JPH06322961A - ドア枠用ケ−シングの製造方法 - Google Patents
ドア枠用ケ−シングの製造方法Info
- Publication number
- JPH06322961A JPH06322961A JP13933893A JP13933893A JPH06322961A JP H06322961 A JPH06322961 A JP H06322961A JP 13933893 A JP13933893 A JP 13933893A JP 13933893 A JP13933893 A JP 13933893A JP H06322961 A JPH06322961 A JP H06322961A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- casing
- board material
- wood board
- cutting
- door frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ドア枠用ケ−シングを製造するにあたり、歩
留まりを良くし、製造に手間・ひまがかかり過ぎるとい
う製造上の欠点をなくす。 【構成】 適宜厚さを有するLVL板材を、その上面お
よび下面からそれぞれ内部に向かって斜めに所定角度を
つけて上記板材の長手方向に、かつ形成される2つの切
断面が板材内部で直交するに至るまで鋸で切断する。次
いで、断面L字形のケ−シングの厚みを設けるようにし
て順に、連続的に上記鋸による切断を行う。このような
方法で1枚のLVL板材から複数本のドア枠用ケ−シン
グがえられる。
留まりを良くし、製造に手間・ひまがかかり過ぎるとい
う製造上の欠点をなくす。 【構成】 適宜厚さを有するLVL板材を、その上面お
よび下面からそれぞれ内部に向かって斜めに所定角度を
つけて上記板材の長手方向に、かつ形成される2つの切
断面が板材内部で直交するに至るまで鋸で切断する。次
いで、断面L字形のケ−シングの厚みを設けるようにし
て順に、連続的に上記鋸による切断を行う。このような
方法で1枚のLVL板材から複数本のドア枠用ケ−シン
グがえられる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドア枠に取り付ける額
縁などの断面L字形ケ−シングを製造する方法に関す
る。
縁などの断面L字形ケ−シングを製造する方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の断面L字形ケ−シングを
製造する方法としては、以下の如きものがあった。すな
わち、上記ケ−シングを製造するための細長い角柱材
を、適宜厚さを有する木質板材から複数本製作し、次い
でこれらの角柱材を所定長さおよび所定L字形断面とな
るように切削機械で連続的に切削し、さらに化粧面とな
る表面に突板や模様印刷された化粧塩ビシ−トなどを貼
着して仕上げていた。
製造する方法としては、以下の如きものがあった。すな
わち、上記ケ−シングを製造するための細長い角柱材
を、適宜厚さを有する木質板材から複数本製作し、次い
でこれらの角柱材を所定長さおよび所定L字形断面とな
るように切削機械で連続的に切削し、さらに化粧面とな
る表面に突板や模様印刷された化粧塩ビシ−トなどを貼
着して仕上げていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の製造方法で
行うと、製品の歩留まりが悪く、また、生産に手間・ひ
まがかかり過ぎるなど生産性の悪さがしばしば指摘され
ていた。
行うと、製品の歩留まりが悪く、また、生産に手間・ひ
まがかかり過ぎるなど生産性の悪さがしばしば指摘され
ていた。
【0004】本発明は、上記従来の欠点を解消して、ケ
−シングの製造方法を改良すべくなされたもので、生産
性の向上および歩留まりの改良を狙ったドア枠用のケ−
シングの製造方法の提供を目的としている。
−シングの製造方法を改良すべくなされたもので、生産
性の向上および歩留まりの改良を狙ったドア枠用のケ−
シングの製造方法の提供を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために以下の手段を有している。すなわち、ドア
枠に取り付ける断面L字形のケ−シングを製造する方法
において、適宜厚さを有する木質板材を、その上面およ
び下面からそれぞれ内部へ斜めに所定角度をつけて上記
板材の長手方向に、かつ形成される2つの切断面が上記
板材内層部で直交するに至るまで鋸で切断し、次いで断
面L字形のケ−シングの所定厚みを設けるようにして順
に連続的に上記鋸による切断を行うことを特徴とするド
ア枠用ケ−シングの製造方法に係る。
成するために以下の手段を有している。すなわち、ドア
枠に取り付ける断面L字形のケ−シングを製造する方法
において、適宜厚さを有する木質板材を、その上面およ
び下面からそれぞれ内部へ斜めに所定角度をつけて上記
板材の長手方向に、かつ形成される2つの切断面が上記
板材内層部で直交するに至るまで鋸で切断し、次いで断
面L字形のケ−シングの所定厚みを設けるようにして順
に連続的に上記鋸による切断を行うことを特徴とするド
ア枠用ケ−シングの製造方法に係る。
【0006】
【実施例1】以下、本発明を図面に示す実施例に基づい
て詳しく説明する。図1に示す如く厚さ40mmを有す
る単板積層材10(以下、LVL板材と称す)を用意
し、その上面11および下面12からそれぞれ内部へ斜
めにa、bの如く所定角度をつけてLVL板材の長手方
向に切断する。このとき、形成される2つの切断面10
a,10bが、上記LVL板材内層部で直角に交わるに
至るまで鋸で切断する。上記板材については、LVLに
限定されず、その他の合板やMDF等の木質材料を用い
てもよい。また、鋸については効率を図るために、ラン
ニングソ−を用いることになるが、上記切断面の形状を
満たすものであれば鋸の種類は問わない。
