JPS5855111Y2 - 漁船の生巣スカツパ− - Google Patents
漁船の生巣スカツパ−Info
- Publication number
- JPS5855111Y2 JPS5855111Y2 JP12999879U JP12999879U JPS5855111Y2 JP S5855111 Y2 JPS5855111 Y2 JP S5855111Y2 JP 12999879 U JP12999879 U JP 12999879U JP 12999879 U JP12999879 U JP 12999879U JP S5855111 Y2 JPS5855111 Y2 JP S5855111Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover plate
- water intake
- wire mesh
- box
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は漁船の温合に孔をあけ、この孔を通して海水を
自由に出入させることにより温合に生魚を泳がせたよ・
運搬するいわゆる主梁(いけす)に海水を取入るための
スカパーに関する。
自由に出入させることにより温合に生魚を泳がせたよ・
運搬するいわゆる主梁(いけす)に海水を取入るための
スカパーに関する。
温合にただ孔をあけただけでは、船体が高速で航走した
場内外板の内外でベルヌーイの定理の示すように圧力差
が生じ温合内の海水が船外へ流出して了うので、従来は
、第1図に示すように、外板HにスカパーSを突設し、
水流Fに対して抵抗になるようにして圧力を立て海水が
、矢印に示すように、温合T内に流入し易くしている。
場内外板の内外でベルヌーイの定理の示すように圧力差
が生じ温合内の海水が船外へ流出して了うので、従来は
、第1図に示すように、外板HにスカパーSを突設し、
水流Fに対して抵抗になるようにして圧力を立て海水が
、矢印に示すように、温合T内に流入し易くしている。
しかしながら、このようなスカパーでは漁場への往路等
温合を主梁として使用しないときは、完全に船体の推進
抵抗となり、推進性能上悪影響を及ぼし、漁船によって
は約10%の抵抗増加となっている。
温合を主梁として使用しないときは、完全に船体の推進
抵抗となり、推進性能上悪影響を及ぼし、漁船によって
は約10%の抵抗増加となっている。
小型漁船では、出漁時間の制限があり、よりよい漁場の
先取りと、鮮魚をより早く市場に届けて高いセリにかけ
るために高速船が要求されるが、その場合、上記したよ
うな主梁スカパーの抵抗が無視できなくなってくる。
先取りと、鮮魚をより早く市場に届けて高いセリにかけ
るために高速船が要求されるが、その場合、上記したよ
うな主梁スカパーの抵抗が無視できなくなってくる。
本考案はこのような事情に鑑み提案されたもので、抵抗
の少い漁船の主梁スカパーを提供することを目的とし、
船体外板に穿設された取水開口に入口が固定され温合側
に突出する箱状金網と上記取水開口の船首側端縁に一端
縁を枢着すると・もに他端縁を上記取水開口の船尾側端
縁にネオプレンゴム等可撓性シートにて連結した多孔蓋
板と、一端が上記多孔蓋板に枢着されると・もに他端が
箱状金網側に枢着されたく字状開閉リンク部材とを具え
たことを特徴とする。
の少い漁船の主梁スカパーを提供することを目的とし、
船体外板に穿設された取水開口に入口が固定され温合側
に突出する箱状金網と上記取水開口の船首側端縁に一端
縁を枢着すると・もに他端縁を上記取水開口の船尾側端
縁にネオプレンゴム等可撓性シートにて連結した多孔蓋
板と、一端が上記多孔蓋板に枢着されると・もに他端が
箱状金網側に枢着されたく字状開閉リンク部材とを具え
たことを特徴とする。
本考案の一実施例を図面について説明すると、第2図は
多孔蓋板を開いた状態を示す平断面図、第3図は多孔蓋
板を閉じた状態を示す平断面図である。
多孔蓋板を開いた状態を示す平断面図、第3図は多孔蓋
板を閉じた状態を示す平断面図である。
上図において、1は船体外板、2は船体外板1に穿設さ
れた開口に固定された温合側に突出する箱状金網、3は
船首方向の一端縁がヒンジ軸4にて箱状金網2の船首側
聞口端縁に枢着されると・もに他端縁がネオプレンゴム
5等の可撓性シートを介して箱状金網2の船尾側開口端
縁に水密に接続された多孔蓋板、6は央部がピンで枢着
されたく字状リンクで一端は箱状金網2に央部に枢着さ
れると・もに他端は多孔蓋板3の自由端附近に枢着され
、甲板からロッド等により遠隔開閉される、7は温合で
ある。
れた開口に固定された温合側に突出する箱状金網、3は
船首方向の一端縁がヒンジ軸4にて箱状金網2の船首側
聞口端縁に枢着されると・もに他端縁がネオプレンゴム
5等の可撓性シートを介して箱状金網2の船尾側開口端
縁に水密に接続された多孔蓋板、6は央部がピンで枢着
されたく字状リンクで一端は箱状金網2に央部に枢着さ
れると・もに他端は多孔蓋板3の自由端附近に枢着され
、甲板からロッド等により遠隔開閉される、7は温合で
ある。
このような構造の主梁スカパーによれば、く字状リンク
6を閉じることにより多孔蓋板3を閉じた状態では、第
3図に示すように、多孔蓋板3は船体外板1と同一平面
になるので、船体外板1に沿って流れる水流に対しては
ほとんど抵抗を与えない。
6を閉じることにより多孔蓋板3を閉じた状態では、第
3図に示すように、多孔蓋板3は船体外板1と同一平面
になるので、船体外板1に沿って流れる水流に対しては
ほとんど抵抗を与えない。
