JPS5855259Y2 - 延伸仮撚用スピンドル装置 - Google Patents
延伸仮撚用スピンドル装置Info
- Publication number
- JPS5855259Y2 JPS5855259Y2 JP14541577U JP14541577U JPS5855259Y2 JP S5855259 Y2 JPS5855259 Y2 JP S5855259Y2 JP 14541577 U JP14541577 U JP 14541577U JP 14541577 U JP14541577 U JP 14541577U JP S5855259 Y2 JPS5855259 Y2 JP S5855259Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- retaining ring
- dust cover
- spindle
- false twisting
- spindle device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は延伸仮撚用スピンドル装置におけるダストカ
バーとディスク及び間座等の位置決め用止め輪が、溝か
ら外れるのを防ぐ工夫に関するものである。
バーとディスク及び間座等の位置決め用止め輪が、溝か
ら外れるのを防ぐ工夫に関するものである。
繊維機械において、延伸仮撚用スピンドルは、第1図に
示す如く、仮撚スピンドル1と、スピンドル軸2と、該
軸2の所定位置に予め設けられた溝2aに嵌め込まれた
止め輪3と、糸巻きつきの防止とディスクの位置決めの
部品即ちダストカバー4と、該ダストカバー4の外側の
軸に圧入又はルーズに挿入されるテ゛イスク5及び間座
6と、軸端に設けたボルト7とで構成されている。
示す如く、仮撚スピンドル1と、スピンドル軸2と、該
軸2の所定位置に予め設けられた溝2aに嵌め込まれた
止め輪3と、糸巻きつきの防止とディスクの位置決めの
部品即ちダストカバー4と、該ダストカバー4の外側の
軸に圧入又はルーズに挿入されるテ゛イスク5及び間座
6と、軸端に設けたボルト7とで構成されている。
そして、ボルト7を締めることによりダストカバー4を
介して止め輪3でディスク5及び間座6の位置決めを行
っている。
介して止め輪3でディスク5及び間座6の位置決めを行
っている。
即ち、延伸仮撚用スピンドルは、第2図に示す如く、1
セツ1〜にスピンドルを2〜3本使用するが、各スピン
ドルに取付けられたディスク5のスキマlは0.2〜Q
、3mm程度で、テ゛イスク5及び間座6の軸方向の位
置決めが重要である。
セツ1〜にスピンドルを2〜3本使用するが、各スピン
ドルに取付けられたディスク5のスキマlは0.2〜Q
、3mm程度で、テ゛イスク5及び間座6の軸方向の位
置決めが重要である。
又、テ゛イスク5の外径で糸に撚りを加えるため、ディ
スク5及び間座6のクリープの発生を防止しなければな
らない。
スク5及び間座6のクリープの発生を防止しなければな
らない。
そこでかかる問題点を解決する為に、軸端のボルト7を
、締め付はトルク約50kg−cm位で締め付ける方法
を採っているが、この場合スラスト力がダストカバー4
及び止め輪にかかり、止め輪3が溝2aから斗れる欠点
がある。
、締め付はトルク約50kg−cm位で締め付ける方法
を採っているが、この場合スラスト力がダストカバー4
及び止め輪にかかり、止め輪3が溝2aから斗れる欠点
がある。
そして、従来、かかる問題点に対し、ダストカバー4を
圧入し止め輪3にて位置決めしたり、ダストカバー4を
ルーズ嵌合とし止め輪3で位置決めした後、止め輪3及
びダストカバー4を軸2に接着する等の方法で行なって
来たが、それでもボルト7の締め付けI・ルク30〜5
0 kg−cm位で止め輪3が外れるトラブルがあとを
たたす、かかるトラブルの早急な解決が求められている
。
圧入し止め輪3にて位置決めしたり、ダストカバー4を
ルーズ嵌合とし止め輪3で位置決めした後、止め輪3及
びダストカバー4を軸2に接着する等の方法で行なって
来たが、それでもボルト7の締め付けI・ルク30〜5
0 kg−cm位で止め輪3が外れるトラブルがあとを
