JPS5855204A - 建築用あるいは家具用部材の製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この出願の発明は、断面＾型の部材を得るに際して、素
材に断面へ型状の切り込みを、へ型が適宜間隔をあけて
積み重なるような状態で繰り返し設けることを特徴とす
る建築用あるいは家具用部材の製造方法に係わり、継ぎ
目のない＾型部材を効率よく製造することを目的とする
もので、特に尖然木主素材として製造した時に木目のそ
ろった建築用あるいは家具用部材が製造できる。

従来、扉の枠材、下駄箱等家具の天板の周縁部分、家屋
の出隅、あるいは入隅、框の前面部分、あるいはその他
の建築材の周縁部分は、非常に目意２ につきやすく、種々な工夫がなされてきた。例えば、第
１図は階段踏板の断面図であるが、ＩＦｉ心材、２は心
材の両面に接着された合板、６は銘木単板で、こめ前面
に銘木挽材４が接着されて構成されている。しかし、こ
の階段踏板を上面から見ると、銘木挽材４の厚みが直接
見え、いかにも薄い挽材を前面に接着した安物の踏板に
見える欠点がある。この欠点をなくすため、銘木挽材４
の厚みを厚くすれば、階段踏板の価格が高くなるという
新たな欠点が生じる。

この発明は、上述した階段踏板の前面に使用でき、高級
な外観を与える階段踏板を提供することができるととも
に、その他多様途に利用できる建築用あるいは家具用部
材を製造する方法であって、以下実施例図によって説明
する。

第２図において、５は銘木のむく材、単板積層材、パー
チクルボード等の木質素材で、この木質素材５から断面
Ａ型の部材を得るために木質素材５に２枚の鋸によって
切り込みａｌおよびｂｌを入れる。このとき切り込みａ
ｌとｂｌとで断面Δ型状にな五６ るようにする。次に同様に切り込みａ２とｂ２とで形成
する断面へ型状が、切り込みａｍとｂｌとで形成された
断面へ型状に適宜間隔をあけて積み重なるような状縣で
切り込みを入れて第６図に示すような部材６を得る。そ
の後同様に切り込みを繰り返し入れて部材７，８・・・
・・・を得る。

第４図は第２図の他実施例を示したもので一方が長くな
った変形の断面へ型部材を製造するための切り込み方法
を図示したものである。

第５図も第２図の他の実施例を示したもので、頂部が面
取されたような形状の＾型部材を製造するための切り込
み方法を図示したもので、第６図で示したように歯先９
がほぼ４５°の角度を持った特殊形状の鋸歯１０を使用
することによって得られる。このように予じめ頂部が面
取されたような形状のへ型部材であれば、再度面取する
こともなく、かつ、後から面取すればどうしてもその部
分の肉厚が薄くなって強度が弱くなるが、そのような恐
れが全くないという利点がある。

次に、この発明によって製造された＾型部材の第７図は
階段踏板の断面図で、１１は＾型部材である。このへ型
部材１１は、パーティクルボード心材１２の両面に合板
１日が接着され、表面に銘木単板１４が接着された素材
の前面上部を一部切り欠いて形成された段部１５を利用
して前面に接着される。なお、下駄箱等家具の天板の周
縁部分にも同様にして使用される。また、出隅、入隅お
よび付柱としてもそのままの形状で使用することができ
る。

この発明は上述したように構成されているので、へ型部
材を効率よく製造できることはもちろん、Δ型部材に継
ぎ目がないので、柄１色調が同一となって外観が非常に
美麗であり、使用したときに、厚ぷのある材料を使って
いるごとくに見えて重厚感、高級感を与える効果がある
。この効果は、特に銘木材を素材とした時に、木目模様
が角部でとぎれることなく連続しているために顕著であ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の階段踏板の断面図、第２図はこ畜５ の発明の一実施例を示す斜視図、第６図はこの発明によ
って製造された５豐部材の斜視図、第４図および第５図
は第２図の他の実施例を示す断面図、第６図は第５図に
図示された方法を実施する時に使用する鋸歯の断面図、
４！Ｊ７図はこの発明によって製造された５嶽部材を階
段踏板に使用した状憩を示す断面図である。。 図面中、５は木質素材、６，７および８は　型部材、９
は歯先、１０は鋸歯を示す。 特許出願人　　氷大産業株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 断面＾型の部材を得るに際して、木質素材に断；−面Δ
   型状の切り込みを、△型が適宜間隔をあけて積み重なる
   よちな状態で繰り返し設けるこ七を特徴とする建築用あ
   るいは家具用部材の製造方法。