また、く字状リンク6を開くことにより多孔蓋板3を開
いた状態では、第2図に示すように、ネオプレンゴムシ
ート5がピンと張って、多孔蓋板3はヒンジ軸4の周り
に外方へ半開きとなり、外部海水は多孔蓋板3の透孔よ
り、矢印に示すように、温合7内に流入する。
いた状態では、第2図に示すように、ネオプレンゴムシ
ート5がピンと張って、多孔蓋板3はヒンジ軸4の周り
に外方へ半開きとなり、外部海水は多孔蓋板3の透孔よ
り、矢印に示すように、温合7内に流入する。
可撓シートは多孔蓋板と船体外板との間の遮水性を保ち
、多孔蓋板を開いたとき、多孔蓋板を透過した海水が横
に逃げることを防止してこれを温合内に導入する。
、多孔蓋板を開いたとき、多孔蓋板を透過した海水が横
に逃げることを防止してこれを温合内に導入する。
したがって、漁船が漁場への往航の際等温合を主梁とし
て使用する必要のないときは、多孔蓋板を閉めることに
より、推進抵抗を減することができ、それによって船速
は増加し、燃料は節約される利益が生ずる。
て使用する必要のないときは、多孔蓋板を閉めることに
より、推進抵抗を減することができ、それによって船速
は増加し、燃料は節約される利益が生ずる。
要するに本考案によれば、船体外板に穿設された取水開
口に入口が固定された温合側に突出する箱状金網と上記
取水開口の船首側端縁に一端縁を枢着すると・もに他端
縁を上記取水開口の船尾側端縁にネオプレンゴム等可撓
性シートにて連結した多孔蓋板と、一端が上記多孔蓋板
に枢着されると・もに他端が箱状金網側に枢着されたく
字状開閉リンク部材とを具えたことにより、船体の推進
抵抗を減じ、船速を上げ、燃費を節減する漁船の生業ス
カパーを得るから本考案は産業上極めて有益なものであ
る。
口に入口が固定された温合側に突出する箱状金網と上記
取水開口の船首側端縁に一端縁を枢着すると・もに他端
縁を上記取水開口の船尾側端縁にネオプレンゴム等可撓
性シートにて連結した多孔蓋板と、一端が上記多孔蓋板
に枢着されると・もに他端が箱状金網側に枢着されたく
字状開閉リンク部材とを具えたことにより、船体の推進
抵抗を減じ、船速を上げ、燃費を節減する漁船の生業ス
カパーを得るから本考案は産業上極めて有益なものであ
る。
第1図は公知の漁船の生業スカパーを示す平断面図、第
2図及び第3図は本考案の一実施例を示すものでそれぞ
れ多孔蓋板が開いた状態及び閉じた状態を示す平断面図
である。 1・・・・・・船体外板、2・・・・・・金網、3・・
・・・・多孔蓋板、4・・・・・−ヒンージ軸、5・・
・・・・ネオプレンゴムシート、6・・・・・・く字状
リンク、7・・・・・・温合。
2図及び第3図は本考案の一実施例を示すものでそれぞ
れ多孔蓋板が開いた状態及び閉じた状態を示す平断面図
である。 1・・・・・・船体外板、2・・・・・・金網、3・・
・・・・多孔蓋板、4・・・・・−ヒンージ軸、5・・
・・・・ネオプレンゴムシート、6・・・・・・く字状
リンク、7・・・・・・温合。
Claims (1)
- 船体外板に穿設された取水開口に入口が固定され温合側
に突出する箱状金網と、上記取水開口の船首側端縁に一
端縁を枢着すると・もに他端縁を上記取水開口の船尾側
端縁にネオプレンゴム等可撓性シートにて連結した多孔
蓋板と、一端が上記多孔蓋板に枢着されると・もに他端
が上記箱状金網側に枢着されたく字状開閉リンク部材と
を具えたことを特徴とする漁船の主梁スカパー
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12999879U JPS5855111Y2 (ja) | 1979-09-21 | 1979-09-21 | 漁船の生巣スカツパ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12999879U JPS5855111Y2 (ja) | 1979-09-21 | 1979-09-21 | 漁船の生巣スカツパ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5648993U JPS5648993U (ja) | 1981-04-30 |
JPS5855111Y2 true JPS5855111Y2 (ja) | 1983-12-16 |
Family
ID=29361721
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12999879U Expired JPS5855111Y2 (ja) | 1979-09-21 | 1979-09-21 | 漁船の生巣スカツパ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5855111Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6227517Y2 (ja) * | 1981-05-28 | 1987-07-14 | ||
JPS6129141U (ja) * | 1984-07-26 | 1986-02-21 | 本田技研工業株式会社 | 遠心クラツチ |
-
1979
- 1979-09-21 JP JP12999879U patent/JPS5855111Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5648993U (ja) | 1981-04-30 |
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