JPS5854966B2 - 浮遊式チツプ、プラント、システム - Google Patents

浮遊式チツプ、プラント、システム

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Publication number
JPS5854966B2
JPS5854966B2 JP10413676A JP10413676A JPS5854966B2 JP S5854966 B2 JPS5854966 B2 JP S5854966B2 JP 10413676 A JP10413676 A JP 10413676A JP 10413676 A JP10413676 A JP 10413676A JP S5854966 B2 JPS5854966 B2 JP S5854966B2
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JP
Japan
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logs
chips
chip
main hull
barge
Prior art date
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Expired
Application number
JP10413676A
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English (en)
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JPS5331802A (en
Inventor
喬之 仁田
碩夫 武藤
進 平田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Expired legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 製紙用の原料であるパルプは原木を一旦チップにした上
でパルプ化しているが、従来これらの加工工場は、所謂
インフラ・ストラクトチュア(工業立地の基礎基盤、即
ち周辺地域の電気、水道などのエネルギー施設や陸路、
水路などの交通施設等の公共設備)の少い場所に設備さ
れて稼動している。
即ち、原木の供給源である森林は、通常未開発地域(現
地)に多くあるが、これらの地域は工場立地に不適当で
ある。
次に第1図を説明すると、1は才開発地域、2は工業地
域、3は船積地域、4は遠距離輸送、5は近接地輸送、
6は近距離輸送である。
このため第1図aの如く、原木を集荷した上で木材運搬
船で通常渡洋の遠距離輸送4して工業地域2にある地上
工場でチップ化し、同じ工場内若しくは近接地輸送5を
行ない次の工場でパルプ化している。
又第1図すの如く、原木を森林に比較的近く、かつチッ
プ運搬船の接舷できる岸壁を有し、更に周辺が成る程度
開発されている地域である船積地域3にある地上工場へ
近距離輸送6してここでチップ化し、チップ運搬船でパ
ルプ工場のある工業地域2へ通常渡洋の遠距離輸送4し
ている。
しかし前記第1図aの場合、原木を森林近くで集荷し、
これを外航船のいる岸壁又は河口などの沖合迄鉄道やト
ラック又はパージなどで運搬しているが、大きな木材の
ため扱いに<<、積換えや運搬が甚だ非能率であった。
一方策1図すの場合も原木の集荷、チップ工場迄の運搬
が同様に非能率であり、更にチップ工場稼動当初は原木
伐採地よりの距離が近くても、通常数年後以降は近くの
原木を伐りつくすにつれて順次遠くなり、非能率さが漸
増しているのが現状である。
本発明は前記従来の欠点を解消するために提案されたも
ので、河、湖、湾内などの水路上を移動可能で、原木積
込みを主と補助の方法で行なうことができ、次に連続流
れ作業でチップ化して払出す組合せ装置を有する浮遊式
チップ・プラントシステムを提供せんとするものである
以下図面の実施例について本発明を説明すると、第2図
〜第7図に於いて7は主船体、8はチッププラント工場
建屋、9は居住区、工作室、倉庫などの甲板室、10は
係留スペース、11はユーティリティスペース、12は
チッピングスペース、13は原木貯蔵スペース、14は
ウッドフィーディングシュート、15はフォーlレアツ
ブコンベヤ、16はログスパイラルラインアップロール
、17はベルトコンベヤ、18はチッパ、19はパイプ
、20はイクアライジングビン、21はチップスクリー
