JPS5839280Y2 - 移動式ごみピット - Google Patents

移動式ごみピット

Info

Publication number
JPS5839280Y2
JPS5839280Y2 JP1976038772U JP3877276U JPS5839280Y2 JP S5839280 Y2 JPS5839280 Y2 JP S5839280Y2 JP 1976038772 U JP1976038772 U JP 1976038772U JP 3877276 U JP3877276 U JP 3877276U JP S5839280 Y2 JPS5839280 Y2 JP S5839280Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
garbage
pit
treatment plant
waste
garbage pit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1976038772U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS52130561U (ja
Inventor
実 柴田
洋一 村松
Original Assignee
住友重機械工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 住友重機械工業株式会社 filed Critical 住友重機械工業株式会社
Priority to JP1976038772U priority Critical patent/JPS5839280Y2/ja
Publication of JPS52130561U publication Critical patent/JPS52130561U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5839280Y2 publication Critical patent/JPS5839280Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、洋上あるいは水路に近接して設置されたごみ
処理プラントにおけるごみピットに関する。
ごみ焼却プラント等のごみ処理プラントでは、ごみピッ
トをそのプラント工程の一部に有しており、所定量のご
みを溜めている。
このごみピット内に溜められたごみはベルトコンベヤ又
はクレーン等によって、例へば焼却炉へ導かれるものと
なっている。
なお、焼却炉に導かれるに先立って、適当な大きさに切
断し、不燃性異物の除去又は脱水等の前処理が行われる
場合があるが、この場合にはごみピットから前処理工程
へ送り出されるものとなる場合もあり、ごみピット内で
前処理が行われるものでは前処理の後ごみピットから次
工程へ送り出されるものとなる。
上述の従来のごみピットは、ごみ処理プラント内に固定
的に設けである。
したがって、焼却等の処理がなされるべきごみは、トラ
ックや、船とトラックによってごみ処理プラントへ運ば
れ、ごみピット内へ一時的に溜められる。
このように、ごみ処理プラントに固定的にごみピットを
設けた場合、常にごみをごみピットまで輸送しなげれば
ならないので、トラックや船などの輸送設備が必要とな
ってくる。
又、ごみ処理プラントまでのごみ輸送設備が船の場合、
ごみ処理プラント内にごみの陸揚げ設備を設けなげれば
ならない。
さらに又、ごみの種類如何によってはごみの種類にマツ
チしたこみピットを使用しなげればならないが、固定的
に設けたものでは必要な種類のごみピットを並設してい
る。
このため、ごみ処理プラントのスペースが大きくなる。
そこで、本考案の目的は、上記欠点を改善し、ごみ処理
プラントが洋上又は水路に面して設置される場合、その
立地条件に着目し、低コストでごみの輸送効率の良いご
み処理プラントを提供せんとするにある。
本考案の特徴とするところは、ごみピットをごみ処理プ
ラントと分離可能に浮遊させて設け、ごみ輸送車輛の待
機する岸壁まで移動させてごみを搬入するところにある
以下、図によって詳しく説明する。
第1図は本考案になる移動式ごみピットの一部破断斜視
図である。
第2図は第1図のA−A断面の概略図である。
図において、1は移動式ごみピットの本体を示し、水上
に浮遊する構造となっている。
2は、本体1上に設置されたごみピットであり、ごみ処
理プラントで処理されるごみを一時貯蔵する。
ごみピット2は、ごみ処理プラントの処理工程の一部を
構威し、必要に応じてごみ処理プラントと結合したり、
分離したりする。
3は、焼却等の処理工程へごみを送り出すためのごみ投
入用のホッパであり、ごみピット2の周端付近に設げら
れている。
ごみ投入用ホッパ3から排出されたごみは、ベルトコン
ベヤ(図示しない)によって焼却炉(図示しない)へ送
り込まれる。
4は、ごみ処理用天井クレーンであり、ごみピット2内
へ投入されたごみの山をならして、ごみピット2内に均
一に分散させるとともにごみ投入用ホッパ3まで搬送す
る。
5は、ごみ処理用天井クレーン4上を走行するトロリー
、6は、前記トロリー5により吊り下げられて移動昇降
するグラブバケット、7は、ごみ処理用天井クレーン4
が走行する軌条である。
9は、前記壁体8に設けられたごみ投入口である。
10は、前記ごみ投入口9と岸壁とを連絡する車輛用の
進入路である。
11は、本体1内に設けられたバラストタンクである。
以上の如く構成された本考案の移動式ごみピットの作用
を以下説明する。
通常の状態においては、本体1は、図示しないごみ処理
プラントの処理工程部分と結合されている。
今、ごみを積載した車輌が、該ごみ処理プラントから離
れた位置にある岸壁で待機しているとすると、本体1を
プラントから引きはなし、曳航あるいは押航によって岸
壁へ接岸させる。
次いで、車輛用の進入路10を傾倒して車輛をごみ投入
口9まで進入させ、ごみピット2内へ積載したごみを投
入する。
投入されたごみの山は、ごみ処理用天井クレーン4に設
けられたグラブバケット6により運ばれて平坦化される
ごみ処理用天井クレーン4は、前記の他に後述の如くご
み投入用ホッパ3内へごみを投入し、次工程へごみを送
ることに使用される。
ごみが、ごみピット2内へ多量に貯蔵されると本体1は
その吃水が変位するが、バラストタンク11内のバラス
ト水を調整して岸壁に対して、一定の位置を保たせると
同時にごみ処理プラントの次工程との結合位置を一定に
保たせる。
又、ごみ処理プラントの次工程との結合位置を一定に保
たせるだけでよい場合には、前記ごみ投入用ホッパ3又
は排出されたごみを受ける手段を上下移動可能な構造と
すればよい。
ごみピット2内にごみが満杯になると本体1は離岸し、
洋上プラントへ移行してごみ処理プラントの処理工程へ
接続される。
そして、前述の如くごみ処理用天井クレーン4によりご
みをごみ投入用ホッパ3へ投入して図示しないベルトコ
ンベヤによって移送され焼却等の処理を行う。
以上のとおり、本考案によると洋上処理プラントにおい
ても陸上の設備と同じように車輛だげによるごみ搬入を
行うことができ、特別な積込設備、陸揚設備が不要とな
る。
又、ごみ搬入船を用いて、ごみ処理プラントへごみを搬
入するものにおいては、ごみピットをごみ処理プラント
内に設置して、一時的に貯蔵しなげればならないが、本
考案によると、ごみピット2内体を処理工程に結合でき
るので、特別にごみピットを設ける必要がない。
その上、本考案のごみピットでは必要に応じてごみ処理
プラントへ搬入する時間を用いてごみの前処理を行うこ
ともできる。
さらに、ごみ処理用天井クレーンによりごみピット内の
ならしが、できるので貯蔵効率を増大できる。
さらにまた、ごみピットが分離可能であるので、種々の
ごみにマツチした別のごみピットに交換することができ
、ごみピットによるごみの制限がなく、処理プラントの
ごみ処理範囲の増大が可能である。
バランスドタンクを設けたものでは、ごみ量の変化、潮
の干満による吃水の変位あるいは、傾きを調整しつるた
め、岸壁あるいは処理プラントの処理工程と結合させる
に際し、常に一定の位置を保たせることができる。
なお、前述は、洋上処理プラントについての実施例であ
るが、本考案は、水路に近接して設置されたごみ処理プ
ラントにも実施しうるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す一部破断斜視図であ
り、第2図は、第1図のA−A断面の概略図である。 1・・・・・・本体、2・・・・・・ごみピット、3・
・・・・・ホッパ4・・・・・・ごみ処理用天井クレー
ン、7・・・・・・投入口、11・・・・・・バラスト
タンク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 洋上あるいは水路に近接したごみ処理プラントの処理工
    程と結合したごみピットを該ごみ処理プラントから分離
    可能の浮遊構造体とし、ごみピットがごみを搬入するた
    めに着岸したとき車輛からのごみを投入しうるように設
    けられたごみ投入口と、ごみピット内に投入されたごみ
    をならし、かつ、ごみをごみ投入用ホッパまで移送する
    ため、該ごみピット上部を走行するように設けられたご
    み処理用天井クレーンとを夫々ごみピットに設け、ごみ
    ピットがごみ処理プラントに結合した時、該ごみ処理プ
    ラントの処理工程へごみピット内のごみを移送するよう
    に前記ごみ投入用ホッパをごみピットの周端部に設け、
    ごみ処理プラントのごみピットをごみ搬入用の搬入船兼
    用としたことを特徴とするごみ処理プラントの移動式ご
    みピット。
JP1976038772U 1976-03-31 1976-03-31 移動式ごみピット Expired JPS5839280Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976038772U JPS5839280Y2 (ja) 1976-03-31 1976-03-31 移動式ごみピット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976038772U JPS5839280Y2 (ja) 1976-03-31 1976-03-31 移動式ごみピット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS52130561U JPS52130561U (ja) 1977-10-04
JPS5839280Y2 true JPS5839280Y2 (ja) 1983-09-05

