JPS5855197B2 - パンク防止用粘着シ−ラント組成物層を備えた空気入りタイヤ - Google Patents

パンク防止用粘着シ−ラント組成物層を備えた空気入りタイヤ

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JPS5855197B2
JPS5855197B2 JP51130323A JP13032376A JPS5855197B2 JP S5855197 B2 JPS5855197 B2 JP S5855197B2 JP 51130323 A JP51130323 A JP 51130323A JP 13032376 A JP13032376 A JP 13032376A JP S5855197 B2 JPS5855197 B2 JP S5855197B2
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    • B60C19/12Puncture preventing arrangements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
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    • B29D30/06Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
    • B29D30/0681Parts of pneumatic tyres; accessories, auxiliary operations
    • B29D30/0685Incorporating auto-repairing or self-sealing arrangements or agents on or into tyres
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Tires In General (AREA)
  • Sealing Material Composition (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は釘などをこよるタイヤのパンクを防止する極め
て高シール性の粘着シーラント組成物層を備えた空気入
りタイヤに関するものである。
最近のモータリゼーションの発展にこは目覚ましいもの
があり、それとともに車の性能向上、高速道路の整備が
活発tこなされており、自動車用タイヤ(こは益々高速
操縦性能や安全性などが要求されている。
なかでも安全性(こついては人命尊重の立場から積極的
な改善がなされている。
しかしながら多くの自動車事故の中(こは、タイヤに起
因する事故も含まれており、この大部分は走行時の釘踏
みによるパンクが原因となっている。
現在広く普及しているチューブレスタイヤは、道路を走
行中(こ釘等を踏み内面へ貫通しても低速走行の場合(
こは釘が抜け(こくく急激なタイヤ内圧の低下がおこら
ず、従来のチューブ入りタイヤに比較してかなり安全で
あるとされている。
しかし釘が貫通したままの状態で高速道路を長時間走行
した場合、あるいは極端な高速度で走行した場合tこは
遠心力で釘が抜けて急激なタイヤ内圧の低下を招き、重
大な事故を招く恐れがあり非常に危険である。
これtこ対する安全対策として種々のタイヤあるいはパ
ンク防止法が発明考案されてきたが、その代表例として
は次の2つを挙げることができる。
1つはチューブレスタイヤの中tこ安全構成体あるいは
子タイヤを備えた二重構造タイヤで、他の1つはチュー
ブレスタイヤの接地部内面にシーラント層を設けた自己
シール性タイヤである。
前者はいわゆる実験安全車(ESV))こも装置された
もので、たとえば特開昭48−63402、特開昭49
−63102等に開示のものがこれに該当する。
この種のタイヤは高速走行中(こタイヤがパンクして急
激]こタイヤ内圧が低下しても安全構成体あるいは子タ
イヤが荷重を支えて一定距離を走行できるというすぐれ
た性能を有する反面、特殊リニを必要とすること、重量
増加が大きいことおよび高価格であることなどの欠点を
抱えている。
後者は、たとえば特開昭50−21402等がこれに該
当する。
この種のタイヤは前者のもつ欠点を払拭でき、またある
程度までの大きざの釘を踏み、その釘が抜けた場合釘穴
を自動的1こシールするため内圧が低下しないというす
ぐれた性能を有している。
しかしながら、これ(こ用いるシーラントはその高い粘
着性のためlこ製品タイヤの運搬、リム組等の取扱いに
注意を要すること、パンクして走行した場合(こシーラ
ント層が破壊されるのでシーラント層の再生を必要とす
ること、パンク修理が困難なこと、更には正常時に高速
走行した場合温度上昇と遠心力とによりシーラントが流
動するためタイヤのバランス不良をひき起し操縦安定性
や乗心地が低下するなど多くの欠点を有する。