ン、22はリチツパ、23はダスト移送ベルトコンベヤ
、24はベルトコンベヤ、25はホッパシュート、26
はフィーダ及びブロワ、27はコンペイイングパイプ、
28はガントリクレン、29はガントリクレン用軌条、
30は横行トローリ、31は昇降式フック、32は主船
体後部凹部、33はフェンダ、34はキャプスタン、3
5はもやい索、36は錨及び錨索、A、A’は絆舟、B
はチップバージ、Cはチッププラントバージ、Dは甲板
パージである。
さてチッププラントバージCの主船体7には後部に凹部
32と、後部両舷にウッドフィーディングシュート14
を取り付けるための切欠きがあり、後半部は原木の積込
み及び貯蔵、前半部中央がチッピングスペース12と、
発電機などのユーティリティスペース11となっており
、建屋8で覆われている。
これの両舷は居住区、工作室、倉庫などの甲板室9、前
部両舷は係留スペース10であり、キャプスタン34や
、図示していない係留器具がある。
建屋8の前壁部は下部はブルワーク又は手摺り、上部は
後述するコンペイイングパイプ27の操作を考慮して必
要個所は切り欠いである。
又後壁部はガントリクレン28の走行上邪魔になる部分
は切り欠いてあり、下部には甲板上にコーミング材があ
る。
又主船体7の周囲にはパージや絆舟などの接舷のためフ
ェンダ33が取り付けである。
更に主船体7の前後部にわたり、ガントリクレーン28
が軌条29上を走行するようになっており、同ガントリ
・クレーン28には横行トローリ30と、昇降式フック
31があり、船体中央部の任意の位置間で吊り卸しが可
能となっている。
又主船体7の内部には必要に応じて倉庫、燃料タンク、
清水タンク並に船体傾斜調節りためのバラスト水タンク
などを設けである。
一方原木積込み加工、チップ払出し設備は、後部両舷に
あるウッドフィーディングシュート14が扇形にかなめ
部に向って傾斜していて、同かなめ部は水中に没してお
り、縁部は水面付近にあって原木を運搬して来る靜舟A
が接舷できるようになっている。
原木は靜舟Aからウッドフィーディングシュート14に
移され、これの傾斜部を転がってかなめ部に至り、その
下方迄伸びているフォールアップコンベヤ15に乗り移
る。
このコンベヤは原木が引っかかるつのが出ているチェン
コンベヤである。
原木はこのコンベヤにより上方に運ばれ、ログスパイラ
ルラインアップロール16により向きを主船体中心線に
平行に直され、移送用のベルトコンベヤ17に移される
ベルトコンベヤ17には両側にあるフォールアップコン
ベヤ15などから原木が来るのでそれが重なり合う事が
あるが、この場合にはその原木を人力などにより取り出
して両側にある原木貯蔵スペース13に一時的に保管し
て密疎を調節する。
又ベルトコンベヤ17上の原木の流れがまばらになると
、この貯蔵スペース13にある原木を適宜人力やガント
リクレン28により補給して流れが出来るだけ均一にな
るようにする。
次にベルトコンベヤ17からチッパ1Bに供給された原
木はここでチップにされるが、チップはチッパ18によ
り吹き飛ばされ、パイプ19を経て上方にあるイクアラ
イジングビン20に入り、次にチップスクリーン21に
至る。
ここでふるい分けられるが未だ大きすぎるチップは、リ
チツパ22に至って小さなチップに再加工され、再びチ
ップスクリーン21に戻る。
又細かいチップダストはダスト移送コンベヤ23により
舷外に搬出される。
一方適当な大きさのチップは、チップスクリーン21か
らベルトコンベヤ24に移って上方にあるホッパシュー
ト25に入る。
そしてこれの下部から取り出されたチップは、下方にあ
るフィダー及びブロワ26により圧縮エアでコンペイイ
ングパイプ27内を風送される。
このコンペイイングパイプ27は上方より吊られ、基部
にあるボールジヨイントなどにより俯迎、旋回が、又伸
縮接手により伸縮が可能な構造となっていて、この中を
風送されているチップは先端より吹き出し、第5図の如
くチッププラントバージCの前部に横向きに接舷してい
るチップバージBの船倉に積込まれる。
しかしチップの払出しは必ずしも上記風送設備による必
要はなく、ベルトコンベヤにて舷外へ払出しても良い。
又原木積込みの補助設備として、主船体後部の凹部32
の部分に原木を塔載した絆舟A′を接舷させ、ガントリ
クレン28により原木を吊り上げ、コンベヤ1Tに直接
供給するか、又は原木貯蔵スペース13に移送すること
ができる。
又ガントリクレン28が利用できるため、主船体後部の
凹部32に甲板パージDなどを係留させ、これの甲板面
