JPS5855362Y2 - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置Info
- Publication number
- JPS5855362Y2 JPS5855362Y2 JP11313177U JP11313177U JPS5855362Y2 JP S5855362 Y2 JPS5855362 Y2 JP S5855362Y2 JP 11313177 U JP11313177 U JP 11313177U JP 11313177 U JP11313177 U JP 11313177U JP S5855362 Y2 JPS5855362 Y2 JP S5855362Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid crystal
- display device
- segment
- crystal display
- voltage
- Prior art date
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- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、液晶表示装置の消費電力低減のための改良に
関するものである。
関するものである。
現在、数字を表示する場合には、例えば第1図に示すよ
うな7セグメント構成が用いられている。
うな7セグメント構成が用いられている。
従来は、表示するセグメントには電圧を印加し、不必要
なセグメントには電圧を印加しない方式であった。
なセグメントには電圧を印加しない方式であった。
例えば、“3”の字を表示する場合は、第2図に示すご
とく、a、b、C9d9gのセグメントに電圧を印加し
、e、 fのセグメントに印加しないようになってい
た。
とく、a、b、C9d9gのセグメントに電圧を印加し
、e、 fのセグメントに印加しないようになってい
た。
一方、液晶表示パネルにおける消費電力は、電圧の印加
された対向セグメント電極間に流れる電流によるもので
あり、そのために、電圧印加されたセグメント電極の面
積にほぼ比例して電力が消費される、従って、電圧印加
するセグメントの面積はなるべく少ないほうが良い。
された対向セグメント電極間に流れる電流によるもので
あり、そのために、電圧印加されたセグメント電極の面
積にほぼ比例して電力が消費される、従って、電圧印加
するセグメントの面積はなるべく少ないほうが良い。
このような観点から第2図を見てみると、各セグメント
の面積がほとんど同一だとすれば、44111の表示の
際には、2つのセグメン) (bとC)に電圧印加し
、その他の5つのセグメントには電圧がががっていない
。
の面積がほとんど同一だとすれば、44111の表示の
際には、2つのセグメン) (bとC)に電圧印加し
、その他の5つのセグメントには電圧がががっていない
。
つまり2/7の面積で電力消費している“2′の表示の
場合には、5つのセグメントに電圧印加されており、5
/7の面積で電力消費している。
場合には、5つのセグメントに電圧印加されており、5
/7の面積で電力消費している。
同様に“°3”表示の場合は5/7、“4′表示は4/
7、“5′表示は5/7“6“表示は6/7. ’“7
′表示は3/7、“8′表示は7/7、9“表示は6/
7、“0′表示は6/7の面積で電力消費している。
7、“5′表示は5/7“6“表示は6/7. ’“7
′表示は3/7、“8′表示は7/7、9“表示は6/
7、“0′表示は6/7の面積で電力消費している。
このように、文字により差異はあるが、秒、分、時の1
桁台の表示の場合のように、0゛〜“9゛を等時間ずつ
くりかえし表示する場合を考えると、平均して49/7
0=7割の面積で電力を消費していることになる。
桁台の表示の場合のように、0゛〜“9゛を等時間ずつ
くりかえし表示する場合を考えると、平均して49/7
0=7割の面積で電力を消費していることになる。
本考案は、このような電力の無駄をなくすために、不必
要なセグメントに電圧を印加するような構成になして、
消費電力を低減させることを目的としたものである。
要なセグメントに電圧を印加するような構成になして、
消費電力を低減させることを目的としたものである。
従来、上記の効果を得るために、一方の偏光板のセグメ
ントに相当する部分のみ切り貼り等により偏光軸90°
ずらして構成することが知られているが、これでは、加
工上むすかしいぼがっでなく、偏光板の境目、つまりセ
グメントの外周が目立ってしまい、見苦しいものになっ
てしまうため、実用上は不向きであった。