本発明者らは以上のような欠点を改良しより安全性の高
いタイヤを提供するため(こ種々検討した結果、特別な
加工機械を必要とせず従来の方法を踏襲することにより
極めてすぐれたパンクシール性能を有する空気入りタイ
ヤを完成した。
即ち、本発明者らは一般(こタイヤ(こ用いられる天然
ゴムや、ポリイソプレンゴム スチレンプクジエンゴム
、ポリツクジエンコム エチレンプロピレン非共役ジェ
ンターポリマーゴム、インブチレンプレンゴム(以下I
IRと称す)、クロロプレンゴム等はパーオキサイドで
架橋するがポリイソブチレン(以下PIBと称す)や低
イソプレン含量のIIRは上記ゴムとは逆lこパーオキ
サイドtこまり分解するという特性lこ着眼しこれを空
気入りタイヤに応用して本発明を完成した。
本発明の空気入りタイヤはPIB100重量部と、無機
充填剤10〜150重量部と、パーオキサイド0.2〜
10重量部との配合ゴム組成物を熱処理して得たシーラ
ント組成物層をタイヤ本体内面に具備したことを特徴と
する。
本発明タイヤ(こ係る配合ゴム組成物(こ使用するPI
BはS taud ingerの粘度平均分子量が約2
0.000〜約200,000のもので実質的に固体状
のものであるが、30重量部以下を低分子量(S ta
udinger粘度平均分子量で約20,000以下)
の実質的tV粘稠な流動体のPIBで置き換えてもよい
また加工性を考慮すればPIBのSsaudinger
粘度平均分子量は約50.OOO〜約100,000で
あることが好ましい。
次(こ無機充填剤はPIB100重量部(こ対し10〜
150重量部配合するが、無機充填剤が10重量部より
少ない場合は該配合ゴム組成物の加工性が著しく悪く、
150重量部をこえる場合は本発明によるタイヤのパン
クシール性能が損なわれる結果となる。
パンクシーり効果を考慮すれば20〜100重量部が好
ましく、更Eここの配合ゴム組成物は生タイヤ成型時に
凹凸の少ないシート状に加工する必要があることを考え
れば30〜100重量部が好ましい。
用いる無機充填剤の種類は通常のゴム配合に用いられる
カーボンブラック、シリカ、炭酸カルシウム等測でも良
いが、クレーはパーオキサイドによるPIBの分解を妨
げるので好ましくない。
また、充填剤は1種類だけを用いても、2種類以上を併
用しても差支えがない。
次tこパーオキサイドは0.2〜10重量部加えるが、
これより少量の場合には、PIBの分解が充分(こ進ま
ないためパンクシール効果が低下し、また10重量部を
こえる場合には、第1図(こ示すシーラント組成物層1
(こ隣接するインナーライナー2.3、カーカス層4ヘ
パ−オキサイドが移行し、これらの隣接層のゴム組成物
の引張応力が高くなり耐屈曲性が低下するなど、タイヤ
としての性能を損なう結果となる。
パーオキサイドの種類はベンゾイルパーオキサイド(以
下BPOと称す)、P−クロロベンゾイルパーオキサイ
ドなどのアシルパーオキサイド類、メチルエチルケトン
パーオキサイドなどのケトンパーオキサイド類、1−ブ
チルパーオキシアセテート、t−ブチルパーオキシベン
ゾエート(以下BPOBと称す)、t−ブチルパーオキ
シフタレートなどのパーオキシエステル類、ジクミルパ
ーオキサイド(以下DCPと称t)、ジ−t−ブチルパ
ーオキシベンゾエート、1.3−ビス(t−ブチルパー
オキシイソプロピル)ベンゼン(以下BPOPBと称す
)などのアルキルパーオキサイド類、t−ブチルハイド
ロパーオキサイドなどのハイドロパーオキサイド類など
いずれでも良いが、当該配合ゴム組成物の加工時の安定
性およびタイヤ加硫中(こ、このゴム組成物が分解して
すぐれたシーラント組成物層を形成するため(こは、1
45℃における 10時間半減温度が0.1〜1.5時
間であることが好ましい。
また、パーオキサイドが分解した際低分子量ガスの発生
量の少ないものが好ましい。
これらのパーオキサイド類は炭酸カルシウム、可塑剤な
どの不活性物質で稀釈したものを用いても伺ら差しつか
えない。
当該配合ゴム組成物には、PIB、無機充填剤、パーオ
キサイドの他(こ必要(こ応じて粘着剤、可塑剤、触媒
等を加えてもよく、また、加硫後タイヤのシーラント組
成物層の流動性をおさえるために、加硫ゴム粉末、有機
短繊維等を加えてもよい。
粘着剤にはポリブテンが適している。
ポリブテンは市販されているものは、平均分子量が3,
000以下の粘稠な液体であるが、これを加えることF
こよって、本発明(こよるタイヤのパンクシール効果が
向上する。
しかし、当該ゴム組成物がポリブテンの添加によって粘
着性が増し加工性を低下することを妨ぎ、また、本発明
のタイヤにおいて、第1図のシーラント組成物層1に隣
接するインナーライナー2,3、更(こはカーカス4ヘ
ポリブテンが移行してこれらのゴム層の物性の低下する
ことを最少限にとどめるため1こ、ポリブテンの平均分
子量は800以上のものが好ましく、配合量は50重量
部以下、好ましくは30重量部以下である。