たたす、かかるトラブルの早急な解決が求められている
。
この考案は、上記従来の欠点や問題点に鑑みて之れを改
良工夫したもので、以下、この考案の構成を第3図に示
す具体的実施例に従って説明すると次の通りである。
良工夫したもので、以下、この考案の構成を第3図に示
す具体的実施例に従って説明すると次の通りである。
1は仮撚スピンドル、2はスピンドル軸で、該スピンド
ル軸2の所定位置に予め設けられた溝2aに止め輪3が
嵌め込まれている。
ル軸2の所定位置に予め設けられた溝2aに止め輪3が
嵌め込まれている。
スピンドル軸2とシメシロ又は軸と、ルーズなハメアイ
をもつ椀状のダストカバー4は、底面に前記止め輪3の
外径よりもわずかに大きい内径8aを有した環状の座グ
リ部8が設けられており、溝2aに嵌め込まれた止め輪
3が前記座グリ部8の中に入る位置までダストカバー4
をスピンドル軸2に挿入される。
をもつ椀状のダストカバー4は、底面に前記止め輪3の
外径よりもわずかに大きい内径8aを有した環状の座グ
リ部8が設けられており、溝2aに嵌め込まれた止め輪
3が前記座グリ部8の中に入る位置までダストカバー4
をスピンドル軸2に挿入される。
座グリ部の内径8aと止め輪3の外径面との間隙は溝2
aの深さより小さい。
aの深さより小さい。
一方、ダストカバー4の外側の軸に、交互に圧入又はル
ーズに挿入されるテ゛イスク5と間座6は、スピンドル
軸2の端に設けられるボルト(図示せず)で締め付けら
れ、ダスI・カバー4を介して止め輪3で位置決めされ
ている。
ーズに挿入されるテ゛イスク5と間座6は、スピンドル
軸2の端に設けられるボルト(図示せず)で締め付けら
れ、ダスI・カバー4を介して止め輪3で位置決めされ
ている。
尚ここで゛はテ゛イスク5及び゛間座6が別体の場合を
説明したが、一体で構成される場合もある。
説明したが、一体で構成される場合もある。
上記構造において、スピンドル軸端のボルトを締め付は
トルク約50kg−cm位で締め付けると、テ′イスク
5及び間座6を介してダストカバー4にスラスト力Aが
かかり、スピンドル軸2に予め設けられた溝2aに嵌め
込まれた止め輪3が外径にふくらもうとするが、ダスト
カバー4の内側内周に設けられた環状の座グリ部8の内
径8aに当接し、それ以上の外径のふくらみを規制する
ことにより止め輪3が溝から外れようとするのを防止す
る。
トルク約50kg−cm位で締め付けると、テ′イスク
5及び間座6を介してダストカバー4にスラスト力Aが
かかり、スピンドル軸2に予め設けられた溝2aに嵌め
込まれた止め輪3が外径にふくらもうとするが、ダスト
カバー4の内側内周に設けられた環状の座グリ部8の内
径8aに当接し、それ以上の外径のふくらみを規制する
ことにより止め輪3が溝から外れようとするのを防止す
る。
第4図は環状の座グリ部8内に止め輪3と弾性スペーサ
ー9を介在させた場合で、その他の構成は第3図と同一
である。
ー9を介在させた場合で、その他の構成は第3図と同一
である。
以上説明したように、この考案は、テ゛イスクが取付け
られるスピンドル軸に設けられた環状溝に止め輪を嵌め
込み、前記スピンドル軸に糸巻きつきの防止とディスク
の軸方向の位置決めを行う椀状のダストカバーを嵌挿し
、このダストカバーを上記止め輪により軸方向に位置決
めした延伸仮撚用スピンドル装置において、上記ダスト
カバーの底面に止め輪を収容する環状の座グリ部を設け
、この座グリ部内径面と止め輪外径面との間隙を止め輪
講の深さより小さくシ、止め輪の外れを防止したことを
特徴とする延伸仮撚用スピンドル装置に係り、簡単な構
造で確実に止め輪の外れを防止できると共に、スラスト
力に対する止め輪の剛性も従来のスラス1−力に比較し
ても数倍の剛性を得ることができる。
られるスピンドル軸に設けられた環状溝に止め輪を嵌め
込み、前記スピンドル軸に糸巻きつきの防止とディスク
の軸方向の位置決めを行う椀状のダストカバーを嵌挿し
、このダストカバーを上記止め輪により軸方向に位置決
めした延伸仮撚用スピンドル装置において、上記ダスト
カバーの底面に止め輪を収容する環状の座グリ部を設け
、この座グリ部内径面と止め輪外径面との間隙を止め輪