を一時的原木貯蔵スペースとして利用することもできる
更にチッププラントバージCは、第7図の如く錨及び錨
索36により係留する事ができ、これの作業時の動力に
はキャプスタン34や、ガントリクレン28を適宜使用
して行なう。
又バージBへのチップの払出しは、第5図、第6図の如
くキャプスタン34を利用してもやい索35によりバー
ジBを順次ずらし乍ら、その船倉にチップを塔載する。
この場合バージB船倉上へのコンペイイングパイプ27
の吹出し口の位置は、パイプの俯迎、旋回、伸縮などに
より調節する。
このようにすることにより、バージBをずらさずチップ
プラントバージCに固定した場合に必要なバージBの船
倉の長さ方向にチップ供給口を走行させるための大損り
な設備を省略する事が出来る。
なお、以上の説明は皮はぎ後の原木を積込み加工する例
で示したが、皮つき原木の場合にはベルトコンベヤ17
の間に受はぎ機を設けることにより、同じ要領で積込み
およびチップ加工、払出しをすることができる。
以上詳細に説明した如く本発明は構成されているので、
本発明によるシステムを主として原木採取地の近くの河
川、湖、湾内などに係留し、ここに集荷された原木を積
込み、チップに加工して払出す迄を流れ作業で行なうこ
とができる。
又原木採取地は伐採が進むにつれて移動するが、これに
つれて本発明のシステムを水上移動させることにより固
定式陸上プラントに比し原木集荷の能率化によってコス
トダウンを図る事ができ、かつ今迄利用しにくかったよ
り奥地の原木を切り出す事ができる。
又原木積込みは主の方法であるウッドフィーディングシ
ュートを使用するだけでなく、補助の方法としてガント
リクレンを利用して積込むこともでき、更に主船体上の
原木貯蔵スペースと、要すれば後部凹部に係留した甲板
バージなどを予備原木貯蔵スペースに利用できるため、
これらを適宜使い分けることにより、原木の流れをスム
ースにし、プラントの稼動効率を上げることができる。
又ガンI−IJクレンは主船体上を前後部にわたり走行
できるため、原木積込補助装置として利用するだけでな
く、チッププラントや発電機などの機械類のメインテナ
ンスや、係留作業その他種々の雑作業に利用することが
でき、他に余り機械力のない不便な地域で利用すると効
果が太きい。
なお、本発明はチッププラントバージに適用して有効で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図a、bは夫々従来の原木を輸送してパルプを製造
する場合の工場立地及び輸送方法を示す説明図、第2図
は本発明システムの実施例を示す側面図、第3図は同平
面図、第4図は第3図のX〜X断面図、第5図及び第6
図は夫々チップ払出時のチップバージへの積込要領を示
す説明図、第7図は同チッププラントバージの係留状態
を示す説明図である。 図の主要部分の説明、7・・・・・・主船体、13・・
・・・・原木貯蔵スペース、14・・・・・・ウッドフ
ィーティングシュート、15・・・・・・フォールアッ
プコンベヤ、17・・・・・・ベルトコンベヤ、18・
・・・・・チッパ 21・・・・・・チップスクリーン
、22・・・・・・リチッパ、23・・・・・・ダスト
移送ベルトコンベヤ、24・・・・・・ベルトコンベヤ
、25・・・・・・ホッパシュート、26・・曲フィー
ダ及びブロワ、27・・・・・・コンペイイングパイプ
、28・・・・・・ガントリクレン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 主船体、同主船体後部に設けられた原木積込み装置
    、同積込まれた原木を原木貯蔵スペースに移送するコン
    ベヤ装置、前記原木貯蔵スペースの前部に設置され原木
    をチップにするチッピング装置、同チッピングされたチ
    ップを大小にふるい分けるスクリーン装置、同チップを
    払出す装置及び主船体上を走行できるガントリクレンと
    を具えたことを特徴とする浮遊式チツフミプラント、シ
    ステム。
JP10413676A 1976-08-31 1976-08-31 浮遊式チツプ、プラント、システム Expired JPS5854966B2 (ja)

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JPS5331802A JPS5331802A (en) 1978-03-25
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