次(こ可塑剤はPIB100重量部に対して50重量部
以下を加えるが、本発明によるタイヤのパンクシール性
能を低下させず、またシーラント組成物層1からインナ
ーライナー2,3、カーカス4への可塑剤の移行1こよ
るこれらのゴム層の物性低下を最少限Eこおさえるため
(こは30重量部以下あることが好ましい。
用いる可塑剤の種類は、芳香族系プロセスオイル、ナフ
テン系プロセスオイル、パラフィン系プロセスオイル、
ヒマ2油等のゴム用の可塑剤であれば何でも良いが、低
沸点成分の含量の少ないものが好まいい。
触媒は、PIB100重量部tコ対して5重量部以下を
加えるが、好ましくは2重量部以下である。
触媒としてはナフテン酸コバルトのようなパーオキサイ
ドの分解促進剤が適している。
本発明のパンク防止用粘着シーラント組成物層を有する
空気入りタイヤの製造方法は次のよう(こして行なうこ
とができる。
上述のゴム組成物は通常のゴム加工機により容易に混合
し、シート状1こ成型することが可能である。
生タイヤ底型Eこ際しては成型機上にインナーライナー
を貼り、その上に当該ゴム組成物シートを貼り、以後は
通常のチューブレスタイヤの成型法をこ従って成型する
当該ゴム組成物シートとタイヤ最内側インナーライナー
(第1図の符号2に相当)とはいわゆる二軸押出機によ
り同時に押出して成型を簡略化することも可能である。
また、第1図において8〜6間はインナーライナー2,
3が二重(こなっているが場合によってはこのうちイン
ナーライナー2またはインナーライナー3のいずれか一
方を省くことも可能である。
このようにして得られた生タイヤの加硫は通常のタイヤ
加硫機(こよって、通常の場合と同様にして行なうこと
ができるが、加硫時間は若干長くする必要がある。
タイヤ加硫中にPIBを含むゴム組成物層以外のゴム層
は加硫反応がおこるが、PIBを含むゴム組成物層のみ
は逆にパーオキサイドと熱と1こよりPIBが分解して
粘着性を帯び釘等によるパンク(こ対して極めてすぐれ
たシール効果を発揮する粘着シーラント組成物層1を形
成する。
このシーラント組成物層1の厚さはシール効果に大きな
影響を及ぼすが、シール効果とタイヤ加硫における生産
性、タイヤ重量の増加等を併せて考慮すれば1〜3mm
であることが好ましい。
また、当該ゴム組成物tコ水分、空気、低分子物質等が
多く含まれると、加硫酸タイヤは内面が大きく膨らみシ
ール効果が若干低下するが、注射針等でガス抜きし、更
)コ内面をこ圧力を加えて元へ戻すことが可能である。
なお、第1図(こおいて、4はカーカス、5はスチール
ベルト、6はトレッド、γはトレッド溝ヲ示す。
当該ゴム組成物を用いたシーラントタイヤの製造方法は
次のようにしても行なうことができる。
すなわち、当該ゴム組成物を第2図に示す高温fこ加熱
した押出機にホッパー8から供給し、シリンダー9を通
過する間tこ当該ゴム組成物が熱とパーオキサイドによ
り分解して、粘着性を帯びすぐれたシーラントを形成す
る。
グイヘッド10に適当なノズルを装着することによって
、押出機内で形成されたシーラントを、直接チューブレ
スタイヤの内面へ押出貼付けして、すぐれたシーラント
タイヤを製造することができる。
また、当該ゴム組成物をニーグー、熱ロール熱プレス等
の加熱装置Eこより、熱分解して、シーラントを形成し
、これをシート化して、チューブレスタイヤ内面へ貼付
けることも可能である。
本発明tコ関する実施例を以下(こ詳細1こ説明する。
〈実施例 1〉 シーラントとして有効なゴム組成物を得るため)コ基礎
配合実験を行なった。
すなわち、表1(こ示す配合組成物をブラベンダープラ
ステイコーダーで練す、10インチロールでシート化し
たあと、これを金型tこ入れて160°Cで15分間プ
レス加熱した。
こうして得たシーラントをシリコン離型紙Eこはさんで
加圧して2間厚さのシーHこし、東洋精機製作新製クツ
クネステスター(こより粘着性を測定した。
また釘への付着性をみるためfこ、シ−ラントに釘をさ
し込みすぐに引抜いて目視により評価した。
これらの結果は表1に示した。
〈実施例 2〉 パーオキサイドの種類および量がシーラントの性能への
影響を検討するための基礎実験を行なつた。
すなわち表2(こ示す配合組成物A−BをB型バンバリ
ーミキサ−で練り、これを各種のパーオキサイドを加え
て得られた組成物を金型(こ入れて160℃で15分間
プレス加熱した。
こうして得られたシーラントの釘に対する付着性を目視
tこより評価した。
その結果を表4・表5に示したが、DCP、BPO,B
POB、BPOPB のいずれのパーオキサイドでも
PIBを分解して釘への付着性のすぐれたシーラントを
得ることができるがBPOPBのよう(こ安定性の高い
パーオキサイドでは1600C,15分の加熱条件では
DCP、BPO。
BPOBli比較して釘への付着性は若干低下する。
またパーオキサイド量はPIB100重量部に対して0
重量部すなわち添加しない場合は釘には付着せず、0.