講の深さより小さくシ、止め輪の外れを防止したことを
特徴とする延伸仮撚用スピンドル装置に係り、簡単な構
造で確実に止め輪の外れを防止できると共に、スラスト
力に対する止め輪の剛性も従来のスラス1−力に比較し
ても数倍の剛性を得ることができる。
又、軸端のボルトの締め付はトルクも約50 kg−c
m位まで締め付けが可能になり、テ゛イスク及び間座の
位置決めも正確に遠戚でき、且つクリープの発生も完全
に防止できる。
m位まで締め付けが可能になり、テ゛イスク及び間座の
位置決めも正確に遠戚でき、且つクリープの発生も完全
に防止できる。
従ってかかる工夫で良質の糸の生産に果す役割が大きく
、実用上の効果が極めて大きい。
、実用上の効果が極めて大きい。
第1図は従来例を示す図面、第2図は延伸仮撚スピンド
ルに取付けられたテ゛イスク間のスキマを示す図面、第
3図及び第4図はこの考案に係る実施例を示す図面であ
る。 1・・・・・・仮撚スピンドル、2・・・・・・スピン
ドル軸、2a・・・・・・溝、3・・・・・・止め輪、
4・・・・・・ダストカバー、5・・・・・・ディスク
、6・・・・・・間座、7・・・・・・ボルト、8・・
・・・・環状の座グツ部、8a・・・・・・座グリ部の
内径、9・・・・・・弾性スペーサー
ルに取付けられたテ゛イスク間のスキマを示す図面、第
3図及び第4図はこの考案に係る実施例を示す図面であ
る。 1・・・・・・仮撚スピンドル、2・・・・・・スピン
ドル軸、2a・・・・・・溝、3・・・・・・止め輪、
4・・・・・・ダストカバー、5・・・・・・ディスク
、6・・・・・・間座、7・・・・・・ボルト、8・・
・・・・環状の座グツ部、8a・・・・・・座グリ部の
内径、9・・・・・・弾性スペーサー
Claims (1)
- ディスクが取付けられるスピンドル軸に設けられた環状
溝に止め輪を嵌め込み、前記スピンドル軸に糸巻きつき
の防止とディスクの軸方向の位置決めを行う椀状のダス
トカバーを嵌挿し、このダストカバーを上記止め輪によ
り軸方向に位置決めした延伸仮撚用スピンドル装置にお
いて、上記ダストカバーの底面に止め輪を収容する環状
の座グツ部を設け、この座グリ部内径面と止め輪外径面
との間隙を止め輪溝の深さより小さくシ、止め輪の朴れ
を防止したことを特徴とする延伸仮撚用スピンドル装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14541577U JPS5855259Y2 (ja) | 1977-10-28 | 1977-10-28 | 延伸仮撚用スピンドル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14541577U JPS5855259Y2 (ja) | 1977-10-28 | 1977-10-28 | 延伸仮撚用スピンドル装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5469944U JPS5469944U (ja) | 1979-05-18 |
JPS5855259Y2 true JPS5855259Y2 (ja) | 1983-12-17 |
Family
ID=29124945
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14541577U Expired JPS5855259Y2 (ja) | 1977-10-28 | 1977-10-28 | 延伸仮撚用スピンドル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5855259Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-10-28 JP JP14541577U patent/JPS5855259Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5469944U (ja) | 1979-05-18 |
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