Family

ID=28497944

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1976038772U Expired JPS5839280Y2 (ja) 1976-03-31 1976-03-31 移動式ごみピット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5839280Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS52130561U (ja) 1977-10-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5501563A (en) Bulk material loading and unloading facility for sea-going ships
JPS5839280Y2 (ja) 移動式ごみピット
US3881530A (en) Plant for evacuating dredged material
US3590887A (en) Port facility ship sewage collection, transportation and disposal system
JPH115589A (ja) 廃材処理プラント船
KR100234472B1 (ko) 쓰레기 소각선의 컨테이너 반송 방법
JP3743344B2 (ja) 濃縮汚泥の処分方法
JPS6141692A (ja) 塵芥処理船
JPH06127470A (ja) スラリー船を利用した荷役設備
JP4099477B2 (ja) 骨材保管搬送方法および骨材ストックヤード
GB2280888A (en) Disposal of waste
CN212198307U (zh) 一种水上漂浮物上岸输送可翻转卸料装置
JPS57112527A (en) Treatment of sludge
KR100234473B1 (ko) 카타마란형 해상 쓰레기 소각선
JPH03110313A (ja) 生活系廃棄物焼却プラント
FR2316117A1 (fr) Navire de transport tel qu'un navire dock pour le transport par exemple d'engins flottants et d'engins roulants
JPS5854966B2 (ja) 浮遊式チツプ、プラント、システム
JPS6233680Y2 (ja)
JPS629196Y2 (ja)
JPS6036231A (ja) ばら荷揚荷装置
JPS60128091A (ja) 既存船を利用したゴミ処理方法及びゴミ処理船
CN111409779A (zh) 多功能环保工程船及其停泊方法
RU13362U1 (ru) Бункерная гидромеханизированная баржа
JPS57110576A (en) Bulk carrier
SU810553A1 (ru) Устройство вертикального перемещени гАзОРАзбОРНыХ пОСТОВ B плАВучЕМдОКЕ