2重量部では若干付着し、2重量部以上では良く付着す
る。
〈実施例 3〉 本発明のタイヤを作威し、その静的パンクシールテスト
を行なった。
その配合内容およびパンクシールテスト結果を表61こ
示した。
このテスト1こおいてゴム組成物C,DはB型バンバリ
ーミキサ−で練り、10インチロールでシート(こし、
これを用いて常法lこよりスチールラジアルタイヤを成
型、加硫した。
加硫後タイヤ(こおけるシーラント組成物層の厚さが2
關(こなるようをこした。
これらのタイヤのパンクシールテストは次のようtこ行
なった。
すなわち、所定内圧(1,7kg/crrL)をはった
タイヤ(こ直径2.8 mmの鉄釘をトレッド中央部の
溝(図1の7)に内部まで貫通するよう(こ打込み5分
間放置後引抜き、24時間放置後のタイヤ内圧を測定し
た。
そしてタイヤ内圧の低下しないものについては釘の大き
さを変えて同様のテストを実施した。
なお、タイヤ1本当りの釘の打込本数は2本とした。
表6tこ示すように、本発明(こよるタイヤは市販のシ
ーラントタイヤlこ比較してパンクシール効果がすぐれ
ていることは明らかである。
〈実施例 4〉 表7(こ示したE、Fのゴムの組成物を用いてシーラン
ト層の厚さの異なるシーラントタイヤ(タイヤサイズは
スチールラジアル165SR13)を作成し、そのパン
クシールテストを行なった。
静的パンクシールテストは実施例3の場合と同様に行な
った。
動的パンクシーJlyjストは次の方法で行なった。
すなわち直径3.1關、長さ65mmの鉄釘を1.9k
y/−の内圧を充填したタイヤの中央部の溝1こ内部に
貫通するよう1こ、2本打ち込みドラム走行試験機で6
0km/hrの速度で30分、801an/hrて10
分間慣らし運転したあと、100 krn/hrで5分
走行させ、以後5分毎(こ10krIl/hrずつ増速
し160fan /h rまで走行させ、この時の釘抜
は状態おまひエアもれを観察した。
これらのパンクシールテスト結果は表7に示した。
これは本発明によるタイヤは、そのシーラント組成物層
の厚さが27It1rL以上あれば非常(こすぐれたパ
ンクシール効果を示し、17It1rLの厚さでもかな
りのパンクシール効果を有することを示しており、市販
のシールクイヤ(こ比較してもパンクシール効果がすぐ
れていることは明らかである。
〈実施例 5〉 表8に示したG−Fのゴム組成物を用いてシーラントタ
イヤを作り、パンクシール性能等を評価した。
G−Fのゴム組成物をバレル温度を200’CI(m保
った小型押出機(こ供給し、ノズルをチュープレスタイ
ヤ内面(こ押当てて、タイヤを回転しなからG−Fの加
熱分解物の押出貼付けを行なった。
パンクシールテストは実施例3の場合と同様(こ行なっ
た。
上の結果から、当該ゴム組成物が押出機内で加熱分解し
て形成されたシーラントを直接チューブレスタイヤ内面
(こ押出し貼付けて作ったシーラントタイヤは、市販の
シーラントタイヤに比較してパンクシール効果がすぐれ
ていることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による空気入りタイヤの断面図で、第2
図は本発明のタイヤを製造する(こさいし使用する押出
機の1例断面図である。 1・・・・・・シーラント組成物層、2・・・・・・イ
ンナーライナー、3・・・・・・インナーライナー、4
・・・・・・カーカス 5・・・・・・スチールベルト
、6・・・・・・トレッド、7・・・・・・トレッド溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ポリイソブチレン100重量部と無機充填剤10〜
    150重量部とパーオキサイド0.2〜10重量部から
    戊る配合ゴム組成物を熱処理して得たシーラント組成物
    層をタイヤ本体内面に具備したことを特徴とするパンク
    防止用粘着シーラント組戊物層を備えた空気入りタイヤ
JP51130323A 1976-10-27 1976-10-27 パンク防止用粘着シ−ラント組成物層を備えた空気入りタイヤ Expired JPS5855197B2 (ja)

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