ントに相当する部分のみ切り貼り等により偏光軸90°
ずらして構成することが知られているが、これでは、加
工上むすかしいぼがっでなく、偏光板の境目、つまりセ
グメントの外周が目立ってしまい、見苦しいものになっ
てしまうため、実用上は不向きであった。
以下に本考案を図面に従って詳細に説明する。
第3図Aは従来の液晶表示装置の断面図、同図Bが上透
明基板2の平面図で、透明電極6と配向処理7の配置を
示している。
明基板2の平面図で、透明電極6と配向処理7の配置を
示している。
同図Cが下透明基板3の平面図で、透明電極8と配向処
理9の配置を示している。
理9の配置を示している。
上基板2上に設けられた透明電極6と、下基板3上に設
けられた透明電極8とは、表示しようとするセグメント
部分のみが平面的に上下型なり合うように配置され、そ
の他の部分は重なり合わないようになっている。
けられた透明電極8とは、表示しようとするセグメント
部分のみが平面的に上下型なり合うように配置され、そ
の他の部分は重なり合わないようになっている。
また、酸化シリコンを斜方蒸着等の手段で形成した配向
処理7と9は、見切り部分全面に、かつ、液晶分子が9
0°のねじれ構造を呈すように施こされている、さらに
、上偏光板1と下偏光板4が、その偏光軸を90°ずら
して配置されている。
処理7と9は、見切り部分全面に、かつ、液晶分子が9
0°のねじれ構造を呈すように施こされている、さらに
、上偏光板1と下偏光板4が、その偏光軸を90°ずら
して配置されている。
このために、電圧を印加しない状態においては、見切り
部分全体が透明となり、セグメント電極6と共通電極8
の間に電圧印加された部分のみが、液晶分子のねしれ構
造かくずされ、上下偏光板1と4の働らきにより、外部
光が吸収され、黒色を呈するようになっている。
部分全体が透明となり、セグメント電極6と共通電極8
の間に電圧印加された部分のみが、液晶分子のねしれ構
造かくずされ、上下偏光板1と4の働らきにより、外部
光が吸収され、黒色を呈するようになっている。
このように、電圧印加した部分で数字等を表示するよう
になっている。
になっている。
第4図Aは本考案による液晶表示装置の断面図、同図B
が上透明基板2の平面図で、透明電極6と配向処理7の
配置を示している。
が上透明基板2の平面図で、透明電極6と配向処理7の
配置を示している。
同図Cは下透明基板3の平面図で、透明電極8と配向処
理9の配置を示している。
理9の配置を示している。
上基板2上には表示に必要なセグメント部分のみに配向
処理7がなされている。
処理7がなされている。
これは、セグメント部分に穴の明いた薄膜のマスクをか
ぶせて、酸化シリコン等を斜方蒸着する等の手段によっ
て得ることができる。
ぶせて、酸化シリコン等を斜方蒸着する等の手段によっ
て得ることができる。
透明セグメント形状6は、配向処理7より大きく作られ
ている。
ている。
下透明基板3上には、全面に透明共通電極8が設けられ
、その上に配向処理9が見切り部分に施こされている。
、その上に配向処理9が見切り部分に施こされている。
さらに、上偏光板1と下偏光板4は、その偏光軸が一致
するように配置されている。
するように配置されている。
このような構成により、電圧を印加しない状態では、セ
グメント部分に対応する液晶分子のみがねじれ構造を有
し、他の部分はねじれ構造になっていない。
グメント部分に対応する液晶分子のみがねじれ構造を有
し、他の部分はねじれ構造になっていない。
このため、セグメント部分のみが黒色を呈し、他の部分
は透明になっている。
は透明になっている。
セグメント電極6と共通電極8の間に電圧が印加される
と、その印加部分のねじれ構造がくずされ、上偏光板1
を通過した光がそのまま下偏光板4を通過して透明とな
る。
と、その印加部分のねじれ構造がくずされ、上偏光板1
を通過した光がそのまま下偏光板4を通過して透明とな
る。
このように、本考案においては、表示に不必要な部分の
みに電圧を印加することによって、外観上は従来と同じ
ような透明な見切りの中に黒色の文字を表示することが
できる。
みに電圧を印加することによって、外観上は従来と同じ
ような透明な見切りの中に黒色の文字を表示することが
できる。
これにより、前述のように、消費電力を約3/7に低減
できる。
できる。
さらに本考案によれば次のような効果もできる。
従来においては、第3図に示すごとく、セグメント電極
6のリード部と共通電極8のリード部が重なり合うと、
その部分も黒色に表示してしまうため、重なり合わない
ように配線しなければならず、狭まい面積の中でのレイ
アウトに困難が大きかった。
