久電流スイッチ21のヒーター220発熱によって
発生した気相冷媒とがあり、外部電源より超電導コイル
2に電流を供船するまでは、電流リード3内部でのジュ
ール発熱はないが、永久電流スイッチ21はOFFの状
態であるからヒーター22は作動しており、ヒーター熱
によって発生した気相冷媒を、電流リード3の冷却用ガ
スとして有効に利用することが可能となる。
るために第2の低温容器102に集められた気相の冷媒
ガスには、電流リード3を通じての熱伝導、および電流
リード3内部でのジュール発熱により発生した気相冷媒
と永久電流スイッチ21のヒーター220発熱によって
発生した気相冷媒とがあり、外部電源より超電導コイル
2に電流を供船するまでは、電流リード3内部でのジュ
ール発熱はないが、永久電流スイッチ21はOFFの状
態であるからヒーター22は作動しており、ヒーター熱
によって発生した気相冷媒を、電流リード3の冷却用ガ
スとして有効に利用することが可能となる。
また永久電流スイッチ21のヒーター220発熱によっ
て発生した気相冷媒が、第1の低温容器101内の超電
導コイル2に導ひかれないようになっていること、なら
びに第2の低温容器102の液面は、連通管5の接続部
103の位置よりも下がることがないことから、超電導
コイル2と、永久電流スイッチ21の閉回路は、超電導
状態で通電中、確実に液相冷媒11に浸されており常に
、安定な超電導状態を維持することが可能となる。
て発生した気相冷媒が、第1の低温容器101内の超電
導コイル2に導ひかれないようになっていること、なら
びに第2の低温容器102の液面は、連通管5の接続部
103の位置よりも下がることがないことから、超電導
コイル2と、永久電流スイッチ21の閉回路は、超電導
状態で通電中、確実に液相冷媒11に浸されており常に
、安定な超電導状態を維持することが可能となる。
また電流リード装置の装着位置を従来のものに比べて下
方向にずらすことができるから、その分だけ装置の高さ
を小さいものとすることも可能となる。
方向にずらすことができるから、その分だけ装置の高さ
を小さいものとすることも可能となる。
第1図は従来の超電導装置を示す断面図、第2図は本発
明の一実施例を示す断面図、第3図は電流リード部の拡
大断面図である。 なお図中同一符号は同一もしくは相当部分を示す。 101・・・・・・第1の低温容器、102・・・・・
・第2の低温容器、2・・・・・・超電導コイル、3・
・・・・・電流す、−ド、4・・・・・・冷却手段、5
・・・・・・連通部、11・・・・・・液相冷媒、14
・・・・・・気相冷媒、21・・・・・・熱式永久電流
スイッチ。
明の一実施例を示す断面図、第3図は電流リード部の拡
大断面図である。 なお図中同一符号は同一もしくは相当部分を示す。 101・・・・・・第1の低温容器、102・・・・・
・第2の低温容器、2・・・・・・超電導コイル、3・
・・・・・電流す、−ド、4・・・・・・冷却手段、5
・・・・・・連通部、11・・・・・・液相冷媒、14
・・・・・・気相冷媒、21・・・・・・熱式永久電流
スイッチ。
Claims (1)
- 1 超電導コイルとこの超電導コイルを冷却するための
冷媒とを収容する第1の低温容器、この第1の低温容器
の底部に連通し、冷媒を収容する第2の低温容器、上記
第1の低温容器の頂部空間と上記第2の低温容器の上記
第1の低温容器に収容される冷媒の液面よりも下方の部
分とを連通ずる気相冷媒の連通部、上記第2の低温容器
に収容される冷媒に浸漬され上記超電導コイルの永久電
流回路を形成し得る熱式永久電流スイッチ、上記第2の
低温容器の頂部に設けられ上記スイッチの熱によって蒸
発した気相冷媒を導くことにより、上記超電導コイルに
電流を供給する電流リードを冷却する手段を備えたこと
を特徴とする超電導装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53048136A JPS5856272B2 (ja) | 1978-04-21 | 1978-04-21 | 超電導装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53048136A JPS5856272B2 (ja) | 1978-04-21 | 1978-04-21 | 超電導装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54140495A JPS54140495A (en) | 1979-10-31 |
JPS5856272B2 true JPS5856272B2 (ja) | 1983-12-14 |
Family
ID=12794911
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53048136A Expired JPS5856272B2 (ja) | 1978-04-21 | 1978-04-21 | 超電導装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5856272B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59117281A (ja) * | 1982-12-24 | 1984-07-06 | Toshiba Corp | 超電導装置 |
JPS59151479A (ja) * | 1983-02-17 | 1984-08-29 | Toshiba Corp | 超電導磁石装置 |
JPS6180877A (ja) * | 1984-09-28 | 1986-04-24 | Toshiba Corp | 極低温装置用電流リ−ド |
JPS6189684A (ja) * | 1984-10-08 | 1986-05-07 | Agency Of Ind Science & Technol | 超電導マグネツト用電流リ−ド線 |
JPS6225473A (ja) * | 1985-07-25 | 1987-02-03 | Fuji Electric Co Ltd | 超電導機器給電用の電流リ−ド |
JP2544737B2 (ja) * | 1987-05-29 | 1996-10-16 | 日本原子力研究所 | 超伝導機器用ガス冷却式電極リ―ド |
GB2529897B (en) * | 2014-09-08 | 2018-04-25 | Siemens Healthcare Ltd | Arrangement for cryogenic cooling |
-
1978
- 1978-04-21 JP JP53048136A patent/JPS5856272B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54140495A (en) | 1979-10-31 |
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