て詳しく説明する。図1に示す如く厚さ40mmを有す
る単板積層材10(以下、LVL板材と称す)を用意
し、その上面11および下面12からそれぞれ内部へ斜
めにa、bの如く所定角度をつけてLVL板材の長手方
向に切断する。このとき、形成される2つの切断面10
a,10bが、上記LVL板材内層部で直角に交わるに
至るまで鋸で切断する。上記板材については、LVLに
限定されず、その他の合板やMDF等の木質材料を用い
てもよい。また、鋸については効率を図るために、ラン
ニングソ−を用いることになるが、上記切断面の形状を
満たすものであれば鋸の種類は問わない。
【0007】このようにして、LVL板材内層部で、2
つの切断面10a,10bが直角に交わるに至るまで鋸
切断する工程を順に、連続的に施こし、複数本のケ−シ
ングが加工される。
つの切断面10a,10bが直角に交わるに至るまで鋸
切断する工程を順に、連続的に施こし、複数本のケ−シ
ングが加工される。
【0008】図2に示されているのは、上述しケ−シン
グの製造方法で製造された、1本のケ−シングの斜視図
であり、一部破砕されたものである。図示した如く、鋸
によって形成された2つの切断面10a,10bが直角
に交わっている。なお、上部と下部には、ケ−シングの
形状を整えるために尖端部13が切除されているが、こ
れら尖端部13を残しておいても差しつかえない。ま
た、必要に応じて上記ケ−シングをドア枠に取り付けた
際、目にふれる面については、化粧塩ビシ−トあるいは
突板をラッピングマシ−ンで貼着してもよいし、塗装を
施こしてもい。
グの製造方法で製造された、1本のケ−シングの斜視図
であり、一部破砕されたものである。図示した如く、鋸
によって形成された2つの切断面10a,10bが直角
に交わっている。なお、上部と下部には、ケ−シングの
形状を整えるために尖端部13が切除されているが、こ
れら尖端部13を残しておいても差しつかえない。ま
た、必要に応じて上記ケ−シングをドア枠に取り付けた
際、目にふれる面については、化粧塩ビシ−トあるいは
突板をラッピングマシ−ンで貼着してもよいし、塗装を
施こしてもい。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように本発明のドア枠用ケ
−シングの製造方法は、従来の製造方法に比べて歩留ま
りが格段に良好で、生産効率もまた向上する。
−シングの製造方法は、従来の製造方法に比べて歩留ま
りが格段に良好で、生産効率もまた向上する。
【図1】本発明に係るケ−シングの製造方法を説明する
ための木質板材の中間省略斜視図である。
ための木質板材の中間省略斜視図である。
【図2】本発明に係る製造方法によって製造されたケ−
シングの中間省略斜視図である。
シングの中間省略斜視図である。
10 木質板材 11 上面 12 下面 10a,10b 切断面
Claims (1)
- 【請求項1】 ドア枠に取り付ける断面L字形のケ−シ
ングを製造する方法において、適宜厚さを有する木質板
材を、その上面および下面からそれぞれ内部へ斜めに所
定角度をつけて上記板材の長手方向に、かつ形成される
2つの切断面が上記板材内層部で直交するに至るまで鋸
で切断し、次いで断面L字形のケ−シングの所定厚みを
設けるようにして順に連続的に上記鋸による切断を行う
ことを特徴とするドア枠用ケ−シングの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13933893A JPH06322961A (ja) | 1993-05-17 | 1993-05-17 | ドア枠用ケ−シングの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13933893A JPH06322961A (ja) | 1993-05-17 | 1993-05-17 | ドア枠用ケ−シングの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06322961A true JPH06322961A (ja) | 1994-11-22 |
Family
ID=15243005
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13933893A Pending JPH06322961A (ja) | 1993-05-17 | 1993-05-17 | ドア枠用ケ−シングの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06322961A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013023842A (ja) * | 2011-07-19 | 2013-02-04 | Panasonic Corp | 幅木の製造方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5855204A (ja) * | 1981-09-28 | 1983-04-01 | 永大産業株式会社 | 建築用あるいは家具用部材の製造方法 |
-
1993
- 1993-05-17 JP JP13933893A patent/JPH06322961A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5855204A (ja) * | 1981-09-28 | 1983-04-01 | 永大産業株式会社 | 建築用あるいは家具用部材の製造方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013023842A (ja) * | 2011-07-19 | 2013-02-04 | Panasonic Corp | 幅木の製造方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980421 |