6のリード部と共通電極8のリード部が重なり合うと、
その部分も黒色に表示してしまうため、重なり合わない
ように配線しなければならず、狭まい面積の中でのレイ
アウトに困難が大きかった。
しかし本考案では、セグメント部分のみしか配向処理が
なされていないため、セグメント部分以外では重なり合
っても何ら支障がない。
なされていないため、セグメント部分以外では重なり合
っても何ら支障がない。
このために配線が非常に泉になる。
また、第4図Cに示すごとく、特別な形状でなく、全面
に電極を作れば良く、加工上も容易になる。
に電極を作れば良く、加工上も容易になる。
なお、第4図における配向処理上、上基板と下基板の形
状を逆にして、下基板にセグメント形状の配向処理をし
ても同様の効果が得られることは明らかである。
状を逆にして、下基板にセグメント形状の配向処理をし
ても同様の効果が得られることは明らかである。
以上述べたごとく本考案によれば、消費電力を約3/7
に低減でき、限られたスペースに少ないエネルギーしか
内蔵できない腕時計には特に有効である。
に低減でき、限られたスペースに少ないエネルギーしか
内蔵できない腕時計には特に有効である。
さらに、近来のごとく、少ない面積に多くの表示を盛り
こむ傾向にある腕時計で゛は、その配線レイアウト上の
容易さという効果もあり、かつ、加工上も容易になると
いう効果もあり、きわめて有効である。
こむ傾向にある腕時計で゛は、その配線レイアウト上の
容易さという効果もあり、かつ、加工上も容易になると
いう効果もあり、きわめて有効である。
第1図、第2図は数字表示の場合のセグメント構成し、
第3図が従来の液晶表示装置第4図Aは本考案の液晶表
示装置の一実施例を示す断面図、同図Bは上透明基板の
平面図、同図Cは下透明基板の平面図である。 それぞれ、1が上偏光板、2が上透明基板、3が下透明
基板、4が下偏光板、5が反射板、6が透明セグメント
電極、7が主配向処理、8が透明共通電極、9が下配向
処理、10が液晶である。
第3図が従来の液晶表示装置第4図Aは本考案の液晶表
示装置の一実施例を示す断面図、同図Bは上透明基板の
平面図、同図Cは下透明基板の平面図である。 それぞれ、1が上偏光板、2が上透明基板、3が下透明
基板、4が下偏光板、5が反射板、6が透明セグメント
電極、7が主配向処理、8が透明共通電極、9が下配向
処理、10が液晶である。
Claims (1)
- 二枚の透明基板の間に、正の誘電異方性を有するネマチ
ック液晶が挾持された液晶セルと、その液晶セルをはさ
む二枚の偏光板によって構成される液晶表示装置におい
て、前記二枚の偏光板をその偏光軸が同一方向になるよ
うに設け、かつ、少なくとも一方の透明基板上には、液
晶分子にねじれ構造を持たせるための配向処理が、表示
セグメントと同形状の部分のみに施こされていることを
特徴とする液晶表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11313177U JPS5855362Y2 (ja) | 1977-08-24 | 1977-08-24 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11313177U JPS5855362Y2 (ja) | 1977-08-24 | 1977-08-24 | 液晶表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5440136U JPS5440136U (ja) | 1979-03-16 |
JPS5855362Y2 true JPS5855362Y2 (ja) | 1983-12-19 |
Family
ID=29062652
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11313177U Expired JPS5855362Y2 (ja) | 1977-08-24 | 1977-08-24 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5855362Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-08-24 JP JP11313177U patent/JPS5855362Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5440136U (ja) | 1979-03-16 |
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